オレアンダーセージ
日本語:キョウチクトウ
学名:Nerium oleander var. indicum またはOleander Sage
解説
キョウチクトウ(夾竹桃)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。インド原産で中国経由でアメリカに持ち込まれた。現実世界でも江戸時代に園芸植物として伝来した。和名は、葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることから。強力な毒成分(強心配糖体のオレアンドリンなど)が含まれ、キョウチクトウを燃やして出た煙にも残る。なおその強い毒性は土壌にも残る。日本でもキャンパーがこの枝を箸の代わりにした所、死亡した事件もあるほど。他に刺身に添え物の花として出してその魚に毒が付いて死亡した事案もある。凶悪な植物ではあるもののそのためか環境汚染にもとても強い。その美しさから園芸植物としても親しまれている。くれぐれも扱いは慎重に行わなければならないとされている。
最終更新:2021年08月16日 07:23