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  • 恐れを知る研が行く

ressenrowa @ ウィキ

恐れを知る研が行く

最終更新:2022年12月27日 22:20

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泉研は天下無双を誇っていた、今まで繰り広げられたジュラル星人との戦いは
戦いというより駆除作業という表現の方が適切、それほど一方的だった。
挑んだジュラル星人は多少の例外はあれど研にキズ一つ付けられず瞬殺され
ひどい場合はわずか2秒以内に始末された個体もいた。

触手で首を絞めたり
研にビジュームベルトを展開させたほど
粘った個体は非常に奮戦した方だろう。

研がジュラル星人を秒殺するのはこれ以上の犠牲を広げぬため。
あの異星人を野ばなしにすれば
悪辣な策略で数え切れないほどの人間が犠牲になる。

産婦に提供する病院食に工場廃液を混入させ
誕生する赤子をふつうの状態で生まれなくなり、
子孫繁栄を阻むだけではなく
子を産んだ親の心すらも冷酷に踏みにじるマッドグリーン作戦は最もたる例。

だから研は嘆き悲しみ、滅びゆく人をこれ以上増やさないため
ジュラル星人を決着のときまでただ葬り続ける。

やつらとの戦いで油断することは一度も無く一度交戦すれば終わりまで
撃破することのみを考えながら戦う、その意識もあってか敗北を喫したことはない。
だが無意識に慢心はしていたかもしれない、圧勝を繰り返すあまり
自分はジュラルを、敵対する者は倒せて当然という傲りの思考に染まっていた。

その帰結はさきほどの通りだ。ジュラルには見えない未知の猛獣人に
手も足も出ず0距離のビジュームベルトを浴びせても決定打になったとは思えず、
せいぜい吹っ飛ばせた程度だった。

「……」

全勝だった研は、はじめて戦いの恐怖を感じる。

泉研は小学性の子どもであり、本来なら命のやりとりとは無縁、
しかしチャージマン研として地球のため、全人類のため戦うと決心したあのときから
戦う事を受け入れた。

「怖じ気づいている暇なんかない、旧友気取りのあいつはどこにいるんだ!」

撤退を余儀なくされたあの獣人をはじめとしてこの戦いの舞台には
研の知らぬ怪物など無数にいるかもしれない。
少しでも気を緩ませればすぐにやられ死に絶えるのは必定。

そんな怪物たちを殺せるはずの兵器がこの会場には確かにある。
バリカンの旧友と偽ったあいつさえいれば少なくともあの獣人は倒せるだろう。

だがどこにいるかが全くわからない
この広い会場をくまなく探すしかない
居場所のヒントはかけらほどもなく
最悪発見できなければ獣人の撃破は不可能に近い。

スカイロッドがもし支給品としてこの地にあればまだわからないが。
その可能性は極めて低いと研は考えている。
スカイロッドは陸海空を自由自在に飛び回り
宇宙空間も難なく飛翔できるほどの高性能の機体だ。

そんなハイスペックマシンがもし支給されたら
殺し合いは一方的な殺戮劇場に様変わりする。
あれを支給されて優勝できないほうが難しいだろう。

考えれば考えるほど不利な要素だけが芽生えてくる。
しかし暗い可能性を考える暇があるなら行動し活路を築くのが研という少年だ。

仮に旧友を捕獲できずとも屈強で殺し合いの打破が目的の同士が
存在していることもあり得る、そういった者と力を合わせて
敵を倒すことも本当にいればの話になるが視野に入る。

チャージマン研は恐怖を知ってもなお進む、殺し合いを停止させ、人々を守り抜くために。

◆

がむしゃらに地を駆け抜けた研に見えたのは
欧米の中世時代を連想させる城壁に守られ中央には
巨大な塔がそびえ立つ町だった。
遠目で見ても以上の内容がすぐに理解できる

だがただの町ではないのはすぐにわかった。
こんな殺し合いの大陸にわざわざ建設してる時点で
普通ではないが、何より不思議に思えたのは
常夏の太陽に照らされているかの如くまぶしく明るく
夜の暗闇とは無縁であったからだ。

「な、なんであそこだけ昼間みたいに明るいんだ…?」

町を構成する無数の建物全部が点灯されているとしても
あれほど明るさにはならないはず、
なにか仕掛けが、それとも建物を支えるレンガやコンクリートの全てが
直接発光しているとでもいうのか。
その謎は直接足を踏み入れない限りわかることはない。

「なにかあるかもしれない、とりあえず行ってみよう」

入り口前にある階段に近づくが
一定距離に達した時点で
研の身は異様な暑さに一瞬で火照り、猛烈な光に照らされ、
精神はあまりの高温に戦慄して震えた。

「なんだこの暑さは…!?
真夏の炎天下よりもよっぽど暑いじゃないか…!?」

以前、ジュラル星人の罠にはまり
南海の孤島に鎖で縛り付けられ
灼熱の日光に身動きができないまま照りつけられた
経験があるがあの時よりもさらに暑い。

町を、いや町がある区域そのものを包み隠している異様なほどの高熱は
ますます発汗を誘い、疲労で荒れた呼吸もさらに荒くなる。
まるで火口のすぐそばにいるかのようだ。

暑すぎて町の探索や休息などとてもというほどでもないが集中しづらい。

「ここには何があるんだ…?」

ここまで温度が高まり明るい要因は現時点ではわからないが
この暑すぎる場所にとどまるのはよほど暑さに慣れているか
優れた熱耐性を備えている者。
普通の人間なら水分も体力も恐ろしい速度で奪われる。
脱水症状への直行もいいところだ。

ある程度の時間捜索して超高温の理由や殺し合い打破になりうる有益な情報
などを入手できなかった場合は早々に去った方が良い。
肉体が上部なジュラル星人もこの暑さでは例外になることは無理だ。
退出することを頭にいれつつも
階段を上り竜の頭部を模した門をくぐり街へ訪れた。

街の中はまさに万人が想像する中世時代の城下町そのものといった作りで
長きにわたって続く歴史の重みが伝わってきた。

城壁を構成するレンガやコンクリートは
色褪せ所々ヒビが映えているが
全てをそのまま残せば老朽化で住みにくくなるのか
石畳の道路や電灯などの一部インフラは新造や改修が施されているようだ。
少なくとも殺し合いのために急ピッチで
築かれたような街には思い難かった。

「すっごいな~中世の街にしか見えないよ。
城壁を古く見えるように加工してまで
昔の雰囲気を作りたかったのかなあ?」

中世の戦争は騎士が馬にまたがり、
剣と盾を身につけ戦うイメージがあるが
もしかすると本当にこの殺し合いに中世時代に生きる剣士がよばれ、
彼らにも馴染みやすいように元の時代の文化に合わせた施設や建造物を
わざわざおったてたとか…?

あまりの暑さで思考力が鈍っているのかどうでもいい事を想像してしまう。
今はこの場の探索に気を向けるべきだ。

思えばポケナビに付いているマップもまだ目を通してはいなかった。
歩きつつポケナビをバッグから取りだし操作した。
街の中を効率的に調べるためポケナビのマップシステムを起動しようとする。

獣人をまいて安全を確保した瞬間から落ち着いて
殺し合いの舞台の地理や各施設の内部マップを
確認するべきだった。(バトルロワイヤルの大陸のマップは
ともかく各施設を記したマップまであるのかは定かではないが)
焦りと同様で適切な行動を選ばなかったのを反省する。

「え~とえ~マップは~?んぁ?」

ボタンをポチポチ押したのとほぼ同時に地割れの轟音と
鋼が砕け散ったような破壊の鳴動が混じったような凄まじい音が研の聴覚を刺激した。
ボタンをプッシュした際の音なのか?いや絶対違う。

初期設定でこんな低くて物騒な衝撃音をプッシュ音を使っている機械など研は知らない。
砲撃のような低く危険性をただよわせる音が徐々に大きくなっていく。

「たぶんとてつもない奴が来ている…!誰だ誰なんだ!」

ポケナビをバッグにしまい
アルファガンを再び構え臨戦状態に入りつつも
歩みをやめず町からの探索は一応続けようとする研。

さきほど交戦した獣人のように己を凌ぐ強者であれば
正面からの戦闘に突入せず、逃亡中にアルファガンを連射して
追い付けずらくしてどうにか撒きたい。
逆に恐怖や焦り、優勝時の願いに魔が差し殺し合いに乗った人間や
ジュラル星人ならば直ちに麻酔銃モードで無力化またはそのまま撃破すれば済む。

「いや待てよ…こんな音がする時点でジュラル星人でも人でもないはず…」
「ここは隠れて様子を見た方が良いかもしれない」

そもそも落石か砲撃じみた轟音が聞こえる時点で
音を発している正体がジュラル星人でも人間でもないのは明らか。
触手や単なる足ではド派手な踏み音を鳴らすことはまず無理である。
暑さで頭が鈍ったあまり割と簡単なことも
即座に判断できなくなってしまったらしい。

中世時代を再現した街並みに少々不似合いな赤い屋根の建物に
隠れ、窓から足音を起こした者を拝見することにした。

音がますます大きくなり接近しているのが嫌でも分かる。
気配を悟られないために、戦慄と高熱による息の乱れをどうにか抑える。

今度は歩行音とともに建造物がバラバラに壊れた音と橋が砕け散る崩壊の音が聞こえた。
こわれたのは塔らしき建造物をつないでいた橋と塔の入り口だろう。
そいつはもうすぐそばにきている。
こんなに好き勝手に壊しまくる当たり相当凶暴なようだ。
いちいち破壊しないと気が済まないのか。

(どんな怪物が来てるんだ…ようし来てみろ…)

大地に目がけて大砲を発射して叩きつけたような轟音が
肥大化するにつれて研の緊張も増していき
脅威の来襲をこれでもかと思い知らされる。


じわれや砲撃を思わせる大音がとうとうすぐそばに
来たことが分かるほど大きくなり
研は窓のぞき見て恐ろしい音の正体をこの目でとらえた。


(ま、まるで…大怪獣じゃないか…!?)


じわれが発生した大陸のように厳つい甲殻
甲殻の隙間からは半宵に煌めくマグマのような
梔色の光を放っている。
ヒグマが比較にならないほど強靱で
全てを引き裂く鋭利なかぎ爪。

少年の瞳が捕らえたのは怪獣映画で
題材に選ばれそうな真紅の大巨獣であった。

◆

解せない、ここはどこだ、誰がいつ、どこで、
なんのために、どんな手段で、私を捕らえた。
塵にも劣り、惨めで無意味に生きる屑はどこにいる。

至急私は解放しろ、解き放て。
何の因果でこのような愚行にすら満ちぬ
ふざけた蛮行を私に仕掛けた。

吐き気を催し、二つの眼が破裂するくらい充血し
全身を巡る血管が今にもはち切れそうなほど憤慨している。

悪鬼の首魁、無惨は裏切り者の珠世に
植込まれた薬の解除のため肉の繭に身を潜めていたはずであった。
最後に残っている記憶はそれだけだ。

気がつけばなにもないだだっ広いだけで
何も変わった要素のない場所へ閉じ込められた。
さながら一瞬の場面転換であった。
肉の繭に潜っていた記憶と現在の記憶がまるで直接結びついているかに思えた。

「目覚めてくれたかな!ようこそ諸君バトルロワイヤルの世界へ!」

唐突にやかましく耳障りな声が聴覚にぶつかる。
私は今貴様の不快な声などを聞いている場合ではない。
ひたすら苛立ちが積もる、酒乱の戯言にも満たない雑音など聞かせるな
過度な不快感のあまり耳どころか頭を破壊したい激情に駆られる。

「予告もなくいきなり召喚され、それぞれ狭い個室に閉じ込められたのだ。
さぞかし困惑しているだろうが、諸君らのほとんどは歴戦の実力者だ。
すぐに状況が飲み込めるだろう。」

飲み込めるだと、ふざけるな遊ぶのも大概しろ
唐突に元の場所から無理矢理引き離し
わけのわからぬ空間に押し込まれて平常になれる者がいるか。

「きみたちを呼んだ理由は一つ!レインボーロケット団の新幹部を決めることだ!」

「バトルロワイヤルという言葉を聞いてすでに
察している者もいるかもしれんがわからない者のために
その決め方もたった今伝えよう」

「それは…バトルロワイヤル!他の言葉に言い換えるなら…戦いだな!」

戯れ言を自重する発想に至らぬくらい声の主の頭は軽いのか?
余計な言葉を吐き散らかす暇があるのなら最優先でこの私を解放しろ。
この私をバトルロワイヤルに巻き込むのは天地逆となろうが許しはしない。

無惨の趣味は他国から輸入される物品、異国の言葉や文化、新しい機械などを学ぶこと。
だから海の向こうの文化にもある程度雑司が深く、
バトルロワイヤルの意味も理解できている。
海の向こうの国ではプロレスという運動競技があり、
そのプロレスの形式の一つにあるのが
複数人で同時に開始し、一人残った者が勝利と判定される
バトルロワイヤルであるという。

声の主はなにをいっている?
偽りではなく真に気が触れているのか?
選手でもない私になぜ私にレスリングを強いる?

「君たち全員で生存競争をおこない優秀な生き残った者にこそ
新幹部の座がふさわしい!」

生存競争か、今不快な声を漏れ散らかしている輩は間違いなく気が触れている。

プロレスのバトルロワイヤルとは命を削り合う戦いではなく運動競技の形式の一つだ。
自分の吐き出した言葉の意味も知らず、誤った意味という事を認識していないとは。

「そして新しい幹部が生誕した暁には記念にどんなねがいでも
叶えてあげようではないか!」

「フフ…幹部の座そのものに興味は無くとも願いには
関心がある者もいるだろう?むしろほとんどが願いのことしか頭にないかな?」

「しかし言葉で説明するだけでは緊張感も雰囲気も作れんな…
では景気づけには…そうだ見せしめが必要だな…どれ!」

見せしめ?

無惨の目の前に深紅の外甲で覆われ、
おとぎ話に現れる怪物ように威を持つ存在が
太陽のまばゆい輝きとともに現れたのはそのときだった。

そいつの顕現と呼応し、室内では本来あり得ないが、
太陽を思わせる高熱が当たりを包み込んだ。
気が狂うほど恐ろしい日の輝きを光よりも速く無惨は感じ取った。
その瞬間になぜ日が現れたのか、貴様はいったい。などと四の五の想像するよりも先に
肉体を動かそうとしし、肉の鎧も纏わんとしたが纏えなかった。

耳飾りの剣士と邂逅時と同じように荒ぶる生存本能を持って
身を全力で動かそうとしても全て無駄であった。
したところで瞬時に蒸発するだけだが1800の肉片に分裂も不可能。
さらに厳密に言えばあらゆる行動を起こす暇は一切なかった。
銀河系の中心に座す日輪と同一の閃光は
あまりにも強く、至大、壮絶なまでの輝きだった。

ただの陽光であれば肉の鎧を佩びて地中に潜ればしのげるが、今、無惨を晒した光は
放置すれば全ての海をも干上がらせ全大陸を旱魃へ追いやる大日照り、
世界の破滅すら招く災の日に、悪鬼の首魁は天地逆になろうとも耐えられず
一瞬すらも過去にする速度で無に還った。

傍若無人の生は千年にも渡り、必然必定の死は雷鳴よりも早い。

◆

周囲が炎天下の太陽を彷彿とさせるまばゆい光に呑まれる。
この怪物には特性が備わっている。

おわりのだいち

その名に違わずだいちに生きる全てを終わりに導く能力。
命を育む海は枯れ、永久の大日照りを持ってあらゆる生物は終焉を迎える。

グラードンは殺し合いの島に転送される前、既にある秘具を支給され手にしていた。

べにいろのたま、超古代ポケモングラードンを原始の肉体に戻し、
眠れる能力を解き放つ姿に、もじどおり回帰させる効力を秘める。

ゲンシカイキを成し遂げた姿の名称はゲンシグラードンであった。

特性のおわりのだいちによって周囲は
例え夜の時間であろうが大雨や吹雪が巻き起ころうが
陽の恵み、いや陽の呪いとも称すべき絶光が注ぎ
とてつもない超温と日射に呑まれる。

太陽のきらめきを弱点とする生命体が
ゲンシグラードンと対峙すれば逃げられない滅びが待つ。

先ほど滅した鬼舞辻無惨は実にわかりやすい例だ。

生物の常識など知らぬ通じぬと言わんばかりの回復力を持ち
弱点の日輪の元に晒されようがある程度しのぐ術をも備えるが
ゲンシグラードンの前では全てが無意味、
天運の加護や奇跡に恵まれようとも虚構と同化、死に絶えるだけだった。

このゲンシグラードンには本来野心も願いも何もない
おおひでりによって星中の水が蒸発するのはあくまでも目的ではなく
ただグラードンの存在、さらに言えば特性によってそうなっただけの話。

しかしこのグラードンはレインボーロケット団の魔の手にかかり
ガラル粒子を注入されダイマックスを遂げ、ゾッド&シルディに利用された
ガラルのポケモンたちのように暴走状態にあるものの
元のサイズを優に超える巨体を身につけた。

正気を失いダイマックスの力に縛られたが
具体的な野望を持たぬグラードンは
暴走の影響で負荷が強く掛かったのか
肉体を休めるべくスタジアムの中央で静かに眠りしばらく佇んでいた。
しかしシティに訪れた泉研を察知したのか沈黙を破り覚醒。

隠れた研の発見はできなかったが積極的に探し回る気もないのか
一エリアにとどまることに意味を感じず
城門を破壊して去った。
巨体が触れるだけで建築物は詰まれたレンガの如く崩れ砕かれていく。

暴走下にあるのも影響し、
一度でも襲われれば外敵の沈黙を判断するまで戦闘、
蹂躙を続けるほど凶暴性が増大化している。

(奴に真っ向からぶつかっても勝てるわけがない!
どうしてこんな怪獣まで召喚されているんだ!?)

怒れる神すらも連想させる威光と
底知れない力をこれでもかと思い知らせんとする姿態。
研は挑む気どころか姿を目に触れることまで拒みたくなる。
人類が束になってもかかろうとも虫ケラのように蹴散らされ
屍の山が築かれるだけだ。

人類の守り手チャージマン研といえど
所詮は通常の人間、それも小学性の子どもにすぎない。

勝負すればただ負ける、だから挑まない、だから隠れる。
旧友の爆破でも倒せるか怪しいレベルだ。
本気で倒すとなればそれこそ核爆弾のような大兵器が必須ではないか。

(バッグに首輪もある…じゃああれも参加者…!?あんな怪獣まで参加者にするなんて…
レインボーロケット団っていったいなんだ!?)

チャージマン研がスカイロッドで出撃しても間違いなく敵わないような化け物だが
参加者のトレードマークとも言える首輪がはめられている。

何もかも信じがたい、人の手には負えないような大怪獣まで
手軽に殺し合いの渦中へ放り込むなんてあり得ない。

まさかサカキは、サカキ以外にもいるはずの
レインボーロケット団員は人の枠を超越した化け物の集まりか。
もしくは次元の違う技術力を掌握している科学者の集いか。

(そういえば名簿には大仏様の名まであったな…)

以前ジュラル星人に利用され不本意なはずの破壊活動を強要されるも元に戻せた大仏様。


初めて大仏の名を見た時は通称か俗称に思えたが
あんな大怪獣まで参戦してることからして
大仏様はこんどはレインボーロケット団に操られ
再度、悪の手先に成り果てて放り込まれた可能性がある。


狂気に満ちた大仏を正気に戻すのは前と比べてあまりにハードルが高いだろう。


(大仏様はまた元に戻してあげたいけど…今度ばかりは無理かも知れない。)


まず現在スカイロッドは現在手持ちにないが、
恐らく誰かに支給されている可能性が非常に高いと推測する。

先ほどはあまりの性能故にスカイロッドをはじめとした兵器は
誰にも支給されていないと思ったが
武装した人間ですらとても勝てないような怪獣が参戦しているのだ。

そんな巨大参戦者に太刀打ちできる万能兵器が誰かに
支給されている可能性は高いはず、というより支給されていない方がおかしい。

もし支給されていなければ怪獣だけが超高確率で生存する出来レースではないか
幹部の席を目指すどころが具体的な願いを考える知性と
言語能力のない奴が優勝したところで何になるというのか。

恐らくはレインボーロケット団は等身大の参加者を試しているのだろう。
身体能力や白兵戦における実力だけにとどまらず
兵器を駆使して怪獣すらも屠れる戦闘機への操縦力や
己よりも遙かに巨大な敵に立ち向かう度胸も幹部には欠かせないと考えているはずだ。

(今までにない山場がどんどん押し寄せてくるだろうな…
ジュラル星人との戦いよりよっぽど辛くなるはずだ。)

獣人をはじめとする体感したことのない苦戦、
それに加えいつかやらなくてはならぬ大怪獣の始末。

上記以外にも未知の困難が研の前に最大の試練として
立ち塞がりまくるのは想像に難くない。
バトルロワイヤルの世界は研にとって初めての絶望的な困難、
そして真に乗り越えるべき絶壁になるのだ。

(だがどんなに苦しい目に遭ってもめげないぞ…!
僕はチャージマン研なんだ!)

前例のない想像を絶する試練の予感がしても
くじけることはあり得ない、あってはならない。

世の平和が訪れるときまで戦い続ける。
強固な決意と常に充電されている闘志は何度打ちのめされても、
ただならぬ脅威がなんど突きつけられようとも揺らがない。

チャージマン研は不屈の守護者として使命がある。

使命を果たすまで諦めない
そして平和の時まで負けるにはいかない。

【E-5 ナックルシティ/未明/一日目】

【泉研@チャージマン研!】
[状態]:疲労(大)、発汗(大)チャージマン研に変装中。
[装備]:アルファガン、ビジュームベルト、ヘルメット。
[道具]:基本支給品。
[思考・状況]
基本方針:サカキを説得する、ジュラル星人は倒す。
1:バリカンの旧友をさがす。
2:見つけたらあの獣人(グノン)にぶつけて爆発させる。
3:怪獣(グラードン)への対策を考える、スカイロッドでは無理だろう。
4:サカキを説得する。
5:あの(獣人)とジュラル星人は関係があるのか…?
[備考]
参戦時期は63話終了後と最終話開始直前の間です。

【支給品解説】

アルファガン@チャージマン研!チャージマン研が愛用する銃。
ジュラル星人なら一撃で倒せることが可能であり、
馬車や鉄骨もすぐに消滅するほどの威力がある。

ビジュームベルト@チャージマン研!チャージマン研が装備するベルト
バックルが回転して強烈な旋風を相手にたたき込む。
一種の切り札的な武器であり、使用することはまれである。

ヘルメット@チャージマン研!
研がチャージマン研!に変装した際に
自動で装備されるヘルメット
フェイスシールドはジュラル星人の光線を防ぐほど頑丈。


ナックルシティを立ち去ったゲンシグラードンは
あらゆる参加者に猛威を振るう災厄として存在している。
ガラル地方の神秘ダイマックス、ホウエン地方を代表する二代伝説特有の形態ゲンシカイキ。

2種の力を掌握した大地の化身はこの世の全てを日輪で覆い、
海洋と命の根絶は時間の問題となる。

【グラードン@ポケットモンスターオメガルビー】
[状態]:暴走、ゲンシカイキ、ダイマックス。
[装備]:べにいろのたま@ポケットモンスターオメガルビー、
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2
[思考・状況]
基本方針:暴走中。
1:見つけ次第蹂躙する。
[備考]
ダイマックス中ですが、レイドバトル仕様のため時間経過での解除はありません。
おわりのだいちが適用される範囲はグラードンのいるエリア1マス分です。

【支給品解説】

べにいろのたま@ポケットモンスターオメガルビー
ホウエン地方の伝説と深い関わりがあり、
大昔のすごい力が込められていると言う深紅の珠。
グラードンがもてばゲンシカイキをはじめ
ゲンシグラードンにパワーアップする。

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