肩書
年齢 |
27歳 |
職業 |
看護師→殺人鬼 |
愛称 |
ホワイトエンジェル |
CV |
堀江由衣 |
戦績
ステージ |
順位 |
霧の都ロンドンステージ |
8位/20人 |
これまでの活躍
大病院に勤める敏腕ナース。ホスピタリティに溢れ、傷ついた人を見かけると率先して助けに向かう。
逃走中に挑戦している所を患者に見てもらい元気を与えたいと考えているが…
霧の都ロンドンステージ
ゲーム前、
ジャイロ・デーモンからのデコピンを喰らい一発KOの
ペンタ・バッカーナに優しく声をかけ、今度はペンタを恋の意味で一発KO。
エリア拡大ミッションでは
トムラ颯也、
シグマ・レッドウィングとのAチームに所属。早くもベテランである
シド・フェニックスが転がってきた瓶に足を取られ確保されるなど波乱が続く中でようやく2人と合流。ミッションクリアを目指すが、シグマは切り裂きジャックを倒してのミッションクリアを目指す中、倉庫の中から銃声が聞こえ、颯也とシグマが中に入り自身は外で様子見。颯也は「グリムチャーチ」を覚醒し切り裂きジャックと戦うも逃してしまい、さらにハンターの接近を2人に知らせる。一方、次の犯行現場は
ジョン・ドゥーが特定し急行。しかし、最後の決め手に欠ける中でシグマが切り裂きジャックが煙突から暖炉を使って侵入していると特定し、煙突のある建物を発見。丁度切り裂きジャックが侵入し颯也が向かおうとするが、颯也は先ほどの覚醒で体力を大きく消耗しており心配して介抱する。が、シグマを戦闘に
西洞院ルナのサポートと颯也の手によって切り裂きジャックを倒しミッションをクリアする。
賞金単価アップミッションでは先ほどのメンバーにルナを加えた4人を結成。意見が割れる颯也とシグマに困惑する中で正面の道からハンターに見つかり散らばって逃走する羽目となりミッションも失敗。一時はクラーケンに捕らわれたノーマ・ソッツィを介抱する一方、ミッションがクリアできなかったことにいら立ちを見せる颯也と、解決策がないのに無鉄砲な颯也に嫌味を言うシグマが仲違いした事を一喝する。
第2エリア拡大ミッションではルナを除く最初の3人で行動。クラーケンの居場所を3人で探すも、相変わらず足と行動力が頼りの颯也に振り回され、ジョンが下水道を使ったと推測し
千石城太郎の指揮で潜入するも、そこでも喧嘩ばかりの2人に「息が詰まります…」と困惑するも、ハンターが来なさそうな事に安心するが、ハンターは下水道内にも潜入。早くクラーケンを倒したい中、十字路で歌声が聞こえた事で近づきクラーケンを発見。2人が攻撃をするも効かないばかりかクラーケンは下水道を通ってテムズ川へ逃走したため追走。水の中で迂闊には踏み込めない中、
カイ・ブルームが覚醒しクラーケンと対峙。まずはルナを救出するが、ルナを覆う琥珀状の殻を破るのに手間取る颯也に対し覚醒し「ナイフを持った赤い帽子の小人」で殻を切りルナの救出に成功する。
ミッションが一段落した中、下水道に潜入する際に落下し腕を痛めたペンタを病院に連れて行き包帯を巻いて治療。「患者さんの痛みを取り除き楽にして差し上げるのが看護師の役目ですから」と語りまたもペンタは目がハート。しかし、ベッドで寝ていた吸血美女が起き出し襲われるが何とか逃げることに成功。
新エリア移動ミッションではペンタ、ジャイロのトリオに。が、いつの間にか単独行動を取り、ペンタとジャイロが吸血美女に追いかけられている中で駅から声をかけギリギリで安全地帯の駅に滑り込みセーフ。一方、いつの間にか駅についていた事に驚くジャイロに「看護師は体力勝負ですから」と笑って答え、そのまま新エリアへと進む。
ドラキュラ伯爵撃退ミッションでは
パンナ・ラヴ、
リリィ・ボーンと共に行動。ドラキュラ城へはハンターの多い表ではなく裏門から入ろうとするもそこにもハンターが。が、シグマが助太刀しハンターを吹っ飛ばしたため救出。その後はシグマについていくが、パンナとリリィは吸血美女に襲われ戦線離脱。シグマに抱えられ地上に降りることは成功しついていくも、ドラキュラ伯爵の一撃で扉ごと吹っ飛ばされ気絶。が、ミッションは颯也とシグマによってクリア。だが、颯也はハルをかばって確保され確保。ロンドンへ戻る列車の中では命賭けの戦いの連続に限界を迎え顔を覆って泣き出し
クレア・サマーズから励まされる。
ロンドンに戻るも新たな犯行予告文が届き調べようとしたところで銃声が響きハル、ルナ、
兎桜マリンと共に向かうと石像のミノタウロスがマックス警部を拉致する所を目撃。追いかけてウエストミンスター寺院にたどり着き地下迷宮があることを知った所でマックス警部を救助する復活ミッションが発令。ルナ、ペンタとのパーティで地下迷宮を捜索する中、マックス警部を攫った石像を発見しビビる一方、ミノタウロスに追われたことでバラバラになってしまい貢献ならず。
しかし、間髪入れず今度はメデューサとの戦いに。ハンターに追われながらメデューサを倒さなければならない無理難題に自首を提案するペンタだが、ルナと共に自首をすることすら難しいと判断しミッションをクリアするための鏡探しを進言。が、背後からペンタがメデューサに襲われ石化。ルナに手を引かれ逃げるが、メデューサは颯也とシグマの連携で倒しミッションをクリア。しかし、迷宮を脱出しようとしたところでペンタによって入口から垂らしていた糸が切れている事、そして棺に閉じ込められ川に流されていたものの脱出した
千石城太郎から「この中に殺人鬼がいる」ことを明かされる。
裏切り者捜索ミッションでは突如真っ暗になった迷宮にパニックになり慌てて逃げる中、泉でクレアと合流。クレアからは合流を提案されるが怖がり、疑った事を怒るクレアを前にして逃げるが、悲鳴を上げて消える。
が、その正体は
真の裏切り者にして殺人鬼。ペンタが「ジャイロが出口に向かって矢印をつけていた」という話を聞き、地面に書かれた矢印を消すが、それはペンタを筆頭とした他の逃走者の罠であり、颯也と
ピエタ・バローネによって捕獲される。
ペンタは既にロンドンに戻る列車で泣く様子を見せている時、手の中で怪しく笑っている様子を見ていたことから目を付けられており、先ほどの悲鳴も自作自演。クレアを襲おうとしたものの既にペンタから情報を得ていたピエタがクレアを保護。また、リリィ、マリンを襲おうとしたものの、先にハンターに確保されたことで失敗しており、それもあってか自首ボックスにハンターを集めた所で岩を落としハンターを行動不能に陥らせ万全の状況を練っていた。
全員に取り囲まれる中、「私はただ最高のゲームにしたかっただけ。最高の
デスゲームにね!」と高笑いしついに本性を暴露。これまで抑えていたものの、ゲーム前にゲームマスターの月村サトシから送られたクライトリガーによって抑えていた殺人衝動が解放。そして自身の覚醒能力はサンタクロースではなく真っ赤な返り血を浴びた「レッドキャップ」であることを明かす。
本来は黒髪であり、自身もグレーエリア出身だった中で幼少期から蟻を踏み潰すなどの加虐嗜好があり、一時は入院し現在の姿と似た看護師に世話になっていたものの、その看護師を突き落として殺害し成り代わる。逃走中の参加動機は「他のコロニーへの逃亡資金」、そして「逃走中を『真のデスゲーム』にすること」。そしてシドの確保の原因となった空き瓶が転がってきたことも、ジャイロの確保原因となったミノタウロスの像が倒れた事も全て事故に見せかけて逃走者を始末しようとしたこと。千石も自身の正体に勘づきかけた事で襲い始末していた。
本性を現し他の逃走者が逃げる中でレッドキャップを使い出口を岩で閉じ込め、対抗しようとする颯也を始めとする他の逃走者を吹っ飛ばす圧倒的な力を見せ、手始めに気絶したパンナを殺そうとするが、そこに棺から脱出してきた千石のタイタンが乱入。千石から最後通牒を突き付けられるも反逆し千石と対決。素早さを武器に戦うも、それ以上の速さを持つタイタンにレッドキャップを叩き潰され踏み潰され覚醒が解除。そのまま千石に手錠をはめられ逮捕。ゲームとしてもハンターの確保もしくは迷宮脱出失敗扱いとなりリタイア。千石の要請で連行され退場するが、自身を嵌めたペンタに復讐心を燃やした。
が、ゲームから数日後、取り調べ中に脱走。市民に紛れながらも自首の賞金をギャンブルでスッてしまったペンタに対し陰から「またねペンタ、今度はもっと楽しい…デスゲームにしましょう…」と熱い…いや、黒いまなざしを送っていた。
解説
これまでありそうでなかった看護師であり、頑張って奮闘する枠かと思いきやまさかの裏切り者・殺人鬼という恐ろしい枠。ハンターもミッションで登場する怪物・悪役も怖いが、一番怖いのは「人間」であることを如実に体感させられる。
とはいえ、「逃走者の中に殺人鬼がいる」と分かった時点である程度精査していけばミカにたどり着くことは一応可能ではある。
- シドの確保時、同じグループの颯也・シグマはシドグループが逃走している所を見ているが、この時ミカはいない。「一定距離以上離れてしまうとパーティ全員強制失格」というルール上、この時点でミカは近くにいたことになる。
- 怪我をしたペンタに手当をした際、「楽にしてあげる」という言葉をかけているが、言葉の取り方によっては「(殺して)楽にしてあげる」ともとらえられる。(そもそも本来殺す側がよく言う言葉なので本来看護師が使うには似合わない)。
- 新エリア移動ミッションではいつの間にかパーティメンバーのペンタ、ジャイロより先に駅にいた。この時既に千石を襲い、列車の中に棺を運んでいたと思われる。
- 復活ミッションではパンナと並びミッションにほぼ参加していない(恐らく出口に繋がる毛糸を切る工作をしていた)。
- 裏切り者捜索ミッションで参加していた逃走者は11人。
- 颯也、ルナ、シグマ、ペンタ、パンナ、マリンは過去に逃走中経験済み(バックボーンや性格が十分分かっている)。
- ハルは逃走中初参戦だが颯也の弟として初回から出ているので視聴者にとってもバックボーンや性格は十分把握済み。
- ピエタ、クレア、リリィも逃走中初参戦だがゲーム前に報じられた「新規逃走者特集」に出ており、全員表に出る職業であることからバックボーンの保証も高い。
つまり見た目から「看護師」と信用されやすいがその保証はないのはミカだけである。
- 第2期エンディング(TOP SPEED)では各逃走者の日常のイラストと、スタッフクレジットの背後に各逃走者をイメージした青いマークが飛ぶという演出となっている。
逃走者 |
マーク |
備考 |
トムラ颯也 |
稲妻 |
「バチバチしてきたぁ!」から |
トムラハル |
渦巻 |
ジョン・ドゥーの時のヘルメットのマーク |
千石城太郎 |
星 |
犯人→ホシから? |
西洞院ルナ |
ハート |
|
セイラ・ピーボディ |
天使の輪 |
愛称「ボルダリングの天使」より |
兎桜マリン |
バラ |
歌劇団出身といえば |
リリィ・ボーン |
チェスの駒 |
チェスプレイヤーとして |
クレア・サマーズ |
猫の顔 |
チームのロゴマーク |
根津忠太 |
どんぶり |
街中華の料理人として |
ペンタ・バッカーナ |
ネズミ |
「こそこそ逃げ回る」の揶揄? |
ジャイロ・デーモン |
ピラニア |
愛称「マネーピラニア」より |
なのだが、ミカは天使の羽から反転して悪魔の羽となる。一瞬なので気づきにくいのがポイント。
また、この時の絵は病院にお見舞いでも来た颯也とハルの絵なのだが、一方で千石が虫眼鏡を捜査する一方、もう一方ではミカが様々な医薬品が入ったケースの前で注射器を持っている。確証はないとはいえ、まさか患者を薬で病死に見せかけたりとかしていたのかも…
覚醒能力の「レッドキャップ」はイギリス伝承の妖精。「妖精」と言うと聞こえはいいが、一人でいる人を見れば容赦なく斧で斬りつけ命を奪っていくという残虐さを持っており、その犠牲者の血で帽子を赤く染めていく。他の逃走者の覚醒能力は「伝承によっては怖い存在でもあるが、人間に力や幸福を与える存在」というのも多い中で、ガチで危険な妖精。こういう小さくて素早いのが一番太刀打ちしずらく怖い。
逃走中では度々「裏切り者」ルールが導入。逃走者の中に裏切り者が潜み、他の逃走者の位置情報を密告。密告するとその場所にハンターが向かい、逃走者が確保されると裏切り者に賞金ボーナスが加算される。ただし、裏切り者も他の逃走者と同じ扱いであり、確保されると賞金ボーナスも没収されてしまう。
今では「みんなで協力してミッションクリアして逃走成功を目指す」という風潮の強い逃走中だが、「逃走中は個人戦」という前提を容赦なく突きつけるルール。こういう時に限って「複数人が集まってクリアしなければならないミッション」や「見通しの良い所に行かないといけないミッション(陰から密告される危険性がある)」が多く、とにかくずっと疑心暗鬼にさせられる。ハンターも怖いのはもちろんだが、やはり「金で人を売る人間」が一番怖い。
また、「ニセ逃走者」が紛れ込む回も登場。見た目は逃走者と同じだが、実際はハンターにも確保されない。こちらもミッションの邪魔をするが、どちらかというと運営側が差し向けたギミックという役割が強め。
CVの堀江由衣氏と言えば「ToHeart」のマルチ、「ラブひな」の成瀬川なる、「魔法つかいプリキュア!」のキュアマジカル/十六夜リコなど優しい声でファンも多いが、それだけに本性を現した後の狂気をはらんだ声にビビった人も多かった。
最終更新:2023年11月24日 21:16