肩書

年齢 29歳
職業 ムーンライト歌劇団トップスター
愛称 ムーンライト歌劇戦士
CV 小松由佳

戦績

ステージ 順位
異世界オワリ城ステージ 6位/20人(復活)
霧の都ロンドンステージ 11位/20人

これまでの戦い

ムーンライト歌劇団の男役トップスターとして歌と踊りを愛する。周囲を助けるリーダータイプであり、女性からの人気も高い。
歌劇団で身に付けた殺陣を応用した戦い方でミッションに挑む。

異世界オワリ城ステージ

南の村移動ミッションではジーク・ドラミングと合流。さらにパンナ・ラヴケビン・ガードナーのペアとも合流し五郎太の家臣を探すミッションに参加。ケビンの先導で捜索する中、松之丞を発見。やはり剣裁きに注目。妖怪同心が多く助けるのが難しい中、ジークが妖怪同心を減らし松之丞を連れて南の村への脱出を図る。二の橋を渡り切り脱出したものの、その直後に宮本武蔵が橋を焼き落とし、後に続こうとした根津忠太が橋の崩落に巻き込まれるが、とっさにアイテムのでんでん太鼓を使い根津の体を巻き取って引き上げに成功する。
モーリス・シューメーカーを生死不明に追い込んだ武蔵を見た松之丞がいきなり離れたを見てすぐさま後を追う。松之丞に追い付き理由を聞き、武蔵を倒すための聖剣・水雲を手に入れる為と知るが、ただ武蔵を倒すためだけでないと感じ問いただすと、松之丞から父が武蔵に殺されたことを語られる。何とか神社に到着するも安倍天魔の妖術により落武者の亡霊が出現。松之丞が立ち向かうも跳ね返された刀を取って落武者を斬り倒す華麗な剣さばきを見せ、松之丞が水雲を手に入れる時間稼ぎを行う。数で圧倒する落武者にジリジリと圧倒されるが、ギリギリで松之丞が水雲を手に入れた事で助け出される。渦磨老師の作戦で合流し松之丞の敵討ちを目指すが武蔵も一歩も引かず、頼りの渦磨老師も吹っ飛ばされた上確保。さらに一行の近くにハンターを発見したことで後をシグマ・レッドウィングに任せ、松之丞の武運を祈り囮となってハンターを引き付けていくが、逃げた先にも別のハンターがおり挟み撃ちとなり確保。「身が滅びるとも心は共にあり!」と叫びながら転送された。が、牢獄で無事に松之丞の敵討ちを見届ける。
その後、復活ミッションにてシグマの指名により復活。
賞金単価アップミッションではシグマと共に早くからエレキテル砲での鬼退治のコツを掴み、鬼に襲われたトムラ颯也を寸前で助けるなどアシスト。一方でハンターにロックオンされるもここはシド・フェニックスが囮になる形に。エネルギー残量も少なくなるが、生死不明だったモーリスも復活。最後は颯也とシグマの連携で鬼を倒し切る連携を称える。
ハンター消滅ミッションでは信長が最終形態に進化。侍魔人もボロボロになって行く中、手の中で守られながらオワリ城へ飛び乗る。城内では蘇った武蔵相手に颯也・西洞院ルナと共に対峙。ルナとの連携で颯也が一刀両断するが、ルナの背後に髑髏の炎が迫っているのを見てとっさにルナを助けるも傷を負ってしまう。佐々木小次郎を倒したシグマも合流し、ミッションクリアの為に五郎太が信長を討ち取る作戦を立てようとするが、ここで作戦を降りると表明。驚く3人に対し、3人の為に下へハンターを引き付ける囮となると決め、ルナに五郎太を任せ城から出る。同じく城下でのハンター引き付けを行っていたシド・フェニックスと合流し、信長との戦いの末弾き飛ばされた刀を取ろうとするルナを発見したハンターを引き付けようとするもシドからは足のケガを案じられるが、今回は「ダブルキャスト」として「同じ役」をやってもらう事に。シドに付き合わせてしまった事を謝りながらもハンターを呼び、そのまま動かず確保。「アンコールには応えられたかな」と笑顔で牢獄に転送された。
グレートチャンピオンツアーランキングは6位。確保順と同じだが、同じ復活組の信楽たぬき男が順位を落としているのに対し、1回目の確保はたぬき男より早いにもかかわらずミッション貢献度でかなり稼いだ。

霧の都ロンドンステージ

ゲーム開始前には協力を申し出る千石城太郎クレア・サマーズに対し、初参戦のルーキーということもあり戦力になるか疑問視する。
エリア拡大ミッションではシド、パンナ、クレア、ベルンガのDグループに所属。やる気の男性陣に対し、ハンター5体から逃れながらどう切り裂きジャックの犯行を阻止するか悩むなど慎重な姿勢。しかし、ベテランのシドが瓶に足を取られ確保され代わりにリーダーとして率いる立場に。その途中で切り裂きジャックを発見するが、ベルンガが飛び掛かり交戦。本当に「炎の化物」である切り裂きジャックに慄く中、ベルンガはハンターによって確保。早くもパーティの男性陣を全員失うこととなり、ミッション貢献はならなかったもののクリアされる。
ハンターが来る前に拡大されたエリアに向かい、オペラハウスでジョイス・オハラ主演のミュージカル「椿姫」のポスターを発見すると歌声を聞き中へ。ヴィクトリア朝の建築に感激しつつ、ジョイスの歌声に聞き惚れる中で停電が発生。急いでジョイスの下に向かうも、そこには靴と濡れた地面だけが残されておりジョイスの姿が消えてしまい、舞台には「祝福の鐘と共に、ハアザミの、忘却の底に消える三羽の雲雀」との予告状が。マックス警部からジョイスと並び人気のオペラ歌手であるノーマ・ソッツィ、サンドラ・ブルガー、ジェニファー・フォレを合せた4人を「四羽の雲雀」と呼ばれていることを知り、「祝福の鐘」とは15分後に鳴るビッグベンの鐘であると考え、15分で保護をしなければならない事を悟る。
その3人と攫われたジョイスを保護する賞金単価アップミッションではグループは変わらず。千石の指揮によりノーマの保護を目指す一方、歌を愛する者として新たなる敵「オペラ座の怪人」に闘志を燃やす。ノーマを保護しに向かうも一足遅く既にノーマが攫われており、濡れた床にバッグが残されたのみ。この事を他の逃走者に連絡すると、同時に千石達のチームが仮面の男を捕まえるも、仮面の男は事件には無関係。と、ジョン・ドゥーが犯行予告文の「ハアザミ」がギリシャ神話で「忘却の川」を関連していることから「忘却の底に沈む」とは「テムズ川に沈む」と解明。テムズ川に向かうと川にはジョイスとノーマを捕らえた巨大クラーケンが。トムラ颯也やシグマ・レッドウィングも立ち向かうが触手に吹っ飛ばされる中で壊れた鉄格子を剣に立ち向かうも互角で戦うのが精いっぱい。だが、自分の「今」があるのは彼女たちがオペラハウスで育てた「夢」があるからこそ、「自分が救い出す」と決意した瞬間に覚醒し「エインヘリャル」の力を発現。鎧をまとった戦士となりクラーケンの触手を次々と切り刻みジョイスを救出。保護をパンナに任せクラーケンと戦うも、ハンターの接近を知らされた事でパンナは動けず。その間に触手を斬りノーマを救助するも代わりに西洞院ルナが捕まった上、現れたセイレーンの声に耐え切れず覚醒状態も解除。ミッションは失敗しジョイスとルナはクラーケンに捕らえられてしまう。
ミッションの失敗に仲間割れする颯也とシグマなど逃走者間にも険悪なムードが漂う中、「ジョイス・オハラの歌は決して絶やしてはならない」とジョイス、そしてルナの命を救うために気合を入れ直した所で2人を救う第2エリア拡大ミッションが発令。下水道に入った部隊に対し、地上のテムズ川で待ち構えていた所でハンターに追われてきたクラーケンがテムズ川に退避。カイ・ブルームが先陣を切り颯也・シグマと共に水中で戦う中、カイの覚醒もありルナを救い出しクラーケンは水面へ避難。しかし、セイレーンの声に苦戦し最後のジョイスを助けられない中でセイラ・ピーボディがビッグベンへ上り長針にロープを繋いで強制的に鐘を鳴らしたことでセイレーンの動きがストップしセイレーンの正体が発現。セイレーンが最後のあがきをする中で「許さないはこっちのセリフだ。これは私からの子守唄だ」の言葉と共にセイレーンのど真ん中へアクアランチャーを放ち撃破。ジョイスも無事カイが保護しミッションクリアを果たす。
新エリア移動ミッションではランゴ・メイザーと共に行動。吸血美女の身のこなしに苦戦しながらも切符を手に入れドラキュラ城エリアへと進む。しかし、目の前でクレア・サマーズがファントムに斬られ消滅。自身も狙われる中でロープを滑るピエタ・バローネに捕まり逃げるもピエタも斬られ消滅。さらにハンターが迫る中でファントムは街灯にハンマーを当て光源の位置を変えて影にハンマーを突き刺して動けなくされ、ハンターに確保される寸前で斬られ消滅。ドラキュラ城内ではクレアと共に吸血美女として颯也・シグマ・マックス警部を襲い続けるが、ドラキュラ伯爵が倒されたことで無事に元に戻ることが出来た。
再びロンドンに戻り、新たな誘拐事件と予告状が送られたことで聞き込みをしようとしたところで銃声を聞き、慌てて駆け付けると石像のミノタウロスに抱えられたマックス警部を目撃。ミノタウロスを追いウエストミンスター寺院に行くと床には拳銃が落ちてあり、舞台で使った経験からこの時代の警官が称しているウェブリー・リボルバーであることから改めてマックス警部がここに攫われたことを確信。霊廟の中を捜索すると地下迷宮を発見したことで復活ミッションが発令。パーティメンバーはピエタ、ジャイロ・デーモンとの組に。ハンターに追われる道中でジャイロが確保。さらにマックス警部の場所まではミノタウロスが警戒しており難儀する中、ハルの提案に乗りハル・ピエタと共にミノタウロスの陽動を担当。ハンターも迫る中でハルとピエタが十分安全圏まで入った所でリボルバーで崩れそうな岩の下を射貫き岩が崩壊。ハンターとミノタウロスを操っていた蛇を倒すことに成功し、ハルの着眼点を称える。ミッションもクリアし立役者となったハルの指名で颯也が復活する。しかし、石化した人を元に戻し「宮殿を壊した」ことに怒りを見せたメデューサによって石化してしまうが、メデューサが倒されたことで助け出される。
裏切り者捜索ミッションでは自首用電話ボックスの近くで岩が落下しハンターが下敷きとなった音に驚く一方、通信でパンナから「このステージはキャリーしてくれるって約束してくれたよね」と合流をせがまれる中、自身は宮殿まで逆戻り。パンナが合流を取り付ける中、万が一を考えルナに対し、ルナの幸運を信じて「この後パンナと合流すること」「もし自分に万が一のことがあったらその時は…」と話すが、その瞬間天井から何かが襲い掛かり、悲鳴を上げたまま通信が切断される。
しかし、実際は裏切り者の手にかかる前にハンターに確保されたことで一命を取り留め、ミッション終了と共に牢獄へ転送された。

解説

「ムーンライト歌劇団」のベースはもちろん日本が誇る歴史ある「宝塚歌劇団」。舞台を月に移しても続いているとなると1000年の歴史があることになる。凄い。

覚醒能力である「エインヘリャル(einherjar)」は北欧神話における戦死した戦士の魂のこと。巨人たちと共に日夜戦い合い腕を磨いている。フィールドは違えどスターになるまで日夜努力を続けてきたであろうマリンにはピッタリでもあり、そして「姫騎士」とは違う「女戦士」の様が非常に似合う。

逃走中にも宝塚歌劇団出身者は遼河はるひ、真琴つばさ、大和悠河、真飛聖と参戦。また、宝塚退団後にNHK「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんで知名度を上げたはいだしょうこも出身者の1人。
しかし、逃走中の舞台では宝塚経験者はあまり成績が良くなく、真琴・遼河は共に1落ち。相性が悪いのだろうか。
マリンも貢献する場所は貢献しているが、不運な確保や怪我、吸血鬼化・石化と結構大変な目に遭う回数も多い。

CVの小松由佳女史はNHK「サンデースポーツ」、TBS「朝ズバッ!」のナレーションや映画「アバター」のネイティリ役。そして「フレッシュプリキュア」の東せつな/キュアパッション役でも知られる。現在は放送30分前にプリキュアが放送されており、局は違えどニチアサに帰ってきた形に。特に覚醒時の声は本当にカッコイイ。
また、愛称の「ムーンライト歌劇戦士」も主題歌「ムーンライト伝説」で知られる「美少女戦士セーラームーン」を感じさせる。1人でセーラームーンとプリキュアの2枚抜き。
最終更新:2023年11月11日 03:22