肩書
年齢 |
28歳 |
職業 |
資産家 |
愛称 |
ミスター・パーフェクト |
CV |
置鮎龍太郎 |
戦績
ステージ |
順位 |
2023年シブヤステージ |
1位/21人(逃走成功) |
異世界オワリ城ステージ |
1位/20人(逃走成功) |
これまでの戦い
逃走中の絶対王者に君臨する逃走者であり、
トムラ颯也を始め多くのファンを持つ。また、物語開始時点(2023年シブヤステージ直前)で9回連続逃走成功を果たしている。
ハンターを容易く撒く身体能力だけでなく、ミッションを効率的に進めるための作戦構築やクセ者が揃う逃走者を率いることが出来るリーダーシップも兼ね備える。
無論普段から逃走成功を目指すためのトレーニングも欠かさない。
2023年シブヤステージ
エリア拡大ミッションでは難なくアイテムのビームガンを獲得。シブラーの触手に対し動きを止める「ネット」、触手自体を破壊する「ブリット」の2つのモードを適切に切り替え撃退するなど早くも適応を見せる中でハンターに見つかるが、ここはトムラ颯也が追われたことで難を逃れ再び颯也・
西洞院ルナと共に渋谷駅地下ホームへ。時間もまだ11分あるものの丹波すずを助け出そうと焦る颯也を制しながらシブラーへ。早速ビームガンで対峙し
シド・フェニックスと
オリヴァー・フォックスの加勢も到着。すずを助けるべく突撃する颯也を援護し、救助者4人を救助したもののすずと颯也が触手に捕まってしまい、他の逃走者のビームガンもエネルギー切れ。ここはハンターに見つかる危険性も考え自分1人で颯也とすずを相手にし他の逃走者は救助者を地上に連れて行く作戦を発案するが、
ビースト・ダビディが1人で颯也を救出。しかし、
チャマ・ハスラーがハンターの接近を知らせ地下鉄車両内に避難。ハンターが過ぎ去ってから改めて他の逃走者を地上に送り出しシブラーと対峙。シブラーの動きを止めつつ触手の中にあるコアを残る1発で仕留めようとするが、その攻撃の瞬間に横から攻撃を受けビームは逸れてしまい、さらに足を掴まれ捕まってしまう。が、ここはチャマから受け取ったビームガンで颯也がとどめを刺し救出に成功。チャマにも感謝を述べ地上へ生還しミッションをクリアする。
シブラー第2形態撃退ミッションでは丹波博士からの写真の場所に赴くもおらず、颯也・ルナと合流し考える中、トムラハルがゲームサーバーをハッキングして教えたヒントから写真がガラス張りの渋谷スクランブルスクエアに反射した写真であることを見抜き、角度からビルの場所を突き止め急行。シブラーがビルに激突するも、ミッションは颯也がクリアする。
ハンター2体放出阻止ミッションでもエターナルメタル保管庫に颯也・
ペンタ・バッカーナと共に到着しエターナルメタルを獲得。3人で担当場所を相談し、道中ではハンターに追われるも糸をかいくぐりながら突き放してハンターを振り切り特殊車両の兵士に渡すことに成功。しかしミッションは颯也が
マジカル・ホーミーに託すもホーミーが裏切ったことで失敗しシブラーはハンター2体放出。さらにシブラーは第3形態に進化してしまう。
地上にシブラーが噴射した毒ガスが充満しビルの屋上に避難し、ハンターに注意しながら次の動向を考える中、自分がミッションを最後まで遂行していればミッション失敗もルナの確保も無かったと落ち込む颯也に対し「それが逃走中だ」「逃走者はその時その時でベストな選択をする」と逃走中の厳しさを諭す。
復活ミッションではルナを復活させることで頭がいっぱいであり、アイテムを取らずに向かおうとする颯也を引き留め「アイテムを必ず持っていくこと」を教え取らせてから向かわせる。尚、自分のアイテムはガスマスクであった。復活ミッションにも挑戦するが、地上にハンターを目撃。颯也がハンターに気づいてくれることを祈るが颯也はルナを助けることにしか頭が無く、ハンターが向かっているのを見て颯也にロックオンされたことを伝え、自身は触手の裏側に回り腕力で耐えつつ視界から外れる。颯也は無茶と言える距離からシブラーへジャンプするも届かず落下するが、すぐにアイテムを使う事を指示しパラシュートを使ったことで九死に一生を得る。
シブラーが第4形態に進化し打つ手がない状況に頭を悩ませる中、シブラー撃滅ミッションでは全員に通信を繋ぎ作戦を指示。一部からは「リーダーぶっている」と反感を買うも、豊富な経験の信頼と「協力することが生き残るただ一つの道」だと説明。適正を考え自分と颯也が攻撃用バズーカ、ルナとペンタが防護スーツ、シドと
カラハリ・シュウがデコイを選び、自分とカラハリがシブラーを引き付け他の逃走者がすずを助ける作戦を立案し、その完璧な作戦に全員が合意。早速シブラーを攻撃し颯也・ルナ・シドにすずを任せ、カラハリのデコイを活用しつつ弱点のトゲを攻撃していくも、シブラーの電撃攻撃でがれきに巻き込まれかけるもデコイのおかげで助かる。すずを追いかけるシブラーに追いつき、颯也から逆にすずを任せられ無事に丹波博士の元に送り届けることに成功。バーストグレネードも完成させる。
しかしシブラーは最終形態に進化。弱点のトゲも無くなりバズーカも効かない中、唯一の策としてシブラーをトラップポイントまで誘導しバーストグレネードを口の中に放り込むという作戦を丹波博士から提案。颯也から自分が囮を務め、最後に自分がバーストグレネードを放り込む役目を務めるため待機。他の逃走者が順調にシブラーを誘導しトラップが発動。シブラーの足止めに成功しバーストグレネードを投げ入れようとするが、その瞬間にシブラーは口を閉じたため投げられず。その間にシブラーはテイルアタックと光線で周囲のビルを破壊し乗っていたゴンドラも墜落。一命は取り留めバーストグレネードも無事だったものの立つもやっとの傷を負ってしまう。しかし、颯也の気合を認めバーストグレネードを颯也に託し、最後のバズーカ1発をシブラー…ではなくペンタが隠れるゴミ箱に向けて発射し隠れていたペンタを強引に引きずり出しシブラーに食わせた…ところでペンタが防護スーツを起動し強引に口をこじ開けることに成功。それを利用し颯也がバーストグレネードをシブラーに放り込みシブラーを撃滅することに成功する。
残り2分を切りハンター2体に追われながらもギリギリでタイムアップを迎え逃走成功。前人未到の10回連続逃走成功と賞金90万ムーンドルを手に入れた。
だが後日、こっそりと颯也の家に行き手紙を残し、今回の逃走中において初参戦ながら全てのミッションで貢献した颯也を「今回の真の勝者」と讃え、ハルの煙月病が完治できるほどの賞金の一部を送金した。
異世界オワリ城ステージ
ゲームスタートから今回が日本の江戸時代が舞台であること。そして本来この時代に存在しないはずの織田信長が何らかの理由で復活したことを察する中、逃げるオワリ五郎太を保護したトムラ颯也・西洞院ルナと合流。
南の村脱出ミッションでは各逃走者に別々のアイテムが支給されることが「試されるミッション」「非常に面白い」と挑戦的。また、五郎太の家臣を見つける追加ミッションも発令され、五郎太をルナに任せ颯也と共に家臣を見つけることに。しかし、家臣は中々見つけられずハンターにも追われるが自分が囮となり颯也に家臣探しを任せることに。ハンターは余裕で振り切ることに成功し伝の助を発見した颯也と合流。しかし、そこを佐々木小次郎と宮本武蔵に挟まれるが、両者が戦った事によって生まれた土煙に紛れて路地に逃げ込み逃れる。家臣も全員発見し通信で全員に南の村への移動を指揮。自分達も南の村へ逃げようとするが小次郎に見つかり追われる。何とか「三の橋」近くの西の大通りまでたどり着くも、小次郎の執念深さを考えここでケリをつけることを画策。そば屋や鐘楼などがある立地を考え作戦を練る。早速佐々木小次郎に見つかる中、伝の助がそば屋から持ち出した灰を撒き、自身のアイテム・独楽を使って竜巻を起こし目くらましを発生。が、小次郎が繰り出す燕返しに鐘楼に逃げ込む颯也が襲われ崩壊。しかし、一瞬の隙を突き
シグマ・レッドウィングが小次郎の裃に刀を差し颯也が固定。そこに小次郎自身が繰り出した燕返し二発が直撃。実は先ほどの小次郎と武蔵の戦いの際、弓や鉄砲では傷つかない小次郎の体が自身が繰り出した燕返しの破片で傷を負ったのを見ており、逆に撃退することに成功する。そのまま橋を渡り南の村へ渡ろうとするも、そこにハンターと宮本武蔵が襲来。颯也に伝の助を連れて先に南の村へ渡るよう指示。心配する颯也に「ミッションを成功させろ。」「俺には策がある。後で必ず合流する。」と言い残し、宮本武蔵の炎虎驀進に独楽を放ち炎の竜巻で武蔵を襲いハンターの目くらましにも成功。しかし、炎に飲み込まれ姿が見えなくなり、確保はされていないもののクロノブレスからの通信も無くなり生死不明となる。
が、その間城下町でハンター10体を相手に逃げ続け、隣接するオワリ城エリアでの賞金単価アップミッションの最中、五郎太とルナに斬りかかろうとするオワリ鷹宗にタックルをかまし帰還。ルナのエレキテル砲で小鬼退治をしようとするも、既に右腕は傷だらけの満身創痍。それでも「問題ない」とミッション完遂を宣言し小鬼を撃退。ミッションもクリアしクロノブレスも再起動され再びゲームに挑めるようになる。しかし、オワリ城に逃げ込んだ結果ハンター5体をオワリ城エリアに連れて来てしまう。
ハンター消滅ミッションではどんどんと城下にハンターが増えていく様子を知り、ミッションを颯也、ルナ、
シグマ・レッドウィング、
兎桜マリンに任せハンターを引き付けることに。ミッション中はずっとハンターを引き付け続けミッションクリアに貢献。残る8体のハンターのうち3体を引き離すも腕も限界の中で残り2分に。最後までハンターに追われ続けるも絶対王者の名に懸けて自分を奮い立たせて走り続け逃走成功。賞金126万ムーンドルを獲得し、連続逃走成功記録も11連続に伸ばした。
グレートチャンピオンツアーランキングももちろん1位。一時は戦線離脱かと思われたが、たった1人で10体のハンターと戦い続け、最終ミッションでは影の立役者としてポイントを稼いだ。
しかし、右腕の怪我は深刻だった模様で大手術をするほどの入院をすることに。面会に来た颯也に対し、怪我の治療に専念し、ファイナルステージ出場権獲得に向けて万全を期すため次のステージの参戦辞退を表明。この判断について「『逃げ』だと思うか?」と颯也に問うが、「勝つために逃げ切ることが逃走中」と颯也は否定。その心意気に「いずれ脅威となる」と力量を認めつつも「知らなければならない『逃走中の真髄』を知る必要がある」と諭し、颯也の成長に期待を見せた。
解説
颯也は「モーリスのおっさん」と呼んでいるが、前述の通り28歳とまだまだ若い。なんなら管理人より年下である。初対面のルナに対して下の名前で呼び捨てにしたり、
トラヴィス・ロウを「アメフトのおっさん」と呼ぶ颯也の口の悪さもあるが、人によってはやはりこの年から「おっさん」なんだろうか…
モデルとなる逃走者はやはり田中卓志(アンガールズ)。最多参戦数・最長逃走時間・逃走成功も経験という確かな実績から公式でも「ミスター逃走中」と呼ばれ、イベントへの登壇や自身が参加しない特別回においても司会や進行を務めるなど逃走中の顔というべき存在。その経験と実績はモーリス同様他の逃走者に頼られたり、時に作戦を指揮する立場に回るなどまさに「リアルモーリス」とも言える。
一方、田中と言えば独身時代は他の女性逃走者に言い寄る「恋愛中」といった面もあるなど芸人らしい面も見せる中で、完全無欠にゲームを進めていくモーリスが一番の差異ポイントだろうか。
そもそも20回以上参加する田中ですら逃走成功は1回、現時点で2回逃走成功したのは山本裕典のみである一方、実際の逃走中よりも命の危険もある過酷な逃走中を連続で逃走成功するモーリスは「絶対王者」というか「怪物」の域。
最終更新:2023年10月25日 02:43