肩書
年齢 |
17歳 |
職業 |
運び屋 |
愛称 |
グラビティ・マスター |
CV |
森久保祥太郎 |
戦績
ステージ |
順位 |
2023年シブヤステージ |
2位/21人 |
異世界オワリ城ステージ |
3位/20人 |
これまでの戦い
コロニー下層部であるグレーエリアで生活する少年。普段は運送業を行っており、あらゆる場所を飛び移りながら品物を運んでおり、ペコ婆がお得意様。
弟であるトムラハルは下層部コロニー特有の風土病「煙月病」に罹っており病弱であることから生活費に加えハルの病気を治し「2人で青い海を見に行く」という夢を叶えるために逃走中へ挑む。
口癖は「俺ならできる!」「バチバチしてきた!」。
好物はとうもろこしの天ぷら。
2023年シブヤステージ
ペコ婆に配達を済ませた所で飛行船による逃走中のCMを目撃。最高賞金90万ムーンドルに心が躍るものの、ペコ婆でも所持しているクロノブレスを持たず、コロニー内での格差を憂う一方、ペコ婆からは「かつてグレーエリアから唯一逃走中に出場した人がいる」「エントリーするためのドームに繋がる『ゴールドムーンブリッジ』を走り抜け、逃走成功を果たした」という伝説を伝えられる。一方、ハルの煙月病は「グレーエリアにいるかぎりは完治しない」と主治医に伝えられており、そのことを隠しハルの体を見舞う。
逃走中のエントリーが始まる中、人混みに紛れ様子を伺いゲートを強行突破。警備員に通報され追いかけられる中、警備員からのムチに加えブリッジが消滅。周囲のリングに飛び移るも回転したところで手をムチにからめとられるが、逆にムチを力づくで奪い取り、落下する中でムチをリングに絡みつかせスイングジャンプでエントリードームにギリギリ到着。その様子を見たハーヴェストからクロノブレスを授けられついに逃走中への参戦を決める。
ゲームスタート後は車の陰に隠れながら進むもハンターを目撃。見つかったかとヒヤッとするが見つかったのは
フォルト・ヤング。しかしカーブを曲がり切れず隠れているトラックにパンチをめり込ませるハンターの力とその速さを目撃しハンターの怖さを実感する。その直後自分もハンターに追いかけられるが、逃げ込んだ道は上り坂。ギリギリの状況下で壁キックでハンターを交わしそこからビルをあっという間に登りハンターを回避。だがハンターも壁に穴を開けて登る執念深さを見せる中でエリアの境界にぶち当たってしまう。追いつめられるが、瞬時に横に回避し近くの壁を登ろうとするも手がかからず落ちるが、逆にジャンプしてからウォールランでエリア境界のバリアを走り抜け向かいのビルに着地。ハンターも追いかけるが及ばず落下し完全に振り切ることに成功する。
そんな中、地中からシブラーの触手が生え襲撃。触手を瞬時に交わすものの、大勢の市民が襲われる光景を目撃。逃走中の過酷さを実感する中で逃げる人とぶつかり転んだ少女を発見。落としたペンダントを拾うも、その少女…丹波すずは触手に捕らわれてしまい、助けようとするも一歩遅く地中に引き込まれてしまい救助を決意。その通りに救出ミッションが発令。すずを助けるべく一目散に渋谷駅地下ホームへ向かうが、救出に向かう事に集中しすぎるあまり必要なアイテムボックスをスルー。スクランブル交差点まで到着するが、そこに再び触手が襲撃。が、ここはビームガンを手に入れた
西洞院ルナが撃退するも、アイテムをスルーしたことを咎めるルナに対しアイテムについて全く気付かず、「どうかしてる」とルナに言われ口喧嘩。その後も触手に襲われるが今度は絶対王者の
モーリス・シューメーカーが撃退。が、その様子をハンターに見つかり逃走。標的となるがここは
マジカル・ホーミーがトランプを撒き攪乱したことで命拾い。感謝をホーミーに伝えるが、ホーミーからは「逃走者は仲間でライバル」と告げられ健闘を祈られる。再びスクランブル交差点に戻るが、難関ミッションに慎重な姿勢を見せるモーリスに対しすずを助けたい一心で気が逸り大声で助けを求めるなどハンターにバレやすい行動もとる中でついにシブラーを発見。ビームガンを持つ
シド・フェニックスや
オリヴァー・フォックスが援護する中、シブラーの中に捕らわれているすずを見かけた事で武器を持たずに突撃。援護してもらいながらも触手を交わしていくも触手に押し戻されるが、その間に
フェザリー・ギバーがビームガンをスイングでぶつけコアにヒビを入れた所でパンチでコアを破壊。捕らわれた人を救助しすずも救出…の瞬間すずと共に触手に捕らわれてしまう。が、
ビースト・ダビディが自慢のパンチで触手ごと破壊してくれたおかげで救出。モーリスと共に触手先端のコアを狙うが、モーリスのラスト一発は触手に妨害され失敗。しかし、隠れていた
チャマ・ハスラーからビームガンを受け取り触手の上を滑りながらコアに向けて精密な一発を食らわし撃退成功。すずを助けることに成功する。一方、地上ではすずの祖父である丹波博士からシブラーの正体について伝えられるが、そこにハンターが襲来し散り散りに。再びハンターに追われるが、路地を素早く2回曲がった事でハンターの視界から外れることに成功。先ほどのミッションクリアで逃げやすくなったことを実感する。
しかし、今度はダンゴムシ風のシブラー第2形態と遭遇。しつこく追いかけるシブラーに加えシブラーの鳴き声に反応しまたしてもハンターに追いかけられるが、シブラーが入り込めない路地に入ったことで撒くことに成功する。一方、シブラーの攻撃を受けた丹波博士からの救援メッセージが入りシブラー3体を倒すミッションが発令。再びルナと合流しルナに居場所を聞くがルナはしらみつぶしの捜索中。しかも初対面に関わらず再びルナを呼び捨てしたことを怒られる。モーリスとも合流し写真の撮影場所と思われる場所に来ても丹波博士がいないことに悩む中、ハルがゲームサーバーにハッキングし、写真が鏡に映ったようにガラス窓に反射したものだと判明し急行。他の逃走者達とも合流するが、シド、
ペンタ・バッカーナ、
信楽たぬき男がシブラー3体を連れてビルへ。そのままビルにシブラーが激突し崩壊しかけ、周囲が止める中でも突撃。シブラーの背中に乗りさらにがれきを飛び移って「最短ルート」で丹波博士の元に到着。シブラー撃退の武器を受け取ろうとするがシブラーの攻撃でビルが完全に崩壊。が、なんとか一命は取り留め改めて武器を受け取りシブラー3体をまとめて撃破することに成功する。
しかし、シブラーは次なる進化に向けて繭化。先ほどの武器もエネルギー切れで使えず、次々と糸を繰り出す繭から急いで逃げることに。逃げる途中では糸に足を取られたホーミーと遭遇。糸を切って助けるが「こんな事してたら捕まるかもしれない」と諭すホーミーに「俺たちは仲間でライバル」と先ほどのホーミーの言葉を返す。
ハンター放出阻止ミッションではすずの為にも参加を即決。エターナルメタル保管庫に向かう途中でルナとも合流。ルナからは「エターナルメタルをボーナスボックスを入れるとボーナスが貰えるがミッション失敗・ハンター放出」ということをする逃走者がいるかもしれないと危惧されるが、「そんな人はいない」と信じエターナルメタル保管庫に一番乗りで到着。同じく到着したモーリス・ペンタと共にエターナルメタルを手に入れ特殊車両へ急行するが、横の路地からハンターに見つかり追走。路地に逃げ込むも路地にも糸が張り巡らされておりスライディングで回避。しかし、路地の出口も糸で封鎖されており、エターナルメタルを持つ以上ビルを登ることもできない中、
トラヴィス・ロウを発見。トラヴィスを信頼しエターナルメタルを渡し自身はハンターとの戦いに集中。迫るハンターに対し糸を使った壁キックで回避。糸に絡めとられハンターが動けない間に逃げることに成功する。しかし、糸が熱を帯び始めた事でトラヴィスを心配し先回りし、満身創痍の中エターナルメタルを守り続けてきたトラヴィスからのパスを受け取り再び走るも、最後の行く手にもまたしても糸の壁が。その先にホーミーがおりパスを繋ぐべくホーミーにエターナルメタルを渡す。しかし、ホーミーは特殊車用の兵士ではなくボーナスボックスにエターナルメタルを入れミッション失敗。シブラーが第3形態に進化し地上に毒ガスが噴射されるも、ホーミーに裏切られたショックで動くことが出来ず。さらに手を引いて動かそうとしたルナはシブラーの触手に弾き飛ばされたことでハンターに確保。立て続けの出来事に茫然自失となる。
なんとかビルの上に避難したものの、「自分がミッションを最後までやり遂げていればこんな事にはならなかった」と自分を責めるも、モーリスからは「それが逃走中だ」「逃走者は常に自分自身にベストな選択をしている」と諭されるが納得できず。そんな中発令された復活ミッションではルナを復活させることしか見えずモーリスからハンターもいる事を注意。さらに支給されたアイテムも受け取らずすぐにシブラーの元に行こうとするがモーリスから引き止められアイテムを受け取りシブラーの元へ。時間が無い中でルナを復活させなければならないという焦りで手が滑る中、モーリスからハンターを注意されるもそれでも復活させなければならないという焦りでハンターに気づかず捕捉。ハンターも触手に飛び移り迫る中、シブラー本体に向かって無茶とも言える飛び移りに挑むが、シブラーにはわずかに届かず落下。が、モーリスからの助言でアイテムのパラシュートを使いセーフ。ハンターの視界からも外れ切り抜けることに成功。それでもルナを助けなければならないと焦る中で牢獄のルナから通信が。ルナからは「逃走中をなめんじゃないわよ!」「人のために逃げ切れるほど逃走中は甘くない」「人のためじゃない、自分のために逃げるの」と喝を入れられ、自分の逃走中での夢が「ハルの病気を治して青い海を見る事」と思いだしようやく吹っ切れることに。残り時間も少ない中でパラシュートを使い上昇気流を捉えビルから一気に大ジャンプし触手へ再び飛び乗ることに成功。ハンターに捕捉され追われる中でパラシュートを切り離し再びのジャンプで今度こそシブラー本体を掴むことに成功。そこから一気にシブラー本体の頂上まで駆け上がり発射されたバーストブレードを手にしシブラー第3形態のコアを破壊しミッションをクリア。ルナを復活させる。
しかしシブラーは第4形態に進化。追尾するスロー化光線に加え兵士を一飲みにするこれまでとは桁違いの強さに逃げるしかない中でシブラー撃滅ミッションが発令。まずは操られたすずを保護しなければならない中で通信。ルナからはすずを見かけたという情報を見た所ですぐに動こうとするがモーリスから止められ作戦を伝えられ、支給アイテムは攻撃用バズーカを入手しすずの元へ。いち早くすずを見つけたルナと共に連れていこうとするがそこにハンターが襲来。が、ここはシドがデコイを使ってくれたことで時間稼ぎに成功。しかしシブラーも迫る中で今度はモーリスがバズーカで援護。その間にすずを抱えて逃げる。しかし、シブラーの電撃攻撃やスロー化光線が迫るもすんでのところで回避。その時すずのペンダントが外れたことでようやくすずが操られた状態から解除する。すずが目を覚ましたことに安堵した一方、ペンダントは亡くなった両親の形見である事を知る中で再びすずが操られシブラーの元へ。だが、シブラーの攻撃直前で再びすずを抱え逃走。シブラーへの復讐に燃えるすずをなだめ自分が止めると宣言した事ですずが操られるのも止まる。ここまですずを助けようとしたのはすずにハルの姿を重ねたのかもしれないと語った所でバズーカでシブラーを攻撃するが逆に触手で捕らえられてしまうもモーリスが援護し解放。モーリスと
カラハリ・シュウにすずを任せた中で1人でシブラーと対峙。シブラーを引き付け電撃を回避しシブラーの腹をスライディングでもぐりこみ、触手をスイングショット代わりに背中に回り込んで弱点のトゲに致命の一撃をぶつけることに成功。モーリスからすずを無事丹波博士の元に送り届けバーストグレネードが完成するが、その瞬間シブラーに踏みつぶされた…かと思われたがギリギリ防護スーツを着たルナに突き飛ばされたお陰で九死に一生を得る。
しかし、シブラーは最終形態に進化。バーストグレネードを投げ込むには囮としての誘導と直接バーストグレネードを投げるという危険な役割に他の逃走者も及び腰になる中で自ら囮を買って出て、最後はモーリスがバーストグレネードを投げることに。バズーカで誘導するも、一瞬で火の海にするシブラーにビビりながらもシド・カラハリのデコイも利用しトラップポイントへ誘導成功。しかし、肝心のモーリスのバーストグレネードはシブラーが口を閉じたため投げ込めずモーリスは転落し負傷。何とかバーストグレネードは無事だったことから最後のバーストグレネードの役割を交代。シブラーからの攻撃を避けるも近づけない中、モーリスがペンタを利用して防護スーツで強引に口を開けることに成功。その瞬間を逃さずがれきと体を一気に駆け上り、ペンタの防護スーツが壊れたと同時にバーストグレネードを投げ込みシブラー撃滅に成功する。
ゲーム時間は残り2分を切り逃走成功も間近になり、ハンターとビルの屋上でチェイスを繰り広げる中、すずがビルの屋上から落ちそうになるところを発見。手を貸してすずを引き上げて助けるも、そこをハンターによって確保された。
結果はモーリスのみ逃走成功となり、さらにそもそも不正な手段でのエントリーと言う事もありクロノブレスを没収されてしまう。
後日、再び逃走中へのリベンジを望む中、モーリスから「今回の真の勝者」として賞金の一部を送金されハルの煙月病を完治できることとなった。
異世界オワリ城ステージ
前回の逃走中から時が経ち、ハルは煙月病の治療のため入院中。再び元の運送業に戻る一方、ニュースでクロノス社からの発表があることを知る。自分が逃走中に出た事を思い出すも気を入れ直して仕事に集中する中で逃走途中の
シグマ・レッドウィングと並走。足場でバランスを崩しギリギリ掴んで助かるが、自分と同じ「最速ルート」を取る人間がいる事に驚く。一方、シグマからは前回の逃走中で丹波すずを助け確保された判断を悪手と指摘。「逃走中最大のお宝を盗む」と宣言するシグマに逃走中に出るのか聴くが、シグマは答えず去ってしまう。一方、ペコ婆のニュースでシグマが「怪盗アポロン」であると知るが「エプロン」と聞き間違える天然も見せる。自信満々なシグマが本当に逃走中に出るのか気になる中、クロノス社から「逃走中グレートチャンピオンツアー」の開催が発表。優勝賞金1億ムーンドルはもちろん、再び逃走中に出る事を夢見てもう一度エントリーゲートの強行突破をしようとしたところでハーヴェストから声をかけられる。ハーヴェストからは「逃走中の魔力にすっかり取り込まれている」「今度クロノブレスをつけたら後戻りできないわよ。」「想いだけでは突破できない。それでも本気で逃走中に挑む覚悟はある?」と忠告されるが、二つ返事で参加を宣言。ハーヴェストからクロノブレスを受け取り正式エントリーで参戦。賞金を送ってくれた
モーリス・シューメーカーに感謝を述べつつも、前回の逃走中を盛り上げたゴールデンルーキーの帰還に西洞院ルナ、
シド・フェニックスら常連逃走者達も沸き立つ中、ゲームスタート直前にシグマがエントリー。シグマからは「ミッション全参加」を宣言され、その気迫に負けん気を見せながら異世界オワリ城ステージに足を踏み入れる。
ゲーム開始直後、オワリ城から逃げるも町人にぶつかり謝るオワリ五郎太とぶつかられ怒鳴る町人の諍いを止めようとする。突き飛ばされた五郎太をかばい町人から喧嘩を吹っ掛けられそうになるも、そこを佐々木小次郎が襲撃。小次郎の燕返しを避けながら五郎太を守る中でルナとも出会い路地に避難する。一息ついて挨拶を交わす中でオワリ成親を処刑した織田信長が出現し宣戦布告。モーリスとも合流し、信長が五郎太の命を狙っていると知り協力を快諾する。
南の村脱出ミッションではアイテムとしてけん玉が支給。その使い方に頭を悩ませる中、五郎太の頼みで家臣の脱出も依頼。ここはルナが五郎太が誘導し、モーリスと共に家臣を探すことに。早速捜索するもハンターに見つかるが、ここはモーリスが囮に。が、丁度そこに颯也の事を「信長の手下」と間違えた伝の助を発見。が、伝の助から妖怪同心の退治を任され自棄でけん玉を使うが、剣にも負けないけん玉さばきで最後は妖怪同心を打ち倒すことに成功。伝の助とともに逃げるが、颯也の事を「先生」、他の逃走者達を「救世主」と呼び五郎太の人望と勘違いし号泣する五郎太に困惑。だが逃げた先で小次郎が立ちはだかるが、ここはシグマが対峙。シグマから「こいつの相手をするのは無理だ」と言われ反論しようとするも、ミッションクリアを優先させてくれたシグマを組んで伝の助と共に移動。ハンターを振り切ったモーリスとも合流するが、走り続けた事で伝の助はスタミナ切れとなり励ますが、そこに今度は宮本武蔵が襲来。さらに小次郎も来てしまい挟み撃ちになるが、武蔵と小次郎で共に攻撃をしあい土煙が上がり姿が見えなくなった隙に避難。だが執念深い小次郎に再び追われるもここはモーリスが木材を倒したことで時間稼ぎをしたことで振り切る。他の家臣も全員発見し一番近い三の橋を目指すが、またしても小次郎が襲来。楽しむように戦いを挑む小次郎に苦戦しながらも逃走し西の大通りまで到着。すぐにでも橋を渡りたいところだがモーリスは執念深い小次郎を考えここでの決着を画策。モーリスと共に小次郎と対峙し、伝の助がそば屋から手に入れた灰を撒き、モーリスのアイテム・独楽を使い目くらましの竜巻を作り上げるが、自らの意思で獲物を追う燕返しに対しけん玉を使い鐘楼へジャンプ。2発目の燕返しと共に鐘楼が崩れ落ちるも尚も無傷の小次郎に迫られるが、その一瞬の油断を見たシグマが小次郎の裃に刀を投げ刺し、それを押し込んで固定。そして燕返しが自分に迫るタイミングでジャンプして避け小次郎に自分の燕返しを食らわし撃退に成功。しかし、追加ハンター5体も放出されあとは橋を渡るだけとなるが、背後からハンターと共に武蔵が接近。モーリスから伝の助を任され橋を渡るも、モーリスは炎の竜巻に飲み込まれる。自身も炎に飲み込まれそうになるがギリギリで南の村に脱出しミッションをクリアしたものの、モーリスに通信するも応答せず生死不明となる。
森エリア解放ミッションでは聖剣「水雲」を手に入れてやる気を見せるも、
渦磨老師からは「そんなへっぴり腰、命を無駄にするだけじゃ」と言われ反論しようとするが、これまでの好々爺っぷりから軽い身のこなしを見せる
渦磨老師に戸惑いながらも作戦を受け入れ行動。誘導や武蔵との対決は
渦磨老師やシグマに任せ、「今の俺にできることをするだけ」と妖怪同心を斬り続けながら武蔵撃退を願うが、司令塔の
渦磨老師は武蔵に吹っ飛ばされた末確保。それを知り武蔵の下に急行し、五郎太に気が逸れた武蔵の隙を見て木の上から水雲を投げつけ、武蔵の剣で跳ね返す形で水雲を落としたシグマに剣を渡し、自分はシグマが落とした水雲を回収。2人の同時攻撃で武蔵の剣を叩き折り松之丞の仇討ちを成功させミッションをクリアする。
森エリア脱出ミッションではティアラを描く
信楽たぬき男の意外な画力に驚く一方、平賀源内の捜索は
ジャイロ・デーモンが指揮し
根津忠太と共に捜索することに。捜索の中で妖絵筆を手に入れ早速捜索が楽になるホバーバイクを描くも、出来上がったのはただの岩。ムキになって何度も描きまくるも出来上がるのは岩ばかり。「絵心が無い」という意外な欠点を露呈してしまう。ハンターにも注意しつつ指揮官のジャイロの応答を待つも連絡が途切れるが、その時ジャイロやルナは化け猫に襲われている最中。慌てて駆け付け対峙するも打開策が見つからないが、たぬき男がねずみを描いて出現させたことで化け猫は大量の猫となって消滅。取り込まれた平賀源内と家臣たちを助けて森からの脱出を目指すが、行く手に国芳が化けた怪鳥が出現し一飲みにされてしまう。が、怪鳥の体内で大量の岩を描き怪鳥は墜落し消滅。自分的には「ホバーバイクを描いてカッコよく脱出」と行きたかったものの、結果的には怪我の功名のような形で国芳を撃退し森エリアを脱出。いよいよオワリ城へと乗り込む。
復活ミッションでは生死不明のモーリスを助けるべく
進心丸奨・伝の助と共に行動。場内に張り巡らされた抜け穴を使い移動し、武器庫から槍も獲得。早速妖怪忍者が現れるがここは横綱・進心丸の一撃で撃退に成功。尚も妖怪忍者に追われ、さらにハンターも迫る中、槍を使い塀を棒高跳びの要領で乗ることに成功するも、進心丸はハンターとの勝負に負け確保。1人で妖怪同心と戦い続ける中、妖怪忍者を吹っ飛ばしたことで武人像を発見。しかしハンターに見つかってしまい塀に飛び乗り逃げることに専念したためミッション貢献はならず。
一方、通信を通じて五郎太の兄であるオワリ鷹宗が生きていたことを知りこの後の展開に不安を感じ急行するも、五郎太に向けた信長からの攻撃をかばった伝の助が致命傷を負い消滅してしまう。さらに操られた侍魔人によって鬼が出現し、同時に賞金単価アップミッションが発動。アイテムのエレキテル砲を使い鬼に攻撃する中、頭が弱点と知り攻撃。シグマと撃破数で争う中、鬼が突撃するがその寸前で
兎桜マリンに助けられる。しかし、鷹宗が持つ輪によって鬼が強化されていることを知りシグマと共に輪を破壊することが先決と判断。鷹宗の正面から飛び出て注意が逸れた所で背後からシグマが輪を撃ち落とし、そのまま撃って破壊に成功。しかし、鷹宗は影分身を使い足止めを喰らい、その隙にルナ、そして五郎太を斬ろうとするが土壇場でようやくモーリスが復帰を果たす。エレキテル砲の残量も少なくなり無駄撃ちは命取りとなる中、ちょろちょろと動き回る鬼に苦戦し狙いを定められず。残り1体となるも弾を寸前で交わす鬼にてこずるが、シグマから「合図で撃て」と言われその通りに冷静に狙いを定め合図で発射。が、交わされ…た瞬間シグマが弾を反射され命中。ここはシグマとの連携で鬼を全て倒しミッションをクリアする。
ハンター消滅ミッションでは五郎太・ルナ・シグマ・マリンと共に侍魔人に乗ってオワリ城へ進入。巨人の攻撃によって侍魔人が壊れていく中、侍魔人が壊れていくことに複雑な気持ちを見せる五郎太に「こいつの思いを無駄にすんな!」と突き飛ばして城に乗り込ませ、自分も飛び移ろうとしたところでついに侍魔人の足が崩壊。バランスを崩しながらもギリギリでジャンプし城に飛び移る。場内では蘇った小次郎が立ちはだかるが、ここはシグマが相手をし先を急ぐことに。上の階では蘇った武蔵は立ちはだかり、今度は五郎太だけを先に行かし3人で立ちはだかり、ルナ・マリンが武蔵の攻撃を絶ち切った所で武蔵を一刀両断する。しかし、窓の外から骸骨が現れ、ルナをかばったマリンが負傷。自身も掴まれ食われかけるが、小次郎を倒したシグマが追い付き助け出される。何とかルナ・シグマと共に頂上に到達し五郎太が信長を斬るところを見届けるがミッションタイマーは止まらず、信長も復活。五郎太の力を吸収しようとする信長に立ち向かうも、巨人の手に潰され…たかと思いきや五郎太の力もあり手を持ち上げ耐えることに成功。シグマも巨人の頭こそが弱点だと知り、自分達で巨人を倒せば勝機があると考えるが、巨人によって上空に吹っ飛ばされるも何とか背中に着地。とどめを刺しに2人で頭に登り斬りつけようとするが、その瞬間巨人から熱線が放たれるもシグマの剣を使いジャンプして回避し、そのまま巨人の頭に剣を突き刺し撃退に成功。悪霊に操られていた信長を五郎太が斬りミッションもクリア。オワリの国を守ることに成功し、五郎太に殿としての成長を期待する。
しかし、モーリスからの通信でハンターが向かっていることを知り、壊れたオワリ城の穴を使いロープで一気に下る作戦を立てる。城内に侵入したハンターがルナが下る方面のロープに注目したのを見て窓を叩きハンターを引き付け、そのまま壁を蹴った反動で遠ざかり、窓を破ってまで飛び出して来たハンターを避けそのまま城を降りることに成功する。尚もハンターに追われ、正面からもハンター2体が迫る中で再び壁ジャンプで塀から塀を飛び移りついに振り切る。しかし、ハンター3体に囲まれ木にしがみつくも、近くにいたルナが引いたからくりが作動しハンターがいた場所が落とし穴となって全て落下。ルナのラッキーに助けられるが近づいたルナの足場が崩れ落とし穴に落ちそうになりルナを引き上げるも、背後からハンターが迫っており残り1秒で確保。またしても人助けをした結果逃走成功を逃すことになり、ペンタからは軽口を叩かれるも本人は「ま、いっか。」と納得の表情を見せた。
グレートチャンピオンツアーランキングはシグマと同率3位。逃走時間は颯也が長かったが、ミッション貢献度でシグマが追い付いた形となった。
ゲーム後、退院したハルと共に好物のトウモロコシの天ぷらでお祝い。元気になったハルの姿はもちろん、
クエスチョン君が撮った逃走中での活躍シーン動画を見せ、次こそ逃走成功を果たし、モーリスを越えグレートチャンピオンを目指す夢を見る一方、「逃走中に出たい」と願うハルに対し、逃走中の過酷さを身をもって知った者として、煙月病は治ったとはいえ身体能力が十分でないこと、そしてこれまでずっと兄である颯也と生きてきたことから「お前には無理だ」「逃走中は自分1人で突破するしかない場面が沢山ある。誰かがそばにいて助けてくれるとは限らないんだぞ。」とハルの参戦を否定する。
再び日常生活が戻り、クロノブレスのおかげで運送業もはかどり、ハルもリハビリを続ける中、病院で手術を終えたモーリスと面会。モーリスからはケガの治療の専念のため次回出場を断念しファイナルステージ出場権獲得へ万全を期すことを宣言。「この判断を『逃げ』だと思うか?」と問うモーリスに対し「『勝つために逃げる』のが逃走中だろ!」と理解を示し、モーリスからも今後の脅威とみなされる一方、「まだ知らなければならない逃走中の『真髄』を知る必要がある。」と言われ、次回逃走中でランキングでモーリスを越えることを宣言する。
解説
言わずもがな今作の主人公。当然のことながら1シーズンだけでこの執筆量である。
逃走者のモデルとされるのは濱口優(よゐこ)。初出演は2011年と他のベテラン逃走者と比べるとやや遅いが、出演回数2位、総逃走時間2位、ほぼ全ミッションに参加するという脅威の参加率、そしてエリア内の登場人物や時には月村サトシのゲームメイキングを心配するなど番組の世界観にどっぷりとハマってくれており、クロノス社パートが始まった2010年代前半の逃走中の功労者という評価も多い。
一方、「逃走中をクリアすることが目標」であり賞金度外視な姿勢を見せるため「賞金アップミッション」や「不確定なリスクがある」というミッションに対しては非常に慎重。アニメ作中では「成功でエリア拡大・失敗で賞金半減」というように成功のリターン・失敗のリスクが両方提示されているミッションが多いため颯也は全参加を貫いているがこのようなミッションは本家逃走中には非常に少なく、実際に発令されたらどういう行動を取るのだろうか。
初参戦の時点で既に芸人としても中堅であり、颯也のような「ミッションに先走るあまりアイテムを一切考えない」という超脳筋プレーも見当たらない。濱口自身がゲーム好きと言う事もあり、「バカ」と言われていた若手時代でも多分このような失態はしないだろう。
颯也が得意とするパルクールだが、本家逃走中では「パルクールハンター」として2度登場。初登場時は「1対1で60秒耐えきる」というミッションであり終盤戦ながらかなりの体力勝負という過酷さを強いられた。
また、有名パルクール選手では「SASUKE」にも参戦する日本パルクール協会会長の佐藤惇、女性パルクール選手でありこちらも「KUNOICHI」ファイナリストの泉ひかりが有名であり参戦を推す声もある。とはいうものの、かつてISSA(DA PUMP)がスロープの途中から手すりを越えて地面に飛び降りるというパルクールに近い形でハンターを振り切った例があるが、流石に普通の施設や街中でパルクールを使ってハンターを振り切るというのは安全面や施設を破損する可能性を考えて許可取りが難しい気が…
最終更新:2023年10月23日 02:51