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CL7-5-1
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コラム7-5-1:【考察】右派も陥る「属人主義」の罠 〜皇室は「有能なセレブ」か、それとも「無私の器」か〜
皇位継承問題において、左派や女系容認論者がしばしば口にするのが「愛子さまはあんなに優秀で国民から愛されているのだから、天皇になるべきだ」という、個人の能力や人気に基づく主張(ポピュリズム)です。
しかしここで最も警戒すべきは、保守を自認する右派でさえも、この「属人主義(個人の資質で評価する態勢)」の罠に無自覚に陥っているという事実です。
【右派が陥る「無自覚な世俗化」の罠】
右派の人々は、皇室を擁護する際に「天皇陛下はこれほど国民のために祈り、ご公務に励んでおられる」「皇族方は素晴らしいお人柄だ」と、その【個人的な美徳や努力】を根拠にしがちです。
もちろんその敬愛の念は尊いものですが、論理構造としては左派の「優秀だから愛子さまを」という主張と全く同じ土俵(世俗の能力主義・人気投票)に乗ってしまっています。
もちろんその敬愛の念は尊いものですが、論理構造としては左派の「優秀だから愛子さまを」という主張と全く同じ土俵(世俗の能力主義・人気投票)に乗ってしまっています。
もし「ご本人が立派だから」という理由で皇室を尊ぶのであれば、仮に将来、病弱な方や、国民の期待に応えるのが難しい性格の方が皇位を継ぐことになった時、彼らは「この人は立派ではないからふさわしくない」と、あっさり皇室を見限るか、あるいはバッシングに転じるでしょう。これでは、皇室を欧州の王室や芸能人のような「消費されるセレブリティ(アイドル)」へと引きずり下ろす左派の所業に、自ら加担しているのと同じです。
【一神教の限界を超える「無私の器」としての皇統】
皇室の本質とは、個人の卓越したカリスマや霊能力、あるいは「人気」に依存するものではありません。
皇統とは、天照大神(日本の民族精神)という高次の霊脈をこの三次元世界に留め置くための「ブロックチェーン」であり、男系継承(Y染色体)という「改ざん不能なマスターコード」です。そして天皇とは、そのコードによって認証された、限りなく透明で空っぽの「無私の器(神籬)」なのです。
皇統とは、天照大神(日本の民族精神)という高次の霊脈をこの三次元世界に留め置くための「ブロックチェーン」であり、男系継承(Y染色体)という「改ざん不能なマスターコード」です。そして天皇とは、そのコードによって認証された、限りなく透明で空っぽの「無私の器(神籬)」なのです。
世界を覆う一神教的価値観は、物質と神を切り離しすぎた結果、現代において深刻な行き詰まりと虚無(唯物論)を生み出しています。日本の皇室は、血統という【物質】を通じて高次の【霊】を地上にアンカーし続けるという、世界史的にも奇跡的なシステム(偶像の止揚)を体現しています。
私たちが守るべきは、「その時代にたまたまおられる皇族個人のキャラクター」ではなく、何千年もかけて先人たちが死守してきた「器のシステム(男系継承)」そのものです。この霊的・システム的構造に気づかない限り、右派も左派も、等しくアーリマン(唯物論)の罠に絡め取られてしまうのです。