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コラム4-8:神話の「つまみ食い」とダブルスタンダード 〜雑誌記事(アエラ)に見る、左派メディアの詭弁と認知の歪み〜
近年、男系男子による皇位継承を否定し、女系天皇を容認させようとするメディアの論調の中に、極めて特異なアプローチが目立つようになってきました。その典型が、「記紀(古事記・日本書紀)の神話の細部を唯物論的・法学的に解釈し、日本の皇位継承は本来『女系』あるいは『双系』であった」と主張する詭弁です。
最近のある雑誌記事(2026年8月)では、アマテラスとスサノオの「誓約(うけい)」という神話の場面を引っぱり出し、「アメノオシホミミ等の男神はアマテラスの『玉(物実)』から生まれたのだから、アマテラスの子であり、これは女系継承の証拠である」という専門家の見解を大々的に報じました。
この一見すると学術的で新奇な主張には、現代人が陥りやすい3つの危険な「認知の歪み」とメディアの悪意が隠されています。
1. 「神話のリアリズム化」というナンセンス
第一の歪みは、象徴的・霊的なナラティブである神話を、現代の民法やDNA鑑定のような「ガチガチのリアリズム」で解剖しようとする滑稽さです。
神話とは、古代の人々が世界や国家の成り立ちを霊的に感知し、それを物語という「器」に込めたものです。その細部のルール(誰の持ち物から生まれたか等)を現代の法律論争のように切り取り、そこから2000年以上続いてきた「男系継承」という途方もない歴史的実践(現実の歴史)を丸ごとすっ飛ばして、「だから現代の皇室典範も女系に変えるべきだ」と結論づけるのは、論理の飛躍を通り越した暴論です。
神話とは、古代の人々が世界や国家の成り立ちを霊的に感知し、それを物語という「器」に込めたものです。その細部のルール(誰の持ち物から生まれたか等)を現代の法律論争のように切り取り、そこから2000年以上続いてきた「男系継承」という途方もない歴史的実践(現実の歴史)を丸ごとすっ飛ばして、「だから現代の皇室典範も女系に変えるべきだ」と結論づけるのは、論理の飛躍を通り越した暴論です。
2. 目的は「破壊」のみ。左派の露骨なダブルスタンダード
最大の矛盾は、彼らの「ご都合主義」にあります。
普段、保守層や右派が「神武天皇以来の伝統」などと神話的連続性を語ると、左派メディアは即座に「それは科学的根拠のないフィクションだ」「戦前の神国思想の復活だ」と激しく否定します。ところが、いざ「男系継承(現実のルール)」を破壊・否定する段になると、今度はその「フィクションであるはずの神話」を引っぱり出し、「神話にこう書いてあるから女系が正しい!」と絶対的な根拠として振りかざすのです。
ここから読み取れるのは、彼らに「歴史への畏怖」や「神話の共有」といった意志は毛頭なく、ただ「皇統というシステムを破壊するためなら、どんな理屈(使える武器)でも利用する」という極めてアスラ的な(破壊衝動に満ちた)本性です。
普段、保守層や右派が「神武天皇以来の伝統」などと神話的連続性を語ると、左派メディアは即座に「それは科学的根拠のないフィクションだ」「戦前の神国思想の復活だ」と激しく否定します。ところが、いざ「男系継承(現実のルール)」を破壊・否定する段になると、今度はその「フィクションであるはずの神話」を引っぱり出し、「神話にこう書いてあるから女系が正しい!」と絶対的な根拠として振りかざすのです。
ここから読み取れるのは、彼らに「歴史への畏怖」や「神話の共有」といった意志は毛頭なく、ただ「皇統というシステムを破壊するためなら、どんな理屈(使える武器)でも利用する」という極めてアスラ的な(破壊衝動に満ちた)本性です。
3. 「専門家」を利用した極論の刷り込み(不毛なホワイト化)
この記事で語っているのは、ある特定の研究者(専門家)です。その学術的考察自体には一定の価値があるのかもしれません。しかし問題は、コロナ禍やワクチン禍で見られたように、メディアが「無数にある学説のうち、自分たちのイデオロギー(女系容認)に都合の良い極論だけ」を切り取り、両論併記をせずに「これが真実だ」と読者に押し付けている点です。
現代人は「専門家の見解」という権威に弱く、自ら思考(メタ認知)することを放棄しがちです。「男女平等」という現代の薄っぺらなホワイト化の波に乗せられ、このような記事を真に受けてしまう読者がいるとすれば、それこそが現代社会の最も危険な病理と言えます。
現代人は「専門家の見解」という権威に弱く、自ら思考(メタ認知)することを放棄しがちです。「男女平等」という現代の薄っぺらなホワイト化の波に乗せられ、このような記事を真に受けてしまう読者がいるとすれば、それこそが現代社会の最も危険な病理と言えます。
私たちは、メディアが提示する「耳障りの良い詭弁」や「専門家という権威」に惑わされることなく、2000年以上の時間をかけて先人たちが血の滲むような努力で守り抜いてきた「現実のシステム(男系の結界)」の重みを、自らの自我でしっかりと認識しなければならないのです。