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CL6-4-2
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■ 2:推古天皇 〜「女性天皇」の誕生と、すり替えられる歴史の真実〜
【概観(答):歴史の俯瞰】
日本の歴史上、初めて公式に誕生した女性の天皇が、第33代・推古天皇です。彼女が即位した飛鳥時代は、蘇我氏と物部氏の対立や、前代未聞である第32代・崇峻天皇の暗殺事件など、血で血を洗う権力闘争(アーリマン的混乱)の極みにありました。
誰もが納得する成人男性の有力な後継者が不在の中、国家の霊的・政治的崩壊を防ぐための「最強のバッファー(緩衝材)」として白羽の矢が立ったのが彼女でした。彼女は第29代・欽明天皇の「娘」であり、かつ第30代・敏達天皇の「皇后」でもありました。圧倒的なカリスマと尊厳を持つ彼女が「祭祀王」として君臨し、甥である聖徳太子らが政治の実務(権力)を担うという見事な役割分担により、日本は危機を脱し、飛鳥文化という輝かしい時代を迎えます。
しばしば「中継ぎ」という言葉で表現されますが、それは決してネガティブな意味ではありません。次世代の適任者(この場合は聖徳太子などの皇子たち)が成長し、争いなく即位できる環境が整うまでの間、自らの身を挺して皇統という「システム」を守り抜いた、極めて崇高で重要な役割だったのです。
【深淵からの問い(問):皇室検定への挑戦】
さて、ここで現代のニュースやSNSで頻繁に見かける言説について、あなたの「解像度」を試す問いを投げかけます。
Q:現代の女系天皇容認派の中には、「日本には推古天皇をはじめ、過去に8人(10代)もの女性天皇が存在した。だから現代において『女系天皇』を認めることも、日本の伝統に沿っている」と主張する人々がいます。このロジックの中に潜む、決定的な「用語のすり替え(バグ)」は次のうちどれでしょうか?
- 推古天皇の時代は「母系社会」であったため、現代の憲法下における皇位継承とは根本的に前提条件が異なるという事実を隠している点。
- 推古天皇の父は欽明天皇であり、「父方を辿れば確実に歴代天皇に行き着く(男系女子)」ため、皇統の絶対ルールである「男系継承」のシステム自体は微塵も変更されていないという事実を無視している点。
- 当時はまだ「天皇」という称号が正式には使われておらず、大王(おおきみ)に過ぎなかったため、現在の天皇制と同列に語ることはできない点。
- 過去の女性天皇はすべて、海外の王室からの圧力を受けて特例として即位させられただけであり、日本独自の判断ではなかった点。
【次なる思考へのヒント】
「女性天皇」と「女系天皇」。文字面は似ていますが、前者は天皇の「性別」の話であり、後者は継承される「血のルート(システム)」の話です。推古天皇は女性ですが、彼女の即位によって「男系(Y染色体)の結界」は破られたのでしょうか? それとも、守られたのでしょうか? 左派メディアが最も隠したがるこの「対義語の錯覚」に気付いた時、あなたは歴史の真実に触れることになります。(正解と解説は次回のコラムにて)
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