31-919「エイプリルフール」

僕とキョンは春のうららかな陽気の中で、まったりと昼寝などしていた。
佐々木「月末だね」
キョン「ああ、月末だな」
佐々木「新学期だね」
キョン「そうだな」
佐々木「平和だね」
キョン「ああ、平和だな」
佐々木「この平和がずっと続けば良いね」
キョン「このまったり感が好きだな」
佐々木「もうすぐ新スレだね」
キョン「もう32になるな」
佐々木「僕は32になるまで結婚できないなんて嫌だね」
キョン「俺もそうだよ。しかし、今の世の中30代で結婚なんてゴロゴロあるよな」
佐々木「どうかね。折角だから僕達が24になったら結婚するというのは」
キョン「良いね」
佐々木「本当?うれしいよ。じゃ婚約の印として…」

僕はキョンにのし掛かりキスをした。

・・・・・・

佐々木「……ということが昨日あったのだよ」

長門「……」
ハルヒ「何ですってー」怒、怒、怒、怒
キョン「落ち着けハルヒ。今日はエイプリルフールだ」
佐々木「これは嘘で、本当はキョンの方からキスしてくれたんだよ」
ハルヒ「あんたの方から?何がただの友達よ。この大嘘つき」
キョン「落ち着けハルヒ。昨日はずっと団活だったろ」
ハルヒ「そういや、そうだったわね」
古泉「昼寝するのは物理的に不可能ですね」
キョン「そうそう。俺と佐々木がてキスしたのは一昨日の夜だよ」
ってアレ?
(おしまい)
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最終更新:2013年04月29日 15:13
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