デスティニー

デスティニーガンダム

正式名称:ZGMF-X42S DESTINY  通称:運命、蝶、堕天使
コスト:590  耐久力:720  盾:○  変形:×
名称 弾数 威力 備考
射撃 ビームライフル 5 105 弾数がかなり少な目。無駄撃ちは避けたいところ。 ((ビーム属性)) ((常時回復))
CS 長射程ビーム砲 - 175 単発赤ビーム。セカインも可能。1発でダウン確定 ((ビーム属性)) ((ダウン))
サブ射撃 バルカン砲 60 47 頭部から発射する。地味に高性能。1セット全部HITでよろけ。 ((実弾属性)) ((使い切るとリロード))
特殊射撃 フラッシュエッジ2 2 45 射程が結構長く、軌道はSIに近くて硬直は長めの模様。1枚ヒット25ダメ ((ブーメラン)) ((回収するまで再投擲不可))
通常格闘 対艦刀アロンダイト - 255 SSのN格っぽい。4段斬り。3段目後、ワンテンポおいて特格が入る。
前格闘 多段突き - 170 若干発生の遅い突き。突撃速度は速い。抜刀時は発生速度up。
横格闘 横斬り - 212 3段まで入る横から切り付け→逆から払い→サマソ。3段目を特格に派生可。
後格闘 光翼刃 - 200 N格の4段目と同じ。多段ヒット技で、全段ヒットで強制ダウン。
特殊格闘 パルマ・フィオキーナ - 231 デスティニーフィンガー!(爆)
突進スピードが遅いが格闘ボタン連打で多段ヒットし、最後に投げ飛ばす。

解説

ZGMF-X666Sレジェンドと同時に開発されたザフトの最新鋭MS。
デスティニーは「運命」を意味する。
プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルを中心とした開発チームが、既に形骸化していたユニウス条約を半ば確信的に無視して作り上げた機体。
シン・アスカの戦闘記録を元に、彼の搭乗を前提とした調整がなされている。

セカンドステージシリーズのコンセプトが「機体構造の変形及び換装によって多様な戦局に対応する」ものであったのに対し、本機のは「あらゆる状況に対応し得る武装とそれを運用可能とする高出力を1機のMSに集約する」というもの。
(身もフタも無い言い方をすれば『フォースソードブラスト』、または全部乗せラーメン)
にもかかわらずインパルスと同カテゴリーに分類され、形式番号には「セカンド」のSが振られている。
技術的な背景はセカンドステージシリーズと同一なので特に問題とはされていないが、核動力搭載を示すAの文字をあえて外していることから、条約違反を秘匿する目的があったとも言われている。

本機は、近~遠距離全てのレンジに対応可能な複数の武装と新開発の翼型高推力スラスターを標準装備しており、装備の換装なしにインパルスの各シルエットを上回る格闘能力・機動力・火力を発揮する。
さらにヴァリアブルフェイズシフト装甲とビームシールド「ソリドゥス フルゴール」による鉄壁の防御力を備え、ハイパーデュートリオンと核動力による高出力もあり、極めて高いレベルで全領域をカバーし得る汎用性を実現している。

デスティニーは劇中でエネルギーが減っていた描写があったが、
まだロールアウトから間がない機体であったデスティニーはまだ実戦でのデータを取り調整をかけている段階であった。しかし、なまじ最強であった為に数体のデストロイを相手にしてもその限界にいたることが無かった。ところがそこへ突然のストライクフリーダムとの遭遇。相手はやる気満々のキラ。この戦闘であまりに急激に最大ポテンシャルまで持って行かれたデスティニーは機関部に何らかのエラーを起こし、どちらかのチャージが間に合わなくなってしまったというのが原因だろうと思われる。(公式サイトより)
(SEED世界の核動力=ほぼ無限エネルギー)
と後付けされている。

又、高速機動時にミラージュコロイドを散布する事で空間上に自機の光学残像を形成するジャミング機能や、掌に備えられたゼロ距離射程のビーム砲など、実験的な新装備も多数搭載している。

ちなみに、両腕を破壊されると側頭部のMMI-GAU26 17.5mmCIWS(機関砲)以外の武装が使用できなくなるという欠点もある。
さして特別な事でも無いが、戦闘における経戦能力を鑑みると、同時期に開発されたストライクフリーダムインフィニットジャスティス、そしてレジェンドなどと比較すると多少脆い一面もあるのかもしれない。

劇中、数度に渡って翼型スラスターから(主に推力増大時に)「謎の光」を発する現象が確認されている。
本機の最大の特徴だが、これについて劇中では何の言及もない。
設定上は、前述のミラージュコロイドによるジャミング機能を使用する際の現象とされているが、映像の上では全く関連のない局面においても見られることから、様々な憶測も生まれている。
最終話ではストフリも同様の翼を出していた。
後にスターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールを応用して作られたという設定が追加されている。

仮にも主人公の機体なのに最終回でそれまでの活躍が嘘のようにボコボコにされたり、長距離ビーム砲に何も通称が無かったり(これはむしろ好ましいという意見も多い)、インタビューにおいて当時はデスティニー及びストライクフリーダムが発生させている光の翼のような物はただの演出と回答がされたり、色々と不遇の機体。
タイトルバックを飾り、やっと扱いがある程度マシになったかと思えば五次解禁からストフリにとって変わられた。(PS2版はデスティニー→Sフリーダムと交互に登場)
やはりそういう運命なのだろうか・・・
大体キラに「未来を決めるのは運命じゃない。」という台詞がある時点でこういう扱いなのは避けられなかったのかもしれない。(キラの発言は嫁補正により全て本当になるからという噂が絶えない)

だが色的には最も主人公っぽい色彩(トリコロールカラー)。唯一の慰めである。
アニメでは全体的に黒ずんだ色がかっているがガンプラでは大半がストフリと同じ様に二の腕部分や太腿部分は白色。無理やり悪いイメージを付けようとしているのが丸分かりである。・・・そう仕向けたのは誰だかはすぐ分かりそうなものであるが。(MGではアニメ程では無いがある程度灰色がかっている)
背中のピンクの翼が蝶の羽の様に見えてとても美しいので、(アニメの負けっぷりはひとまず置いといて)外見は良い。BDして叫べ!「パピ!ヨン!」もっと愛をこめて!

前述の「フォースソードブラスト」の通り全ての距離において最高の武装を備えた万能機。さらに接近戦を得意とするシンの搭乗を前提に調整、設計され中でも特に接近戦に優れている格闘万能機体といえる。
にもかかわらず本作では何故か格闘だけに特化しており、万能機として活躍しているのは近接戦闘を想定してつくられたはずのインフィニットジャスティスである。アニメだけでは無くゲームでも不遇である。もし次回作があればぜひ修正してもらいたいものだ。



武装

MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2

側頭部に装備された近接戦闘用の機関砲。本機唯一の実体弾兵装であり、数少ない固定武装でもある。X56Sインパルスに装備されていた20mmCIWSよりも小径化されているが、弾芯や炸薬の改良、装弾数の増加、発射サイクルの高速化等により、同等以上の威力を獲得していると思われる。劇中での使用は確認されていない。

MX2351 "ソリドゥス フルゴール" ビームシールド発生装置

両手の甲に篭手状に装備されている光学防御装備。MX2200ビームシールドの改良型で、よりエネルギー変換効率を高めた物と推察される。展開形状を自在に変えられ柔軟な運用が可能。X666Sレジェンドの両手甲部やXX09Tドムトルーパーの両腕にも装備されている。デストロイの大出力ビームを完全に防ぎ切るなど、ビーム兵器に対して従来の対ビームコーティングシールドを遙かに凌ぐ防御力を発揮するが、反面、実体弾など物理攻撃に対しては十分な効果は望めない。
ユーラシア連邦が開発した光波防御帯からのスピンオフと言われているが、前述の実弾に対する弱点が複製した技術の不完全さに起因するものか、もともと技術上の背景に相違があったものか、明らかにはされていない。しかし本機はVPS装甲であるため、さして問題はないと思われる。

ただしインフィニットジャスティスのビームサーベルを防げなかったことから、瞬間的な攻撃に対しての防御力はかなりのものだが、持続的な攻撃はMX2200系列のシールドのほうが上である可能性がある。

RQM60F "フラッシュエッジ2" ビームブーメラン×2

X56S/βソードインパルスに装備されたビームブーメラン・フラッシュエッジの直系の発展形。ウィンダム2機を纏めて両断するなど攻撃力はかなり向上している。連結機能はオミットされたが、出力を調節することでビームサーベルとしても使用可能となっている。但し、通常のサーベルに比べビーム刃のリーチが短く、他により強力なビームソード 「アロンダイト」 が標準装備されていた事もあり、専らビームブーメランとしての運用が多かった様である。43話でサーベルとしての使用が確認された。

MMI-714 "アロンダイト" ビームソード

ソードインパルスのMMI-710「エクスカリバー」やグフイグナイテッドのMMI-558「テンペスト」の発展形にあたる、大型のビームソード。劇中では大抵MSとの格闘戦に使用されていたが、他にも艦船等の装甲や主要部分の破壊も鑑みて設計されているため"対艦刀"とも称される。
デスティニーの全高を上回る程に刀身が延長されており、ビーム出力もエクスカリバーと比べて飛躍的に増大している。対ビームコーティングされたシールドや通常MSの倍以上の機体サイズを持つデストロイをも軽々と一刀両断する等、この種の兵装としては驚異的な破壊力を有する。又、先端部分でもデストロイの分厚い装甲を一撃で貫いており、実剣としての性能も高いと思われる。攻撃兵装として絶大な威力を有する反面、使用時に発生する慣性モーメントは膨大であり、デスティニーのパワーとシンの技量を以ってしても取り回しは良好とは言えず、小回りの利くビームサーベルを相手にするにはやや不利な武装とも言える。非使用時には二つ折りになって右背部のウェポンラックに収納される為、機体の行動を妨げる事は無い。
名称の由来は、円卓の騎士の一人、サー・ランスロットの愛剣から。
フォルムはソードストライクのシュベルトゲベールに酷似している。

M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲

背部左ウェポンラックに装備された大型ビームランチャー。アロンダイトと同様、非使用時には二つに折り畳まれた状態であり、使用時にはマウント部のクランクアームを展開し、マニピュレータを介してホールドする。展開時の全長は22mと本機の全長を上回る。
ハイパーデュートリオン機関より供給される膨大な電力により、ガナーウィザードのオルトロスやX56S/γブラストインパルスのケルベロスを遥かに上回る大出力を誇る。また、ダイダロス基地におけるレクイエム攻略戦では、基地内部の施設を砲撃する際にかなり高速の発射サイクルで連射していることから、ケルベロスと同等かそれ以上の連射速度を獲得していると思われる。

MMI-X340 "パルマ フィオキーナ" 掌部ビーム砲×2

その名の通り、左右の掌に装備された(パルマフィオキーナとはイタリア語で「掌の槍」の意)ビーム砲であり、数少ないデスティニーの固定武装。デスティニー独自の実験的な兵装であり、ビーム砲と言うよりは寧ろ開放型のビームジェネレータに近いデバイスである。多分に隠し兵装としての色合いが強く、密着状態の敵機を砲撃する等、主にゼロ距離戦闘時にその真価を発揮するが、通常のビーム砲としての運用も可能。過去のMSにこれと類似した武装の例はなく、故に戦術バリエーションも未知数であり、パイロットの発想次第では様々な応用が可能であるとされている。
所謂隠し兵装としては破格の高出力を有しており、アスラン・ザラ脱走時の戦闘ではグフイグナイテッドのスレイヤーウイップ、ヘブンズベース戦においてはデストロイの頭部を、またレクイエム攻略戦においては多数の連合MSのコクピット、動力部である腹部を一撃で破壊した他、インフィニットジャスティスの高出力ビームサーベルを短時間ながらも受け止めている。
なお、劇中の他の多くのビーム兵器と異なり、発射されるビームは「青白い光」を放つが、これが設定上の技術的な違いを表現したものか、映像作品としての演出効果なのかは不明である。
アイデアはキャラクターデザインの平井久司によるもの。
余談だが、イザーク・ジュール役の声優・関智一はこの武装を見て「他人の機体の感じがしない」と苦笑いをしていたらしい。元ネタが関の出演している『機動武闘伝Gガンダム』に登場した技「シャイニングフィンガー」及び「爆熱ゴッドフィンガー」であることが明らかだからである。
また『公式ガイドブック3 機動戦士ガンダムSEED DESTINY -誓いの空-』では、監督自ら「かめはめ波を撃つ(両手で使用する)予定があった」とインタビューに答えている。そんなこと考える暇があったら話を破綻させない事に頭使ってください監督。

MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル

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最終更新:2023年08月16日 12:21
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