ここでは西武鉄道で使用されている三愛電子工業製の放送(いわゆる調布型)をまとめる。
基本情報
- 女性声の担当は大原さやか氏、男性声の担当は関根正明氏。
- 多摩川線の多磨〜是政間の接近・発車放送と、西武園ゆうえんち駅の到着・発車放送、ホームが湾曲している駅の注意喚起放送で使用されている。
2000年代初頭導入版(多摩川線タイプ)
- 多摩川線全駅と、セムトラック移行前の多摩湖線一橋学園駅で使用されており、一橋学園駅等の交換可能駅では男性声も使用していた。
- 近年まで武蔵境駅で使用されていたが、2024年10月ごろに新セムトラック型の放送に置き換えられ、発車放送以外は現存しない。
- 京王線で使用されているタイプのものと声質が近い。
- 例:「まもなく、3番ホームに、電車が、まいります。黄色い線の、内側で、お待ちください」
2000年代初頭導入版(遊園地西タイプ)
- 遊園地西駅(現:西武園ゆうえんち駅)で2021年2月まで使用されていた。
- 駅名改称(あるいは放送装置の老朽化)に伴い、新型に更新された。
- 京急線で使用されているタイプのものと声質が近い。特に「この電車は」の部分が酷似している。
- 例:「この電車は、西武遊園地、行きです。この電車は、西武遊園地、行きです。まもなく、西武遊園地行き、電車が、発車します」
注意喚起放送タイプ
- 2009年からホームが非常に湾曲している駅に設置された。
設置駅は下落合駅・新井薬師前駅・都立家政駅・萩山駅・大泉学園駅・稲荷山公園駅・高麗駅・吾野駅・新小金井駅。(2020年代に入ってからの新規設置は無し) - 上下線で声優が分かれているのが細かいところ。
- 放送前に2点チャイムが流れる。
- Panasonic楕円型から鳴動する事が多いが、吾野駅の一部箇所ではPanasonicクリアホーン型から鳴動する。
- 例:「(2点チャイム)ホームと、電車の間が、広く空いております。足元に、ご注意ください。×2 (2点チャイム)電車から、離れてお歩きください。×3」
(停車時間が長い列車の場合、進入時から停車時まで流れたあと、発車前にもう一度流れ始める。ただこれは高麗駅でのみ確認しているため、他駅がどうだかはわからない)
多摩川線2016年導入版
- 多摩川線多磨駅〜是政駅間で使用されている。
- 棒線駅では方面により「是政行きの」や「武蔵境行きの」と放送を切り替えている。
- 白糸台駅ではホーム番号のみの案内、是政駅では「まもなく、電車がまいります」のみの案内となっている。
- 2016年に三愛電子工業の用放送装置「SRK-306Di」に交換されたのちも、競艇場前駅で使用されていた放送が音質向上処理された上で引き継がれた。
- 相鉄線で使用されているものと声質が近い。
- 例:「まもなく、武蔵境行きの、電車がまいります。黄色い線の内側で、お待ちください。まもなく、武蔵境行きの、電車がまいります。黄色い線の内側で、お待ちください。」
2021年導入版
- 遊園地西駅(現:西武園ゆうえんち駅)で2021年2月から使用開始された。
- 西武遊園地駅(現:多摩湖駅)の名称変更対応のため最新のタイプの放送が導入された。
- 京急線の新規収録パーツと声質が近い。そんなわけで、京急品川駅では遊園地西駅と西武園ゆうえんち駅の奇跡のコラボが実現している。
- 例:「この電車は、多摩湖行きです。この電車は、多摩湖行きです。まもなく、多摩湖行き、電車が、発車いたします」