聖帝が国会で下町ボブスレーを紹介し一躍脚光を集めるきっかけとなった演説。
小さな町工場から、フェラーリやBMWに、果敢に挑戦している皆さんがいます。
自動車ではありません。東京都大田区の中小企業を経営する細貝さんは、仲間と共に、ボブスレー競技用「そり」の国産化プロジェクトを立ち上げました。
「世界最速のマシンをつくりたい」
三十社を超える町工場が、これまで培ってきた、ものづくりの力を結集して、来年のソチ五輪を目指し、世界に挑んでいます。高い技術と意欲を持つ中小企業・小規模事業者の挑戦を応援します。試作品開発や販路開拓など、新しいチャレンジを応援する仕組みを用意します。
ひたすらに世界一を目指す気概。こういう皆さんがいる限り、日本はまだまだ成長できると、私は、確信しています。今一度、申し上げます。皆さん、今こそ、世界一を目指していこうではありませんか。
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細貝 そう。(ひかりTVの社長が※)メインスポンサーで全面的に応援したい。モノづくりっていうものの大切さと、そういったものの絡みで我々も支援したいという気持ちになりましたと。 それでもまだまだ下町ボブスレーは創業直後みたいなものだから、20数年前のウチの会社みたいに信用がない。ここで安倍晋三さんが大ヒットを飛ばしてくれる。
enmono いきなり出てきましたね。
細貝 そう、ここで出てくる。総理になられた時、施政方針演説ってあるじゃないですか。あそこで大田区の企業が下町ボブスレーというプロジェクトで世界を目指していると。
enmono 言ってくれたんですね。素晴らしい。
細貝 下町ボブスレーに対して信用がついて、そこでスポンサーがドドドドッと。だから後付けなんだよ、もう全部。先に走っちゃうから、金使うこと前提。あとは奇跡がボンボンボンって。ここで2台作っちゃった。連盟ともね、その年の10月、オリンピックまであと4ヶ月という時に共同記者会見、新型機発表、やるわけじゃないですか。チーム・オブ・ザ・イヤーというサイボウズの賞もとって(2013年ベストチーム・オブ・ザ・イヤー一般部門を受賞)、色んなことがチー ムとして評価されて「いやぁ順風だ」と思ってた瞬間の表彰式の裏では……採用するかしないかっていう話になってたんです。
安倍総理に最も影響力がある中小企業の経営者
平将明「細貝さんは、今、安倍総理に最も影響力がある中小企業の社長と言われている」
細貝「全くないですよ(笑)、経営者の会で3年くらい前に勉強をしているところで僕らも入れてもらった」
平将明「細貝さんが安倍さんに『補助金の申請資料が多すぎる』と言ったら、総理から大臣に降りてきて、私に降りてきて、結果的に書類を半分くらいにした」
細貝「ありがたいですよね」
道徳の教科書と下町ボブスレー
道徳の教科化に伴い、今夏に全国の教育委員会などで初めて行われた小学校道徳の教科書採択で、「教育出版」(東京都千代田区)が発行する教科書を選ばないよう求める要請が各教委に相次いでいたことが7日、分かった。(~中略~)
同教科書は、「育鵬社」の中学歴史・公民教科書の編集や採択を支援する民間団体「日本教育再生機構」の元理事が監修者に名を連ねている。このため「育鵬社系」「来年の中学道徳教科書に育鵬社が参入予定」などとするレッテル貼りが行われているという。
内容に関する具体的な批判では、主に5年生用に収録された教材「下町ボブスレー」で国産ボブスレー(そり)に乗った安倍首相の写真が掲載されたことに、「本文と関係ない」などと問題視している。
「教育出版」小学校道徳教科書 安倍晋三首相の写真掲載を問題視 特定団体? 不採択要請相次ぐ(産経 2017/9/8 07:13)
本来の写真

UR汚職で失脚した甘利がトリミングされた道徳の教科書。
