育成方針 - 序盤〜中盤


スキル振りで個性を出すのがパーティーメイキングの最大の楽しみの一つなので、
気に入ったスキルを伸ばして自分だけの世界樹の探索を満喫するのがもちろんオススメだ。
もし地雷スキルを踏んじゃっても、休養したら振り直しできるし。

そうはいっても地雷スキルは嫌だ、使えるスキルが知りたいんだ!
必要なのは個性ではない!効率だ!
っていうか、どれも良さそうで迷っちまうよ!

なんて冒険者のための参考に、
序盤~中盤にかけて有用なスキル振りのガイドラインを示したのがこのページ。



基礎知識

■ステータスブースト
  • HP、TP
他のステータスブーストと違い、数値の上昇率はLvが上がれば上がるほど加速度的に上昇する。
Lv0→Lv1ではちょっとしか伸びないが、高レベルではかなり伸び、
例えばTPならLv1→Lv7よりもLv7→Lv10の伸びの方が大きかったりする。
なので、スキルレベルを途中で止めてしまうのはちょっともったいない。
ちなみに、シリーズの他作品では1か10の選択となるケースもあるが、今作では0か10の選択となることに気をつけよう。

序盤・中盤では全員が全員HPTPブーストを行う必要はない。
ひとまずはパラディンのHP、メディ・アルケミのTPなどの消費が激しいキャラは行っておきたい。
あとは対症療法的な取り方か、休養・引退した時にまとめて取るのが吉。

  • STR、TEC
Lvを上げれば上げるほど物理攻撃(STR)/属性攻撃(TEC)の与ダメが増す。アタッカーにとっては極めて重要。
下手に攻撃スキルのレベルを上げてTP燃費を悪くするよりもスキルを1止めしたままでSTRに10振りするほうがよい。
特に物理アタッカーは「スキル1→STR10→スキル2~」と取っていくのがド安定。
またこちらも最終的にはアタッカーなら10振りすることになるので無駄にならない。

  • VIT、AGI、LUK
効果がないわけではないが、序盤における優先度は低い。

■スキルレベル
レベルを上げれば上げるほど
  • 威力が増す
  • 行動順が早くなる
  • 追加効果の発動確率が上昇する
  • 消費TPが増える

威力や発動確率の上昇幅がLv1→Lv2より→LvMAXの方が大きい(HP・TPと同じ)スキルも多いので
効果面だけを考えるなら一気にLvを最大にしてしまったほうがいい。
一部のスキルではMAXからが本番。詳しくは各職業ページを参照のこと。

逆に、MAXにすると異常に消費TPが増えるものもあるため要注意。
Lv1でそこそこの効果があるスキルなら1で止めるのもアリ。

以上から言えることは、スキルはLv1かLvMAXにする。中途半端は最もダメ。

雑魚戦用の通常攻撃代わりの燃費重視スキルとボス・FOE戦用の最大火力スキルを分けるのもいいだろう。
ガンナーの精密射撃Lv1と跳弾Lv5なんかは好例。


○逃走率UP
鞭・剣・弓装備のメンバーに振っておくと、多少は幸せになれるかもしれない。

炎・雷・氷のどれを伸ばすか

アルケミにしてもガンナーにしてもブシドーにしても
属性が違うだけでほぼ効果が一緒なので育成の際に一番なやむのがこれ。

攻略のみに特化して言えば、「その後出る強敵の弱点属性を伸ばす」のが基本。
ここでは第一階層の敵を考慮して各属性の使い勝手を記す。
今後出るモンスターのネタバレではあるので一応格納。
ネタバレを気にする人がここを見に来るのか

+ ...
炎…1Fから出現するクローラーから5Fの強敵サイミンフクロウ、ラフレシアも含め、第一階層のザコ敵は大半が炎弱点なので有用。これを伸ばせばザコ敵戦ではかなり楽になるはず。なにげにFOEの鹿も炎が効く。

雷…2Fの毒吹きアゲハにはよく効くが、それ以降はあまり弱点とする敵がいない。ただ、ストーリー全体の攻略を考えると雷の通りは良く、大局的にはおすすめできる属性。

氷…なんといっても第一階層のボスであるキマイラが氷弱点。ボス戦を見据えるならこれ一択。ザコ戦での通りはそこそこといったところだが、ラフレシアには無効化されてしまう。

ソードマン

敵より先に行動でき、複数対象攻撃が雑魚戦に便利な剣ソドにするか
敵より後にしか行動できないが、高火力+状態異常がボス戦に便利な斧ソドにするかで
別職業かと思えるほど特性が全く異なる。

中盤以降、Lv30引退・休養を機に剣から斧に方針転換するのも一手。
チェイスはパーティー構成次第で強力な攻撃手段になるが、実用レベルになるのは中盤以降か。

剣ソド

まずは最短でトルネード1の取得を目指す。
序盤から少ないTPで複数の敵を攻撃ができるのが剣ソド最大の強みなので、取らない手はない。

次はSTR10が有力。
ウォークライもボス戦での火力を重視するならLv5まで上げて損はない。
TPブーストはトルネードの威力と燃費のバランスを見ながら上げていく。
雑魚戦での火力不足を感じたらスキルレベルの上げ時である。

斧ソド

最大火力のパワーゲイン5、頭縛りのヘッドバッシュ10、敵行動封殺のスタンスマッシュ10の中から、
何を極めるのかを最初に決めてしまうのがよい。
(PT編成にもよるが、筆者はヘッドバッシュ10をお勧め。ボス・FOE戦で縛りが入ると戦況が激変する)

極めると決めたスキルのLv1とSTR10を取った後は、最大TPと相談しながらスキルレベルを上げていく。
縛り・スタンはLvMAXでこそ発動確率に期待が持てるため、使用回数を確保するためのTPブーストも意外に重要。
燃費を重視して雑魚戦用にサブスキルをLv1だけ取っておくのも悪くないが、追加効果には期待しないこと。
ウォークライは剣ソドと同じくボス戦で有用。

チェイス

序盤用のスキルが揃った後は、パーティーの属性攻撃の充実度に応じてチェイスを目指すといいだろう。
高レベルのチェイス多用はソドマンのTP消費が大きくなるので、継戦能力には要注意。

どの属性を選ぶかはパーティーの他の属性使いのスキル次第。
特に全体属性を使えるアルケミストやブシドーに合わせることが重要。

レンジャー

探索スキルを優先するか戦闘スキルを優先するかをまず決める。
こればっかりはプレイヤーの方針次第なのでお好みで。

パワーショット1

どのような育成方針にするにしても、パワショをLv1だけ取っておくと何かと便利。
とりあえずこれ。
その後火力がほしくなったらSTR10→スキルLv&TPブースト。
ダブルショットも悪くないが、狙う敵を自由に決められないので不便。

戦闘支援型

アザーズステップはPT編成によっては神スキル。
出の遅い全体攻撃・全体異常・全体回復・フォース等を自由に先行させられるのは想像以上に効果大。
習得までに必要なスキルポイントは大きいが、まっすぐ目指そう。
Lvは1でいい。

状態異常矢を取るならスリープアローがお勧め。
低火力でも一撃で敵を行動不能にできる便利スキル。Lv5でそこそこ睡眠させる。
アザステ・STR10振りが終わった後なら十分選択肢に入る。

探索支援型

どの探索支援スキルもLvを上げれば上げるほど効果を実感でき、大変便利。
特に危機感知は敵先制→PT崩壊を幾度となく救ってくれる良スキル。
警戒斥候はLv5でダメージ床無視の快適スキル。

必要だと思うものを取り終えたらアザステを目指すのがいいだろう。

パラディン

中盤までと終盤以降で最適なスキル構成がかなり変わるので、
パラディンを全編通して使う場合はそれなりのスキル振りの工夫があったほうが便利。

全力逃走

パラディンが生存していれば確実な逃げ道を確保できる神スキル。1で十分。

挑発

挑発して、防御する。最も単純かつ強力。
堅いパラディンに攻撃が集まればパーティーの被害が激減する。
敵の攻撃をひきつけられない1ターン目に、柔らかい前衛に防御させることを視野に入れると吉。
Lvを上げると狙われ率が上がるのに加えてTP消費も減少していくので、習得するならLvMAX推奨。

フロントガード/バックガード

HP・TPブーストと同じく本領発揮は5振り以降。
TP最大値と平行してできるだけ早めにMAXにしてしまうのがいいだろう。
どちらを習得するかはパーティー構成次第だが、総じてフロントの方が使用する機会は多い。

シールドスマイト

高威力・ほぼ必中・先行・腕縛りの頼りになる攻撃スキル。
Lv1でもほぼ先行でき、危険なアイツを先行確殺できる良スキルである。
習得前提の盾マスタリー10と消費TPがネックではあるが、それに見合う効果がある。

オートガード

Lv1でも取っておけば意外なタイミングで効果を発揮する。パッシブスキルなので損はない。
オートガード発動でパラのみ生存→全力逃走→糸脱出で危機を脱することもままあるだろう。
スマイトの取得過程で振ってしまうのがいい。

ダークハンター

鞭か剣かで完全に別職業。

まずはアナコンダ1→STR10。
その次はアナコンダを上げるか、ジエンドを取得するか。
ジエンドを取得する場合、一気に10まで取得しよう。
どっちにしろSTR10・アナコンダ5・ジエンド10を目指す。

以降は、対ボス戦/ドロップ条件用に縛りのどれかを10(ただしオールボンテージ使用前提だと死にスキル)か
オルボン前提のエクスタシー5を目指すことになるだろう。
ヘッド・アーム・レッグのどれを選ぶかはパーティーの役割分担次第。
レッグはヘッド・アームと比べそこまで率先して取る必要はない。

単体スキルは突属性。

まずはドレインバイト1。次にヒュプノ・ショック・カタストロフのいずれかを1取得し、そしてSTR10。
おすすめはカタストロフだが前提が他2つに比べやや重め。

ドレインバイトは1でも与えたダメージの50%、5振りなら100%を吸収するので、回復に手が回らない激戦でも生き残ることができる。

その後は他攻撃職同様スキルレベル上げやステータスブーストを行えばOK。

対ボス・FOE用にトラッピングの活用を考えているのなら、
取得必須スキルが少ない剣のほうが早く完成する。

蟲毒・無我

通常版ならバグ回避必須。ベスト版ではバグ修正済み。
あればかなり便利だが、状態異常が怖いのは中盤以降で終盤メイン。
慌てて取る必要はない。

トラッピング

本気を出せば中盤から取れなくもないが、基本的にはクリア後に輝くスキル。取るなら共にLv5でないと使い物にならない。

メディック

回復万能だが、状態異常はアイテムでも回復できることを忘れるべからず。
HP回復スキル各種は序盤・中盤・終盤で利便性が異なるので休養振りなおしも有用。
殴りメディは玄人仕様なので割愛。

キュア1

最優先。ないと話にならない。1止めを強く推奨。
大回復はエリアヒールの前提条件のヒーリングで。

博識

パーティー全体で3~5振りあると金回りが段違いに良くなる。
カスメはスキルポイントがカツカツなので、メディックでの習得を推奨。

リザレクション

極めて便利。パーティーの資金繰りも楽になる。
Lvを上げると復活時のHPも増えるが、序盤は燃費重視で1止め推奨。

エリアヒール

全体回復。特にボス戦で重要になる。
前提のヒーリング4も、キュア1では足りない深手の緊急回復に使えるため便利。

習得が早いエリアキュアも全体回復手段の選択肢となるが、
前提でキュアのレベルをあげなけなければならず、回復量も中盤以降には不足を感じるようになるので
最初からエリアヒールを目指したほうが結果的にはいいだろう。

アルケミスト

まずは3属性の術式をLv1ずつ取得。
それから核熱の術式Lv5を目指す。

その後の方針は主に

  • 弱術式をLv10まで取得
  • 強術式を取得
  • 全体術を取得

の3つ。
弱術式の高レベルは他職業のサポートが必要ない。
強術式は敵の弱点をつけば核熱以上のダメージを与えられる。
全体術は対ザコに有用。他職の火力補助があれば、スキルレベルを抑えて燃費と威力を両立できる。

ソードマンの「チェイス○○」
レンジャーの「アザーズステップ」
カースメーカーの有無
ドクトルマグスの「鬼力化」
この辺りを考慮して取捨選択すると良い。

バード

まずは使用回数と使用効果を両立できる沈着なる奇想曲をLv1習得する。
次に強敵用の切り札となるLv10スキルを1つか2つ習得して中盤突破を目指す。
その後TPブーストで切り札の使用回数を増やすか、切り札の種類を増やすかはお好みで。

HPとVITがそこそこあるので、後衛にいるのであればリング等を活用した攻撃特化の思い切った装備が可能。
序盤から加入させるなら、ひとまず先手の取れる後衛火力職として運用しておこう。
強敵に挑戦するときは前衛用の装備に身を包んで後衛に居座る、
タフで速い信頼できるアイテム係として活躍してくれるだろう。

沈着なる奇想曲

敵の強化技のあとに繰り出される即死級攻撃を、強化技を打ち消して半殺し級にランクダウンさせる。
また、ミスを増やして地味に神経を逆なでする素早さ強化や、属性攻撃役のTPを削る物理防御強化も打ち消す。
他のクラスが同じ対策をするのに比べて、SPTP共に安く済むところがポイント。

猛き戦いの舞曲

短期決戦型の火力重視パーティーなら、強敵用のLv10スキルはまずコレ。
攻撃をしないパーティーはいないので、終盤突入までには習得する歌だろう。

耐邪の鎮魂歌

持久戦上等の防御特化パーティーなら、これが最初の強敵用Lv10スキルだ。
致命的なバステは防御力で防げず、そんなバステにさらされるのは珍しくない。
そのような時でもこのスキルを展開すれば、安心して探索を続行できるだろう。
プレイヤーの心臓にやさしいスキルだ。

ブシドー

超火力の上段、腕縛りの青眼、燃費に優れる居合と分かれているので1つの型を選ぶ……ように見えて
別に3つの型からいいとこ取りしても問題ない。
しかし複数の型の強スキルを取っていくとなると必要構えLvが増える(その分習得が遅れる)ので、
1つの型をメインに他の型をちょっとだけ取っていくといい。

どの型をメインにするにしても首討ちは取っておきたい。
また、パーティに壊属性攻撃の使い手がいないなら、鞘撃を1だけでも取っておくといい。

上段

花形スキル「ツバメがえし」は高火力高燃費であり、はっきり言って序盤中盤での運用は難しい。
最初は青眼or居合で運用し、中盤以降休養で取るのが望ましい。
ちなみにスキルレベルは10必須。9以下だと他構えの火力スキルに負けるほど弱い。

青眼

STR10→雷耀1→月影1→建御雷神1
高確率で腕縛りが決まる月影がボス・FOE戦で輝く。
ベスト版では不具合が修正され、腕縛り効果は月影でなく小手打ちにあることに注意。
スキルレベルは燃費と相談して上げていく。

居合

STR10→鎧抜け1→抜刀氷雪1→細雪1
消費TP4でダメージ倍率2倍という鎧抜け1の低燃費に注目。
とにかく真っ先にこれを取得し、後はTPと相談しながら威力を伸ばしていく

カースメーカー

役に立つスキルが多く、これという型がない。
どのスキルもレベルMAXが基本。
序盤からでも使っていくなら毒か睡眠だろう。

毒10or睡眠5

雑魚戦を有利に運ぶことができる。
睡眠は終盤まで活躍するが、毒は最終盤では力不足に。

力祓い10、軟身10or変化の呪言5

対ボス・FOE用。誰にでも確実に効く。
最終盤まで使える。
どちらを極めるかはパーティー全体の強化・弱体化スキルとのバランス次第。
(バードの歌やウォークライ等のスキル、アイテムの補助効果で強化3枠・弱体化3枠の取り合いになる)
敵の強化を打ち消す効果があるので、バードがいないなら両スキルに1振り推奨。
軟身と変化は重複せず、両方かけると先にかけた方が消滅する。

畏れよ5→自滅1~

対ボス・FOE用。
確率依存だが、テラーが入れば確実に敵の行動を封殺することができる。
これも終盤まで活躍する。

その他

ペインは終盤では高火力だが、序盤~中盤に取得してもやや力不足か。
縛りはダクハンより高確率で成功するので、PT構成に応じて習得してもいいだろう。

ガンナー

まずは属性ショットをそれぞれ1ずつ。
次に精密射撃をこれまたLv1だけ取得。

あとはSTR10・掃射Lv1・跳弾5、そしてドラッグバレットあたりか。
これはもうパーティーの組み合わせ次第だが、STRはどんな状況でも役立つので、優先的に上げるべきだろう。

ドクトルマグス

巫術

キュア1→鬼力5

キュア1はメディックがいたとしても死んだときの保険に有用なので実質必須。
鬼力はMAXで与ダメ1.6倍の優良スキル。ドクトルの価値の大半はこのスキルという人までいるほど。
アタッカーの攻撃スキルと効果が重複するので、対ボス・FOE戦で極めて有効。
迷わず5振り推奨・・・と行きたいところだが、ホントのホントに最序盤(3F辺りまで)は鬼力化をかけるよりは自分で攻撃しに行ったほうがダメージ量が多いので一旦は置いておくとよい。

巫剣

盲封頭斬1

とりあえずダメージ目的に盲封頭斬を取る。
その後はカスメなどがいて連携プレイができそうならそれに対応したもの、
いなければ他のアタッカー同様STR10→スキルレベル10といけばOK。

以降

メディック不在なら、早めにキュア1、ヒーリング4、エリアヒール1のセットを習得してしまう。
回復量はメディに劣るので、スキルレベルも必要に応じて早めに上げる必要がある。
必然的にTPブーストも早めに上げたほうがよくなる。

ペット

目指す最終形によって取るスキルツリーが大きく異なるので、序盤~中盤でこれといったセオリーはなさそう。

咆哮5

カスメの睡眠ほどの信頼度はないが、敵全体の行動を封殺できるので取っておけばかなり便利。

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最終更新:2020年09月12日 15:19