アルカリ量について
はじめから適正なアルカリ量を割り出すことはむずかしく、同じオイル、同じレシピで何度か作ってみると適正量が分かります。
アルカリ過不足の修正について
過剰油脂を修正するよりも、過剰アルカリを修正する方が、作業的に簡単です。あらかじめ少し過剰アルカリで計算し、最終段階で酸やひまし油を使って修正する、と言うのもひとつの方法です。
アルカリ不足の原因として考えられるもの
- 鹸化価の誤差
鹸化価はあくまでも平均値です。油脂原料の収穫時期や産地によってもばらつきがあり、お手持ちの油脂より、高い場合も低い場合も考えられます。
- アルカリ分の目減り
開封してから長期間経過した、苛性ソーダや苛性カリは、二酸化炭素と反応して、アルカリ分が目減りしていることがあります。
- 計量ミス