ジャマーガーデン

【名前】 ジャマーガーデン
【読み方】 じゃまーがーでん
【登場作品】 仮面ライダーギーツ
【初登場話】 11話「謀略Ⅱ:ジャマトの迷宮」
【分類】 作中用語
【名前の由来】 ジャマトの庭

【詳細】

アルキメデルが管理するジャマトを栽培、育成する拠点。

デザイアグランプリにおいて仮面ライダーが防衛に失敗し消滅したエリアを再利用したもので、他にもいくつか代わり、あるいは別のガーデンが存在する可能性がある。

ガーデンの周囲は朽ち果てた建物や標識等が散乱しており、常にジャマトライダーが警備のためか闊歩しているため関係者以外が入り込んだり迷い歩くのは非常に危険と言える。
ガーデンそのものはビニールハウスのような温室であり、様々な植物が生い茂っている他、レイラインのようなものが走った巨木が存在し、そこからジャマトの幼体になるものが無数に蔦につながった状態でぶら下がっている。
このジャマトの幼体だが「赤ちゃんジャマト」等とも言われるものの、正式名は不明。
ポーンジャマトの頭部に直接小さな手足が生えているようなグロテスクな見た目だが、これはこれでカワイイという意見がスタッフの中にもあるとか無いとか。

ジャマトの幼体はポーンジャマトにしか見えないが、実際はルークジャマトのような上位種の育成も行われており、
描写されている場所以外にもラフレシアフォートレスジャマト(洋城ジャマト)のような超巨大個体がどこかしらに保管されている模様。
ただラフレシアが出現した際「とっておきが目覚めた」という言い方をアルキメデルはしていたので、何らかの方法で休眠状態になっていた、あるいはしていた可能性もありその場合体躯を縮小できる可能性も考えられる。
後に休眠状態で発掘された古代生物種のダンクルオステウスジャマト(古代魚ジャマト)も登場し、そういった形で休眠している個体をアルキメデルが定期的に復活させていた可能性も考えられる。

管理しているのはアルキメデルただ一人だが、ジャマトのスポンサーであるベロバは自由に出入りが可能(ただ頻繁に出入りしないようで彼女が姿を見せた時アルキメデルはとても驚いていた)。
デザイアグランプリとも当然関わっており、ゲームにおけるエネミー役となるのはこのガーデンで育てられているジャマト。
ゲームマスターとの直通電話が装備されやり取りが可能な他、1話でのシローや2話でのギンペン等死亡退場した仮面ライダーのIDコアが大量に袋に入った状態でアルキメデルが確保している様子があり、ジャマトの育成、品種改良に必要なものとして運営から提供を受けている模様。

15話で脱落してしまった仮面ライダーバッファ、吾妻道長はゾンビバックルとの適合率の高さ故に退場扱いになったものの完全に死亡には至らず、ジャマーガーデンへと運ばれていた。

それに対し「貴重なサンプル」とほくそ笑むアルキメデルだったが道長が息を吹き返したことで肥料にするのは諦め、彼をガーデンに置くことに。

23話にて、ガーデンが存在しているエリアが防衛失敗によって消去されたジャマーエリアであること。
アルキメデルはデザイアグランプリの敵として消費されていくジャマトの育成に携わっていたが、次第に彼らに愛着が湧くようになり、ジャマトが幸せに生きられる世界を願って密かに反骨心を抱いていたことが判明。

さらにベロバがチラミからヴィジョンドライバーを奪取したことでニラムによりジャマーガーデンが「ジャマトの本拠地」として認定され、実質的な廃棄処分扱いを受けてしまうが、レーザーレイズライザーで仮面ライダーベロバに変身したベロバのレーザービクトリーによってガーデンを中心とした広範囲が消し飛んでしまうこととなった。

なおアルキメデルはベロバがやろうとしていたことを察して必死にやめるよう懇願していたものの、結局彼女が応じることはなくガーデンで育成中だったジャマト達は全滅してしまい僅かな生き残りが続くジャマトグランプリに参加することとなった。

なお、生き残り以外にもポーンジャマトが多数登場していることから、ガーデンの本格的な設備が無くとも最下級のジャマトであれば育成可能である可能性がある。

【余談】

ガーデンはそのまま庭を意味するため、「ジャマトの庭」と直訳出来る。
あるいは意訳込で「ジャマトの箱庭」、「ジャマトのための箱庭」とも言える。

最終更新:2023年08月18日 01:00