ジャマトグランプリ

【名前】 ジャマトグランプリ
【読み方】 じゃまとぐらんぷり
【登場作品】 仮面ライダーギーツ
【分類】 作中用語
【ルール】 こちらを参照
【名前の由来】 ジャマトの大賞

【詳細】

25話から開催されるジャマト達によるジャマト達のための、デザイアグランプリに似た何か。

チラミの持つヴィジョンドライバーを奪い取ったベロバ/仮面ライダーベロバによってゲームシステムが乗っ取られたことにより通常のデザイアグランプリの進行が不可能となった上、ベロバがニラムの持つもう一つのヴィジョンドライバーを奪うため開催されたもの。

ヴィジョンドライバーの力を行使してゲームデザインが行われたため、いくつものゲームを繰り返して生き残ったジャマトジャマ神となって「不幸な世界」を叶えるというものになっている。
最終目的としてニラムの持つドライバーを奪うことを考慮し、ジャマーエリアなどを駆使した上スポンサー達の権力を使って不都合な情報を隠蔽、もみ消していたデザイアグランプリと違い、最低限ゲームの開始は宣言されるが、唐突に行われる上そのルールの説明もゲームが開始した時点で行われる。
そしてジャマト達はジャマ神になるためスコアを稼ぐ必要があり、人生、家、夢、健康を壊すことでスコアが加点される。
その特典対象の中で最もスコアが高く設定されているのが…「仮面ライダー」。
つまりデザイアグランプリの参加者である。恐らくニラムが変身する仮面ライダーゲイザーもまた「仮面ライダー」故に対象に入るのだろう。

おおよその内容はデザイアグランプリをベースにそれを反転させたものであり、プレイヤーが仮面ライダーからジャマトに。
願いを叶える権利を得た称号がデザ神からジャマ神へと変化している。
つまりプレイヤーの立場が逆転している。

参加するジャマトはベロバによるジャマーガーデン爆砕によってかなりの個体が消滅したものの、ある程度の数のポーンジャマトデザイアドライバーを使って変身したジャマトライダー
ルークビショップナイトとこれまで登場したジャマト達と同じ個体がエントリーしている。
DGP運営側にも秘匿した状態でアルキメデルが育成していた強力な個体群であり、ナイトジャマトのように栄養として吸収した故人の記憶と情報を完璧に操り、人間とジャマトの姿を自由に切り替えられる特殊な個体が参戦している。
そして、一人だけ人間でありながらジャマトになりかけているということでエントリーが認められた者がいる。
吾妻道長/仮面ライダーバッファ

さらに頭脳担当として脱落したはずの五十鈴大智/仮面ライダーナッジスパロウまでもがジャマト側として加わり、ベロバの悪巧みをサポート(そこまで深く関わっていないが

本当にジャマ神が誕生した場合ベロバの持つドライバーだけでは願いを叶えることは出来ないがベロバはそれを見越した策を立てていた。
最も、第1ゲームの「雷ジャマト祭り」の時点でかなりの被害をもたらしており、最終ゲームまで行われた場合の総合的な被害は凄まじいものになるだろう。
ある意味でジャマ神がもたらすという「不幸な世界」はすでに実現していると言える。

各ゲームはベロバの悪趣味さが存分に発揮されており、第3ゲームの「闘牛ゲーム」は道長が考案したものだが、不十分と考えたベロバのコーディネートによって醜悪な要素が追加されることとなった。

闘牛ゲームの終了後、最終ゲームとなる「天国と地獄ゲーム」が開始される。
創生の女神を模した邪神が設定した安全地帯にいた人間は助かり、そうではない場所に居た人間は落下して消え去る。
そうしたゲームを通して、デザイアグランプリの「願いを叶える」仕組みこそが、「不幸」の犠牲になった人々をエネルギーに還元し、ただ一人の「幸福」に転換するシステムであったことが明らかになり、そのゲームの末仮面ライダーギーツレーザーブーストフォームと仮面ライダーゲイザーとの戦闘中、バッファの横槍によって彼らは落下して消滅。
ついに道長が勝利者になると共に、ゲイザー用のヴィジョンドライバーが確保され、創生の女神へのアクセス条件が整い彼の願いが聞き届けられた。

ジャマトグランプリはこれにて閉幕。
JGPのゲームで敗北し消えていったジャマト達は蘇るも、消滅してしまった人々と敗北したライダー達は蘇ることはなく、道長が願った「全てのライダーをぶっ潰す力」が叶った世界へと再編されることとなった。

【余談】

公式等の通称はロゴマークにも使われる「JGP」。JはジャマトのJ。

プレイヤーとエネミーの存在が逆転するのは脚本家つながりで仮面ライダーエグゼイド仮面ライダークロニクルに近い。

最終更新:2023年12月10日 22:54