はじめに
我々は何故TRPGをするのか?決まっている、TRPGが面白いからだ。
ならば、TRPGをするのは「楽しむ」ことが目的であり、
セッションが上手くいったかどうかは「楽しめたかどうか」に集約される。
一人でやるゲームや、ルールが明確なボードゲームであればただ楽しむことに集中すればいい。
難しいことを考えなくても、勝負や展開を楽しむことが出来るだろう。
技術や知識は必須ではなく、なくても結構楽しかったりする。
しかし、TRPGは必ずしもそうではない。
他者との関わり、会話が存在するし、PC同士の利害が一致しないことだってある。
こんなとき、TRPGを楽しむにはどうしたらよいのであろうか?
このページはTRPGを「楽しむ」ための手助けになれば、と思って作成してみた。
将棋を深く楽しむためにはルールや定石を学ぶ必要がある。
同じように、TRPGを深く楽しむにはマナーを学び、スキルを磨く必要があるのだ。
理論編第一章
コミュニケーションにおけるマナーとスキル
どんなにいい言葉も相手に伝わらなければ意味をなさない。
オンセでは文章で相手と対話を行うため、ここは特に注意するべき。
読みにくい文章は勿論のこと、誤変換や誤字、隠語にも気をつけるといいと思う。
PCの行動や発言を描写する際には、何を言おうとしているのかが分かるようにすること。
『「~」と言いつつ照れたように顔を背けます』という風に台詞と行動を一緒に書くと分かりやすいかもしれない。
誰かに向かって発言する場合は、その人の名前を書くなど相手に分かりやすくすると相手も反応しやすい。
発言する前にちょっと立ち止まって、相手が不快に思う内容ではないか考えること。
「相手の立場で、こう言われたらどう思うか?」と考えれば、迂闊なことは言えないはず。
悪口は、必ず冗談と分かる状況であり、ある程度親しい人に対して以外は言わない方がよい。
ネタを振る際は相手がそのネタを知っているかどうかを考えた方がいいと思うな。
言うまでもないが、尊大な態度や暴言は慎むこと。
約束は守り、守れない場合は事前に連絡を入れること。
セッション後のGMなど、世話になったり楽しませてもらった際は必ず感謝の意を述べるべきである。
自分の発言に対して相手はどのような反応を返すか?こういう状況で相手はどう動くか?
予想通りの反応が返ってきたら自分はどう返すべきか?
実際に発言する前に会話をシミュレートしてみると分かりやすいと思う。
慣れれば望む反応を返すような発言、行動で相手を誘導することも出来る。
自分の意見を固持しすぎないこと。例え正しかったとしても反感を買いやすい。
自分と相手の主張が分かっていれば、妥協点を捜すことが出来るはずだ。
「正しい方が引く」ということを忘れないように。
特にTRPGに関しては「論争になる」こと自体が悪である。周りが迷惑し、いいことは何もない。
場の空気や状況というのは非常に大きなファクターである。
シリアスなのか、ギャグなのかを見極めないとしらけてしまうことがよくある。
周りの信頼を失えば期待されなくなり、「場」にたいして出来ることが減ってしまう。
皆が自分に対してどう期待しているか、周りを見失わないように。
理論編第二章
プレイヤーとしてのマナーとスキル
To be continued
まだ書き終わってないけどあとがき
このページを作成するに当たって
実は原本があり、自分はそれを要約している「つもり」です。
原本を書いてくださった知り合いに多大なる感謝の意を。一応許可はとってあります。
最終更新:2008年07月04日 02:47