成長方法

 このセクションの最後に、キャラクターをどうやって成長させるか説明します。
「完成したキャラクターでシナリオをプレイし、成長させていくのがTRPGの醍醐味だからな」

成長に必要な経験点

 シナリオを1つ終えるごとに、GMから一定の経験点(CP)を与えられます。
 それを支払って基本能力値や技能レベルを成長させることができます。
「ちなみに、基本能力値の最大は20、技能レベルの最大は10だ」
 はい、そして技能レベルの成長はキャラクター作成時と同様、1レベルごとに必要な経験点が上がっていきます。
「具体的には下のとおりだ」

技能の成長

 技能レベルは、下図に記載された経験点を支払うことによって、習得・成長させることができます。
  • 技能レベル 1 2 3 4 5 6 7  8  9  10
  • 必要経験点 1 2 3 4 6 8 10 14 18 26
(1~4:1点づつ増加 5~7:2点 8~9:4点 10:8点)

 1つのシナリオで得られる経験点の平均が6~8ですから、後半は結構重労働ですね。
「まあ、こつこつとした積み重ねが重要だ」

基本能力値の成長

 基本能力値は、下図に記載された経験点を支払うことによって成長させることができます。
「能力値『15』までは能力値分のPずつ…つまり『10』から『11』にあげるには11CPが必要だ」
 『15』以降は15CPで1つ上昇していく仕組みです。

図:上昇に必要なCP
能力値 1→2 2→3 3→4 4→5 5→6 6→7 7→8 8→9 9→10 10→11 11→12 12→13 13→14 14→15 15→16~
必要CP 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 15

消費能力値の書き換え

 成長によって『体』『魔』『呪』『霊』が増加した場合、『身体被害度』『体力値』『精神値』が変化します。
キャラクター作成にある「5 消費能力値を決定する」に従い、計算し直して、キャラシートへ上書きするように」

キャラクター作成後、能力値がマイナスの場合

 ヴァンパイア、ダンピールを種族に選択しキャラクターは『霊』の能力値がマイナスの値になることがあります。
 その場合、能力値の上昇は通常通り行ったうえでマイナスの値を加えてください。

 つまり、作成後の『霊』が『-5』のヴァンパイアの場合『10』にまで能力値を高めるには、
 通常の成長方法で『0→15』にまで上昇させるのと同じ経験点が必要になります。

 また、通常の能力値の上限は「20」ですが、マイナスの値が加えられることで上限が低くなります。
 よって、作成後の能力値が「-5」の場合、上限は「15」となります。

 成長によって『霊』が『0』以上になった場合、幽霊不可視のデメリットが取り除かれます。

GMP

「シナリオを主催したGMは「GMP」として、PL達に与えた経験点の平均分のポイントを得る」
 このポイントは経験点や所持金に変換することができ、GMが持つPCに振り分けることができる。
「複数のPCに分割して与えることもできる。積極的にGMをするべきだ」
  • GMPレート…1Pにつき経験点1P、または所持金1万円。


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最終更新:2008年12月02日 00:58