特徴

プロヴィデンスを止める術はない!
  • 型式番号ZGMF-X13A。ジャスティスフリーダムと同時期に開発された兄弟機。プロヴィデンスとは英語で「摂理」や「天帝」という意味を持つ。
    • 兄弟機と同様核エンジンと物理衝撃に強いPS装甲が採用されており、稼働時間や出力等、従来のMSとは一線を画す性能を誇る。
  • 本機最大の特徴なのが「無線兵装ドラグーンシステム」である。これは宇宙世紀でいうファンネルで、本体から分離したビーム砲端末を動かし、40門を超えるビーム砲*1で全方位からの多重攻撃を仕掛けるもの。
    • しかしこれだけの数のドラグーンを使いこなすのは容易ではなく、ザフトで扱えるのは高い空間認識能力を持つラウだけであった。
    • この反省を踏まえ、以降開発されたドラグーンはインターフェイスに改良を加えられ、ある程度扱いやすくなっている。
  • 本機は元々4本のサーベルを装備した格闘機となる予定だった。
    • しかし核エンジンの有り余る出力に加え、搭乗パイロットが空間認識能力の高いラウに決まったのもあって急遽ドラグーンシステムを搭載した半ば欠陥機でもある。*2

  • ガンダム無双初参戦。ドラグーンを主武装とした機体。従来のファンネルに比べ攻撃方法が多彩。
    • C6で一定時間ドラグーン停滞状態に、各種攻撃に連動して展開したドラグーンからビームが発射。コンボの威力アップはもちろん、ビームで貫通属性なので殲滅力も高い。
    • C4攻撃中も自由に動けるため、C4キャンセルを連発し一方的に攻撃し続けることも可能。
  • 通常攻撃・ダッシュ攻撃共に少し鈍いが、迫力があり優れた性能を持つC攻撃と一切受身を取られない強力なSP攻撃を持つ。
  • 空中コンボへ移行するC攻撃が見栄えは良いがどちらもあまり使い勝手は良くなく、他のC攻撃が優秀な分どうしても微妙さが目立ってしまう。
    • しかしながらC3である程度タイマンもこなせ、インパルス装備のC4でエース相手にも強力なダメージを与える事もできるので総合的な性能はかなり良さげ。
  • 各種SP攻撃も優秀。受身を取られず攻撃範囲も悪くないSP1・SP2に、ヒット数の多さを活かし、エース相手のメインにもなるJSPとしっかり両立が出来ている。
    • ただし原作再現からかSP攻撃のドラグーンが定点攻撃しかできず、他のオールレンジ兵器持ちの機体と比べると意外にも殲滅力は低め。原作のような圧倒的な性能を期待すると少し肩透かしを食らうかも。*3
    • 基本的にC攻撃でフィールドを制圧していき、SP攻撃はエース相手に使うのがおすすめ。他のオールレンジ攻撃持ちに比べてやや堅実なプレイが要求される。
    • ただし他のファンネル機だと途中で阻害されてしまうC攻撃でも、この機体はバーストタイプのおかげで強引に割り込めるのが強み。どんどんバーストしよう。*4

基本情報

登場作品 機動戦士ガンダムSEED
メインパイロット ラウ・ル・クルーゼ

EQUIPMENTS

武装 対応技
複合兵装防盾システム N1~N6,C3,JSP,D1~D4,DC
ビームライフル C1,C2,JSP
ドラグーン C4~C6,SP,SP2,JSP,CS

基礎能力値

項目 数値 カンスト数
FIGHT 170 2
SHOT 192 1
DEFENSE 175 2
ARMOR 4500 2
MOBILITY 300 2
THRUSTER 500 2
※カンスト不可能(右は必要スロット数)

バーストタイプ

フェイズシフト装甲 防御力が上昇し、怯まなくなる

アクション

攻撃アクション 行動 属性 範囲 備考
通常攻撃 N1 複合兵装防盾システム
「ビームサーベル」
格闘 前方 左斬り上げ
N2 やや斜めに横薙ぎ
N3 横薙ぎ
N4 N3の慣性を利用して一回転しつつ逆袈裟
N5 袈裟斬り
N6 多段ヒットの突き。
最後までヒットするとダウンさせる事ができる。
EDを組み込む場合はタイミングに気をつけて
チャージ攻撃 C1 ユーディキウム・ビームライフル 射撃 前方 大型のビームライフル。
レベルアップで最大5連射可能
C2 ビームライフル連射 射撃 前方短射程 射角を上げつつ3発撃ち敵を打ち上げる。
見た目は水平に撃っているように見えるがBDする事でかなり高く飛ぶ事ができる。
ここからBDで空中コンボに移行できる
C3 複合兵装防盾システム
「ビームサーベル振り回し」
前方広範囲 大型ビームサーベルを展開し前方180°を薙ぎ払う。見た目は格闘攻撃だが、なぜか射撃攻撃。
見た目は地味だが強化すればお手軽殲滅技に。インパルス・スナイプ共に乗りやすく、フィールド制圧の主力。
殲滅力もさる事ながらSPゲージ回収率に優れ、発生も早いので使い勝手は上々
C4 ドラグーン全方位攻撃 前方短射程中範囲 小型ドラグーンを射出し前方広範囲を攻撃、ドラグーン攻撃中も自機は自由に行動可能。
インパルス・スナイプ装備でエース相手への強力なダメージ源にもなる。
これでエースの動きを封じつつC3で敵フィールドを薙ぎ払う事で、ダメージとゲージ回収を両立させた強力なコンボになる
C5 ドラグーントルネード 前方短射程 跳び上がりつつ小型ドラグーンビームを竜巻状に照射、空中へ移行。
発生は早くなく攻撃範囲もそれ程広くは無いが、C4・C6と同様に攻撃中に移動する事ができる。
飛び上がり中はいつでもJSPに移行できるので、単発だが少し大きめの浮遊機雷のような使い方も可能
C6 ドラグーン射出 前方中射程
→前方長射程
前方180°に放射状に小型ドラグーンのビームを発射、その後自機の前方に停滞する。
C4~C6、SP攻撃以外全ての攻撃に射程の長いビーム攻撃が付与されるので、フィールド制圧に非常に強い。
射程の長さも相まってエース相手にも十分通用する。
CSのみ大型ドラグーンゆえ互いに干渉しないので、ここからのCSで驚異的な殲滅力に。ただし発生はやや遅い。
ドラグーンは約9秒経過するかひるむ事で収納されるので、ガードしつつ隙を見て攻撃にも有効
チャージショット CS 前方 大型ドラグーン3基を射出し、頭上と両サイドから同時に発射。
発生は並だが攻撃範囲は比較的広い
SP攻撃 SP1 ドラグーンシステム「ビームカーテン」
→複合兵装防盾システム「ビームサーベル」
射撃→格闘 前方中射程中範囲 上方に展開した大型ドラグーンからシャワーのようにビームを照射する。範囲は狭いが方向転換可能。
見た目よりも攻撃範囲が広く、ほとんど密着した相手にも当たる。
ダウン属性だが受身を取られない為、エースに対して強いが、攻撃時間の短さからフィールドの制圧にはやや不向き
SP2 ドラグーンシステム「ビームカーテン」 射撃 前方中射程広範囲 全ドラグーンシステム展開、全方位からビームを照射する。
SP1よりビームの数が増え攻撃範囲もさらに増加。旋回性能の良さも変わらず。
錐揉み属性の為接地しているか否かに関わらず受身は取られない。ヒット数も多いので戦闘神との相性もバツグン。
SP1とは違いビームサーベルでの追撃は無くなったが、ダメージは変わらないどころかむしろ上回っている
JSP 一転集中一斉連射 前方長射程 複合兵装防盾システムのビーム砲・ドラグーン・ビームライフルを全て同一方向に向けて連射。
攻撃範囲こそ狭いがヒット数と攻撃時間の少なさが絶妙にマッチしており、戦闘神装備で使うとその強力さが露骨に表れてくる。
通常状態でも受身を取られず十分な強さだが、戦闘神を覚えているパイロットがいるならぜひ一度使ってみることをオススメする
ダッシュ攻撃 D1 複合兵装防盾システム
「ビームサーベル」
格闘 前方 逆袈裟
D2 袈裟斬り
D3 D1と同じ
D4 D2と同じ
D5 キック 右足でのキック。範囲は狭い
DC 複合兵装防盾システム
「ビーム砲」
格闘 前方中射程 左手から2つの細いビーム砲発射。C3とは逆に格闘属性。
射程は一般的な照射ビームよりやや短いが、ゼロのCSのように一瞬で射程範囲まで届くので使いやすい

登録タグ

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  • タグ:
  • 機動戦士ガンダムSEED
  • ラウ・ル・クルーゼ
  • カンスト不可能
  • フェイズシフト装甲
最終更新:2024年12月30日 16:30

*1 ビーム砲を9門内蔵した大型のものが3基、2門内蔵する小型のものが8基、27門+16門で合計43門となる。

*2 機体の基本設計が決まった後の話だった為ドラグーンユニットは外付けになり、低下した機動性を補うために前述のバックパックを取り付けるなど、純粋な完成度という点ではフリーダムやジャスティスに劣る。

*3 一応Sp攻撃中もスティックで方向指定はできるので、完全に定点攻撃ではない。

*4 ただし防御力が上がっているとはいえ、ダメージは普通に通るので調子に乗って被弾し続けないように。