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四時間目:文化祭いいじゃないかっ!!・前編

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shinatuki

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【部誌 締め切り前】
「さぁ、お前で最後だ、イルーゾォ。」
「分かってる!!あとは台詞貼るだけだ!!」
ここはリゾットの家、パッショーネから当てられたそれは一人暮らしにはかなり広い。
と、言うわけで。漫画研究部で漫画を描く面子は、ほぼリゾットの家で、合宿状態だった。
ちなみに女子面子も女子面子で、紅魔館でお泊り会という名の衣装の最終調整らしい。
きっと部活に所属していない咲夜が、手伝ってくれているだろう。
ちなみに、既に原稿を書き終えたホルマジオ、ペッシ、はリゾットのベッドの上でぐっすり眠っている。
ソルベとジェラートは会計なので、ずっと二人でのPCと領収書を
メローネはずっとPCをいじっている、どうやらパチュリーと連絡を取っているらしい。
「あ、パチュリーと小悪魔も、原稿あと少しだって。」
「俺はもう写植張り終わったぜ!!」
「よし!これで部誌の原稿は全部そろったな!ギアッチョ!!」
「おう!!」
ギアッチョが、ホワイト・アルバムを見にまとう。
彼は普段、その機動力を生かして運送会社でバイトしており、彼は原稿を印刷所に届けるには最高の人材である。
「紅魔館経由で杜王町にあるいつもの印刷所に入稿だ!急げギアッチョ!!」
「了解!!」
次の瞬間、ギアッチョはバァンと扉を開けて駆けていった。
「頼んだぞ・・・・ギアッチョ・・・・・。」
次の瞬間、緊張の糸が切れたのか、リゾットはバタンッと倒れる。
イルーゾォも既に倒れ付しており、ソルベとジェラートも予想以上に多い会計作業や、当日の色々な連絡に疲れ果てたのか、仲良く撃沈していた。
そして、残ったのはメローネ一人。
メローネは静かに、鞄からデジカメを取り出す。
「後で読書部に売りつけようっと。」
そう言ってメローネは、こっそりこっそり一同の寝顔を取り始めた。
その後、買出しに行っていたプロシュートが帰ってきて、ぶん殴られた事はいうまでもない。

【文化祭 前日】
文化祭前日、つまり、文化祭の準備をする日である。
この日学園中では皆忙しそうである。
校庭では鬼や河童がステージや入り口に巨大なアーチを建てていたり、新聞部の天狗達が校内連絡に駆け回り卒業写真用の写真を取り捲る。
ウサギ達が販売用の竹製の小物を並べ、料理の売店出す生徒は幽々子先生に気をつけながら仕込みをする。
スタンド使いや波紋使いも、そのスタンドをフル活用している。。
ベランダでは徐倫や花京院がその縄状のスタンドを命綱変わりにベランダを飾り付けているし、パワー型スタンドのスター・プラチナやキッスが荷物を運ぶ。
ゴールド・エクスペリエンスが花で教室を飾り、波紋戦士が壁に引っつきながら、後で簡単に取れる塗料で壁に絵を描く。
そして、我らが漫画研究部でも、スタンドはフル活用されていた。
まるで薔薇人形達が出てきそうな巨大な鏡が、漫画研究部に展示用に宛がわれた部屋には置いてある。
「よっ・・と。」
そして、そこから出てきたのはマン・イン・ザ・ミラーと一緒に天井のパネルを運ぶイルーゾォだった。
「悪いな、イルーゾォ。」
「いいっていいって。パネルとか取りに行く時間決まってて、今凄い廊下とか通りにくいからさ。鏡の中なら人いないから通りやすいだろ?」
「うぃーっす。」
そしてリゾットがパネルを受け取ろうとすると、扉を開けてホルマジオが入ってきた。
「ホルマジオ!お前机を搬入すると言っていただろ!!何をしていた。」
「そう怒るなよ、ちゃーんと持ってきたからよ。」
そう言ってホルマジオがポケットに手を突っ込むと、彼の掌には、人形サイズの小さな机があった。
ホルマジオがリトル・フィートを解除すると、それは普通の大きさに戻る。
「な、これなら普通に廊下歩けるし、わざわざ重い物必死こいて運ばなくても・・・。」
「イルーゾォ!!出てきてくれイルーゾォ!!」
自慢げに言うホルマジオ。
そしてリゾットは、鏡に引きこもったイルーゾォを必死に引き戻そうとした。

【貸衣装 宣伝】
そして、文化祭当日となった。
屋敷の仕事で朝早くこれないテレンス以外、部員は全員漫画研究部にあてがわれた部屋に集合させられていた。
「さて、貸衣装屋だから俺達も衣装を来て宣伝するぞ。まぁ、別に嫌なら着なくても構わないが、当番の時は必ず着てくれ。」
「私がばっちり監修したわ、サイズ的な意味で。」
そう言ってリゾットとパチュリーが部員全員になにやら腕時計のような物を渡す。
「何これ?」
「ふふふふ・・・・、それは私がこの準備期間・・原稿と平行して作った変身デバイスよ!!」
「ちなみにキラキラ光って急に裸になったりはしないから安心しろ。」
そう言って全員に色違いの腕時計型のマジックアイテムを渡す。
「あとそれぞれの衣装もマジックアイテムにしておいたわ。エンチャントして衣装のキャラクターの技を再現したわよ。」
「がんばったぜ!」
アリスと魔理沙がふんぞり返る。
どうやら、魔法使い三人娘は相当頑張ったらしい。
「わ・・私も手伝いました!!」
小悪魔が頭の羽をぱたぱたと動かして主張した。
「まぁ、使ってみてのお楽しみね。そうね・・・・、イルーゾォ、あんた試しに変身してみなさい。」
「俺?!」
アリスに言われてイルーゾォは機械を弄る。
「えーっと・・・・・・・。」
平行世界での仮装のトラウマが微妙に影響しているのか、おそるおそるイルーゾォは機械をいじる。
小さな画面にはコスチュームの名前が表示され、それをボタンで操作し動かす。
「あ、じゃあこれにしよっと。」
そう言って彼は服を洗濯する。
すると、一瞬彼の姿がブレると、次の瞬間イルーゾォの服装、髪型が変わった。
その髪はポニーテールであり、和紐で結ばれている。
服装は何処かの学校の制服のようで、胸にはワッペンがついている。
「マク○スFのアル○・・つってもパイスーとかじゃないとコスプレって感じしないな、これは。」
「「「「「おぉー。」」」」
変身デバイスの能力に、一同は思わず拍手する。
そして最後にリゾットが、文化祭についての注意を行う。
「まぁ、好きなときに使ってくれ。あと、知ってのとおり文化祭中は各自、許可が出たとき以外スタンド、魔法を使わない事。
 使った場合、厳重に処罰されるから、気をつけろよ。
 また、この学園は妖怪や吸血鬼もいることから、ハンターが侵入する事がある。
 それでは、各自きちんとクラスの当番なども守るように。それではかいさ・・・・・。」
「ソルベー!俺やつめうなぎ食べたい!!」
「分かった分かった。」
「ギアッチョ、妖々組のお化け屋敷行かないか?」
「いいけどよメローネ。あそこ時々クソ真面目なおかっぱ銀髪が襲ってくるじゃねーか。幽々子先生と話してるだけでよー。」
「おいペッシ。今日ステージでライブするのは何処のだ?」
「確か・・・・石鹸○でしたぜ!!」
「花京院先輩、コンピューター部のやつゲーム大会でるんスか?」
「あぁ、もちろんだ。テレンスの奴と、今日こそ決着をつけてやる。」
「マジオ先輩、おごってくれよ!私ベビーカステラ食べたいんだぜ。」
「しょうがねぇなぁ・・・・・。」
「ま・・・魔理沙!!待って!!イルーゾォ!行くわよ!!」
「ちょ・・・アリス!!ポニーテールひっぱんな!!」
「そうだ、五組女子が少ないから手伝いトリッシュに頼まれてるのよ。小悪魔、一緒に手伝ってくれるかしら?」
「は・・・・・はいです!パチュリーお姉さま!!」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

こうして、始めの当番であるリゾット以外、全員とっとと遊びに行ってしまった。
その後、仮装を借りにきた博麗霊夢はこう語る。
『守銭奴の漫研の偵察がてらに衣装を借りたら、やけにテンションの低い○ンテが受付してた。』


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