魔界の入り口を守っている少女に自分は閻魔様の使いだという事を証明する。
そして彼は魔界へと踏み込んだ。
途中で魔界の住人らしい女性に会い、会釈をする。
何でも人間界に観光に行くらしい、今回はイタリアだとか。
せっかくなので幾つかいい所を教えておく。女性に親切にするのは男の義務である。
「・・・・見かけはあんまり地上と変わらないんだな。」
そう言って肩にかけた鞄から地図を取り出す。
そして彼は魔界へと踏み込んだ。
途中で魔界の住人らしい女性に会い、会釈をする。
何でも人間界に観光に行くらしい、今回はイタリアだとか。
せっかくなので幾つかいい所を教えておく。女性に親切にするのは男の義務である。
「・・・・見かけはあんまり地上と変わらないんだな。」
そう言って肩にかけた鞄から地図を取り出す。
- どう見ても航空写真だが、これで行けるのだろうか?
目的地には○印がついているが。
ブンブンと首を振り、不安を吹き飛ばす。
「でも、これで初任務だ!!初めて給料が入る!!」
そうなのだ、これさえ終われば給料が入る、つまり前とは違い給料=自由に使える金なのだ
ブンブンと首を振り、不安を吹き飛ばす。
「でも、これで初任務だ!!初めて給料が入る!!」
そうなのだ、これさえ終われば給料が入る、つまり前とは違い給料=自由に使える金なのだ
以前のように光熱費も気にしなくてもいい、食費も気にしなくてもいい環境なのだ。
ビールだって発泡酒じゃなくていいし、ワインだって紙パックに入った奴じゃなくていい。
オムライスを作ろうとしたら一人卵は一個じゃなくていいし、ケチャップライスにはちゃんと具が入るのだ。
男だらけの世帯なのをいい事に、お一人様限定のものを全員で買いに並ばなくていいのだ。
任務が全然入らない月に最終手段として全員リトル・フィートで小さくなってパンの耳を齧らなくても大丈夫なのだ。
「初給料で・・・、皆で美味しいもの食べいきたいなぁ・・・・。」
せっかく日本にいるのだから、テンプラ、サシミを食べてみたい。
「テンプラってフリッターとどう違うんだろうなぁ?」
口からよだれが止まらない。
考え事をしながら飛んでいると、突然目の前に人影が現れた。
「うわぁっ・・!!人が飛んでるっ!!」
過去のことを回想していたせいか、自分の事を棚にあげ思わず叫ぶ。
「あんただって飛んでるじゃない!」
高い声が彼に突っ込みを入れた。
イルーゾォ驚いて泣きかけたが、すぐに意識を取り直す。
冷静さを取り戻し、彼は目の前の人物を観察する。
なんとも奇妙としか言えなかった。
彼の目の前にいたのは、身の丈に遭わないブカブカのワンピースとボレロ、それにカチューシャを身に纏い、巨大な本を抱きしめた幼い少女だった。
「魔界に何の御用かしら?」
彼は新しい上司を見て、この世界では外見を実際の年齢は異なる事を知っていた。
ゆえに警戒しつつ、証明書を取り出す。
「俺は四季・映姫・ヤマザナドゥ様の使いだ、魔界の創造主様に書類を届けに来た。」
だが、少女はそれを聞かない。
「なにそれ?私はずっと魔界にいるけどそんなの見た事ないわ!!」
そして、次の瞬間、少女の周囲に浮かぶ色取り取りの光。
「私をだまそうたってそうはいかないわよ!!」
それをイルーゾォは何かを知っていた。
「ま・・・・・・魔法、弾幕か!!」
イルーゾォは身構える。
小町や映姫による訓練を多少受けたが、あまり自信はない。
余談だが、小町の弾幕を見た瞬間、全員思わず飛びついてピチュったのは内緒である。
「しんじゃえっ!」
少女の宣言と共に弾がイルーゾォに襲い掛かる。
「ひぃっ・・っ!!何だよ何だよ!!安全だって言ったのに!!誰にでも出来る簡単な仕事って言ってたくせに!!嘘は許可しないぃぃぃぃい!!」
イルーゾォは悲鳴を上げて弾幕を避け続ける。
そして、逃げながらどうするか思考する。
(俺の任務は・・・・別に異変解決でもなんでもなく、書類を届けるだけだ・・・。)
いざと言うときの為に、仮のスペルカードを一枚貰っていたが自分本来の力ではないため相当負担が来るらしい。
なので彼はこのカードは任務を終えた後、帰り道に何かあった時に使うつもりだったのだ。
今ここで使っては任務は疲労で果たせないだろう。
マン・イン・ザ・ミラーの射程距離は届かない、スペルカードも使えない。
「ならば・・・・たった一つ!!」
そう言うとイルーゾォはポケットから何かを取り出し、それを少女に向かって思いっきり投げた。
それはキラキラと輝きながら少女に向かって一直線に飛んでいく。
少女はとっさに魔法を使ってそれを止める。
「何?!」
少女はそれを見て愕然とする・・・・それは、プラスチックの宝石と金銀のメッキがたっぷりついた子供用のおもちゃの手鏡だった。
はっとして目の前を見るが、そこにはイルーゾォの姿はない。
気がつくと、彼は少女の遥か下の方に移動していた、落下しているようにも見えたが。
どうやら下に広がる森の中で姿を隠すつもりらしい。
「逃がさないんだから・・・魔法も使えない人間が魔界に入って生きて帰れるなんて思わない事ね!!」
そう言って少女は閉じていた本を開いて、イルーゾォの後を追った。
せっかく日本にいるのだから、テンプラ、サシミを食べてみたい。
「テンプラってフリッターとどう違うんだろうなぁ?」
口からよだれが止まらない。
考え事をしながら飛んでいると、突然目の前に人影が現れた。
「うわぁっ・・!!人が飛んでるっ!!」
過去のことを回想していたせいか、自分の事を棚にあげ思わず叫ぶ。
「あんただって飛んでるじゃない!」
高い声が彼に突っ込みを入れた。
イルーゾォ驚いて泣きかけたが、すぐに意識を取り直す。
冷静さを取り戻し、彼は目の前の人物を観察する。
なんとも奇妙としか言えなかった。
彼の目の前にいたのは、身の丈に遭わないブカブカのワンピースとボレロ、それにカチューシャを身に纏い、巨大な本を抱きしめた幼い少女だった。
「魔界に何の御用かしら?」
彼は新しい上司を見て、この世界では外見を実際の年齢は異なる事を知っていた。
ゆえに警戒しつつ、証明書を取り出す。
「俺は四季・映姫・ヤマザナドゥ様の使いだ、魔界の創造主様に書類を届けに来た。」
だが、少女はそれを聞かない。
「なにそれ?私はずっと魔界にいるけどそんなの見た事ないわ!!」
そして、次の瞬間、少女の周囲に浮かぶ色取り取りの光。
「私をだまそうたってそうはいかないわよ!!」
それをイルーゾォは何かを知っていた。
「ま・・・・・・魔法、弾幕か!!」
イルーゾォは身構える。
小町や映姫による訓練を多少受けたが、あまり自信はない。
余談だが、小町の弾幕を見た瞬間、全員思わず飛びついてピチュったのは内緒である。
「しんじゃえっ!」
少女の宣言と共に弾がイルーゾォに襲い掛かる。
「ひぃっ・・っ!!何だよ何だよ!!安全だって言ったのに!!誰にでも出来る簡単な仕事って言ってたくせに!!嘘は許可しないぃぃぃぃい!!」
イルーゾォは悲鳴を上げて弾幕を避け続ける。
そして、逃げながらどうするか思考する。
(俺の任務は・・・・別に異変解決でもなんでもなく、書類を届けるだけだ・・・。)
いざと言うときの為に、仮のスペルカードを一枚貰っていたが自分本来の力ではないため相当負担が来るらしい。
なので彼はこのカードは任務を終えた後、帰り道に何かあった時に使うつもりだったのだ。
今ここで使っては任務は疲労で果たせないだろう。
マン・イン・ザ・ミラーの射程距離は届かない、スペルカードも使えない。
「ならば・・・・たった一つ!!」
そう言うとイルーゾォはポケットから何かを取り出し、それを少女に向かって思いっきり投げた。
それはキラキラと輝きながら少女に向かって一直線に飛んでいく。
少女はとっさに魔法を使ってそれを止める。
「何?!」
少女はそれを見て愕然とする・・・・それは、プラスチックの宝石と金銀のメッキがたっぷりついた子供用のおもちゃの手鏡だった。
はっとして目の前を見るが、そこにはイルーゾォの姿はない。
気がつくと、彼は少女の遥か下の方に移動していた、落下しているようにも見えたが。
どうやら下に広がる森の中で姿を隠すつもりらしい。
「逃がさないんだから・・・魔法も使えない人間が魔界に入って生きて帰れるなんて思わない事ね!!」
そう言って少女は閉じていた本を開いて、イルーゾォの後を追った。