「ーーーーーー♪」
その日は、いい天気だった。
光の三妖精のうち一人が、ひなたぼっこをし、花の妖怪の機嫌がちょっとよくなる、そんな日である。
そんな幻想郷を、飛んでいく男が一人。
メローネはご機嫌で空を飛びながら、旧タイプの携帯音楽プレーヤーをいじる。
「そうだ!日本にいるんだから最新の奴を買おう!アキハバラにも一度言ってみたかったんだ!!」
突然、思いついたのか、メローネは手をパンッと叩く。
「せっかくだからエロい漫画でも買ってこっそりギアッチョ辺りのベッド下にでも入れて見るか。
あ、イルーゾォでも面白いかもしれない・・・。リーダーは・・・普通に再生紙に出されるな。」
イタズラを考えながら、メローネは飛んでいく。
すると、突然携帯電話がなった。
「はいはーい、あなたの身体の恋人。メローネでーす。」
メローネはすぐさま、電話に出る。
『リゾットだ。』
「おや、リーダー?何の用?」
メローネの軽い声に、リゾットはため息を付いた。
『お前が心配だったから、電話したんだが・・・・・・。』
「うんうん、だいじょーぶだいじょーぶ。」
『・・・・本当に大丈夫なのか?』
「心配後無用!しっかり準備はしてきたし!!」
自信満々のメローネに、リゾットは心配そうに語りかける。
『ダンボールに隠れるんじゃないぞ・・・・・。』
「そんな事しないって・・・お!見えてきた。それじゃあな、リーダー。」
『メローネ!!まっ・・!!』
リゾットが何か言うのを無視し、メローネは上空から真っ赤な館を見据えた。
その日は、いい天気だった。
光の三妖精のうち一人が、ひなたぼっこをし、花の妖怪の機嫌がちょっとよくなる、そんな日である。
そんな幻想郷を、飛んでいく男が一人。
メローネはご機嫌で空を飛びながら、旧タイプの携帯音楽プレーヤーをいじる。
「そうだ!日本にいるんだから最新の奴を買おう!アキハバラにも一度言ってみたかったんだ!!」
突然、思いついたのか、メローネは手をパンッと叩く。
「せっかくだからエロい漫画でも買ってこっそりギアッチョ辺りのベッド下にでも入れて見るか。
あ、イルーゾォでも面白いかもしれない・・・。リーダーは・・・普通に再生紙に出されるな。」
イタズラを考えながら、メローネは飛んでいく。
すると、突然携帯電話がなった。
「はいはーい、あなたの身体の恋人。メローネでーす。」
メローネはすぐさま、電話に出る。
『リゾットだ。』
「おや、リーダー?何の用?」
メローネの軽い声に、リゾットはため息を付いた。
『お前が心配だったから、電話したんだが・・・・・・。』
「うんうん、だいじょーぶだいじょーぶ。」
『・・・・本当に大丈夫なのか?』
「心配後無用!しっかり準備はしてきたし!!」
自信満々のメローネに、リゾットは心配そうに語りかける。
『ダンボールに隠れるんじゃないぞ・・・・・。』
「そんな事しないって・・・お!見えてきた。それじゃあな、リーダー。」
『メローネ!!まっ・・!!』
リゾットが何か言うのを無視し、メローネは上空から真っ赤な館を見据えた。
その日、紅 美鈴は鍛錬をしていた。
彼女の能力は気を使う程度の能力だが、それ以前に彼女の武器はその肉体である。
そのバトルスタイルはレミリアなどが本来のその身体能力を行使し、獣のように戦うのではない。
彼女の放つ技は、紛れもなく一つ一つが技術によるものであり、日々の鍛錬の賜物である。
以前までは彼女は仕事が終わった後の夜中に睡眠時間を削り鍛錬に当てていたのだが、そのせいで日中の仕事の最中に居眠りしてしまうようになったのだ。
そこでレミリアは、彼女に昼間、警備をしている時鍛錬をする事を認めた。
実際、彼女の拳裁きや闘気に押され、興味本位で近づく物もなくなった。
あれである、警備会社のステッカーが貼ってあるだけで泥棒に襲われなくなる原理である。
「覇!!」
彼女の呼吸に、空気が揺れる。近くの木に止まっていた小鳥が飛び去った。
そして、目を閉じて呼吸を落ち着かせた。
周囲のざわついていた空気が、静かに収まる。
次の瞬間、彼女は自分の背後に近づく気配を感じた。
「・・・・何者だっ!!」
とっさに拳を放ち、背後の人物の顔の前スレスレで止める。
「うわっ!!」
その人物は、その勢いに押されて、尻餅をついた。
「いたたたた・・・・・びっくりした・・・。」
そう言って、その人物は美鈴を見上げる。
金髪の髪を一つに纏めており、その手には大きな箱を持っていた。
服は爽やかな色合いのつなぎと、それとそろいの帽子である。
「あ・・・っ!!大丈夫ですか?!」
その様子に、思わず美鈴は手を差し伸べる。
彼から、一切の敵意は感じなかったからだ。
「す・・・・、すみません。もしかしてお客様ですか・・・・?特にお嬢様からは聞いていなかったのですが・・・・・。」
「あ、いえ?自分はルガール運送のもので、お届け物です。」
「お届け物?」
「はい。」
爽やかに笑う青年に美鈴はいぶかしげな目を向ける。
「何だったら、中身をチェックしてください。許可はもらってるんで。」
「・・・・・分かりました。」
そう言って、美鈴はダンボール箱を開けた。
その中に入っていたのは・・・・・・・・・・・。
彼女の能力は気を使う程度の能力だが、それ以前に彼女の武器はその肉体である。
そのバトルスタイルはレミリアなどが本来のその身体能力を行使し、獣のように戦うのではない。
彼女の放つ技は、紛れもなく一つ一つが技術によるものであり、日々の鍛錬の賜物である。
以前までは彼女は仕事が終わった後の夜中に睡眠時間を削り鍛錬に当てていたのだが、そのせいで日中の仕事の最中に居眠りしてしまうようになったのだ。
そこでレミリアは、彼女に昼間、警備をしている時鍛錬をする事を認めた。
実際、彼女の拳裁きや闘気に押され、興味本位で近づく物もなくなった。
あれである、警備会社のステッカーが貼ってあるだけで泥棒に襲われなくなる原理である。
「覇!!」
彼女の呼吸に、空気が揺れる。近くの木に止まっていた小鳥が飛び去った。
そして、目を閉じて呼吸を落ち着かせた。
周囲のざわついていた空気が、静かに収まる。
次の瞬間、彼女は自分の背後に近づく気配を感じた。
「・・・・何者だっ!!」
とっさに拳を放ち、背後の人物の顔の前スレスレで止める。
「うわっ!!」
その人物は、その勢いに押されて、尻餅をついた。
「いたたたた・・・・・びっくりした・・・。」
そう言って、その人物は美鈴を見上げる。
金髪の髪を一つに纏めており、その手には大きな箱を持っていた。
服は爽やかな色合いのつなぎと、それとそろいの帽子である。
「あ・・・っ!!大丈夫ですか?!」
その様子に、思わず美鈴は手を差し伸べる。
彼から、一切の敵意は感じなかったからだ。
「す・・・・、すみません。もしかしてお客様ですか・・・・?特にお嬢様からは聞いていなかったのですが・・・・・。」
「あ、いえ?自分はルガール運送のもので、お届け物です。」
「お届け物?」
「はい。」
爽やかに笑う青年に美鈴はいぶかしげな目を向ける。
「何だったら、中身をチェックしてください。許可はもらってるんで。」
「・・・・・分かりました。」
そう言って、美鈴はダンボール箱を開けた。
その中に入っていたのは・・・・・・・・・・・。
「ゆっくりしていってね!!」
「は?」
「は?」
なんか、霊夢っぽい物が入っていた。
「はいはい、ゆっくりしていってねー。」
そう言って、青年が、パチンッと指を鳴らした。
すると、霊夢っぽい物の口から煙が吐き出される。
「ぶふっ?!」
美鈴はそれを思いっきり被り、気を失った。
「いやぁ、頑張ったんだよ。ゆっくり人形作って猛獣用の睡眠薬仕込むの。」
そう言って、青年は帽子を投げ捨て、髪を纏めていたゴムを外す。
そこにいたのは、もちろんメローネその人である。
「・・・・不安だから、つっこんでおくか。」
そう言って、メローネはゆっくり人形の中に残っていた睡眠薬を、美鈴の口にぶっこんだ。
人間だったら致死量だが、妖怪なので問題ないだろう。
「あぁ・・・、もったいない。本当だったらこのまま持ち帰って、いい『母親』になるまで調教・・・仕込む・・・。
んー?どれを使えばひっかからないかな?
ま、いっか。とにかく一人前の『お母さん』にしてあげるのに・・・。
あー、でも麻薬が手に入らないか・・・・。ちっ・・・・・・・。
妖怪との間に『息子』を作ったらどうなるか気になったんだがなー。」
そんな事をぼやきながら、危険人物が、紅魔館に忍び込んだ。
そう言って、青年が、パチンッと指を鳴らした。
すると、霊夢っぽい物の口から煙が吐き出される。
「ぶふっ?!」
美鈴はそれを思いっきり被り、気を失った。
「いやぁ、頑張ったんだよ。ゆっくり人形作って猛獣用の睡眠薬仕込むの。」
そう言って、青年は帽子を投げ捨て、髪を纏めていたゴムを外す。
そこにいたのは、もちろんメローネその人である。
「・・・・不安だから、つっこんでおくか。」
そう言って、メローネはゆっくり人形の中に残っていた睡眠薬を、美鈴の口にぶっこんだ。
人間だったら致死量だが、妖怪なので問題ないだろう。
「あぁ・・・、もったいない。本当だったらこのまま持ち帰って、いい『母親』になるまで調教・・・仕込む・・・。
んー?どれを使えばひっかからないかな?
ま、いっか。とにかく一人前の『お母さん』にしてあげるのに・・・。
あー、でも麻薬が手に入らないか・・・・。ちっ・・・・・・・。
妖怪との間に『息子』を作ったらどうなるか気になったんだがなー。」
そんな事をぼやきながら、危険人物が、紅魔館に忍び込んだ。
「おー、すごいすごい。本がいっぱいだー。」
そんな事をぼやきながら、メローネは大図書館の中を進む。
服はいつもの仕事着・・・まぁやけに露出度の多く、多分女の子が来たほうが読者には喜ばれる服とよく用途のわからない、マスクである。
それに着替えて、すいーっと大図書館の中を飛んでいた。
「おっ・・・・!!」
そして、とある一角で立ち止まる。
「ピンク・ダークの少年じゃん!そうか・・、今だったら日本語が正確に分かる漫画買い放題なんだ!!」
メローネはそのまま、古本屋の小学生よろしく、立ち読みを始めた。
「やっぱり原語で理解すると、台詞の面白さがじかに伝わってくるなー。」
うんうん、と頷くメローネの向こうで動く影が三つ。
一つは小さく、二つはどうやら男性のようだ。
「さぁ!行け!!」
「わ・・・、私ですか~?」
「すまない・・、私も彼も、弾幕勝負には不慣れだからな・・・。」
「うーっ!!分かりました!!」
そして、ザンッと四つの翼が大図書館に舞う。
「そこのあなた!!」
メローネに大して、声が掛けられる。
「ん?なんだい?」
彼はまるで友達に話しかけられたのに対応するように声を返した。
メローネの視線の先には、頭と背からこうもりのような翼を生やした少女が浮かんでいた。
「こ・・・ここが何処か分かっているの!!」
「紅魔館の、大図書館。ヴワルは名前じゃない。」
「わ・・・・分かってるなら早く帰りなさい!!!
私は悪魔!!人間程度がかなうとでも思っているの!!」
少女・・・・・小悪魔は必死にメローネを威嚇する。
そんな事をぼやきながら、メローネは大図書館の中を進む。
服はいつもの仕事着・・・まぁやけに露出度の多く、多分女の子が来たほうが読者には喜ばれる服とよく用途のわからない、マスクである。
それに着替えて、すいーっと大図書館の中を飛んでいた。
「おっ・・・・!!」
そして、とある一角で立ち止まる。
「ピンク・ダークの少年じゃん!そうか・・、今だったら日本語が正確に分かる漫画買い放題なんだ!!」
メローネはそのまま、古本屋の小学生よろしく、立ち読みを始めた。
「やっぱり原語で理解すると、台詞の面白さがじかに伝わってくるなー。」
うんうん、と頷くメローネの向こうで動く影が三つ。
一つは小さく、二つはどうやら男性のようだ。
「さぁ!行け!!」
「わ・・・、私ですか~?」
「すまない・・、私も彼も、弾幕勝負には不慣れだからな・・・。」
「うーっ!!分かりました!!」
そして、ザンッと四つの翼が大図書館に舞う。
「そこのあなた!!」
メローネに大して、声が掛けられる。
「ん?なんだい?」
彼はまるで友達に話しかけられたのに対応するように声を返した。
メローネの視線の先には、頭と背からこうもりのような翼を生やした少女が浮かんでいた。
「こ・・・ここが何処か分かっているの!!」
「紅魔館の、大図書館。ヴワルは名前じゃない。」
「わ・・・・分かってるなら早く帰りなさい!!!
私は悪魔!!人間程度がかなうとでも思っているの!!」
少女・・・・・小悪魔は必死にメローネを威嚇する。
「あー、だめだ。全く恐怖のサインがない。」
「・・・・・嫌な結果しか、見えないなぁ。」
「・・・・・嫌な結果しか、見えないなぁ。」
本棚の向こうで、2人の男が呟いた。
メローネは驚くどころか、瞳を輝かせて喜ぶ。
「おぉ!本物の悪魔か!!・・・・かわいいけど、君本当に女?」
「な・・・・っ?!」
メローネの対応に、小悪魔は戸惑った。
「いやぁ、だって悪魔ってよく美女に変身して誘惑するじゃん・・・・。
いや・・・・、でも元が天使だから両性具有なのか?!おぉ!それはすごい!!」
「お前・・・、ふざけるな!」
小悪魔は怒り、魔法陣を展開して攻撃を開始する。
暗い色をした弾幕が、黒い光を放ちながらメローネに襲い掛かる。
だが、メローネは平然としながら、弾幕を避ける。
むしろ、攻撃を受けた瞬間、ニヤリと、笑った。
「・・・攻撃してきたな・・・・。これで正当防衛だ!!映姫さまも怒らないよな!!」
そう言って、メローネは何か四角いものを小悪魔に向かってぶん投げた。
それは円盤投げの要領で回転しながら小悪魔に向かっていく。
「え・・・?えぇぇぇぇぇっ?!」
彼女の能力は弱く、移動しながら弾幕を打てるほど器用ではない。
「小悪魔!!」
本棚から、人影が飛び出す。
そして、次の瞬間、小悪魔は抱きかかえられ、宙を飛んでいるメローネの下にいた。
「へ?」
メローネの目の前に、一枚の紙がひらり、と飛んでくる。
そして畳まれたそれが開くと、そこから弾幕が雨のようにメローネに降り注いだ。
「うわぁっ?!」
無数の弾幕を受けて、メローネは吹き飛んだ。
「大丈夫か?小悪魔。」
そう言って、小悪魔に語りかけるのは、桃色の髪をした男だった。
「ディアボロさん・・・・・。」
「おーい、ディアボロのオッサン!小悪魔!」
向こうのほうから少年が歩いてくる。
「テルノスケ!!無事ですか?!」
褐色の肌に銀髪の髪をしており、すこし外に髪がはねている。
少年は、ズルズルと縄で縛り上げたメローネを引きずってきた。
「あぁ大丈夫だ。パチュリーが弾幕を入れてくれた紙があったのを思い出した。」
そう言ってテルと呼ばれた少年は、掌に一枚の紙を取り出す。
「始めからそれを使ってくださいよ・・・・。」
「こいつ、どうするんだ?」
メローネは気を失っており、ぐったりとした様子である。
「そうですね・・・、パチュリー様は今お嬢様とお茶のお時間ですから・・・・。」
「もう既に来ているわ、小悪魔。」
突然の声に、三人がビクッと驚いて振り向く。
そこには、少女が紫の髪の、小柄な少女が立っていた。
彼女こそこの大図書館の主、パチュリー・ノーレッジである。
「・・・・・見かけない顔ね、誰かしらない?あ、ディアボロ。あなたはいいわ。どうせ以前の記憶がないんだから。」
「・・・・・すまない。」
ディアボロはパチュリーに謝る。
「それで?あなた達は?」
パチュリーは改めて2人に問いかけた。
「わ・・・私は知りません!」
「俺も、外人の知り合いは幻想郷の住人以外はいない。」
小悪魔と輝之助は首を振る。
「そう・・・、じゃあこの男は・・・・。」
「ピンクダークの少年・・・・・・・。」
突然、ぐったりしていたメローネが呟いた。
「第五部・・・殺し屋チーム・・・ハパエ・・・・ハモンセラーノ・・・・パエジャ・エンスティタ・・・ケソニャ・・・・ケソス・・・ソニャドール・・・・。」
それを聞いて、パチュリーの顔色が変わる。
「・・・・三人とも、この男の尋問は私がやるわ。早く外に出なさい・・・・。」
「「「え?」」」
突然言われて三人は呆然とする。
「いいから出て行きなさい!!殺すわよ!!」
カッと目を見開き、本気で三人を怒鳴り散らす。
「は・・・はいっぃぃぃぃっっ!!」
その覇気にやられたのか、三人は蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「さて・・・あなた。」
パチュリーは、くるりとメローネの方を振り返る。
メローネは、先ほどまでの様子は何処に行ったかニヤニヤ笑っていた。
「何故・・・・・私の好きなカップリングを知っていたの?!」
ビシィッとパチュリーは指をメローネに突き刺す。
『ピンクダークの少年』の五部の舞台はスペインであり、そこで主人公とその仲間の活躍が繰り広げられるのである。
今までの傾向とはちがい、作者はジャニーズを意識したといっているが、登場人物は若いイケメンが多く、非常に女性人気が高い部でもある。
「・・・・ここに来る途中、やけに薄い本ばかりある一角を発見してね・・・。」
不敵に笑うメローネ。
パチュリーは思わず冷や汗を流した、そこは普段部下達には近づかないように言っておいてある区域である。
魔導書のある部分からは離れているため、魔理沙もそこには近寄らなかった。
「誰かに・・・話した?」
「話してないさ、そんな状況じゃなかったし。」
緊迫した雰囲気が、2人の間に流れる。
沈黙の中、メローネが口を開いた。
「俺の任務は・・・・、この館の地下にいる人物と接触する事だ。」
「?!」
パチュリーの表情が驚愕に変わる。
「そこに、安全に案内してくれるかな?」
そう言って、メローネは人懐っこい笑みを浮かべる。
「私にメリットがないわね。その気になれば貴方をいつでも火あぶり、水責め、生き埋め、どれがお好み。」
「おやおや、俺を殺してもいいのかな?」
メローネの背後から、のそっとある物が顔を出す。
彼のスタンド、ベイビィ・フェイスの親機である。
先ほど小悪魔に向かってスタンドの拠り所になるPCをぶん投げてしまったので射程範囲外だったのだが、
輝之助に連れてこられPCの近くにこれたので、スタンドを発現できたのだ。
「っ!!」
パチュリーはとっさに、魔法を唱えようとする。
「いやいや、何も戦おうって訳じゃないさ・・・・。ベイビィ・フェイス。」
彼が呼びかけると、ベイビィ・フェイスの画面が開き、そこにある物が映し出された。
次の瞬間、パチュリーはガシッと画面のふちに齧りつく。
何やら、2人の青年がやけに密着しているイラストである。
「ふ・・ふおおおお・・・・・・・。」
彼女が持つのは、どれも白黒の同人誌。しかも大抵は幻想入りしたようなマイナーだったり売れなかった奴である。
CGによって書かれた色鮮やかなそれは、彼女の欲求を大いに刺激した。
「よーし、じゃあ次これいっちゃうかー。」
そう言ってメローネは別の画像を映す。
肌色が、40%ほど増している・・・が、それにはモザイクが掛けられている。
「ちょ・・っ!!見せなさいよ!!」
「この縄を解いてくれたら・・・・。」
次の瞬間、風の刃で彼を拘束していた縄が切れた。
「じゃあモザイクオフだ。」
メローネが指をパチンッと鳴らすと、モザイクが取れた。
上半身裸の少年が、青年に抱きかかえられている。
メローネは驚くどころか、瞳を輝かせて喜ぶ。
「おぉ!本物の悪魔か!!・・・・かわいいけど、君本当に女?」
「な・・・・っ?!」
メローネの対応に、小悪魔は戸惑った。
「いやぁ、だって悪魔ってよく美女に変身して誘惑するじゃん・・・・。
いや・・・・、でも元が天使だから両性具有なのか?!おぉ!それはすごい!!」
「お前・・・、ふざけるな!」
小悪魔は怒り、魔法陣を展開して攻撃を開始する。
暗い色をした弾幕が、黒い光を放ちながらメローネに襲い掛かる。
だが、メローネは平然としながら、弾幕を避ける。
むしろ、攻撃を受けた瞬間、ニヤリと、笑った。
「・・・攻撃してきたな・・・・。これで正当防衛だ!!映姫さまも怒らないよな!!」
そう言って、メローネは何か四角いものを小悪魔に向かってぶん投げた。
それは円盤投げの要領で回転しながら小悪魔に向かっていく。
「え・・・?えぇぇぇぇぇっ?!」
彼女の能力は弱く、移動しながら弾幕を打てるほど器用ではない。
「小悪魔!!」
本棚から、人影が飛び出す。
そして、次の瞬間、小悪魔は抱きかかえられ、宙を飛んでいるメローネの下にいた。
「へ?」
メローネの目の前に、一枚の紙がひらり、と飛んでくる。
そして畳まれたそれが開くと、そこから弾幕が雨のようにメローネに降り注いだ。
「うわぁっ?!」
無数の弾幕を受けて、メローネは吹き飛んだ。
「大丈夫か?小悪魔。」
そう言って、小悪魔に語りかけるのは、桃色の髪をした男だった。
「ディアボロさん・・・・・。」
「おーい、ディアボロのオッサン!小悪魔!」
向こうのほうから少年が歩いてくる。
「テルノスケ!!無事ですか?!」
褐色の肌に銀髪の髪をしており、すこし外に髪がはねている。
少年は、ズルズルと縄で縛り上げたメローネを引きずってきた。
「あぁ大丈夫だ。パチュリーが弾幕を入れてくれた紙があったのを思い出した。」
そう言ってテルと呼ばれた少年は、掌に一枚の紙を取り出す。
「始めからそれを使ってくださいよ・・・・。」
「こいつ、どうするんだ?」
メローネは気を失っており、ぐったりとした様子である。
「そうですね・・・、パチュリー様は今お嬢様とお茶のお時間ですから・・・・。」
「もう既に来ているわ、小悪魔。」
突然の声に、三人がビクッと驚いて振り向く。
そこには、少女が紫の髪の、小柄な少女が立っていた。
彼女こそこの大図書館の主、パチュリー・ノーレッジである。
「・・・・・見かけない顔ね、誰かしらない?あ、ディアボロ。あなたはいいわ。どうせ以前の記憶がないんだから。」
「・・・・・すまない。」
ディアボロはパチュリーに謝る。
「それで?あなた達は?」
パチュリーは改めて2人に問いかけた。
「わ・・・私は知りません!」
「俺も、外人の知り合いは幻想郷の住人以外はいない。」
小悪魔と輝之助は首を振る。
「そう・・・、じゃあこの男は・・・・。」
「ピンクダークの少年・・・・・・・。」
突然、ぐったりしていたメローネが呟いた。
「第五部・・・殺し屋チーム・・・ハパエ・・・・ハモンセラーノ・・・・パエジャ・エンスティタ・・・ケソニャ・・・・ケソス・・・ソニャドール・・・・。」
それを聞いて、パチュリーの顔色が変わる。
「・・・・三人とも、この男の尋問は私がやるわ。早く外に出なさい・・・・。」
「「「え?」」」
突然言われて三人は呆然とする。
「いいから出て行きなさい!!殺すわよ!!」
カッと目を見開き、本気で三人を怒鳴り散らす。
「は・・・はいっぃぃぃぃっっ!!」
その覇気にやられたのか、三人は蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
「さて・・・あなた。」
パチュリーは、くるりとメローネの方を振り返る。
メローネは、先ほどまでの様子は何処に行ったかニヤニヤ笑っていた。
「何故・・・・・私の好きなカップリングを知っていたの?!」
ビシィッとパチュリーは指をメローネに突き刺す。
『ピンクダークの少年』の五部の舞台はスペインであり、そこで主人公とその仲間の活躍が繰り広げられるのである。
今までの傾向とはちがい、作者はジャニーズを意識したといっているが、登場人物は若いイケメンが多く、非常に女性人気が高い部でもある。
「・・・・ここに来る途中、やけに薄い本ばかりある一角を発見してね・・・。」
不敵に笑うメローネ。
パチュリーは思わず冷や汗を流した、そこは普段部下達には近づかないように言っておいてある区域である。
魔導書のある部分からは離れているため、魔理沙もそこには近寄らなかった。
「誰かに・・・話した?」
「話してないさ、そんな状況じゃなかったし。」
緊迫した雰囲気が、2人の間に流れる。
沈黙の中、メローネが口を開いた。
「俺の任務は・・・・、この館の地下にいる人物と接触する事だ。」
「?!」
パチュリーの表情が驚愕に変わる。
「そこに、安全に案内してくれるかな?」
そう言って、メローネは人懐っこい笑みを浮かべる。
「私にメリットがないわね。その気になれば貴方をいつでも火あぶり、水責め、生き埋め、どれがお好み。」
「おやおや、俺を殺してもいいのかな?」
メローネの背後から、のそっとある物が顔を出す。
彼のスタンド、ベイビィ・フェイスの親機である。
先ほど小悪魔に向かってスタンドの拠り所になるPCをぶん投げてしまったので射程範囲外だったのだが、
輝之助に連れてこられPCの近くにこれたので、スタンドを発現できたのだ。
「っ!!」
パチュリーはとっさに、魔法を唱えようとする。
「いやいや、何も戦おうって訳じゃないさ・・・・。ベイビィ・フェイス。」
彼が呼びかけると、ベイビィ・フェイスの画面が開き、そこにある物が映し出された。
次の瞬間、パチュリーはガシッと画面のふちに齧りつく。
何やら、2人の青年がやけに密着しているイラストである。
「ふ・・ふおおおお・・・・・・・。」
彼女が持つのは、どれも白黒の同人誌。しかも大抵は幻想入りしたようなマイナーだったり売れなかった奴である。
CGによって書かれた色鮮やかなそれは、彼女の欲求を大いに刺激した。
「よーし、じゃあ次これいっちゃうかー。」
そう言ってメローネは別の画像を映す。
肌色が、40%ほど増している・・・が、それにはモザイクが掛けられている。
「ちょ・・っ!!見せなさいよ!!」
「この縄を解いてくれたら・・・・。」
次の瞬間、風の刃で彼を拘束していた縄が切れた。
「じゃあモザイクオフだ。」
メローネが指をパチンッと鳴らすと、モザイクが取れた。
上半身裸の少年が、青年に抱きかかえられている。
「ふおおおおおっ?!」
「はい、じゃあこれはどうだい?」
次は、肌色に何やら白いものが飛び散っているが、やはりモザイクである。
「次は何をすればいい?!」
「じゃあ、一応この館の内側の警備状況について。」
「言うわ!!まずメイドの咲夜!!彼女は主に上で家事をしているから、そこに行かずに地下へ行けばばれないわ!!
さっきここにいた羽の生えたのは私の使い魔の小悪魔!!低級悪魔よ!
ピンクの髪のおっさんはディアボロ!レミィの食料になるはずだったんだけど、非常に面白い運命の持ち主だからって
レミィが運命をいじくって私付きの司書にしたの!!記憶喪失みたいよ!!発見したときは廃人同然だったんですって!!
時間を飛ばす能力って言うけど、よく分からないわ!
ただ、咲夜いわく『私にも出来ない時間の扱い方』をしているらしいわ!!
意識して使えるのは、ちょっとだけ予知をするくらいね!!
あの褐色の男は宮本 輝之助!!本にされて幻想入りして、小悪魔が拾ってきたのを私が助けてやったの!!物を紙に閉じ込める能力があるわ!」
パチュリーは血走った目で一気に情報を捲し上げる。
「これで全部?」
「えぇ!!」
「じゃあはい、どーぞ。」
メローネが、以外にもあっさりモザイクを解いた。
「ふおおおおおおおおおおおおお!!!」
おそらく彼女のイメージとは真逆の、興奮した声が静かな図書館に響く。
「じゃあ次は・・・?」
「まだあるの?!まだあるのぉぉぉぉぉ!!」
「はい、じゃあこれはどうだい?」
次は、肌色に何やら白いものが飛び散っているが、やはりモザイクである。
「次は何をすればいい?!」
「じゃあ、一応この館の内側の警備状況について。」
「言うわ!!まずメイドの咲夜!!彼女は主に上で家事をしているから、そこに行かずに地下へ行けばばれないわ!!
さっきここにいた羽の生えたのは私の使い魔の小悪魔!!低級悪魔よ!
ピンクの髪のおっさんはディアボロ!レミィの食料になるはずだったんだけど、非常に面白い運命の持ち主だからって
レミィが運命をいじくって私付きの司書にしたの!!記憶喪失みたいよ!!発見したときは廃人同然だったんですって!!
時間を飛ばす能力って言うけど、よく分からないわ!
ただ、咲夜いわく『私にも出来ない時間の扱い方』をしているらしいわ!!
意識して使えるのは、ちょっとだけ予知をするくらいね!!
あの褐色の男は宮本 輝之助!!本にされて幻想入りして、小悪魔が拾ってきたのを私が助けてやったの!!物を紙に閉じ込める能力があるわ!」
パチュリーは血走った目で一気に情報を捲し上げる。
「これで全部?」
「えぇ!!」
「じゃあはい、どーぞ。」
メローネが、以外にもあっさりモザイクを解いた。
「ふおおおおおおおおおおおおお!!!」
おそらく彼女のイメージとは真逆の、興奮した声が静かな図書館に響く。
「じゃあ次は・・・?」
「まだあるの?!まだあるのぉぉぉぉぉ!!」
ーーーーここから先はどんどん過激な内容になっていきます。
801が苦手なお客様が大半だと思いますので大変申し訳ございませんが能力を発動させていきます
by紅魔館大図書館司書 ディアボローーーーーーーーーー
801が苦手なお客様が大半だと思いますので大変申し訳ございませんが能力を発動させていきます
by紅魔館大図書館司書 ディアボローーーーーーーーーー
「あ・・・んっ・・・・・・はぁぁ・・・・・・。」
むきゅーと鼻血をだして、パチュリーは倒れふしている。
その顔は恍惚としており、頬は真っ赤、目は虚ろである。
「はい、ありがとう。助かったよ。」
そんなパチュリーを見ても、何の反応も示さずメローネは冷静に今手に入った情報をベイビィ・フェイスに纏める。
メローネは紅魔館の詳細な地図に、図書館から地下への直接通路の場所。
フランドールの詳細な情報などなど・・・・機密漏洩もいい所である。
「よし、これで・・・・っと。息子も作りたいところだが・・・・・・、今回はいいか。」
そう言って、メローネは荷物を纏める。
ついでにいくつか、面白そうな本もいただいておいたのだ。
「じゃあ、またご贔屓にー。」
そう言ってメローネはベイビィ・フェイスを抱え、大図書館の中を悠々と歩き出した。
むきゅーと鼻血をだして、パチュリーは倒れふしている。
その顔は恍惚としており、頬は真っ赤、目は虚ろである。
「はい、ありがとう。助かったよ。」
そんなパチュリーを見ても、何の反応も示さずメローネは冷静に今手に入った情報をベイビィ・フェイスに纏める。
メローネは紅魔館の詳細な地図に、図書館から地下への直接通路の場所。
フランドールの詳細な情報などなど・・・・機密漏洩もいい所である。
「よし、これで・・・・っと。息子も作りたいところだが・・・・・・、今回はいいか。」
そう言って、メローネは荷物を纏める。
ついでにいくつか、面白そうな本もいただいておいたのだ。
「じゃあ、またご贔屓にー。」
そう言ってメローネはベイビィ・フェイスを抱え、大図書館の中を悠々と歩き出した。
その時、私達は鼻血を出しながら、気絶してるパチュリー様を見つけました。
不思議な倒れ方で、外傷はいっさい見当たりませんでした。
そして、その時のパチュリー様の表情は・・・まるで、結婚式の花嫁のように、幸せそうな顔でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小悪魔の手記より
不思議な倒れ方で、外傷はいっさい見当たりませんでした。
そして、その時のパチュリー様の表情は・・・まるで、結婚式の花嫁のように、幸せそうな顔でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小悪魔の手記より