「ええ、ああーーこれ?生きてるよ。生きてる」
「ホントだってば。生きてるよ」
「確かに聞かれれば答えるよ。河童は自身の作成したものは
お披露目するよ。だって、それこそ私らの文化の象徴だもの」
「妖怪じゃ無いってば。モノホンの人間だよ。ちょーっと身体を調べるの
には罪を感じたよ。人間は盟友だもの」
「ん、『山』に人間を連れ込んで匿ったって行為がヤバイのは
すげーよくわかるよ」
「だから、"出来上がったら知らせるつもり"だったの―――それに、技術は秘匿するものでしょ?」
血の色は赤いのに油のよう。皮膚は人間そのもの、部位によっては
練成を繰り返した鋼。右眼の射出口、腹部の機関砲、全方向に「可動」する腕。
人とは呼べずも―――その身の構成は人となっている。
「まだ、まだだよ。椛だから話したの。これだけのもの、ネタに
されたら敵わないよ」
「それに呼んだ理由はね、もう」
「起動するから」
自身が戦場で散ったので無く、工房にて再生されたことに気付く。
第三帝国の技術の結晶体。吸血鬼の天敵。"誇り高き血統"と共に
戦い続けた、「者にして物」
最初に見た者が緑帽子の娘と、犬のような出で立ちの娘。
彼女達が新たな―――戦線の発端となる。
「ホントだってば。生きてるよ」
「確かに聞かれれば答えるよ。河童は自身の作成したものは
お披露目するよ。だって、それこそ私らの文化の象徴だもの」
「妖怪じゃ無いってば。モノホンの人間だよ。ちょーっと身体を調べるの
には罪を感じたよ。人間は盟友だもの」
「ん、『山』に人間を連れ込んで匿ったって行為がヤバイのは
すげーよくわかるよ」
「だから、"出来上がったら知らせるつもり"だったの―――それに、技術は秘匿するものでしょ?」
血の色は赤いのに油のよう。皮膚は人間そのもの、部位によっては
練成を繰り返した鋼。右眼の射出口、腹部の機関砲、全方向に「可動」する腕。
人とは呼べずも―――その身の構成は人となっている。
「まだ、まだだよ。椛だから話したの。これだけのもの、ネタに
されたら敵わないよ」
「それに呼んだ理由はね、もう」
「起動するから」
自身が戦場で散ったので無く、工房にて再生されたことに気付く。
第三帝国の技術の結晶体。吸血鬼の天敵。"誇り高き血統"と共に
戦い続けた、「者にして物」
最初に見た者が緑帽子の娘と、犬のような出で立ちの娘。
彼女達が新たな―――戦線の発端となる。