stage5 リゾット・ネェロの日常。
我らが暗殺チームリーダー、リゾット・ネェロはリーダーである。
個性が豊か過ぎる部下を纏める為に、彼は常に気苦労が多く、謎も多い。
そんな彼でも、素の自分をさらす事がある。
我らが暗殺チームリーダー、リゾット・ネェロはリーダーである。
個性が豊か過ぎる部下を纏める為に、彼は常に気苦労が多く、謎も多い。
そんな彼でも、素の自分をさらす事がある。
「と・・・、言うわけで。
幻想郷では妖怪はいまや滅多に幻想郷の人間に本気で襲い掛からない。
だが、幻想郷に来たばかりの妖怪や、スペルカードルールに反対する妖怪や、知能の低い物は人間を食べようとする・・・・。」
「なるほど・・・・・。」
リゾットは藍の話をメモする。
ここは暗殺チーム邸の居間、普段ならメンバーで騒がしいこの部屋も、今は二人しかいない。
八雲 紫の式、八雲 藍と暗殺チームのリーダー、リゾット・ネェロである。
ここでリゾットは、藍から幻想郷の常識や歴史、日本文化、さらには妖怪について教えてもらっていた。
何故、八雲 藍がリゾットにこのような事を教えているかと、それには訳がある。
紫がこの間の宴会で、すっかりイタリアンに嵌ってしまったのだ。
ところが、藍が作っても、どうもうまくリゾット達の作る味を再現できない。
元々、藍はあまり洋食が得意でない、作ったとしてもレストランではなくみんなのお母さんのハンバーグやクリームシチューの味である。
もちろん、藍の作る料理は美味しいのだが、紫はあの味が食べれない事を少し残念がった。
その話を風の噂で聞きつけたのか、リゾットは藍にレシピを教え、自分が使っている食材を教えたのだ。
イタリアでしか手に入らないようなメーカーの物も、紫のスキマさえあれば一発である。
藍はリゾットに感謝し、そのお礼として幻想郷の様々な事について教えることにしたのだ。
それをきっかけに、リゾットと藍は交流を持ち、お互いに料理について教えあっていたりする。
橙も最近はよくここに遊びにきているようなのだ。
今日は午前中に家事を終わらせ、午後から藍はリゾットに、今日は妖怪について教えていた。
リゾットのイメージする、いわゆるヨーロッパの「モンスター」と、日本の「妖怪」の違いである。
さらに幻想郷における、人間と妖怪との関係も、リゾットに教えた。
「サナエのジンジャはそういう事であそこにいて・・・、妖怪達がいたのか。」
「あぁ、とってもやはり幻想郷にはパワーバランスがあるから・・・・・。」
夕焼けの照らす家の中に、2人の声だけが響く。
きっとここが年齢制限板だったら、とっても素敵な展開になるだろうが、全くそんな可能性はここには微塵にない。
「さて、今日はここまでとしよう。」
そう言って藍は用意した資料を纏めて本にしまう。
あきらかに、容量を無視しているがきっとスキマを利用しているのだろう。
「そろそろ橙が帰ってくるな・・・。」
そう呟いて藍は窓の外を見ていた、ふと、気づいた。
リゾットがじっと自分を見つめていたのだ。
黒く、まるで悪魔のような瞳が、夕焼けに照らされて黒曜石のように輝いている。
(な・・・何だ?!急に静かに・・・・。ま・・、まさか!確かに昔はちょーっと大陸の皇帝とかたぶらかしてたけど・・・・。
いや、だめだ!久々に若い子といっぱい知り合えたからって!私は紫様の式なんだ!
でも。ちょーっと味見するくらいならぁ・・・・・・。)
身を捩じらせて、ピンク色の妄想をする藍に、リゾットがずいっと近づく。
「藍、頼みがあるんだが・・・・。」
唐突にリゾットが頼みごとをしてきた。
「な・・・・何だ?!」
ドキッとして、藍は妄想と中断させる。
「その・・・実は・・・・・。」
リゾットは視線をそらしながら、藍に近づく。
そして、彼女の目をまっすぐ見て、言った。
幻想郷では妖怪はいまや滅多に幻想郷の人間に本気で襲い掛からない。
だが、幻想郷に来たばかりの妖怪や、スペルカードルールに反対する妖怪や、知能の低い物は人間を食べようとする・・・・。」
「なるほど・・・・・。」
リゾットは藍の話をメモする。
ここは暗殺チーム邸の居間、普段ならメンバーで騒がしいこの部屋も、今は二人しかいない。
八雲 紫の式、八雲 藍と暗殺チームのリーダー、リゾット・ネェロである。
ここでリゾットは、藍から幻想郷の常識や歴史、日本文化、さらには妖怪について教えてもらっていた。
何故、八雲 藍がリゾットにこのような事を教えているかと、それには訳がある。
紫がこの間の宴会で、すっかりイタリアンに嵌ってしまったのだ。
ところが、藍が作っても、どうもうまくリゾット達の作る味を再現できない。
元々、藍はあまり洋食が得意でない、作ったとしてもレストランではなくみんなのお母さんのハンバーグやクリームシチューの味である。
もちろん、藍の作る料理は美味しいのだが、紫はあの味が食べれない事を少し残念がった。
その話を風の噂で聞きつけたのか、リゾットは藍にレシピを教え、自分が使っている食材を教えたのだ。
イタリアでしか手に入らないようなメーカーの物も、紫のスキマさえあれば一発である。
藍はリゾットに感謝し、そのお礼として幻想郷の様々な事について教えることにしたのだ。
それをきっかけに、リゾットと藍は交流を持ち、お互いに料理について教えあっていたりする。
橙も最近はよくここに遊びにきているようなのだ。
今日は午前中に家事を終わらせ、午後から藍はリゾットに、今日は妖怪について教えていた。
リゾットのイメージする、いわゆるヨーロッパの「モンスター」と、日本の「妖怪」の違いである。
さらに幻想郷における、人間と妖怪との関係も、リゾットに教えた。
「サナエのジンジャはそういう事であそこにいて・・・、妖怪達がいたのか。」
「あぁ、とってもやはり幻想郷にはパワーバランスがあるから・・・・・。」
夕焼けの照らす家の中に、2人の声だけが響く。
きっとここが年齢制限板だったら、とっても素敵な展開になるだろうが、全くそんな可能性はここには微塵にない。
「さて、今日はここまでとしよう。」
そう言って藍は用意した資料を纏めて本にしまう。
あきらかに、容量を無視しているがきっとスキマを利用しているのだろう。
「そろそろ橙が帰ってくるな・・・。」
そう呟いて藍は窓の外を見ていた、ふと、気づいた。
リゾットがじっと自分を見つめていたのだ。
黒く、まるで悪魔のような瞳が、夕焼けに照らされて黒曜石のように輝いている。
(な・・・何だ?!急に静かに・・・・。ま・・、まさか!確かに昔はちょーっと大陸の皇帝とかたぶらかしてたけど・・・・。
いや、だめだ!久々に若い子といっぱい知り合えたからって!私は紫様の式なんだ!
でも。ちょーっと味見するくらいならぁ・・・・・・。)
身を捩じらせて、ピンク色の妄想をする藍に、リゾットがずいっと近づく。
「藍、頼みがあるんだが・・・・。」
唐突にリゾットが頼みごとをしてきた。
「な・・・・何だ?!」
ドキッとして、藍は妄想と中断させる。
「その・・・実は・・・・・。」
リゾットは視線をそらしながら、藍に近づく。
そして、彼女の目をまっすぐ見て、言った。
「尻尾を・・・・触らせてくれないか?」
「どうぞ・・・・・・。」
バカな妄想をしていた自分を恥じながら、藍はリゾットに尻尾を差し出していた。
「いいのか?本当にいいのか?」
普段、一切の感情の色を含まないリゾットの瞳が、きらきらと輝いている。
「構わないさ、紫様や橙が枕にするくらいだからな。時々よだれを垂らされて困るが・・・・。」
「な・・・・・っ?!それはうらやましい・・・・・・・・。」
そう言って、リゾットは藍の尻尾にそーっと触れる。
「・・・・・・・・・・!!」
声にこそ出さないが、そのさわり心地に感動したようだ。
無心にもふもふと藍の尻尾を触り続ける。
(さ・・流石にこんなに触られ続けると・・・・こそばゆいな・・・・。)
そう思って藍がむずむずしながら、少し気恥ずかしくなっていると・・・・。
ガチャリ、と玄関の扉が開く音がした。
すると、リゾットはバッと藍のしっぽから手を離し、入ってきた人物の気配に意識を集中させる。
「「「「ただいまー。」」」」
そして聞きなれた仲間の気の抜けた声を聞いて、リゾットは警戒を解いた。
彼らを出迎えようと、リゾットは玄関に向かう。
居間には、藍がぽつんと残された。
「な・・・なんだ・・・・この・・・、『あんなに激しかったのに、やっぱり奥さんの所に行くのね。』的敗北感はぁっ?!」
そう悔しげに拳を握り締め、うな垂れる藍。
しかし、いつまでもここにいる訳には行かない。
「帰ろう・・・・・橙も帰ってくる・・・・・。」
ため息を付いて、藍が居間から玄関にでる扉を開けると。
バカな妄想をしていた自分を恥じながら、藍はリゾットに尻尾を差し出していた。
「いいのか?本当にいいのか?」
普段、一切の感情の色を含まないリゾットの瞳が、きらきらと輝いている。
「構わないさ、紫様や橙が枕にするくらいだからな。時々よだれを垂らされて困るが・・・・。」
「な・・・・・っ?!それはうらやましい・・・・・・・・。」
そう言って、リゾットは藍の尻尾にそーっと触れる。
「・・・・・・・・・・!!」
声にこそ出さないが、そのさわり心地に感動したようだ。
無心にもふもふと藍の尻尾を触り続ける。
(さ・・流石にこんなに触られ続けると・・・・こそばゆいな・・・・。)
そう思って藍がむずむずしながら、少し気恥ずかしくなっていると・・・・。
ガチャリ、と玄関の扉が開く音がした。
すると、リゾットはバッと藍のしっぽから手を離し、入ってきた人物の気配に意識を集中させる。
「「「「ただいまー。」」」」
そして聞きなれた仲間の気の抜けた声を聞いて、リゾットは警戒を解いた。
彼らを出迎えようと、リゾットは玄関に向かう。
居間には、藍がぽつんと残された。
「な・・・なんだ・・・・この・・・、『あんなに激しかったのに、やっぱり奥さんの所に行くのね。』的敗北感はぁっ?!」
そう悔しげに拳を握り締め、うな垂れる藍。
しかし、いつまでもここにいる訳には行かない。
「帰ろう・・・・・橙も帰ってくる・・・・・。」
ため息を付いて、藍が居間から玄関にでる扉を開けると。
「・・・・・・・メタリカ、メタリカ、メタリカ、メタリカ、メタリカ、メタリカ・・・・・・・・。」
そこには、一心不乱にプロシュート達に、メタリカを仕掛けるリゾットの姿があった。
「もうやめてぇ!!とっくにギアッチョ達の残機はゼロよ!!」
「お前達は・・・・メタリカ・・・この間紅魔館に喧嘩を売ったかと思えば・・・メタリカ・・・・今度は誘拐だと・・・・・・メタリカ。」
レティが止めるのも聞かずに、ひたすらメタリカを続けるリゾット。
玄関の床が石造りである理由を、レティは鮮血が流れる床を見て理解した。
「俺がこの間一体どれだけ紅魔館の主に謝罪して・・・・・映姫さまにどれだけ怒られたか・・・・お前らは知っているのか・・・・・?」
もはやスタンドの名を呼ぶ間もなく、リゾットのスタンドは発動を続ける。
「・・・・まぁいい。」
そういった瞬間、一同の傷口は鉄線で縫合される。
そして、リゾットは一同に背を向けて玄関の扉を開けた。
「俺はいますぐ、紅魔館に謝罪をしてくる。お前達は自宅で待機しておけ。罰として今日から一週間、食事当番はお前らだ。」
そう言って、リゾットは着の身着のまま玄関から日が暮れ始めた空へと飛び上がった。
「ねぇ、メローネ達の血、舐めていいかな?」
大量の血液に、フランは目を輝かせながらベイビィ・フェイスに訪ねた。
「汚いからやめてください、フランドール。」
事務的な冷静な声で、即座にベイビィフェイスはフランの行動をとめた。
「もうやめてぇ!!とっくにギアッチョ達の残機はゼロよ!!」
「お前達は・・・・メタリカ・・・この間紅魔館に喧嘩を売ったかと思えば・・・メタリカ・・・・今度は誘拐だと・・・・・・メタリカ。」
レティが止めるのも聞かずに、ひたすらメタリカを続けるリゾット。
玄関の床が石造りである理由を、レティは鮮血が流れる床を見て理解した。
「俺がこの間一体どれだけ紅魔館の主に謝罪して・・・・・映姫さまにどれだけ怒られたか・・・・お前らは知っているのか・・・・・?」
もはやスタンドの名を呼ぶ間もなく、リゾットのスタンドは発動を続ける。
「・・・・まぁいい。」
そういった瞬間、一同の傷口は鉄線で縫合される。
そして、リゾットは一同に背を向けて玄関の扉を開けた。
「俺はいますぐ、紅魔館に謝罪をしてくる。お前達は自宅で待機しておけ。罰として今日から一週間、食事当番はお前らだ。」
そう言って、リゾットは着の身着のまま玄関から日が暮れ始めた空へと飛び上がった。
「ねぇ、メローネ達の血、舐めていいかな?」
大量の血液に、フランは目を輝かせながらベイビィ・フェイスに訪ねた。
「汚いからやめてください、フランドール。」
事務的な冷静な声で、即座にベイビィフェイスはフランの行動をとめた。
「帰ったぞー・・・って何やってんだお前ら。」
帰ってきたホルマジオが見たのは、玄関を雑巾と箒で掃除しているプロシュートとメローネだった。
玄関はむせ返るような血の匂いで溢れている。
「おぉ、何だ何だ。またお前らリゾット怒らせたのか。」
呆れたように、ホルマジオは呟く。
ちなみに一同の傷は、リゾットが去った後藍が術である程度治療してくれたので、問題ない。
「ったく・・・、相変わらず小さぇ男だなぁ、あいつは。」
ぐちぐちと呟きながらプロシュートはまるで木の葉のように散らばったカミソリを箒で集めて、チリトリで集める。
「だよなぁ、細かいこと気にしすぎなんだよリーダー。」
ぶちぶちと文句を垂れながらメローネも雑巾で固まった血をはがしていく。
「他の奴らは?」
「ソルベとジェラートは飯作ってて、ギアッチョは外に出れる扉からフラン達の為にケーキ買いに行った。
ペッシには血のついた服を洗ってるついでに、今日は大浴場に入ろうと思って洗ってもらってる。」
メローネはバケツで雑巾を洗い、絞る。
あっという間に水が、真っ赤に染まった。
「あー、お前ら。後で纏めて言っとくがな、あんまりリゾットに苦労かけるなよ・・・・・。」
ホルマジオはため息をついて、2人を注意した。
「別にいいじゃねぇか、いつもの事だろ。」
あっけらかんとプロシュートは答えた。
「お前ら・・・・、俺はな、帰ってくる途中、リゾットに会ったんだ。」
帰ってきたホルマジオが見たのは、玄関を雑巾と箒で掃除しているプロシュートとメローネだった。
玄関はむせ返るような血の匂いで溢れている。
「おぉ、何だ何だ。またお前らリゾット怒らせたのか。」
呆れたように、ホルマジオは呟く。
ちなみに一同の傷は、リゾットが去った後藍が術である程度治療してくれたので、問題ない。
「ったく・・・、相変わらず小さぇ男だなぁ、あいつは。」
ぐちぐちと呟きながらプロシュートはまるで木の葉のように散らばったカミソリを箒で集めて、チリトリで集める。
「だよなぁ、細かいこと気にしすぎなんだよリーダー。」
ぶちぶちと文句を垂れながらメローネも雑巾で固まった血をはがしていく。
「他の奴らは?」
「ソルベとジェラートは飯作ってて、ギアッチョは外に出れる扉からフラン達の為にケーキ買いに行った。
ペッシには血のついた服を洗ってるついでに、今日は大浴場に入ろうと思って洗ってもらってる。」
メローネはバケツで雑巾を洗い、絞る。
あっという間に水が、真っ赤に染まった。
「あー、お前ら。後で纏めて言っとくがな、あんまりリゾットに苦労かけるなよ・・・・・。」
ホルマジオはため息をついて、2人を注意した。
「別にいいじゃねぇか、いつもの事だろ。」
あっけらかんとプロシュートは答えた。
「お前ら・・・・、俺はな、帰ってくる途中、リゾットに会ったんだ。」
『おっ!おーい、リゾット!!』
ホルマジオは、リゾットを見つけて、手を振った。
だが、リゾットは俯いたまま、ぶつぶつぶつと何かを呟き続けている。
『俺なんぞに始めからリーダーなんて無理だったんだ、どんなに部下を思おうと、あいつらはそんなのは余計はお世話なんだろう。
俺は・・・リーダーになれない・・・・・。もっと・・別の奴があいつらの上に立つべきなんだ・・・・。
そもそも、殺ししか取り得がない俺が、リーダーになんてなれるわけないのは当然だ・・・・・・。
・・・・・こんな平和な世界で、殺ししか取り得のない俺は、生きている価値があるのか・・・・?』
すれ違いざまに、聞きとっただけでも、リゾットは生気のない表情で、ひたすらこのような事を呟いていた。
それを聞いて、さすがのメローネとプロシュートも顔を青くする。
「あんまりにお前らが言う事聞かないから、もう怒りを通り越して絶望してたぞ・・・・。」
ホルマジオも、顔を青くしながら、話す。
「ど・・どうする?」
「さ・・・・流石に、やりすぎたな・・・・・。」
フリーダムなメローネに、我が道を行くプロシュートも、大いに反省した。
すっかり自分達がストレスの掛からない生活のせいで忘れていたが、リゾットは大いにストレスを溜め込むのだ。
しかもそれを彼らの前では常に『完璧なリーダー』でいようとするせいか、微塵も出さない。
表情があまり動かない顔も、その影響だろう。
「・・・後で全員で会議して、リーダーに出来るだけストレスをかけないようにするぞ。」
ホルマジオは、リゾットを見つけて、手を振った。
だが、リゾットは俯いたまま、ぶつぶつぶつと何かを呟き続けている。
『俺なんぞに始めからリーダーなんて無理だったんだ、どんなに部下を思おうと、あいつらはそんなのは余計はお世話なんだろう。
俺は・・・リーダーになれない・・・・・。もっと・・別の奴があいつらの上に立つべきなんだ・・・・。
そもそも、殺ししか取り得がない俺が、リーダーになんてなれるわけないのは当然だ・・・・・・。
・・・・・こんな平和な世界で、殺ししか取り得のない俺は、生きている価値があるのか・・・・?』
すれ違いざまに、聞きとっただけでも、リゾットは生気のない表情で、ひたすらこのような事を呟いていた。
それを聞いて、さすがのメローネとプロシュートも顔を青くする。
「あんまりにお前らが言う事聞かないから、もう怒りを通り越して絶望してたぞ・・・・。」
ホルマジオも、顔を青くしながら、話す。
「ど・・どうする?」
「さ・・・・流石に、やりすぎたな・・・・・。」
フリーダムなメローネに、我が道を行くプロシュートも、大いに反省した。
すっかり自分達がストレスの掛からない生活のせいで忘れていたが、リゾットは大いにストレスを溜め込むのだ。
しかもそれを彼らの前では常に『完璧なリーダー』でいようとするせいか、微塵も出さない。
表情があまり動かない顔も、その影響だろう。
「・・・後で全員で会議して、リーダーに出来るだけストレスをかけないようにするぞ。」
ちなみに、その後のリゾット抜きの会議で一人一つ、決め事をした。
ホルマジオ:出来るだけ、リゾットの仕事を変わる。
イルーゾォ:たまには家にいて、リゾットの家事の手伝いをする。
プロシュート:自重する。
ペッシ:そのままの君でいて、リーダーを安心させてあげてください。
メローネ:セクハラ発言や、あちこちから苦情がくるような事をしない。
ギアッチョ:キレて物を壊さない。
ソルベ:銃や銃の弾丸を経費で買い込み過ぎない。
ジェラート:わがままを言わないようにしましょう。
ペットショップ:もしよろしかったら、リゾットと戦闘でもしてストレス発散の相手をしてくれないでしょうか?
ドルチ:あぁ見えてあの人、結構小動物とか好きなんで、ぬこパワーで癒してあげてください。
レティ:唯一の女性かつ年上なので、お酒お酌して愚痴を聞いてやってください。
「メローネ、掃除は俺がしとくからお前は来てるガキどもの相手しとけ。
いくらレティがいるからって、ギアッチョじゃいつガキども殴るかわかんねーだろ。」
きゃーきゃーと居間で、何やらはしゃぐ声が聞こえる。
「いや、今の時間ならアニメがTVでやってるから、あと十五分は大丈夫だ。」
俺ががんだむだーとか言うチルノの声が聞こえる。
どうやら、ストーリーがよく解らなくてもそれなりに楽しんでいるらしい。
すると、突然バーンッと扉があいて、フランが飛び出してきた。
「フ・・・フランッ?!どうした?!今日はフランの好きなキャラクターが出てくる回じゃなかったけ?!」
もしかして、そのキャラクターが怪我でもして機嫌が悪くなったと思ったのかと、メローネはギクッと硬直した。
フランはまっすぐメローネの方に飛んでいき、彼の首を掴んでブンブン振る。
「チルノ、がんだむだぶるおー知らないんだって!!メローネでぃーぶいでぃー貸して!!チルノに見せるから!!」
「お・・・落ち着けフラン!!お前のパワーでやったらそいつ間違いなく死ぬから!」
ホルマジオは、メローネを振り回すフランを必死に止める。
フランは落ち着いたのか、メローネを振り回すのをやめた。
すると、突然ギィーッと玄関の扉が開いた。
「今帰った、新しい客人だ。」
そこには、一人の女性を連れた、リゾットがいた。
リゾットが連れてきた女性を見たとたん、フランがそちらのほうに駆け出す。
「あ・・・、初めまして!紅 美鈴です!!お嬢様に言われてフランドール様の・・・。」
「めーりーん!!」
「ぐえっ!!」
自己紹介を済ませる前に、美鈴はフランに思いっきり愛の突撃をされる。
リゾットが連れてきたのは、美鈴だった。
必死にリゾットはレミリアに謝罪し、フランはこちらでしっかり面倒をみて、翌日必ず返すと誓った。
レミリアも、前回プロシュート達が乗り込んできたときにもリゾットがお菓子をもって謝罪に来た事を覚えていた。
その様子に、「あぁ、この人間相当苦労してるのねぇ・・・何処かの巫女と違って・・・・・。」と思ったのか、
『美鈴を共につけ、彼女が常にフランの傍にいる事』を条件にフランのお泊りを許可したのだ。
「と、言うわけでレミリア様は許してくださいましたよ。」
「本当?!」
そう言って、フランは美鈴の手を引っ張って、居間に案内する。
「あのね!私友達できたよ!チルノっていうの!!」
「えっ?!すごいですね!!」
まるで仲の良い姉妹のように美鈴とフランは今に入っていった。
玄関には、野郎どもが残された。
「・・・メローネ、気を落とすなよ。」
「落としてない!!」
リゾットの言葉に、メローネは全力で反論した。
イルーゾォ:たまには家にいて、リゾットの家事の手伝いをする。
プロシュート:自重する。
ペッシ:そのままの君でいて、リーダーを安心させてあげてください。
メローネ:セクハラ発言や、あちこちから苦情がくるような事をしない。
ギアッチョ:キレて物を壊さない。
ソルベ:銃や銃の弾丸を経費で買い込み過ぎない。
ジェラート:わがままを言わないようにしましょう。
ペットショップ:もしよろしかったら、リゾットと戦闘でもしてストレス発散の相手をしてくれないでしょうか?
ドルチ:あぁ見えてあの人、結構小動物とか好きなんで、ぬこパワーで癒してあげてください。
レティ:唯一の女性かつ年上なので、お酒お酌して愚痴を聞いてやってください。
「メローネ、掃除は俺がしとくからお前は来てるガキどもの相手しとけ。
いくらレティがいるからって、ギアッチョじゃいつガキども殴るかわかんねーだろ。」
きゃーきゃーと居間で、何やらはしゃぐ声が聞こえる。
「いや、今の時間ならアニメがTVでやってるから、あと十五分は大丈夫だ。」
俺ががんだむだーとか言うチルノの声が聞こえる。
どうやら、ストーリーがよく解らなくてもそれなりに楽しんでいるらしい。
すると、突然バーンッと扉があいて、フランが飛び出してきた。
「フ・・・フランッ?!どうした?!今日はフランの好きなキャラクターが出てくる回じゃなかったけ?!」
もしかして、そのキャラクターが怪我でもして機嫌が悪くなったと思ったのかと、メローネはギクッと硬直した。
フランはまっすぐメローネの方に飛んでいき、彼の首を掴んでブンブン振る。
「チルノ、がんだむだぶるおー知らないんだって!!メローネでぃーぶいでぃー貸して!!チルノに見せるから!!」
「お・・・落ち着けフラン!!お前のパワーでやったらそいつ間違いなく死ぬから!」
ホルマジオは、メローネを振り回すフランを必死に止める。
フランは落ち着いたのか、メローネを振り回すのをやめた。
すると、突然ギィーッと玄関の扉が開いた。
「今帰った、新しい客人だ。」
そこには、一人の女性を連れた、リゾットがいた。
リゾットが連れてきた女性を見たとたん、フランがそちらのほうに駆け出す。
「あ・・・、初めまして!紅 美鈴です!!お嬢様に言われてフランドール様の・・・。」
「めーりーん!!」
「ぐえっ!!」
自己紹介を済ませる前に、美鈴はフランに思いっきり愛の突撃をされる。
リゾットが連れてきたのは、美鈴だった。
必死にリゾットはレミリアに謝罪し、フランはこちらでしっかり面倒をみて、翌日必ず返すと誓った。
レミリアも、前回プロシュート達が乗り込んできたときにもリゾットがお菓子をもって謝罪に来た事を覚えていた。
その様子に、「あぁ、この人間相当苦労してるのねぇ・・・何処かの巫女と違って・・・・・。」と思ったのか、
『美鈴を共につけ、彼女が常にフランの傍にいる事』を条件にフランのお泊りを許可したのだ。
「と、言うわけでレミリア様は許してくださいましたよ。」
「本当?!」
そう言って、フランは美鈴の手を引っ張って、居間に案内する。
「あのね!私友達できたよ!チルノっていうの!!」
「えっ?!すごいですね!!」
まるで仲の良い姉妹のように美鈴とフランは今に入っていった。
玄関には、野郎どもが残された。
「・・・メローネ、気を落とすなよ。」
「落としてない!!」
リゾットの言葉に、メローネは全力で反論した。