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学園物?

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shinatuki

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だれでも歓迎! 編集
「無い……DISCが全部無くなっている……」

装備を整える為ヴェネチアホテルに戻ったディアボロは亀の中にあるDISCを取りに行った。
だがそこに入っていた大量のDISCは全て姿を消し
『面白そうだから貰っちゃった♪ゆかりんより』と書いてある一枚の紙が貼ってあるだけであった。
ありえないありえないありえないここにはスタプラザワールド+67やヘビーウェザー+42も置いてあったのだぞ。
これだけのDISCを作り上げるのにどれだけ苦労したと思っているんだ?
「おいDIO、プッチ、俺のDISCは……」
紙に書かれてるようにあの女が持っていったのだろう。
だが今の現実を直視出来なかったのか未だに俺のベッドを占拠している二人にDISCの行方を聞いた。
「ああ、ちょっと前に紫の服を着た女が来てDISCを持って行ったぞ」
ぷちっ……俺の中で何かが切れた。
「ふざけんな!あんの腐れババアァァァァ――ッ!!」
「なあそろそろボヘミアンラブソティーのDISCを」
「後にしろ後ォォ―ッ!!」
ディアボロは丈助のDISCを差し込んだのかと思わんばかりにブチギレ勢いそのままに異世界への入口へと戻って行った。
くそっ!あの女も悪いがDIOとプッチも妨害位はするべきじゃないのか?
あの二人が来てから俺は亀の中にあるソファーでの就寝を余儀なくされて腹立たしい限りだ。
異世界に入り紫を探しに学園へ向け歩いていたディアボロだが怒りで前がよく見えていなかったのか屈強なモヒカン頭の二人組と肩をぶつかり合う事になる。
「なんだあ?オッサン聞い付けろや!」
「うるさいぞ!俺は今忙しいんだ!」
「ああん?生意気な奴だやっちまえ!」
モヒカンの拳がディアボロの顔を殴り付け路上に叩きつけられる。
「くっ……」
ディアボロは失念していた。
今はLv1でアイテムが無い最弱の状態、これではこんなクズ共にですら手も足も出ず一方的なリンチを受けてしまう。
「まだだ!まだ終わらんよ!」
ディアボロは近くに放置されていた空き瓶を掴み降り下ろす、だが棍棒を持ち出したモヒカンにあっさりと砕かれる。
「これでおしまいだ!」
「ちっ……」
「やめなさい!!」
ディアボロが生を諦める刹那、一人の男の一喝によりモヒカンの動きは止まった。
声がした方向に顔を向けるとディアボロは驚愕した。
その男の名はポルポ、元の居た世界では私の配下だった男である。
たしか口内に銃弾を撃ち込まれ死んだはず、それは嘘だったのか?
いや違うか、異世界で死んだ者と出会う事はまれによくあるらしい。
実際に私も首輪を付けられ殺し合いを強要された時には死者が蘇っているのを見た覚えがあるし。
というかダンジョン内では日常茶飯事の光景だ。
「ポ…ポルポ先生」
「ブフゥ~君達だめじゃないか喧嘩したら停学になってしまうよ?」
「すいやせんでした!」
ここでのポルポは教師をやっているのか?それよりもモヒカン男達が生徒だという事にも驚きだ。
「大丈夫ですか?よかったら保健室にお連れしますが」
「いや構わん」
この時、またもやディアボロは失念していた。
「あ、ポルポ先生、頬に血が」
「ん!?」
何故ポルポは刑務所に入れられていたか…その方が安全で快適、そんな理由もあるだろう。
「ち……血~~~」
だが本当の理由は……。
「いてえよ~!!」
「せ、先生?ギャアアア!!」
ポルポの強烈なビンタにより吹き飛ばされるモヒカン達
そう、ポルポは自分の血を見ると正気を無くし殺人鬼になってしまうのだ。
恐らく瓶割られた時、ガラスの破片で顔を切ったか、ポルポはこれがあるから刑務所に入れておいたのに
こうなってしまってはしばらく手に終えない、ここはひとまず退くんだ。
ディアボロはポルポから出来るだけ距離をはなれるべく逃走を計るが運は彼に味方しない。
「うおおおッ!?」
誰かが捨てたのだろうバナナの皮を踏みベタなこけ方をして仰向けに倒れる。
「ん?こんな星なんかあったか?」
仰向けになった事で目に飛び込んできた青空の中に浮かぶ北斗七星、その隣に輝く一つの星
「く、離せ!」
「超!いてえよ~~!!」
テーレッテー♪
「ぐわああああああ!!」
倒れているディアボロをポルポが持ち上げると渾身の力を込めたビンタで叩き付け
弾き飛ばされたディアボロの肉体は姿を消し、またいつもの場所に飛ばされるのであった。

今日のディアボロ、ポルポにビンタされ死亡

だがポルポの怒りはまだ収まらない。
「に、逃げろー!」
「ひ~助けてくれ~」
ポルポから逃げ惑うモヒカン達、彼らの身を守る救世主は存在しないのか?
いや救世主は存在した!
カカカッ!!
「ハイスラーッ!」
「ぬぐう!」
モヒカン達のピンチの前に青髪の少女が立ち塞がりポルポを退ける。
彼女の名は比那名居 天子
八雲紫に会うべく学園に向かっていると「たすけて~」「たすけて~」と泣き叫ぶモヒカン達の姿があり
とんずらを使って普通ならまだ着かない時間にきょうきょ参戦したのだ。
「きた!天人きた!」
「メイン天人きた!」
「これで勝つる!」
モヒカン達は突然のヒーローの登場に歓声を挙げていた。
「ブフゥ~君は何者かね?」
「何いきなり話かけて来てるわけ?」
「口の聞き方がなってませんね、お仕置きです!」
「バックステッポ!」
ポルポのビンタを天子は華麗なステップで回避しカウンターで拳を返す。
「メガトンパンチ!」
天子は拳に力を込めポルポの腹を殴り付けるが拳が腹に沈み込み抜けなくなる。
「なに、効いてにいのか?」
「フフフ、私の体はゴムの様に出来ていましてね、どんな攻撃ても柔らかく包み込んでしまうのです」
動きを封じた天子にビンタを叩き付け天子を吹き飛ばす。
「ブフゥ~どうしました?もうおしまいですか?」
壁に叩き付けられ地に膝を付けるが天子の余裕の笑みは消えない。
むしろ快楽を得たように幸悦な表情さえ見せていた。
「自分の技を自慢してる時点で相手にならないことは証明されたな
本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな
口で説明するぐらいなら私は牙を向くだろうな私どんな痛みも快楽に変換出来るし」
「ブフゥ~口だけは達者の様だね、ですがもうお仕舞いにしてあげましょう」
ポルポは体を回転させボールの様に丸まり、特攻仕掛ける。
「これこそ私が編み出したオリジナルの暗殺拳、人間砲弾、これは避けられませんよ」
天子をミンチにせんと迫り来る肉塊、天子はそれに臆する事なく緋想の剣を抜き出し地面に突き刺す。
「ぬおおお!?」
その途端、ポルポが転がる地面のみが急上昇し押し上げられたポルポは上空に放り出され無防備になる。
「お前は一級天人の私の足元にも及ばない貧弱一般人
その一般人が私に対してナメタ言葉を使うことで私の怒りは有頂天になった
この怒りはしばらくおさまる事をしらない」
上空に飛び上がった天子は緋想の剣でポルポの体を突き刺す。
どんな特異体質だろうが気質を集め相手の弱点を突ける緋想の剣の前では
ポルポの肉体はただの脂肪の固まりでしか無いのである。
「追撃のグランドヴァイパー!ダメージはさらに加速した」
「ひでぶっ!!」
「お前調子ぶっこき過ぎてた結果がこれだよ?」
ポルポが倒れ、近くで隠れていたモヒカン達は
「天人のおかげだ」「助かった、終わりだと思ったよ」と天子へひたすら感謝をしていた。
「それより医者を速くよんでkえガ人をみてもらうべきあとはまかせたぞ」
言うより速いか天子は八雲紫に会うべく校内へと乗り込み校長室の扉をノックせずに開く。
「そこのスキマ妖怪!」
「想像しいわね、絶壁天人が何の用よ?」
「おいィ!私の何処が絶壁だって証拠だよ?」
「分からないの?一目瞭然のまな板ぶりじゃないの」
紫はまるで自分のきょぬーっぷりを見せびらかすように胸を張る。
「お前、胸のサイズで馬鹿にされる奴の気持ち考えた事ありますか?
マジでぶん殴りたくなるほどむかつくんで止めてもらえませんかねえ?」
「そんな事より私に何の用?こう見えても色々忙しい身なのよ」
「この学園に私を生徒として呼ばないのはあもりにも酷すぎるでしょう」
「あんたみたいな天人を学園に呼ぶメリットなんて何もないじゃない」
「これだからスキマ妖怪は…私が生徒になれば
天子が生徒になる→素晴らしい学園生活が約束される→心が豊かになり性格が良くなる→彼女が出来る
天子が生徒にならない→いじめや犯罪が続出→心が狭く顔にまで出てくる→学園崩壊→いくえ不明
ほらこんなもん」
「そんなのありえないから、さっさと帰りなさい」
「しかたにい、ここで一歩引くのが人気の秘訣」
口では平然としているが天界ではその出生が元手で友人も出来ず不良天人として生きてきた天子にとって
学園生活は一種の憧れであり是が非でも入学したかったのだが天子を嫌っている紫が学園長ならもはら諦めるしかないだろう。
「ブフゥ~いいじゃないですか紫さん、入学させても」
背後から聞こえる男の声、天子が振り向くと先ほど自分が倒したポルポが立っていた。
「もう復活したのか!はやい!」
天子が警戒し身構えるがポルポはニコリと笑い。
「彼女は暴走した私を止めてくれ生徒を助けてくれました
それは評価してあげても良いと思いますよ」
「ほう経験が生きたな桃をおごってやろう」
「……良いわ、ポルポに免じて貴女の入学を許可するわポルポに感謝する事ね」
「hai!」
(それにしてもしばらく見ない内に天人の口調が随分変わったわね)
こうして天子が入学する事になり奇妙な学園生活が始まるのだった。

所変わり、ここは学園内の保健室、異能力者や人外の多いこの学園では
抗争が日常茶飯事で設備やスペースは他校の保健室を上回っている。
「先生ー!生徒達がポルポ先生に教われて怪我をしましたー!」
「ふむそうか、今は永琳先生は非番だが私も一流の医者だ私に任せなさい」
「では失礼しまーす!」
ポルポに教われ負傷した生徒達が保健室に運ばれる。
「ふむ、いいデクが揃ったな……なあカルネ、セッコ?」
「………………」
「オゥ!オゥ!」
「ここには様々な種族がいる、奴らはどんな体の構造をしているか
どんな苦痛の表情を見せてくれるか非常に楽しみだよ……ククク、ハハハハハ!!」

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