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  • バトル1 かえでさんvs指輪の呪い

混沌物語 VILLAINS' TROLL VAULT @ ウィキ

バトル1 かえでさんvs指輪の呪い

最終更新:2025年09月02日 18:47

shiningvirtualslove

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OP(オープニング)

天井に吊るされたリングライトが、シャンデリアの代わりに白々しい光をふりまいていた。人気急上昇中のVTuber・伊集院ほのかの豪奢な屋敷。数十人の配信者と《シャイニングバーチャルズ》のクルーが笑い、乾杯し、カメラを回す。だが主役だけが来ない。
かえでさん(ちゃん):「あ、あの……伊集院さん、ちょっと遅いですよ〜。唐揚げ、冷めちゃいますよ〜」
素朴な田舎訛りの声。緑の瞳にたぬき耳、長い尻尾。和装メイド服の裾をつまみながら、彼女はテーブル端でおずおずと待つ。約束の報酬は“食料”。その一心で都会の非常識に目をつむる――はずだった。
扉が弾ける。蒼白のマネージャーが飛び込み、喉を裂く叫び。
マネージャー:「ほのかさんが……ほのかさんが殺されました!!」
空気が止まる。
かえでさん:「……えっ……い、今、なんて……?」
「バーチャルポリスに連絡を!」冷静な声が上がる。だが全端末は圏外。有線は断線。玄関も窓も、武闘派Vが必殺技を叩き込んでも、まるで“世界から切り離された壁”のように傷ひとつ付かない。
かえでさん:「これ……おかしいですよ〜。人を閉じ込める屋敷なんて、ほんとうにあるんですか〜?」
人の波の中で、彼女は一瞬だけ奇妙な青い反射を見る。マネージャーの手元、古風な指輪が冷たく光った――気がした。
視聴者コメント(#会場同時配信)
  • 《分析班きつねだ》「回線死んでるのにコメント欄は生きてるの草」
  • 《義憤のポメラニアン》「これ数字出るやつ。シャイバ、動き遅いぞ」
  • 《医療系Vオタ》「ショックで倒れる人出る前に避難誘導を……」
屋敷は予告なく、楽園から牢獄へと変貌した。かえでの耳と尻尾がそっと震える。都会の常識は、彼女にとって最初から異界だったのだ。

初期ステータス

かえでさん(ちゃん):HP 130/130 → 変化なし、MP 100/100 → 変化なし、調査レベル 0

《呪いの指輪》:HP 200/200、MP 150/150(※本体は攻撃しないが“災厄演出”にMPを消費)

第1ターン:探索&トラブル(各フェーズ厳密処理/小説描写)

部屋の前に立つと、鉄錆の匂いが鼻腔の奥を刺した。
かえでさん:「……わ、私がいきますよ〜。だって、誰かが見ないと……」
扉を押す。椅子に座る女。腹は十字に裂け、臓腑はぬめりを帯びて垂れ、乾いた血は絵の具のように床を固めた。爪痕も揉み合いの跡もない。受け入れたかのような、静謐な死。
かえでさん:「……抵抗、してない……? こんなふうに、座ったまま……どうして……」
左手の薬指に、白い抜け跡。
かえでさん:「……ここ、指輪をしてましたよね〜。外された、あと……?」
背後で《シャイニングバーチャルズ》のカメラが寄る。取れ高を計算する冷たい光学。
視聴者コメント
  • 《万年ROM子》「指輪の跡=動機か呪いか、来たな」
  • 《胡散臭い考古学者》「エッツ渓谷……ミイラ……指輪……まさか」
かえでは喉を鳴らし、杖の鈴を小さく揺らす。からん。音の尾が、死の沈黙を割った。

=== 探索判定:イベント① 伊集院ほのかの死体 ===
必要素養:死因分析/観察 
🎲 3d6(素直な心:初回+1)=【3,6,4】+1=14 → 成功
効果:調査レベル +1(使用済:イベント①は以降出現不可)
MP消費:なし
かえでさん:「受け入れたみたいな……そんな死に方……。この指輪の跡、絶対にヒントですよ〜」

探索を終え、張り詰めた胃が抗議する。甘さで誤魔化そうと、無意識にデザートテーブルへ。苺のショートケーキをひと口――舌に遅れて、喉が灼けた。心臓が不規則に痙攣し、視界の輪郭がほどける。
かえでさん:「っ……な、なにか……変です……お腹……苦い……!」
床が海になり、足が沈む。見えない手が内臓を握り、指輪の青い稲妻色が視界の端で踊った気がした。
サロンの壁が一瞬、洞窟に変わる――石灰質の滴り。乾いた人影。燃えるような赤い目。幻視が去り、現実の毒が残る。
視聴者コメント
  • 《衛生兵ゴロー》「嘔吐誘発、口腔洗浄、救急箱は?」
  • 《黒いユーモア爺》「腹だけ鉄板って設定、今は役立たずで草」
  • 《正義を名乗る名無し》「シャイバ、止めろ。数字より命が先だ」

=== トラブル判定:⑦ 毒の入った食事 ===
ルール:克服失敗で最大HPの17%ダメージ
抵抗ロール(3d6 vs 難易度12相当の体調判定):今回は失敗扱い(毒を飲み込んでしまった)
💥 ダメージ=⌊130×0.17⌋=22
HP変化:130 → 108(-22)
MP変化:100 → 100(±0)
呪い側リソース:《呪いの指輪》演出コスト -10MP → 150 → 140

膝をついたかえでは、震える手で苦い薬草を掴みかけて、首を振る。
かえでさん:「……まだ平気、です……今は、証拠を……集めるのが先ですよ〜」
鈴の杖を胸に抱き、彼女はふらつきながらも立ち上がる。内側で、古い冬の風が吠えた。エッツ渓谷。赤い目のミイラ。あれは――呪い? それとも、誰かの意思?

ターン1サマリ(ログ準拠)

探索:イベント① 成功 → 調査レベル 1/9(発見:抵抗なき致命傷/指輪跡)

トラブル:⑦ 毒食 → 抵抗失敗 → 22ダメージ

かえでさん(ちゃん):HP 108/130(-22)、MP 100/100(±0)

《呪いの指輪》:HP 200/200(±0)、MP 140/150(-10)

――配信の赤い「REC」が、冷笑のように点り続ける。

進行状況:ストーリー進行 1/10、体力 かえで108/130、人望 普通(毒に倒れても逃げず調査続行)、テンション 低〜中(不安と決意がせめぎ合い)

第2ターン:探索&トラブル(小説描写・機械処理併用)

 喉に残った金属味が、歩くたびに胃の底でひしゃげる。かえでさん(ちゃん)は杖の鈴を胸元で押さえ、廊下の影をたどった。和風メイド服のロング丈が床を擦り、たぬき耳がぴくりと震える。
かえでさん:「……毒は……だいじょうぶ、です……よ〜……。今は、手がかり……凶器……きっとどこかに、ありますよ〜」
 シャイニングバーチャルズの撮影係がつかず離れずついてくる。ライトの輪が、古い屋敷の壁紙に白い炎を踊らせる。彼らは“助け”より“数字”を見ている。分かっていて、それでも彼女は歩いた。田舎育ちの勘と、たぬきの嗅覚。乾いた血、鉄、洗剤、香水――それらの層の向こうに、ほんの微かな“腐臭”の継ぎ目。
かえでさん:「……このツボ……変ですよ〜。底の方、空洞の響きが……」
 廊下の古陶のツボに片手を入れる。布が触れ、ぐず、と重みが落ちた。
かえでさん:「……で、出しますよ〜……うぅ、重い……!」
 取りだしたタオルを解くと、白い骸骨の意匠がはめ込まれたナイフ。刃にはこびりついた黒い血が光の輪で青く反射した。
かえでさん:「これ、です……! これが、ほのかさんを……。誰かが、慌てて隠した……そんな置き方ですよ〜」
 鈴がちん、と鳴り、耳と尻尾が緊張でふるえる。カメラが寄る。コメント欄は、ため息と歓声の矛盾で満ちる。
視聴者《骨董マニアY》:「ガチの19世紀ゴシック意匠っぽい。舞台装置なら金がかかりすぎ」
視聴者《バズ至上主義》:「凶器キター!カット割ってショート化いける」
視聴者《危機管理さん》:「素手で触るな、指紋!手袋!」
 かえでは慌てて袖口で柄だけを挟み直す。
かえでさん:「ご、ごめんなさい〜! でも、これで……“指輪”と、つながるかも……。ぜったい、近いですよ〜」

=== 探索判定:イベント⑥「凶器はどこだ?」 ===
必要素養:探索能力/嗅覚・観察
🎲3d6 + 探索補正(+1:嗅覚と勘)=【4,6,5】+1=16 → 成功
📝結果:廊下のツボ内からドクロ装飾の血塗れナイフを発見。調査レベル +1(累計2/9)
かえでさん:「……これで、すこし前に進めますよ〜。絶対、真実に追いつきますから〜」

 その瞬間、世界がぐらりと傾いだ。視界の端が紫に滲み、胃が縄で縛られたようにねじれる。毒の後遺か、それとも屋敷そのものの“脈動”か。床の板が呼吸し、壁紙は粘膜のように脈打つ。
かえでさん:「っ……また、きました……からだが、ふわふわ、して……いや、です……」
 洞窟の幻視がちらつく。石の雫が時間を永遠に引き延ばし、遠くの通路から青い光が呼ぶ。――指輪の光。かえでの足が勝手にそちらへ向かいそうになるのを、杖を突いて止める。
視聴者《医療系Vオタ》:「低血圧+毒残り説、休め!」
視聴者《悪趣味コレクター》:「指輪だ、見えるよな?招いてるぞ」
視聴者《シャイバ過激派》:「この苦しみもコンテンツ!もっと寄れ!」
 撮影係は一歩、二歩、さらに寄る。彼らの息がレンズに白く曇り、かえでは背を向ける。木の葉の袋を握る指が震え、しかし――彼女は使わない。いま逃げたら、手がかりの糸が切れると直感していた。

=== トラブル判定:⑤「突然の吐き気」 ===
条件:乗り越え失敗で最大HPの17%ダメージ
対応:今回はスキル使用なし(根性で耐える/MP節約)
🎲抵抗ロール 3d6 + 修正0 =【2,1,5】=8 → 失敗
💥ダメージ算出:⌊最大HP130×0.17⌋=22ダメージ
かえでさん:「う、ぅ……っ、だいじょうぶ、です……まだ、歩けますよ〜……」
 吐瀉の気配を意地で呑み込み、壁に手をついて呼吸を整える。指先は冷え、鈴は小刻みに鳴り、耳と尻尾は隠す余裕もなく出たり引っ込んだり――。
 見えないどこかで、指輪は満足げに青白く瞬いた。災厄を演出するだけで、直接に手を下さない。けれど、確実に命を削っていく。

視聴者《良心的モデレーター》:「救護班、マジで入れ。ショーは終わりだ」
視聴者《陰謀論V》:「マネージャーの手元の光、見た?やっぱあれ……」
視聴者《現場猫》:「ヨシ!じゃない。ヨクナイ!」

=== リソース処理 ===

かえでさん(ちゃん)
 - HP:108 → 86(-22)
 - MP:100 → 100(±0)
 - 調査レベル:1 → 2

《呪いの指輪》
 - HP:200 → 200(±0)
 - MP(災厄演出):140 → 130(-10)

=== ログ(機械処理) ===

探索フェーズ:イベント⑥ 成功 → 調査Lv +1(2/9) / 次回以降、⑥は再抽選対象外

トラブルフェーズ:⑤ 抵抗失敗 → 17%最大HPダメージ適用(22)

スキル使用:なし(MP消費 0)

状態:毒の後遺・軽度(叙述上の演出/数値効果なし)

進行状況:ストーリー進行 2/10|体力 86/130|人望:上向き(成果提示)|テンション:中(痛みで覚醒)

第3ターン:探索&トラブル(小説描写・機械処理厳守)

 廊下の空気は甘く腐った匂いで重く、リングライトの白が古い壁紙の金箔を偽りの朝のように照らしていた。かえでさん(ちゃん)は血塗れナイフの在処を突き止めた余韻を押し殺し、鈴のついた杖を胸に抱えて配信クルーの間をすり抜ける。和風メイドのロング丈が音もなく床を払うたび、たぬき耳が僅かに伏せ、長い尻尾が緊張で膨らんだ。
かえでさん:「……次は、紙のにおい……ですかね〜。古い本の、乾いた匂いが……してますよ〜」
 彼女の嗅覚は田舎の土の記憶を持っている。絨毯の下から伝う埃の流れ、壁の裏から滲むインクの匂い。カメラが寄り、シャイニングバーチャルズのディレクターが無言で親指を立てる――助ける気配はない、数字のための親指だ。
 書斎。大ぶりの本棚の陰、重ねられた資料ケースの奥に、ひとつだけ最新式の耐火ケースが場違いに置かれていた。鍵は壊され、フタは半開き。
かえでさん:「……ここ、ですよ〜。風が、通っている……新しい匂いがします〜」
 ケースの中にはSDカードと、古びたメモ。『Val d’Etsch—Border Footage/H』の走り書き。震える指でカードを端だけつまみ、配信クルーのノートPCに差す。映るのは岩肌むき出しの渓谷、暗い洞窟、灯りの輪の中に――乾いた人影。赤い目。レンズの端、同行者の手で青い稲妻のような反射が走る。
かえでさん:「あ……これ……青い光、です〜。誰かの、指……輪……。ここから、なにか、連れてきて……」
 背後でディレクターがあからさまに息を呑む。画面を一時停止。拡大。手首にモザイクのようなノイズが乗り、それでも青だけは鮮やかに滲む。
視聴者《動画解析ニキ》:「反射スペクトルが宝石っぽい。青、深め=サファイア系?いやホープダイヤの青」
視聴者《倫理おじさん》:「今それ公開するの危険では?でも見たい」
視聴者《デスライバー沼》:「“H”ってManagerの頭文字じゃ?」
 かえでは自分の胸の奥が、重たい鐘のように鳴るのを感じた。鈴の音が重なる。からん――。

=== 探索フェーズ処理:イベント⑨《オリジナル》「境界映像のSDカード」 ===
必要素養:探索/機材運用(基準DC=12)
🎲 3d6(修正±0)=【4,3,6】=13 → 成功
⮕ 成果:バーチャル伊伊国境“エッツ渓谷”のロケ映像を発見。青く反射する指輪の存在を示唆。
⮕ 調査レベル +1(累計 3/9)/このイベントは以降出現不可
かえでさん:「……やっぱり、指輪です〜。ほのかさんだけじゃ、ない……誰かの、手に――」

 言い終える前に、空気が“逆立つ”音がした。書斎の万年筆がふわりと浮かび、ペーパーウェイトのガラス球が内側から噴き出す泡のように微振動を始める。
かえでさん:「……っ、きます……これ、きらいです〜!」
 視界が走馬灯のようにスローになり、棚の置物、額縁、金属製の定規が一斉に弾丸となって飛ぶ。紙の束は白い魚群、画鋲は星座、引き出しは口を開け、吐き出された物たちが意志を持ったように渦を巻く。
視聴者《現場猫》:「危ない!ヨクナイ!」
視聴者《怪奇派》:「ポルターガイスト確定。撮れ高100点」
視聴者《救護班ひよこ》:「頭覆って!低姿勢!」
 かえでは喉まで込み上げる悲鳴を飲み込み、杖を高く掲げる。鈴が激しく鳴り、乾いた木の葉の匂いが書斎に満ちた。
かえでさん:「――“木の葉の舞”、いきますよ〜!」
 見えない風が巻き、机の上に置かれていた観葉植物の枯葉が千の蝶のように舞い上がる。葉が重なり、壁一面が秋の森に変わる――視界を奪う幕。だが、無数の“飛ぶ物”は、葉の隙間を嗤うようにすり抜け、頬を掠め、肩を打つ。葉は守り、半分は逸らした。だが足りない。

=== トラブルフェーズ処理:②《ポルターガイスト》 ===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲 3d6(基礎)=【1,4,4】=9 → 不足のためスキル使用宣言:「木の葉の舞」(回避+2、MP15、3ターンに1度)
 カウンター適用後:9 + 2 = 11 → 失敗
💥 ダメージ:最大HP130×17% = 22
⮕ かえで:HP 86 → 64(-22)/MP 100 → 85(-15)
⮕ 《呪いの指輪》:演出コスト -10MP → 120/150
かえでさん:「いたっ……!でも、見えてますよ〜……あなたのやり方、ぜったい、暴きますから〜……っ」

 紙吹雪が鎮まった書斎に、奇妙な静寂が満ちる。ディレクターは震える手でレンズを拭き、なおフレームを整える。数字は伸びる。だが、助けは来ない。
視聴者《良心的モデレーター》:「救護優先しろ、ほんとに」
視聴者《陰謀観測者》:「SDの“H”はマネの頭文字説、濃くなってきた」
視聴者《占いババアV》:「青は深い呪いの色、海より重いものを沈める色だよ」

=== ターン3終了処理:ハプニング(3ターンごと確定) ===
 館内照明が一瞬にして落ち、非常灯だけが青白く灯る。遠くの廊下で、石の床を素足で引きずるような音がした。耳の奥に低周波がまとわりつき、考えが“湿る”。
⮕ 状態「精神圧(軽)」付与:次ターンの探索判定 -1(1回限り)
⮕ 「木の葉の舞」クールダウン:ターン6まで再使用不可(カウント開始)

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん):
 - HP 64 / 130(本ターン -22)

MP 85 / 100(本ターン -15〈木の葉の舞〉)

調査レベル 3 / 9(+1:SDカード映像の発見)

状態:精神圧(次ターン探索-1)、木の葉の舞クールダウン中

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》:
 - HP 200 / 200(±0)

MP 120 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索:イベント⑨ 成功(3d6=4,3,6/合計13 ≥ 12)→ 調査+1

トラブル:②ポルターガイスト 抵抗(3d6=1,4,4=9)→ 木の葉の舞(+2)使用→ 11 < 12 → 失敗 → 22ダメージ

進行状況:ストーリー進行 3/10|体力 64/130|人望:上向き(決定的証拠の提示)|テンション:中(痛みと確信で覚醒)

第4ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理順守)

 非常灯だけの青白い廊下は、海の底のように静かだった。脳の奥でまだ“湿った圧”がざわめく――精神圧:探索-1。かえでさん(ちゃん)は鈴付きの杖を胸に抱え、和風メイドのロング丈を引きずりながら、パーティ会場へ戻る。そこには、泣き腫らした目で携帯カメラを握る少女がいた。ビタミン色の声で人気を博すVTuber、花畑ひまわり。伊集院ほのかの友人だ。
かえでさん:「ひまわりさん……あの、最近のほのかさんについて、少しだけ……教えてほしいです〜」
 人混みはざわめき、シャイニングバーチャルズのカメラは取れ高の匂いに敏い。だが、かえでは自分の社会的信用が薄いことを知っている。素朴で田舎者で、都会の事情に疎い。耳がぴくりと伏せ、尻尾が緊張でふくらむ。
花畑ひまわり:「最近ほのかちゃんが、どうだったかでぃすかぁ~?」
かえでさん:「はい……些細なことでも、構いません。何か、いつもと違うところ、ありませんでしたか〜?」
 ひまわりはぺこりと首を傾げ、甲高い吐息で言葉を転がす。
花畑ひまわり:「あんまでぃ、普段と変わらない気ぃがするけどぅ~、一ついえることがぁあるとぉ~したらぁ~……」
 数秒の間。カメラが寄る。視聴者コメントが滝のように流れた。
花畑ひまわり:「なんかぁ~いつも綺麗な指輪を付けてぃ~いましーたねー! ダイヤモンドだった覚えがありまぁ~す~」
かえでさん:「……指輪、ですか〜。左手の薬指……でしょうか?」
花畑ひまわり:「そうかも~! キラキラでぇ~、なんか青っぽく光ってたの、覚えてる~」
かえでさん:「ありがとうございます。とっても、大事な情報ですよ〜。ほのかさん、見せびらかす感じでしたか? それとも、こっそり……?」
花畑ひまわり:「こっそり~。でもねぇ、たまに配信の反射で映ってたぁ~」
視聴者《反射検証班》:「青い反射=ホープダイヤ説強化」
視聴者《倫理おじさん》:「友人への聞き取り、丁寧でよい。だが休め」
視聴者《数字の亡者》:「ここ切り抜き確定、伸びる」
 かえでは深く礼をして、鈴を小さく鳴らす。からん――胸骨の奥まで届く、澄んだ音。脳の霧が少し晴れた。

=== 探索フェーズ処理:イベント③「伊集院ほのかの友達」===
必要:社会的信用(本キャラ特性=中立で素朴/補正0)+精神圧 -1
🎲3d6=【6,6,6】+(-1)=17 → 成功
⮕ 成果:ほのかが“青く光るダイヤの指輪”を愛用していた証言を獲得。
⮕ 調査レベル +1 → 4/9(イベント③は以降出現不可)
かえでさん:「……青い指輪。やっぱり、そこに“なにか”がいますよ〜」

 その時、空気の温度がひゅっと引かれた。観葉植物の葉先が凍えるように縮み、リングライトの光量が一段落ちる。――幽霊の匂い。目の端に白い影、鏡面の中を通路が通り抜けるような錯覚。
かえでさん:「……だ、だめです……来ますよ〜。さわらないでください〜」
 見えない誰かが肩越しに立ち、後ろから名を呼ぶ息の温度が、皮膚を越えて骨に触れる。ひくり、と背中が跳ね、耳と尻尾があらわになる――隠せない。
幽霊(声):「――ホ……」
 聞こえた気がして、かえでは反射で走り出していた。たぬき式逃走術。ただ全力で、逃げる。メイド服の裾を掴み、廊下を滑るように曲がり、カーテンの陰へ体を滑り込ませる。杖の鈴が激しく鳴って、音の残響が目に見える波紋になって壁を震わせた。冷気の舌が首筋を舐め、視界の縁で白い指が伸びる。捕まる――その寸前に、身をかがめて転がる。
かえでさん:「や、やぁですよ〜っ! こっちに来ないで〜っ!」
視聴者《現場猫》:「逃げろ!低姿勢!」
視聴者《怪談マニア》:「今の“ホ”は“ホープ(ダイヤ)”のホだろ」
視聴者《シャイバ擁護派》:「逃走術の絵、いいぞ。数字になる」
 冷気が弾け、ガラスが応えるようにびし、と泣く。カーテンの向こう、壁一面の姿見に白い指跡が曇りで残り、すぐに消えた。かえでは肩で荒く息をし、胸の前で杖を抱き締める。木の葉の袋に手が伸び――だが、思い出す。「木の葉の舞」はクールダウン中。頼れない。だから、逃げる。生き延びる。次の証拠へ繋ぐために。

=== トラブルフェーズ処理:⑨「幽霊との遭遇」===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲3d6=【2,5,4】=11 → 失敗
⮕ スキル宣言:「たぬき式逃走術」(このターンの被ダメージ50%減少/MP消費0)
💥 ダメージ:最大HP130×17%=22 → 半減11
⮕ リソース変動:

かえで:HP 64 → 53(-11),MP 85 → 85(±0)

《呪いの指輪》:演出コスト -10MP → 110/150

 息が鎖のように胸の中で鳴り、世界はまだ冷たい。だが、線は繋がった。指輪――青い光――境界の洞窟――そして、ほのかの薬指跡。
かえでさん:「……ぜったい、たどりつきますよ〜。次で、もっと近づきますから〜……」

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:53 / 130(本ターン -11)
 - MP:85 / 100(本ターン ±0)
 - 調査レベル:4 / 9(+1:友人証言)
 - 状態:精神圧のペナルティ消滅(適用済み)、木の葉の舞クールダウン継続(ターン6まで)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》
 - HP:200 / 200(±0)
 - MP:110 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索③:3d6=【6,6,6】-1=17 ≥ 12 → 成功 → 調査+1(4/9)

トラブル⑨:3d6=【2,5,4】=11 < 12 → 失敗 → 逃走術で半減 → 11ダメージ

進行状況:ストーリー進行 4/10|体力 53/130|人望:上向き(友人への敬意ある聞き取り)|テンション:中(恐怖に揺れつつ決意)

第5ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理厳守)

 甘い匂いの消えたバンケットに、キーボードを叩く乾いた音だけが残っていた。非常灯の青が、顔を青ざめさせ、数字にしか興味のないシャイニングバーチャルズのディレクターは、被写界深度を浅くして“ヒロイン然とした”かえでさん(ちゃん)を切り取る。だが、彼女はヒロインではない。たぬきの獣人で、田舎育ちの素朴な少女。報酬は“食料”。鈴のついた杖を胸に抱き、耳と尻尾を意識して隠しつつ、彼女は情報屋系VTuberに近づいた。フードに鳥の刺繍、派手なピンマイク――ポッポさんだ。

かえでさん:「ポッポさん。なにか、この状況について心当たり……ありませんか〜? 人が、死んでるんです。どうしても、手がかりが必要で……」

ポッポさん:「なんだぽっぽ? この状況について心当たりが無いかだってぽっぽ」

かえでさん:「はい。お金は……あんまりないですけど〜。代わりに、えっと、山菜とか……いまは持って来てませんけど〜」

ポッポさん:「僕の情報は安くないぽっぽ」

 ディレクターの目が光る。財布を出すでも救急を手配するでもなく、彼は投げ銭の導線を画面に重ねる。視聴者コメントが一斉に踊った。

視聴者《投げ銭大臣》:「情報にスパチャ貼れ!」
視聴者《現場猫》:「命が先だよ!」
視聴者《冷笑家》:「情報屋に山菜で払うの可愛いけど今じゃない」

 かえでは一度だけ目を伏せ、深く頭を下げる。田舎言葉が息のようにこぼれた。

かえでさん:「……うまく、言えませんけど〜。あなたの言葉一つで、助かる人がいるかもしれないんです。どうか、教えてください〜」

ポッポさん:「それじゃあちょっと喋る気にならないぽっぽ」

 淡々と、鳥の人は首を振る。金額でも倫理でもなく、それは“ルール”の問題だ。かえでは肩を落とした。耳がしょぼんと垂れ、尻尾がへにゃりと落ちる。鈴が、からん、と空しく鳴った。ディレクターはそれでもカメラを寄せ、涙目の少女を画角の中心に据える――数字のために。

=== 探索フェーズ処理:イベント②「情報屋のポッポさん」 ===
必要:説得 or 財力(基準DC=12)
🎲 3d6=【1,1,5】=7 → 失敗
⮕ 結果:情報は得られず(このイベントは失敗済につき今後も再登場の可能性あり)
ポッポさん:「それじゃあちょっと喋る気にならないぽっぽ」
かえでさん:「……わかりました〜。ごめんなさい。……でも、私は、諦めませんよ〜」

 言い終える前、空気の粒がひとつずつ震え始めた。グラスの水面が蟻の列のようにさざめき、テーブルの銀食器が一斉に逆さの雨みたいに浮かぶ。指輪はどこにも見えない。けれど、指輪の意思は、確かにここにいる。

かえでさん:「――や、やめてください〜っ! それ、投げるものじゃないです〜っ!」

 ワイングラスが、ガラスの燕の群れになって襲う。ボトルは弾丸のように空を切り、ケーキナイフがひゅん、と耳元を抜ける。かえでは反射でしゃがみ込み、メイド服の裾を掴んで滑り込むようにテーブルの下へ。たぬき式逃走術――ただ力いっぱい逃げる。それしかない。彼女の戦いは、守るために逃げることだ。杖の鈴が打ち鳴らされ、音の残像が幾重にも重なって仮初の壁を作る。だが、意志なき物の群れは、音の壁をものともせず跳ね返り、角を立てた。

視聴者《怪奇派》:「またポルターガイスト!録れてるぞ!」
視聴者《救護班ひよこ》:「頭守って!タオル!」
視聴者《デスライバー沼》:「指輪、笑ってる……ように見えない?」
視聴者《シャイバ批判派》:「スタッフ動けよ!数字優先か!」

 テーブルクロスが一枚、風船のように膨らみ、彼女を覆う幕になる。刹那、銀のフォークが布を突き破り、頬を掠めた。熱い線が走る。息を吐くと頭が軽く痺れた。逃げろ、と体が叫び、彼女は低い姿勢のまま柱の影まで転がり込む。耳と尻尾はすっかり露わになっているが、隠す余裕などない。視界の端、マネージャーの手元が一瞬だけ青くチカリと光った――気がした。

=== トラブルフェーズ処理:②「ポルターガイスト」 ===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲 3d6=【6,1,4】=11 → 失敗
⮕ スキル宣言:「たぬき式逃走術」(このターンの被ダメージ50%減少/MP消費0)
💥 ダメージ:⌊最大HP130×0.17⌋=22 → 半減 11
⮕ リソース変動:

かえで:HP 53 → 42(-11),MP 85 → 85(±0)

《呪いの指輪》:演出コスト -10MP → 100/150

かえでさん:「……はぁ、はぁ……っ。だいじょうぶ、です……よ〜……。まだ、立てますから〜……。次は、ぜったい……掴まえますよ〜……青い光の、正体を……」

 ディレクターは、迷いなく寄る。かえでの血の線、震える手、汗に濡れた髪――映える。数字は伸びる。シャイニングバーチャルズは**“正義”を配信する**。しかし、救護は遅い。視聴者の怒りと興奮が混ざり、チャットの温度は煮え立っていた。

視聴者《良心的モデレーター》:「救急対応を。今すぐ」
視聴者《反射検証班》:「さっきの青反射、フレームに写ってた。ログ確認中」
視聴者《現場猫》:「ヨクナイ!でも次で決めろ!」

 ポッポさんは遠巻きに、何かを計算している目で状況を見ていた。彼もまた、ルールの檻に囚われている。誰もが檻の中にいて、ただ指輪だけが檻の外に立ち、青い目で笑っている――そんな感覚。かえではしっかりと杖を握った。鈴が微かに鳴る。からん。まだ行ける。

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:42 / 130(本ターン -11)

MP:85 / 100(本ターン ±0)

調査レベル:4 / 9(探索失敗で据え置き)

状態:木の葉の舞クールダウン継続(次ターンで解禁予定)/軽度損傷(演出のみ)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:100 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索②:3d6=【1,1,5】=7 < 12 → 失敗

トラブル②:3d6=【6,1,4】=11 < 12 → 失敗 → 逃走術で半減 → 11ダメージ

進行状況:ストーリー進行 5/10|体力 42/130|人望:二極化(粘りに称賛/運営に批判)|テンション:中(痛みと怒りで上昇)

第6ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理厳守)

 非常灯の青が揺れ、屋敷の空調は止まっているのに、どこかから冷たい風がときおり頬を撫でた。**かえでさん(ちゃん)**は杖の鈴を胸に抱え、耳と尻尾を必死に隠し直す。和風メイドのロング丈の裾は、さっきまでの逃走でところどころ薄く埃を吸っていた。パーティ会場では《シャイニングバーチャルズ》のスタッフたちが、壊れた照明や乱れたテーブルクロスを直しながら、なおもカメラの向きを気にしている。助けは遅い。数字が先に立つ。かえでは決めたように、撮影班の端で黙っていた二人に歩み寄った。名札には「スタッフA」「スタッフB」。

かえでさん:「あの……最近、伊集院さんの周りで“おかしいこと”はありませんでしたか〜? 小さなことでも、なんでもいいです〜」

スタッフA:「う、うーん……」

スタッフB:「おいおい、やめておけよ。どうせ話しても信じてもらえないぜ」

かえでさん:「信じますよ〜。私は、信じたいです。だって――ほのかさんのためですから〜」

 耳がぴくりと動く。彼らの喉の奥で曇る音、嘘をつく時の呼吸じゃない。鈴をそっと鳴らす。からん――緊張がほどけるように、スタッフAが口を開いた。

スタッフA:「あの、その、ほのかさん自体にはあんまり関係ないんですけど……エッツ渓谷でロケをしてから、この屋敷で変なことが起きるんですよ」

スタッフB:「そうそう、なんか金縛りにあったり、物が宙を飛んだり……なんていうの、心霊現象ってやつ?」

かえでさん:「心霊……やっぱり、あの谷から“なにか”が来てるんですね〜」

スタッフA:「なんていうのか……祟りってやつなんですかね?」

スタッフB:「そうそう、あれからなんか変なんだよ……数字は伸びるけど、みんな不幸みたいな……」

かえでさん:「……ありがとうございます〜。すっごく大事なお話です。青い反射のする指輪、見ませんでしたか〜?」

スタッフB:「……あー……配信の反射で、たまに。マネージャーの手から光った気が……いや、気のせいかも」

 ディレクターが無言でズームを寄せる。取材の形を保ちながら、疑惑の線がまた一本、青く引かれた。視聴者のコメント欄がにわかに熱を帯びる。

視聴者《反射検証班》:「“谷→屋敷→反射の青”の線キタ。ログ掘る」
視聴者《良心的モデレーター》:「証言ありがとう。運営は救護も同時に動け」
視聴者《陰謀論V》:「青=ホープダイヤ。マネージャー疑惑濃い」

=== 探索フェーズ処理:イベント⑧「スタッフに問い詰める」===
必要:気さくさ(基準DC=12)
🎲 3d6=【1,6,5】=12 → 成功
⮕ 成果:エッツ渓谷ロケ後の怪異多発/“青い反射”の証言を獲得。
⮕ 調査レベル +1 → 5 / 9(イベント⑧は以降出現不可)
かえでさん:「……やっぱり、青い指輪。近いですよ〜。もう、すぐそこまで」

 言い終えるや、胃の底で何かがきしんだ。急に世界の彩度が下がり、耳鳴りが遠雷のように広がる。甘い匂いにも似た吐き気。床が少し傾いた気がして、かえでは思わず片手で口を覆う。背中を冷水が流れ落ち、指輪の青が視界の端でまたチカリと瞬く――誘うように。

かえでさん:「ま、また……やめてください〜。私は、負けませんよ〜……!」

 彼女はテーブルの脚を掴み、重心を落とす。たぬき式逃走術――走るのではない。“逃げ”は、身体の中にこもる力の向きを変える技でもある。呼吸を浅く整え、胃のうねりから視線を外して、壁の木目を数える。一本、二本、三本――意識を外へ逃がす。視聴者コメントが心配と冷笑の間で揺れ、スタッフはカメラを構えつつも、さすがに一歩だけ前に出た。だが、助けるより先にフレームを直す。取れ高は、やはり正義より速い。

視聴者《医療系Vオタ》:「嘔吐防止には前屈みで。水は少量」
視聴者《黒ユーモア爺》:「谷の空気、胃まで届いたか」
視聴者《現場猫》:「ヨクナイ!でも耐えろ!」

=== トラブルフェーズ処理:⑤「突然の吐き気」===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲 3d6=【3,3,5】=11 → 失敗
⮕ スキル宣言:「たぬき式逃走術」(このターンの被ダメージ50%減少/MP消費0)
💥 ダメージ:⌊最大HP130×0.17⌋=22 → 半減 11
⮕ リソース変動:

かえで:HP 42 → 31(-11),MP 85 → 85(±0)

《呪いの指輪》:演出コスト -10MP → 90 / 150

かえでさん:「……っ、はぁ……だいじょうぶ、です……よ〜……。まだ、歩けます……よ〜……。証拠は、そろってきましたから〜」

 床の上、彼女の影が一瞬だけ洞窟の壁画のように伸び、青い点が瞳孔の中で弾けた。立ちくらみが収束すると、空気は逆に、妙な静けさを取り戻す。だが、指輪の意思が満足げに舌打ちした気がした――直接は攻撃しない。ただ、世界の調子を変えて、確実に削る。

=== ターン6終了処理:ハプニング(3ターンごと確定)===
 屋敷の廊下の鏡という鏡に、同時に白い布がかぶさった。誰かが覆ったのではない、自動で落ちてきたように見えた。布越しに、青い点がいくつも、呼応するように明滅する。遠くのホールでは、武闘派VTuber同士が口論を始め、**「犯人はお前だ!」**の声が飛ぶ。
⮕ 一時状態「呪詛のさざ波」付与:次ターンのトラブル抵抗 -1(1回限り)
⮕ スキル管理:「木の葉の舞」クールダウン終了(次ターン7から再使用可)

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:31 / 130(本ターン -11)

MP:85 / 100(本ターン ±0)

調査レベル:5 / 9(+1:スタッフ証言)

状態:次ターンのみトラブル抵抗-1(呪詛のさざ波)/「木の葉の舞」使用可能に回復

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:90 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索⑧:3d6=【1,6,5】=12 ≥ 12 → 成功 → 調査+1(5/9)

トラブル⑤:3d6=【3,3,5】=11 < 12 → 失敗 → 逃走術で半減 → 11ダメージ

進行状況:ストーリー進行 6/10|体力 31/130|人望:同情と称賛が増加(証言を引き出す)|テンション:中〜高(恐怖を押し切る気力)

第7ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理厳守)

 前のターンで鏡に落ちた白布はまだかすかに揺れていた。非常灯の青が布越しにぼやけ、屋敷全体が海底のようにくぐもる。**かえでさん(ちゃん)**は鈴のついた杖を胸に抱え、和風メイド服の裾を摘み上げて、書斎脇の廊下を慎重に進む。風はないのに、どこかからかすかな“呼吸”を感じる。たぬき耳がぴくり、尻尾が緊張でふくらむ。
かえでさん:「……この屋敷、どこかに“隠してる部屋”があるはずですよ〜。空気の流れ、壁の鳴り方……ぜったい、どこかヘンです〜」
 足元の絨毯を指で押す。踏み板の下で空洞が鳴るような気もするし、しない気もする。棚に並ぶ本の背表紙を一冊ずつ撫で、金箔の擦れる音を聞き、取っ手の隙間に指を這わせる。鈴がからん、と鳴るたび緊張がほどけ、代わりに集中の糸が張り詰める。
かえでさん:「……この本棚、後ろに、空間……ある? ううん……重い……です〜……」
 肩で息をしながら棚を押す。だが体重は軽く、腕力は見た目どおり。少しも動かない。壁紙の継ぎ目を目で追うと、そこにあるべき均整がわずかに歪んでいるようにも見えるが、確信に届かない。背後では《シャイニングバーチャルズ》のカメラが無言で寄り、ディレクターは“押して動かない小動物”的な画角を狙っている。
視聴者《現場猫》:「がんばれ!でも腰やるな!」
視聴者《探索班》:「床下点検口の音、聞こえた気がする」
視聴者《冷笑家》:「力仕事、向いてないのに挑むの可愛い」
 数分の手探り。かえでは額の汗を袖で拭い、尻尾をしょんぼり落とす。
かえでさん:「……ごめんなさい〜。わ、私、うまく……見つけられませんでした〜。無駄足、ですね〜……」
 言いながら、胸の奥で小さく誓う。次は嗅覚じゃなく、繊細さじゃなく、違う手を打つ。だが今は、先に進む糸口を掴めない。

=== 探索フェーズ処理:イベント⑤「隠し扉を発見できるか?」 ===
必要:繊細さ(田舎育ちの感覚・+1補正)
🎲 3d6+1 = 【3,1,6】+1 = 11 → 失敗
📝 結果:発見できず/イベント⑤は失敗済のため今後も再登場の可能性
かえでさん:「……まさに、言葉通り“無駄足”でした〜。絶対どこかにあるのに……悔しい、です〜」

 その時、胃の底が突然ぎゅ、とひしゃげた。前兆は甘い金属臭。舌の奥が痺れ、視界の彩度が落ち、白布の向こうの青い点滅だけが爛々と際立つ。吐き気が刃のように這い上がってくる。
かえでさん:「ま、また……やめてください〜……わたし、負けませんよ〜……!」
 彼女は杖を高く掲げ、鈴を二度強く打ち鳴らした。乾いた秋の匂いが爆ぜ、廊下いっぱいに枯葉が走る。壁の隙間からも、いつ落ちたとも知れない葉が吹き出し、宙を舞う蝶の群れのように視界を覆う。
かえでさん:「――“木の葉の舞”、いきますよ〜!」
 葉の幕が青白い非常灯を分散し、目に刺す気配を和らげる。吐き気は波で、波は壁で散る――視線を逸らし、呼吸を刻み、胃の痙攣の焦点を外へ逃がす。白布の向こうで青点が一度、二度と瞬き、廊下の空気がほんのわずか緩む。
視聴者《医療系Vオタ》:「視覚入力減らして嘔吐反射抑制、理にかなってる」
視聴者《怪奇派》:「葉っぱどこから出てくるんだよ、好き」
視聴者《反射検証班》:「青点、マネージャー側の位置と一致」
 吐き気の刃は、やがて鞘に戻るように引いていった。かえでは壁に片手をつき、もう片方の手で胸元の鈴を握りしめる。耳と尻尾は丸見えだが、気にしている余裕はない。彼女の戦いは、守るために逃がす、身体の方向を変える戦い。今回、その判断は生に繋がった。

=== トラブルフェーズ処理:⑤「突然の吐き気」 ===
前提:一時状態「呪詛のさざ波」により抵抗 -1
🎲 抵抗 3d6 -1 = 【4,5,2】 -1 = 10 → 基準DC12に未達
⮕ スキル宣言:「木の葉の舞」(回避/抵抗 +2,MP15,3ターンに1度)
 適用後:10 + 2 = 12 → 成功(ダメージ回避)
⮕ リソース変動:

かえで:HP 31 → 31(±0),MP 85 → 70(-15)

《呪いの指輪》:災厄演出コスト 90 → 80(-10)
⮕ スキル管理:「木の葉の舞」クールダウン再開(ターン10まで不可)

かえでさん:「……ふぅ……だいじょうぶ、です……よ〜。この葉っぱの壁、便利です〜……でも、次は、もっと“ちゃんと”見つけますから〜」
 白布の向こうで、青い点がもう一度、挑発するように明滅した。直接は触れない。ただ、世界の調子を変えてくる。指輪は檻の外の観客であり、演出家だ。檻の中にいるのは、人間たち――そして、たぬきの娘。
視聴者《良心的モデレーター》:「回復アイテム使ってほしい……HPが心配」
視聴者《数字の亡者》:「でもこの緊張感が数字なんだよな」
視聴者《現場猫》:「ヨクナイ!でも次だ!」

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:31 / 130(本ターン ±0)
 - MP:70 / 100(本ターン -15〈木の葉の舞〉)

調査レベル:5 / 9(探索失敗で据え置き)

状態:木の葉の舞 クールダウン(次に使えるのはターン10)/軽度疲労(演出)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:80 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索⑤:3d6+1=【3,1,6】+1=11 < 12 → 失敗

トラブル⑤:3d6-1=【4,5,2】-1=10 < 12 → 木の葉の舞(+2) → 12 → 成功(無被弾)

進行状況:ストーリー進行 7/10|体力 31/130|人望:同情と応援が増大|テンション:中(悔しさで火がつく)

第8ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理厳守)

 鏡にかかった白布はなおも微かに呼吸していた。非常灯の青は薄まり、代わりにノートPCのステータスランプが虫の目のようにちらつく。**かえでさん(ちゃん)**は鈴のついた杖を胸に抱き、和風メイド服の裾を握りしめると、鳥の刺繍のフードを被った情報屋系VTuber――ポッポさんにもう一度向き合った。前は断られた。だが、いまは土の匂いのする覚悟が彼女の足元を固めている。耳がぴん、と立ち、長い尻尾が心持ち膨らむ。

かえでさん:「ポッポさん。もう一度だけお願いします〜。ほのかさんのためにも、ここにいるみんなのためにも……何か、心当たりはありませんか?」

ポッポさん:「なんだぽっぽ? この状況について心当たりが無いかだってぽっぽ」

 ディレクターがレンズを寄せる。だが、かえではレンズではなく、彼の目だけを見た。金ではなく、数字でもなく、約束で人は動くことがあると信じている田舎娘のまっすぐな視線。

かえでさん:「私、お金は持ってないです〜。でも、終わったら山菜をたくさん送ります〜。それと……“名前”を、守ります。あなたが“いい人だ”って、ちゃんと私のチャンネルで言います〜。だから、助けてください」

ポッポさん:「僕の情報は安くないぽっぽ」

 少しの沈黙。鈴がからん、と鳴り、空気の皺がほどける。

かえでさん:「お願いします。誰かが泣くの、きらいなんです〜。わたし、子どもの涙が苦手で……」

 その言葉は、どうやら正しく彼の胸に届いたらしい。

ポッポさん:「そう言われたら、喋るしかないぽっぽ。……実は最近、バーチャルイタリア・バーチャルオーストリア国境のエッツ渓谷に行ったってVがいるぽっぽ」

かえでさん:「エッツ……渓谷。やっぱり――そこから、なにか連れてきたんですね〜?」

ポッポさん:「そこから急激にチャンネルが伸びたらしいよ。もしかしたらそれと今回の件が関係しているのかもね、くるっぽ!!」

かえでさん:「ありがとうございます〜。それで、青く光る指輪に心当たりは?」

ポッポさん:「そこまで言うなら――映像の端に青い反射が何度か写ってたぽっぽ。手の甲の位置……マネージャーの側にね」

 視聴者のコメントが一気に熱を帯びる。

《反射検証班》「来た、一次情報! マネ側の青反射、ログ一致」
《良心的モデレーター》「証言ありがとう。運営は救護と同時に監査を」
《数字の亡者》「この展開は伸びる(確信)」

=== 探索フェーズ:イベント②「情報屋のポッポさん」 ===
必要:説得 or 財力(基準DC=12)
🎲 3d6=【1,5,6】=12 → 成功
⮕ 結果:エッツ渓谷の渡航情報/青い反射はマネージャー側の証言獲得
⮕ 調査レベル +1 → 6 / 9
かえでさん:「……線が、つながってきましたよ〜。エッツ渓谷、青い指輪、マネージャー……もう少し、です〜」

 言い終えるより早く、廊下の向こうから縫い目の音が近づいてきた。皮と皮が無理やり継がれるときの、あの湿った音。鼻を刺すのは獣の脂の匂い。角を曲がって現れたものに、かえでは言葉を失った。うさぎの耳、猫の胴、鳥の翼、狐の尾を縫い合わせたキメラ――目はどれも裏返り、縫い目からは黒い糸が滲む。床を這うたび、針の先で世界を引っ掻くような不快なノイズが響いた。

かえでさん:「や、やです〜っ! そんなの、いじめちゃだめです〜っ!」

 しかし彼女の「だめ」は世界を止めない。キメラは足音のリズムを合わせるように体を折り、次の瞬間、獣たちの悲鳴じみた鳴き声を混ぜた咆哮で飛びかかってきた。木の葉の舞は――そう、クールダウン中で使えない。かえでは反射で踵を返し、柱と柱の間へ身体を滑り込ませる。たぬき式逃走術――逃げることは、恥ではない。生き延びて、暴くための技だ。鈴が激しく鳴り、音の残像が幾重にも重なって、追撃の軌道をほんの僅か歪める。

 それでも、縫い目の爪が肩口を掠めた。熱い線が走り、世界が一瞬だけ白く跳ねる。床を蹴り、食器棚の陰、そしてテーブルの下――影から影へ、肺が焼けるほどに走る。ディレクターのカメラが揺れ、視聴者のコメントが沸騰する。

《現場猫》「低姿勢!低姿勢!逃げろ!」
《怪奇派》「このデザインえぐい、でも良い」
《医療系Vオタ》「出血軽度。圧迫止血を」
《デスライバー沼》「指輪の“演出”、趣味悪すぎて草」

=== トラブルフェーズ:⑥「動物を繋ぎ合わせたキメラ」 ===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲 3d6=【1,6,2】=9 → 失敗
⮕ スキル宣言:「たぬき式逃走術」(このターンの被ダメージ50%減少/MP消費0)
💥 ダメージ:⌊最大HP130×0.17⌋=22 → 半減 11
⮕ リソース変動:

かえで:HP 31 → 20(-11),MP 70 → 70(±0)

《呪いの指輪》:災厄演出コスト 80 → 70(-10)

 棚の陰で肩を押さえ、かえでは荒い息を整えた。耳と尻尾はもう隠さない。隠している暇があるなら、真実の端を掴みたい。――エッツ渓谷、青い反射、マネージャー。線は一本の縄になり、彼女の足をまだ前へ引っ張る。

かえでさん:「……だいじょうぶ、です……よ〜。まだ……歩けます〜。青い指輪、あなたを見つけますから〜……」

 白布の向こうで、青い点が嗤ったように瞬いた。檻の外にいる“演出家”は、またひとつ糸を引いたのだ。

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:20 / 130(本ターン -11)
 - MP:70 / 100(本ターン ±0)
 - 調査レベル:6 / 9(+1:ポッポ成功)
 - 状態:軽度出血(演出)/木の葉の舞 クールダウン中(次に使えるのはターン10)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:70 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索②:3d6=【1,5,6】=12 → 成功 → 調査+1(6/9)

トラブル⑥:3d6=【1,6,2】=9 → 失敗 → 逃走術で半減 → 11ダメージ

進行状況:ストーリー進行 8/10|体力 20/130|人望:同情と支持がさらに増大|テンション:中〜高(確信と痛みで研ぎ澄まし)

第9ターン:探索&トラブル(小説描写/機械処理厳守)

 白布を被った鏡が、呼吸するみたいに膨らんでは縮む。非常灯の青が薄い膜になって屋敷を覆い、音という音に水の層が挟まっている。かえでさん(ちゃん)は鈴のついた杖を抱きしめ、和風メイドのロング丈の裾を揃えて、廊下の中央に静かに膝をついた。耳と尻尾はもう隠さない。隠すことに割くエネルギーは底をつき、代わりに集中だけが残った。
かえでさん:「……深呼吸、です〜。こわいけど……見ますよ〜。あなたが、どこにいるのか」
 目を閉じると、世界の見取り図が反転した。木の床は石灰の通路になり、壁は滴る石筍に置き換わり、屋敷はエッツ渓谷の洞窟に接続する。鈴の音が遠くで三度鳴り、反響が心臓の鼓動と重なる。闇の温度が変わる。赤い目が、そこにいた。干からびた顔面、皮膚に貼りついた塩の結晶、指の骨に――青い石がはめられている。
かえでさん:「……あなた、ですか〜。ここに、いるんですね〜……」
 ミイラは一歩、二歩、空間の法則を無視して近づいた。触れてはいけないものが、あごの下へと手を伸ばす。骨の指が肩に触れた瞬間、世界の皮膜がぴん、と張り詰め、かえでは反射で息を呑んだ。
かえでさん:「ち、近いです〜……でも、見えました。青い、指輪……!」
 瞼を跳ね上げる。目の前は屋敷の廊下だ。けれど、青い残像だけが網膜に焼き付いている。遠く、パーティーホールの照明がわずかに瞬いた。そこに――**“それ”**がいる。
視聴者《怪談マニア》:「今のは視たな。洞窟ビジョン、確信へ」
視聴者《反射検証班》:「赤目+青指輪=ホープダイヤ。ラインが一本になった」
視聴者《良心的モデレーター》:「ここで無理するな、最終判定に体力を残せ」

=== 探索フェーズ処理:イベント④「何か邪悪な気を感じる」===
必要:オカルト/霊感(基準DC=12)
🎲 3d6=【3,6,3】=12 → 成功
📝 成果:洞窟と“赤い目のミイラ”、指輪の明確なイメージを掴む。
⮕ 調査レベル +1 → 7 / 9(イベント④は以降出現不可)
かえでさん:「……見えましたよ〜。青い指輪、洞窟、赤い目……これで、もう迷いません〜」

 言い終えるより早く、書斎側の空気がぱきんと割れた。見えない枠が外れ、そこにあるものが一斉に飛ぶ。万年筆はハチドリ、紙は雪崩、定規は槍、ガラスは透明な刃。ポルターガイスト――世界が“投げられる方向”を一方的に決めてくる。
かえでさん:「や、やめてください〜っ! 今は、近寄りたくないです〜っ!」
 彼女は踵を返し、柱の影から影へ。たぬき式逃走術――逃げることは生きること。鈴が激しく鳴り、音の残像が巡礼者みたいに列をなし、飛来物の軌道をわずかに歪める。だが全部は防げない。額すれすれを紙の束が切り、肩をグラスの破片がかすめ、脇腹にフォークの柄が鈍く当たった。視界が瞬いて、世界の彩度がまた一段落ちる。
視聴者《現場猫》:「低姿勢!頭守れ!」
視聴者《医療系Vオタ》:「止血パッドを!あと水分を少し」
視聴者《数字の亡者》:「緊迫の走り画、バズる。だが運営、助けろ」

=== トラブルフェーズ処理:②「ポルターガイスト」===
抵抗ロール(基準DC=12)
🎲 3d6=【3,5,1】=9 → 失敗
⮕ スキル宣言:「たぬき式逃走術」(このターンの被ダメージ50%減少/MP消費0)
💥 ダメージ:⌊最大HP130×0.17⌋=22 → 半減 11
⮕ リソース変動:

かえで:HP 20 → 9(-11),MP 70 → 70(±0)

《呪いの指輪》:災厄演出コスト 70 → 60(-10)
かえでさん:「だ、だいじょうぶ……です……よ〜……。ここまで来たら……ぜったい、最後まで……行きますから〜……」

 息が鎖のように胸の内で鳴り、膝が笑う。それでも立ち上がると、白布の向こうの青点は一瞬だけ強く明滅して沈黙した。檻の外にいる“演出家”は、彼女がまだ歩いていることに、ほんの少しだけ驚いたのかもしれない。

=== ターン9終了処理:ハプニング(3ターンごと確定)===
 屋敷中の時計が、同時に逆回転を始めた。振り子は逆に振れ、秒針は溶けた針金みたいにゆらぎ、音は水の底に吸いこまれる。ホールでは武闘派VTuberたちがついに殴り合いを始め、**「お前が犯人だ!」**の声が反響して幾重にも重なる。天井の照明は砂のようにきしり、廊下の壁紙は海の表面みたいに波打つ。だが――中心は静かだ。白布を被った鏡の前、青い点がひとつ、正確な間隔で点滅を続ける。

視聴者《良心的モデレーター》:「最終判定は次。アイテムも視野に」
視聴者《反射検証班》:「調査レベル7ならチャンス大。踏ん張れ」
視聴者《祈祷師V》:「青は沈む色、でも灯りにもなる。己の灯りを絶やすな」

 かえでは杖の鈴を、そっと一度だけ鳴らした。からん――。音は静かに、しかし確かに、出口へ向けて伸びていった。

ステータス/ログ

かえでさん(ちゃん)
 - HP:9 / 130(本ターン -11)

MP:70 / 100(本ターン ±0)

調査レベル:7 / 9(+1:霊感探索成功)

状態:軽度出血・疲労(演出)/木の葉の舞 クールダウン中(次に使えるのはターン10だが最終判定ターンのため使用機会なし)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:60 / 150(-10:災厄演出)

判定ログ(公開)

探索④:3d6=【3,6,3】=12 → 成功 → 調査+1(7/9)

トラブル②:3d6=【3,5,1】=9 → 失敗 → 逃走術で半減 → 11ダメージ

進行状況:ストーリー進行 9/10|体力 9/130|人望:高(必死の追跡に支持)|テンション:高(瀕死の確信)

第10ターン:最終判定(探索・トラブルなし/小説描写+機械処理)

 ホールの中央に、白布を被った大鏡が一枚。布越しに青い点が規則的に明滅している。非常灯は薄く、配信機材のパイロットランプが虫の眼のように点滅し、騒いでいた武闘派VTuberたちも、妙な静けさに押しつぶされるように口を閉じた。**かえでさん(ちゃん)**は鈴のついた杖を胸に抱え、尻尾を一度だけ揺らすと、ふらつく足取りで輪の中心に進み出た。耳はもう隠さない。隠せる体力が残っていないからではなく、隠す必要がないと決めたからだ。
かえでさん:「……これで、終わりにしますよ〜。谷、洞窟、赤い目、青い指輪……全部、つながってます〜」
 シャイニングバーチャルズのディレクターが思わず「続けろ」と囁く。レンズが寄る。視聴者コメントが一斉に湧いた。

《反射検証班ユウスケ》「締めに来た。がんばれ」
《医療系Vオタみずの》「HP9/130、無理するな。でも決めて」
《現場猫トオル》「ヨクナイ!でも今だ!」

 かえでは、鈴を一度だけ鳴らした。からん――その音は、館の隅々まで通る索敵の線になって伸び、白布の向こうの青点、そして――マネージャーの左手薬指に吸い寄せられた。彼の手元が、ほんの一瞬だけ稲妻色の青で脈打つ。
かえでさん:「マネージャーさん。あなたの、その指輪……エッツ渓谷から“連れてきた”ものですね〜。それが、ここで起きたぜんぶの元凶です〜」
マネージャー(ぎくりと手を隠し):「バ、バカを言うな。これはただの……スポンサーからの贈り物だ!」
かえでさん:「ほのかさんの部屋には抵抗の跡がなかったんです〜。自分から“こうなる”ことを受け入れたかのように。そして左薬指には指輪の跡……。あなたは、彼女にこれを嵌めさせて、数字を稼いだ……そうですね〜?」
 空気が裂けた。白布の下で青が強く瞬き、鏡面が低く唸る。呪いそのものが「見つけたか」と息を吐く。ポッポが口を尖らせて言う。
ポッポさん:「……証拠は揃ってるぽっぽ。僕も青反射を何度も見た。位置はいつも“マネ側”だったぽっぽ」
 視線が集中する。マネージャーの額に汗が浮いた。
マネージャー:「違う! これは……俺を選んだんだ! 数字が伸びたのは正義の配信のためだ! ほのかだって、そう望んだ――っ」
 言い切る前に、青が彼の手首から腕へ、蔓のように這い上がった。本人の声ではない、どこか凍った洞窟を通り抜けてきたみたいな擦過音がホールに滲む。言葉にはならない。けれど、その笑みだけはわかる。**「この男は“使い捨ての手”に過ぎない」**という笑みだ。
かえでさん:「使ったのは、あなた。犯人はあなたですよ〜。そして“それ”に、使われたのも、あなたです〜」
 彼女は杖の鈴を二度、強く打ち鳴らす。からん、からん――。葉は呼ばない。幻術も使わない。ただ事実だけを鳴らす。
かえでさん:「みなさん、見てください〜。この青は、人を幸せにしない色です〜。止めるのは、いま、ここです〜」
 沈黙。次の瞬間、シャイニングバーチャルズの隊員たちが、ようやくマネージャーの腕を押さえに動いた。遅すぎる救護と同じく、遅すぎる正義のアクション――だが、それでも動いた。視聴者のコメントが爆ぜる。

《良心的モデレーター藍》「拘束を。指輪を外せ」
《デスライバー沼きりん》「“頭脳の試練”クリアのはずがバレたw」
《祈祷師Vなぎ》「指輪は塩か水に弱い(※俗説)。でもまずは隔離だ」

=== クリア判定(機械処理) ===

ルール:3d6 + 調査レベル(現在 7)

出目:[3, 1, 6] = 10

合計:10 + 7 = 17

判定:16以上 → クリア
➡ 災いの正体は「マネージャーが装着しているホープダイヤモンド」であり、彼が事件の犯人と断定。シナリオクリア。

 押さえつけられたマネージャーの指から、指輪が抜けた。抜け際、青は名残惜しそうに一度だけ瞬き、それから鏡の白布の下へ、水滴が床を伝うように戻っていった。布はやがて、風もないのにすとんと落ち着く。電波が戻り、ホールに金属的な通知音が流れた。
マネージャー(崩れ落ち):「違う……違うんだ……! 俺はただ、数字が欲しかっただけで……!」
かえでさん:「数字より、人です〜。ほのかさんのこと、忘れないでください〜」
 彼女は震える膝を押さえ、深く礼をした。和風メイドの裾が床にふわりと触れ、鈴が静かに鳴る。
かえでさん:「……お腹、すきました〜。でも、きょうは――食べる前に、祈ります〜」
 チャットの流れが変わった。罵倒と喝采の渦が、ほんの一瞬、静かな拍手に変わる。配信はなお続く。けれど、青い点はもう笑ってはいない。檻の外の“演出家”は、舞台から一度退いたのだ。

ステータス/エピローグ・ログ

かえでさん(ちゃん)

HP:9 / 130(本ターン ±0)

MP:70 / 100(本ターン ±0)

調査レベル:7 / 9(最終判定に使用)

所感:瀕死だが勝利。アイテム未使用(薬草×3残)

《氷河で見つかったミイラの指に嵌められていたホープダイヤモンドの指輪》

HP:200 / 200(±0)

MP:60 / 150(±0/本ターンは演出発動なし)

状態:隔離(白布下の鏡面領域へ退去/一時的消沈)

結果:シナリオクリア(犯人=マネージャーの断定および呪いの元凶の特定)。
視聴者コメント(抜粋)

《現場猫トオル》「ヨクナイ!けど勝った!お疲れ!」
《反射検証班ユウスケ》「ロール17、ナイス。美しい論理線」
《医療系Vオタみずの》「まずは医務室へ。あと水分と糖分を」
《良心的モデレーター藍》「配信終了。証拠は保存、警察と専門家へ」

進行状況:ストーリー進行 10/10|体力 9/130|人望 高|テンション 静高(安堵と喪失)

――こうして、青い呪いの夜は明けた。だが、エッツ渓谷の洞窟は消えない。白布の下で、青はまた**次の“手”**を待っている。数字のために、あるいは名誉のために、その指輪を欲しがる誰かを。
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