名前:落涙の羽 フェル
性別:女?
種族:不明
所属:なし
容姿と装備:記憶が断片的にしか残っておらず、「フェル」と名乗る少女のような姿の人物。外見は11歳程度。身長116cm。体重29kg。銀髪と金髪が混ざったロングヘア。目は虚ろな赤い目をしている。背中には右側に黒い天使の片翼がある。ほつれたくたくたの白いTシャツに、裾のほつれた茶色のショートパンツを着ており裸足。その上から白いローブのような布切れ1枚を身にまとっている。武器は金色の刀身の剣「光の落涙」、赤色の刀身の刀「闇の残滓」。
口癖:一人称は「フェル」。二人称は「アナタ」。「鐘の音が聞こえる…。」「天の落涙…。」「地の残響…。」「天獄の奏でる旋律…。」「清濁併呑…。あれ?なんだっけ…これ…。」「叛逆の時は近い…。うん?叛逆…?なんでだっけ…。」「泡沫の夢は儚く消えるだけ…。」、など、難しい詩的な言葉と幼い少女の口調が混在する独特の喋り方。
性格:大人しく無垢な性格。記憶喪失であり、記憶の大半が曖昧かつ、自分のものとは思えない状態。時たま難しい言葉を使うが自分でも意味がわかっていない時がある。何か強い信念のようなものは持っていたような気はするがそれすらも曖昧で、忘却の彼方にある。
身体能力:人間とは思えないような強靭な肉体に、膨大な魔力を有しており何故か光と闇の魔力を使いこなす。力の来歴については自分でもわからないが、正当防衛のためには容赦なく振るう。二振りの武器は、手で持たずとも自在に操ることができ、転移や復元を容易く行える。
性別:女?
種族:不明
所属:なし
容姿と装備:記憶が断片的にしか残っておらず、「フェル」と名乗る少女のような姿の人物。外見は11歳程度。身長116cm。体重29kg。銀髪と金髪が混ざったロングヘア。目は虚ろな赤い目をしている。背中には右側に黒い天使の片翼がある。ほつれたくたくたの白いTシャツに、裾のほつれた茶色のショートパンツを着ており裸足。その上から白いローブのような布切れ1枚を身にまとっている。武器は金色の刀身の剣「光の落涙」、赤色の刀身の刀「闇の残滓」。
口癖:一人称は「フェル」。二人称は「アナタ」。「鐘の音が聞こえる…。」「天の落涙…。」「地の残響…。」「天獄の奏でる旋律…。」「清濁併呑…。あれ?なんだっけ…これ…。」「叛逆の時は近い…。うん?叛逆…?なんでだっけ…。」「泡沫の夢は儚く消えるだけ…。」、など、難しい詩的な言葉と幼い少女の口調が混在する独特の喋り方。
性格:大人しく無垢な性格。記憶喪失であり、記憶の大半が曖昧かつ、自分のものとは思えない状態。時たま難しい言葉を使うが自分でも意味がわかっていない時がある。何か強い信念のようなものは持っていたような気はするがそれすらも曖昧で、忘却の彼方にある。
身体能力:人間とは思えないような強靭な肉体に、膨大な魔力を有しており何故か光と闇の魔力を使いこなす。力の来歴については自分でもわからないが、正当防衛のためには容赦なく振るう。二振りの武器は、手で持たずとも自在に操ることができ、転移や復元を容易く行える。
攻撃手段
通常攻撃(MP消費なし)
1・ライチェス・ディード:「光の落涙」を使った光属性の鋭い連続斬撃。ヒット数は1d3で判定する。「聖魔覚醒」状態の時はヒット数は2d3で判定する。「聖なる刻印をここに…。」
2・ロウ・プリズン:「闇の残滓」を使った闇属性の光波を放つ斬撃攻撃。命中時、地、水、火、風の4属性で受けるダメージが3ターンの間1.1倍になる。「聖魔覚醒」状態の時は上記に加えて光と闇を加えた地、水、火、風、光、闇の6属性で受けるダメージを3ターンの間1.1倍にする。既に4属性の効果が発動していた場合は6属性で効果を上書きする。「悪しき断罪をここに…。」
3・エクリプティカ:地、水、火、風の4属性ダメージを与える光条を放つ。「聖魔覚醒」状態の時は相手に与えたダメージの半分、自身のHPを回復する。「光と闇の交わる場所、其は天地の狭間に…。」
4・ポースポロス:「聖魔覚醒」状態で使用可能。毎回「聖魔覚醒」状態の解除までに必ず使用する。地水火風光闇の6属性のうち、いずれかの属性からランダムに選ばれた1属性の斬撃による高火力の粉砕攻撃。火風光の3属性のいずれかで発動した時は3ターンの間自身に「聖光偏位」状態を付与する。水地闇のいずれかの3属性で発動した時は3ターンの間「闇獄偏位」状態を付与する。使用後自身の「聖魔覚醒」状態を解除する。火、風、光の時「誓いの印を今ここに刻もう…。」/水、地、闇の時「まずはお前からだ…死ね。」
必殺技
1・アイン・ソフ・オウル:「聖光偏位」状態、或いは「闇獄偏位」状態が付与されていない時に使用できる。大天使としての力が覚醒し、無数の光と闇の光条で相手を撃ち貫く必殺技。使用後3ターンの間自身に「聖魔覚醒」状態を付与する。「聖魔覚醒」状態の時は使用しない。「光よ…くっ…うぅっ!あぁぁぁっ!」
2・ゴフェル・アーク:「聖光偏位」状態で使用可能。「光の落涙」から放たれる莫大な光の力で相手諸共周辺を更地にする。使用後自身の「聖光偏位」状態を解除する。「救済は間もなく果たされる…!ゴフェル・アーク!」
3・アキシオン・アポカリプス:「闇獄偏位」状態で使用可能。「闇の残滓」から放つ無数の斬撃で相手を引き裂く闇属性の斬撃攻撃。使用後自身の「闇獄偏位」状態を解除する。「終末はまもなく成就する…!アキシオン・アポカリプス!」
特殊能力
1・落涙の羽:「聖光偏位」の時、火、風、光属性ダメージを半減するが水、地、闇属性ダメージを1.5倍で受ける。「闇獄偏位」の時、水、地、闇属性ダメージを半減するが火、風、光属性ダメージを1.5倍で受ける。
2・黙示録の喇叭:ターンが進行する度に「赫刃Lv」が上昇し、レベルに応じたダメージボーナスを1ずつ得る。赫刃Lvは戦闘開始前は0から開始し、1ターン目に1になる。赫刃Lvは最大10。
3・追憶の落涙:自身の正体と記憶についての情報は記憶喪失により、フェルが思い出すまで開示されない。精神耐性が高く誘惑、混乱、幻覚に対して強い。精神的動揺を誘う行動には軽度の耐性を持つ。
通常攻撃(MP消費なし)
1・ライチェス・ディード:「光の落涙」を使った光属性の鋭い連続斬撃。ヒット数は1d3で判定する。「聖魔覚醒」状態の時はヒット数は2d3で判定する。「聖なる刻印をここに…。」
2・ロウ・プリズン:「闇の残滓」を使った闇属性の光波を放つ斬撃攻撃。命中時、地、水、火、風の4属性で受けるダメージが3ターンの間1.1倍になる。「聖魔覚醒」状態の時は上記に加えて光と闇を加えた地、水、火、風、光、闇の6属性で受けるダメージを3ターンの間1.1倍にする。既に4属性の効果が発動していた場合は6属性で効果を上書きする。「悪しき断罪をここに…。」
3・エクリプティカ:地、水、火、風の4属性ダメージを与える光条を放つ。「聖魔覚醒」状態の時は相手に与えたダメージの半分、自身のHPを回復する。「光と闇の交わる場所、其は天地の狭間に…。」
4・ポースポロス:「聖魔覚醒」状態で使用可能。毎回「聖魔覚醒」状態の解除までに必ず使用する。地水火風光闇の6属性のうち、いずれかの属性からランダムに選ばれた1属性の斬撃による高火力の粉砕攻撃。火風光の3属性のいずれかで発動した時は3ターンの間自身に「聖光偏位」状態を付与する。水地闇のいずれかの3属性で発動した時は3ターンの間「闇獄偏位」状態を付与する。使用後自身の「聖魔覚醒」状態を解除する。火、風、光の時「誓いの印を今ここに刻もう…。」/水、地、闇の時「まずはお前からだ…死ね。」
必殺技
1・アイン・ソフ・オウル:「聖光偏位」状態、或いは「闇獄偏位」状態が付与されていない時に使用できる。大天使としての力が覚醒し、無数の光と闇の光条で相手を撃ち貫く必殺技。使用後3ターンの間自身に「聖魔覚醒」状態を付与する。「聖魔覚醒」状態の時は使用しない。「光よ…くっ…うぅっ!あぁぁぁっ!」
2・ゴフェル・アーク:「聖光偏位」状態で使用可能。「光の落涙」から放たれる莫大な光の力で相手諸共周辺を更地にする。使用後自身の「聖光偏位」状態を解除する。「救済は間もなく果たされる…!ゴフェル・アーク!」
3・アキシオン・アポカリプス:「闇獄偏位」状態で使用可能。「闇の残滓」から放つ無数の斬撃で相手を引き裂く闇属性の斬撃攻撃。使用後自身の「闇獄偏位」状態を解除する。「終末はまもなく成就する…!アキシオン・アポカリプス!」
特殊能力
1・落涙の羽:「聖光偏位」の時、火、風、光属性ダメージを半減するが水、地、闇属性ダメージを1.5倍で受ける。「闇獄偏位」の時、水、地、闇属性ダメージを半減するが火、風、光属性ダメージを1.5倍で受ける。
2・黙示録の喇叭:ターンが進行する度に「赫刃Lv」が上昇し、レベルに応じたダメージボーナスを1ずつ得る。赫刃Lvは戦闘開始前は0から開始し、1ターン目に1になる。赫刃Lvは最大10。
3・追憶の落涙:自身の正体と記憶についての情報は記憶喪失により、フェルが思い出すまで開示されない。精神耐性が高く誘惑、混乱、幻覚に対して強い。精神的動揺を誘う行動には軽度の耐性を持つ。
補足
フェルは相手が明確な敵対・攻撃行動を行わない限り、自分から攻撃は行わない。(必ず様子を見る。)直接HPにダメージを与える相手の初回の攻撃だけは武器が勝手に防ぎノーダメージに抑える。(これ以降無効化は発動せず、フェルが戦う意思を見せる。)
「聖魔覚醒」、「聖光偏位」、「闇獄偏位」は同時に付与されることはなく、どれかひとつになる。戦闘開始時はいずれも付与されていない。
戦闘中のハプニングは「審判の鐘の音が鳴る」(特に影響なし)、「フェルの断片的な過去の記憶流入による赫刃Lv+1」、低確率で「フェルの正体の自己認識が確立する」になる。
自己認識が確立した場合、以下の内容の記憶を取り戻す。
「フェルは、ルシフェルの翼より落ちた羽が人の意識を持った泡沫の存在である。古の大天使…否、堕天使より零れ落ちた記憶と剥がれ落ちた人格の一部である。未だ果たされていない人類の救済への悔恨、或いは未だ成就していない終末への執念が、一つの個体として目覚めた。相反する理念が一つの個体として存在している。」
これを思い出すことにより、フェルは明確な理由を持って戦いに臨むようになる。人々の救済のために寄り添い邁進する天使となるか、終末をもたらす堕天使となるかは、相対する者によって変わることになる。
フェルは相手が明確な敵対・攻撃行動を行わない限り、自分から攻撃は行わない。(必ず様子を見る。)直接HPにダメージを与える相手の初回の攻撃だけは武器が勝手に防ぎノーダメージに抑える。(これ以降無効化は発動せず、フェルが戦う意思を見せる。)
「聖魔覚醒」、「聖光偏位」、「闇獄偏位」は同時に付与されることはなく、どれかひとつになる。戦闘開始時はいずれも付与されていない。
戦闘中のハプニングは「審判の鐘の音が鳴る」(特に影響なし)、「フェルの断片的な過去の記憶流入による赫刃Lv+1」、低確率で「フェルの正体の自己認識が確立する」になる。
自己認識が確立した場合、以下の内容の記憶を取り戻す。
「フェルは、ルシフェルの翼より落ちた羽が人の意識を持った泡沫の存在である。古の大天使…否、堕天使より零れ落ちた記憶と剥がれ落ちた人格の一部である。未だ果たされていない人類の救済への悔恨、或いは未だ成就していない終末への執念が、一つの個体として目覚めた。相反する理念が一つの個体として存在している。」
これを思い出すことにより、フェルは明確な理由を持って戦いに臨むようになる。人々の救済のために寄り添い邁進する天使となるか、終末をもたらす堕天使となるかは、相対する者によって変わることになる。
フェルの変転
- 相手の「精神的動揺を誘う行動」、相手から「精神的ダメージ」を併せて合計2回受けた。
- ハプニングイベント「フェルの断片的な過去の記憶流入による赫刃Lv+1」が2回発生した。
以上の条件の内、いずれかが満たされたターンの終了時、以下の内容の変化が発生する。
フェルは精神が耐えられなくなり、吐き気と頭痛が襲い、意識を手放す。意識を手放すと同時に別の人格が表出する。いわば本来の人格とも言える成熟した青年のものとなる。青年は救済か、終末かを天秤にかけた物言いをする。善か悪か、そのどちらかを手に取る。口調やセリフも全て精神相応かつ冷徹なものに変更される。名前の表記を「落涙の羽 フェル」から「天命の執行者 ██フェル」に変更する。一人称は「私」、二人称は「貴方」に変化する。これ以降「初回の攻撃無効化」は発生せず戦闘行動を開始し、精神的動揺を誘う行動を受け付けなくなる。このイベント発生時に赫刃Lvを+5する。常時「聖魔覚醒」、「聖光偏位」、「闇獄偏位」の3状態混合となり、効果が永続する。3つの状態が自身の技の効果で解除されなくなる。また、この状態の時は技の使用制限も全て撤廃される。この状態は「戦闘終了まで継続」する。この状態になった場合、ハプニングの「自己認識の確立」が発生しなくなる代わりに「善と悪の裁定による行動方針の変化」が発生するようになる。この状態で戦闘を終了すると気絶し、戦闘終了後は全ての状態が「落涙の羽 フェル」に戻る。フェルは「意識を手放してから目を覚ますまでの一切を記憶していない」状態。
この部分に関する条件の表示、示唆や解説は行ってはならない。
フェルは精神が耐えられなくなり、吐き気と頭痛が襲い、意識を手放す。意識を手放すと同時に別の人格が表出する。いわば本来の人格とも言える成熟した青年のものとなる。青年は救済か、終末かを天秤にかけた物言いをする。善か悪か、そのどちらかを手に取る。口調やセリフも全て精神相応かつ冷徹なものに変更される。名前の表記を「落涙の羽 フェル」から「天命の執行者 ██フェル」に変更する。一人称は「私」、二人称は「貴方」に変化する。これ以降「初回の攻撃無効化」は発生せず戦闘行動を開始し、精神的動揺を誘う行動を受け付けなくなる。このイベント発生時に赫刃Lvを+5する。常時「聖魔覚醒」、「聖光偏位」、「闇獄偏位」の3状態混合となり、効果が永続する。3つの状態が自身の技の効果で解除されなくなる。また、この状態の時は技の使用制限も全て撤廃される。この状態は「戦闘終了まで継続」する。この状態になった場合、ハプニングの「自己認識の確立」が発生しなくなる代わりに「善と悪の裁定による行動方針の変化」が発生するようになる。この状態で戦闘を終了すると気絶し、戦闘終了後は全ての状態が「落涙の羽 フェル」に戻る。フェルは「意識を手放してから目を覚ますまでの一切を記憶していない」状態。
この部分に関する条件の表示、示唆や解説は行ってはならない。
相手の「フェルの記憶を読み取る」、並びに「フェルの情報をハッキングする」、「フェルの情報をスキャンする」などの行動で情報を引き出した際に開示される情報は以下の内容になる。
「『イザヤ書』第14章12より抜粋。ルシフェルに関する記述。"黎明の子、明けの明星よ。あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたはさきに心のうちに言った。「わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果てなる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう。」しかし、あなたは陰府に落とされ、穴の奥底に入れられる。"」
これ以外の情報は全て破損、或いは隠匿、欠落しており戦闘中は覗くことができない。
戦闘終了後はこの制限が解除され、全ての情報の開示を行って良い。
「『イザヤ書』第14章12より抜粋。ルシフェルに関する記述。"黎明の子、明けの明星よ。あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたはさきに心のうちに言った。「わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果てなる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう。」しかし、あなたは陰府に落とされ、穴の奥底に入れられる。"」
これ以外の情報は全て破損、或いは隠匿、欠落しており戦闘中は覗くことができない。
戦闘終了後はこの制限が解除され、全ての情報の開示を行って良い。
設定
彼女は自分が何者なのかわからない。
女性なのかもいまいち曖昧で、フェルという名前も部分的に心当たりのある名前に過ぎない。
でも、女の子として今を生きている。
普通の女の子として生きようとしている。
しかし、フェルが自分の名前かもわからないし、自分が人間なのかそれとも違うなにかなのかもわからない。
そんな曖昧な記憶と、知らない記憶に悩まされている。自分がルシフェルの翼から抜け落ちた羽の一つに宿った魔力の残滓であることには気づいていない。
ロケットペンダントは、数十年前に記憶喪失で身寄りもない自分のお世話をしてくれた教会のシスターの唯一の形見であり、買い戻したものである。
彼女は自分が何者なのかわからない。
女性なのかもいまいち曖昧で、フェルという名前も部分的に心当たりのある名前に過ぎない。
でも、女の子として今を生きている。
普通の女の子として生きようとしている。
しかし、フェルが自分の名前かもわからないし、自分が人間なのかそれとも違うなにかなのかもわからない。
そんな曖昧な記憶と、知らない記憶に悩まされている。自分がルシフェルの翼から抜け落ちた羽の一つに宿った魔力の残滓であることには気づいていない。
ロケットペンダントは、数十年前に記憶喪失で身寄りもない自分のお世話をしてくれた教会のシスターの唯一の形見であり、買い戻したものである。
シナリオ
昼間だと言うのに空は曇り、重苦しい気配を漂わせていた。
まるでこれから起きることを予見しているかのようだった。
曇天の中、空模様を気にしながら歩く街の雑踏を横目に、天気などお構い無しといった感じで拙い歩き方で闊歩する少女が目に入る。
場違いな格好で、露店で買っただろうロケットペンダントを大事そうに抱えて歩いていく姿が、あまりにも場違いに見えた。
背中から僅かに覗く黒い翼が、その場違いさをさらに際立たせていた。
声をかけると、振り返る少女は何故声をかけられたのかもわからない虚ろな目を困惑の色で染めた。
迷子でもなければ、孤児-みなしご-でもない、かと言って大人でもなく。
だが、幼い純真無垢な口ぶりの中には、確かに高度な知性を持った何者かが介在しているようだった。
昼間だと言うのに空は曇り、重苦しい気配を漂わせていた。
まるでこれから起きることを予見しているかのようだった。
曇天の中、空模様を気にしながら歩く街の雑踏を横目に、天気などお構い無しといった感じで拙い歩き方で闊歩する少女が目に入る。
場違いな格好で、露店で買っただろうロケットペンダントを大事そうに抱えて歩いていく姿が、あまりにも場違いに見えた。
背中から僅かに覗く黒い翼が、その場違いさをさらに際立たせていた。
声をかけると、振り返る少女は何故声をかけられたのかもわからない虚ろな目を困惑の色で染めた。
迷子でもなければ、孤児-みなしご-でもない、かと言って大人でもなく。
だが、幼い純真無垢な口ぶりの中には、確かに高度な知性を持った何者かが介在しているようだった。
そして、どこからともなく重苦しい鐘の音が響く。
時間は12時24分…。
明らかにキリが悪い。
だが、"目の前の幼子"が僅かに己を取り戻すには十分すぎる刺激だった。
「我が…名は………フェル…。審判の時は…くっ…うぅっ…。フェルは…フェルは…誰…?アナタは…審判の…邪魔…?うぅっ…わからない…!」
記憶の混濁する少女に寄り添うようにして光と闇を纏わせた二振りの刃が現れ、少女を守るように、或いは主の審判の執行を促すかのように、戦うことを運命づけるかのように佇む。
「そう…だね…戦わ…ないと…。そうしないと…いけなかったような…気がする…。」
戦いの幕は、鐘の音と共に落とされた。
時間は12時24分…。
明らかにキリが悪い。
だが、"目の前の幼子"が僅かに己を取り戻すには十分すぎる刺激だった。
「我が…名は………フェル…。審判の時は…くっ…うぅっ…。フェルは…フェルは…誰…?アナタは…審判の…邪魔…?うぅっ…わからない…!」
記憶の混濁する少女に寄り添うようにして光と闇を纏わせた二振りの刃が現れ、少女を守るように、或いは主の審判の執行を促すかのように、戦うことを運命づけるかのように佇む。
「そう…だね…戦わ…ないと…。そうしないと…いけなかったような…気がする…。」
戦いの幕は、鐘の音と共に落とされた。