会場内のとある場所、説明書通りにタブレットを操作し、身体側のプロフィールを確認する、白衣の女性の姿した参加者の姿があった。
(うぐ…この身体の本来の持ち主は妹の為に…こんな酷い目に遭ってきたのか…)
それによると、その身体の本来の持ち主は魔女という特殊な能力を持った女性達が『災いの元になる』という理由で迫害される世界の出身で、
彼女の妹が6歳になった日に魔女の力に目覚め、それを両親に披露したことがきっかけで彼らに家を追い出されて捨てられ、
そこからすぐにその妹の元へ駆けつけたこと、
自身も妹や両親と暮らした家を出て姉妹二人で暮らすようになったこと、
魔女狩りの標的にされた妹の身代わりになって捕らわれ、過酷な拷問を受ける中で絶望し自身もあらゆるものを凍らせる氷の魔女の力に目覚め捕らわれていた場所の周辺を氷漬けにしていたと記されている。
彼女の妹が6歳になった日に魔女の力に目覚め、それを両親に披露したことがきっかけで彼らに家を追い出されて捨てられ、
そこからすぐにその妹の元へ駆けつけたこと、
自身も妹や両親と暮らした家を出て姉妹二人で暮らすようになったこと、
魔女狩りの標的にされた妹の身代わりになって捕らわれ、過酷な拷問を受ける中で絶望し自身もあらゆるものを凍らせる氷の魔女の力に目覚め捕らわれていた場所の周辺を氷漬けにしていたと記されている。
(そうだ、オレさまにも妹がいた。
地上のゴンババ城と自分がいた地下の闇の宮殿。
ずっと離れ離れだったけど、手紙でやり取りをしていた。
だが、ある日を境に手紙を出しても返事が来ることがなくなって、おかしいと思っていたら自分のもとにやって来た侵入者の一人の口から「ゴンババは倒されたはず」なんて発言が飛び出した。
それを耳にした時は驚きと怒りを隠せずヤツらに襲い掛かったものの、逆に自分がやられてしまった。
今思えば、ヤツらが憎い…憎い憎い憎いッ…!)
地上のゴンババ城と自分がいた地下の闇の宮殿。
ずっと離れ離れだったけど、手紙でやり取りをしていた。
だが、ある日を境に手紙を出しても返事が来ることがなくなって、おかしいと思っていたら自分のもとにやって来た侵入者の一人の口から「ゴンババは倒されたはず」なんて発言が飛び出した。
それを耳にした時は驚きと怒りを隠せずヤツらに襲い掛かったものの、逆に自分がやられてしまった。
今思えば、ヤツらが憎い…憎い憎い憎いッ…!)
プロフィールの説明に目を通した『彼』、ブンババは妹を先に倒され、自身も仇討ちの為に倒した者とその仲間達を倒そうとしたのだが、それもかなわず敗れてしまった自分に彼女の境遇を重ね合わせる。
─その結果、彼の精神はあっという間に妹の仇となる者達への憎悪と怒りに染まり始める。
─その結果、彼の精神はあっという間に妹の仇となる者達への憎悪と怒りに染まり始める。
(────そうだ、この殺し合いで最後の1名になればどんな願いも叶えてもらえると説明をされておった。
オレさまはゴンババの仇が…ヤツらが…許せない、許せない、許セナイッ…!!)
オレさまはゴンババの仇が…ヤツらが…許せない、許せない、許セナイッ…!!)
憎悪と怒りが魔女の力を発動させる。
それは制御出来ず、白衣の女性の身体からは冷気が発せられ、次第にその温度は低くなっていく。
それは制御出来ず、白衣の女性の身体からは冷気が発せられ、次第にその温度は低くなっていく。
──その負の感情は、かつての主であるカゲの女王への忠誠心も薄れていく程に強く染まっていく。
果たして、彼の暴走を食い止められる者は現れるのだろうか?
【ブンババ@ペーパーマリオRPG】
[身体]:ルナリンド@メメントモリ
[状態]:元の世界で妹(ゴンババ)を倒した者達への憎悪及び怒りとそれに伴うカゲの女王への忠誠心の薄れ、魔女の力が暴走中
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:妹の仇がいるなら復讐、いなければ優勝も視野に入れる。
[備考]
※参戦時期はマリオとその仲間達に倒された後。
※彼(彼女)の周辺で本人制御不能の冷気が発生しており、徐々に温度が低下しております。(制限により限度あり)
[身体]:ルナリンド@メメントモリ
[状態]:元の世界で妹(ゴンババ)を倒した者達への憎悪及び怒りとそれに伴うカゲの女王への忠誠心の薄れ、魔女の力が暴走中
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3
[思考・状況]基本方針:妹の仇がいるなら復讐、いなければ優勝も視野に入れる。
[備考]
※参戦時期はマリオとその仲間達に倒された後。
※彼(彼女)の周辺で本人制御不能の冷気が発生しており、徐々に温度が低下しております。(制限により限度あり)
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