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真贋バトルロワイヤル

確立したモノ、揺らぐモノ、変わらぬモノ

最終更新:2025年04月30日 08:40

sinjitsurowa

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だれでも歓迎! 編集
「ふむ。ここは美濃関学院にでも向かってみるとしよう」

付近の捜索がてら、先の戦闘により失効状態と化したケミーカードを回収した冥黒王ギギスト。
現在位置であるE-10付近で一番近いだろうランドマークたる美濃関学院になら、敵ながら目をかけている黒鋼スパナが立ち寄っていてもおかしくなさそうとした彼は、NPCを蹴散らしつつ向かう事とした。

「…貴様は、エターナルを模したNPCか。理解したぞ」

ギギストがD-11へと足を踏み入れんとしたその時、彼の周辺を取り囲むはクリスタル。そして現れるは仮面ライダーエターナル……大道克己では無く、怨念の集合体により蘇らされたNPCであった。
最もギギストでなくとも、通常よりも少し大きなそのサイズ故に参加者の方のエターナルと別物な事は一目瞭然だっただろうが。
ともかく相手は、敵対者を視認したと同時にエターナルエッジから斬撃波を放ち、そこからユニコーンメモリのマキシマムドライブを行使。

「…所詮はNPC、奴に勝るは大きさと、行使可能な技のみか」

だが飛んできた斬撃波を容易く回避し、マキシマムドライブをも空間転移で避けたギギストは背後を取る。
次のアクションに動こうとしたエターナルを空間転移により隔離してしまい、脱出される前にそのまま千本桜による斬撃と超重力での押し潰しによって、あっという間に撃破してしまった。
何の感慨も持たずにドロップしたアイテムを回収した後、エリアに入り歩を進めるギギスト……しかし、彼の足は止まる。

「……──これは」

彼には理解できた。目前に遺された血痕と肉の塊が、頭部を砕かれた結果の産物だという事、おそらく死体が持ち去られたという事も。

「……理解したぞ、美濃関学院の内部に持ち去られた、辺りだろう…レジスターが残ったままか否かを確かめる必要もあるな」

胸に生じた何かから目を背けた事に気づかないまま、冥黒王は先の戦いのせいで大部分が破壊された校舎内へと足を踏み入れ……その少し後に、ビームの砲撃により美濃関学院は崩壊した。



一方時刻は少々進む。
キメラのつばさにより別エリアまで飛ばされたシビト・衛藤可奈美は、現在クリスタルゲージの内部にて仮面ライダージョーカーの大群に囲まれていた。
\ジョーカー!マキシマムドライブ!/
と音声をひっきりなしに響かせながら、何発も放たれるライダーパンチの雨あられ。
蘇生させた主たる大道克己が見たら困惑と失笑を憶えそうな光景に対して可奈美は、迅移を以て避けつつさっそく覚えた「金翅鳥王旋風」を行使。

威力は届かず蒼炎も付与できず、しかし振るい方は完全に再現を果たせている回転斬りを以てして大半のジョーカーを薙ぎ払い消滅させた。
それでも残った個体は馬鹿の一つ覚えかのようにパンチを放つも…数の利を失った以上此等に待つは各個撃破される末路のみだ。
シビト故そこに何の感慨も無く、両手が塞がっているのもあって倒す前にドライバーをもぎ取るという発想も無いまま…ゲージからの脱出を果たした彼女は突き進んでいった。
…ペラッペラに薄くしかし強烈な毒性を持つキノコにより齎された綻びに、まだ気づかないまま。



今度は時を少し遡る。
ホットラインから地図を確認したやみのせんしは、ランドマークの何処へ向かうかを思案していた。

(今居るのが…F-9だな。病院からかなり離されてしまっていたワケだ。
…建物からは遠めだが近いのは野比家か美濃関学院……拠点とする事を考えれば、参加者と縁があるわけでもなさそうな上その辺りの民家と変わらなさそうな家よりは、学院とやらの方がそれっぽいか?)

北東へ進むか南東に進むかを考えた末、拠点として使う点を考慮し北東へと向かう事を彼は定める。
そうと決まればと進み…早速敵対者と出くわした。

(…結界とかそういう類か?大量の同じNPCとやらに、1体だけ違う相手……どちらもアイツが、ステインが変身してたこのデザストとやらと同じ仮面ライダーとやらみてぇだが)

目前に展開されるはクリスタルの障壁。立ちはだかるはトリックベントでも使ったのかと言いたくなる大量の仮面ライダーナイトに、この殺し合いに招かれた世界線のグリオンが運用する自立稼働型ライダーシステムドレッドルーパー弐式。

「…コイツを試すにはちょうどいいか」
(ステインならきっと、言わないだろう。実際俺と戦った時には確か言ってなかったしな。だからここは……俺も倣うとするか)

『骸骨忍者伝!!』

思考しつつ、やみのせんしはソードライバーを腰に付け本を開き…変身とは言わず、聖剣を抜き仮面ライダーデザストへとその姿を変え迎撃を行う。

(ソードと言いながら使うのは槍かよ。
…他のNPCよりも単調な分、攻撃力は馬鹿にならねぇな…結界で狭められてるのもあるが、数の多さと単調じゃねぇ動きをしてくるあのライダーが合わさって厄介だ。
ならここは…!)

\ソードベント/
と音声を何度も鳴らしてひたすらナイト軍団が振るう槍を聖剣やはかいの剣で受け止めて重さを、通常よりも高くなった威力を察しつつ、その合間を縫って金棒のブラッディーDOによる攻撃や徒手空拳を放つドレッドルーパー弐式へと対応するやみのせんし。
ナイトの集団か弐式のどちらかを排除しない限り、クリスタルに囲まれているのもありその内ジリ貧になりかねないと悟った彼は攻めに打って出る。

『かつての神獣!ジャックと豆の木!ピーターファン!なるほどなるほど!習得三閃!!』

聖剣の刀身に手持ちのワンダーライドブック全てを読み取らせた上でベルトに戻し、技を発動。
3冊分の力を以て火力だけはある集団を蹴散らしていく…も、全ては倒せずドレッドルーパー弐式も健在。だがあり得るかもとした範囲内だったようで、間髪入れずに彼は唱える。

「ギラ!」
(…この姿でも呪文は使えるみたいだな)

ライダーとなってからも問題なく呪文が使用可能な事を確認しつつ、閃光と熱を纏いし火球によりナイト軍団を一掃してみせた。
その勢いのままやみのせんしは攻め立て、必殺技を行使しようとする。
もっともドレッドルーパー弐式もただで倒れるつもりはなく、ブラッディーDOに炎を纏わせる方のドレッドブレイキングを発動し熱と殴打で殺さんとした。

(…アイツはこう言ってたな)
「カラミティストライク」

迫るブラッディーDOに対し彼は、緑と紫の風を纏った回転を行いながら斬撃をぶつけ続ける。
炎と風が、打撃と斬撃がぶつかり…爆炎の後、クリスタルは消えていった。やみのせんしの勝ちだ。

(落とした道具は…と。…回復薬のようだが、ベホイミに使う分のMPが浮く以上ここは…飲むか)

変身を一旦解いたやみのせんしはドロップアイテムである強力傷薬を飲み、少なからず負っていた傷を癒した。
疲労やMPはそのままだが、傷を癒せただけでも有り難いと思うべきなのだろう。

(…呪文は変身後にも使えるが、問題はあの姿だと片手ずつで剣を振るうか、聖剣とやらとはかいの剣を持ち替えて戦う必要が出てくる事だ。
デメリットは無効化出来ているとはいえ、いちいち持ち替えていればそれを隙として狙う奴も居るだろ。そもそもその暇を与えさせない相手とぶつかる可能性だってある。
片手ずつにはまだ慣れているとは言い難い。状況にもよるが変身せずはかいの剣1本で戦った方がいい時もあるだろうな……頼りすぎれば、ステインが言っていたように不覚を取る、過信は出来ねぇ)

そう思考し本格的にこの仮面ライダー、デザストを運用するにはまだ経験などが足りていないという結論を出すやみのせんし。
暫くはNPC相手に慣れる為の戦闘をしつつ、プレイヤー相手なら今は基本変身せず戦うとここで決めたのであった。

「トヘロスを使う機会はもう暫くは無さそうだな」

弱いモンスターとのエンカウントを防ぐ呪文だが、今欲しいのは慣れ使いこなす為の戦闘機会。封じてしまえばその分遅れると判断したのである。
兎も角彼は再び変身を行い、先に進みながら出くわしたNPC相手の戦闘に危なげなく勝利を重ねていた……そんな時だった。

(ッ……殺気を感じたと思ったらもう仕掛けてきやがった、呪文か特技…いや、ステインみてぇに俺の知らない何かしらの力って線も…ありそうだが!)

感じ取ったと同時に咄嗟に剣を向け防ぎにかかった事で、やみのせんしは加速から放たれた不意打ちを凌ぐ。
数秒ズレていれば初手でもう不利な状況へ追い込まれていただろう。
この時点で変身をすぐさま解除し本来の姿で戦うという選択肢を彼は破棄。隙を作った上でしなければ待つのは死だと瞬時に判断した。

「…さしずめうごくしたい…ってか?
…動くガイコツの類なら嫌という程倒してきたけどよ。……笑えねぇな」

目前に現れた二刀を振るう血塗れ、かつ胸元が破け破廉恥な有様の少女を見据え、仮面の下でそうごちる。
少女がとうに命を落としている事は、破けた服から視える切断した所を無理くり縫ったような線に虚ろな目、人形のような無表情から察する事は出来た。

こうして、自らの意思で堕ちた元勇者やみのせんしと、死後意思無き殺戮人形に否応なしに貶められた刀使衛藤可奈美の戦いが──幕を開けた。



ステイン戦を終えた後覚えた特技である「しっぷうづき」を用い、先手を取ってやみのせんしは攻撃を仕掛ける。
目にも留まらぬ速さで放たれた突きに対し、可奈美は水の呼吸壱拾壱ノ型【凪】を行使して対応。
水の呼吸を刀に内蔵されているソードスキルという形で使えるが為習得している全集中の呼吸と御刀のお陰で使用可能となっている八幡力による身体能力上昇、迅移の加速や更に習得したソードスキルである勝利のルーンにより威力の上昇した剣を防御に回す事で…彼女は攻撃を防ぎ切った。

(動く死体な以上、ラリホーは効かねぇだろうな。レミーラも効くかは怪しい…一閃する暇もあるかどうか…って所か!)

思考を回しながら即座に彼は特技である「はやぶさ斬り」を発動。威力を多少犠牲にしつつ連続攻撃を行う。しかしこれは【凪】を使わずとも二振りの日本刀にて防御されてしまった。

「剣術特化型かよ…ッ、ぐぅっ!?」
(コイツ、俺の覚えた特技を真似やがったのか!…ならこの技なら…!)

咄嗟に防ぎにかかったやみのせんしに対し可奈美が使ったのは先程『視た』特技しっぷうづき。
岡田以蔵の刀に内蔵されたソードスキル始末剣に、可奈美自身の剣術を模倣する技能が合わさった事によって出来る芸当だった。
そんな事は露知らず、動揺と混乱を隠せないながらも受けた上で次なる一手を彼は打つ。

(風を纏う都合、完全に真似れるとは思えねぇが…!)
「カラミティストライク」

デザストの必殺技であるカラミティストライクを躊躇わず切り、目掛けて攻撃する…も、回転斬りには回転斬りと言わんばかりに可奈美は「金翅鳥王旋風」を行使。
ぶつかり合い互いにふっ飛ばされるも、距離を詰め斬り合いとなる。
鍔迫り合いの最中、可奈美はまたも模倣しはやぶさ斬りを放った。

「…死体が向けていい殺意かよ…ッ…!」

ぼやくかのように言いつつ二刀流による連続攻撃をはかいの剣によりどうにかやみのせんしは受け流す。
そのまま反撃に転じようとしたものの、今度は可奈美の方が早かった。風こそ纏わないが、回転しながら斬撃を放ち続ける。

(風を再現しない辺り、呪文の類は真似できねぇ代わりに、振るい方は寸分変わらず再現してきやがる見てぇだな…ッ!)

避けまた剣で受け流しながらも全てをそう出来るわけではなく、ダメージを少しずつ受けていくやみのせんし。

「…危うく不覚を取る所だった、けれどな…勝負は此処から…だッ!!」

そのままでは遠からずやみのせんしは敗死の結末を迎えていただろう。
だがここで彼は、その結末を覆さんと剣を振るいながら呪文を唱える。
今やらなくてはならないと直感が、積み重ねた戦闘経験が伝えて来るように感じたが為に。

「──ベギラマッ!!」

使える呪文の中で最大火力を、大蛇或いは竜を想起させる炎と閃光を放つ……も、迅移と八幡力、全集中の呼吸を併せ可奈美はこれをどうにか回避。
尤もこれは想定の内…彼の狙いはそこでは無かった。

「…やっぱりこっちの方が動き易い、なぁッ!」

回避に徹したが為に出来た隙を利用して、やみのせんしが取った行動は追撃では無く変身の解除。
より良い動きが出来、不覚を取る確率を極限まで減らす為、彼は無理くりにでもその隙を作り解いた上で戦い慣れた姿へと戻ったのだ。

「確かにお前の、アンタの剣に籠もった殺意は、研ぎ澄まされてると言っていいだろうさ。
…けどな…それ『しか』ねぇんだよ…アイツとは違って」

脳裏に浮かぶは斃したヒーロー殺しの姿。
……彼とは異なり目前の敵を殺すため『だけ』の為に振るわれる剣に、負ける気はしなかった。

(それに…そろそろ読めてきたぜ、アンタの動きが!)

勇者として戦い続けてきた、蓄積された経験もあってか…彼は殺意のみの剣術を見切り始めていた。



日本刀と西洋剣がぶつかり合う。鈍い金属音が何度も響く中、2人の剣戟は続いていた。
戦況は…現状互角。やみのせんしは着々と、動きに対応しつつある代わりに【凪】を突破しきれず、張ってある写シを剥がす事も出来ないという状況にあった。

(相手が死体なのを考えると、このままじゃ負けはしなくても勝てねぇ…ならこれで、一か八かって奴だッ!)

思考を回した彼は何度目かの剣が衝突し合った瞬間──刀身に纏わせるかのようにベギラマを放つ。
閃と熱を纏いし剣相手に、回避が間に合わないと悟ったのか可奈美は写シが剥がされるのを対価とし耐える。
当然やみのせんし自身にもそれらは伝わりダメージになりかねない…が、思い切ってはかいの剣を一時的に手放し最小限に抑える。
そして可奈美が立て直しを図ると同時に、黒嵐剣漆黒を変身しないまま使う事を決め…三度剣戟は行われた。

(…さっきまでの、殺意だけの剣じゃねぇ…厄介になってきやがった…ッ!)

変化したのは可奈美の剣の振り方。
それまでの、相手の攻撃をひたすらに【凪】で封殺し、多種多様な学んだ技で押し潰すかのようなスタイルから…防御はそこそこに、何処か楽しむかのように技を振るうという形に変わっていきつつあるのだ。
殺意自体も残っているが為、やみのせんしにとってはとても厄介と感じれる状態となっているのだが。

右左甲段から放つタイ捨流の袈裟斬りや、天然理心流の三段突き、更には水の呼吸参ノ型【流流舞い】等、異界の剣術までが入り混じったキメラのような複雑怪奇な剣の動き。
先程まで対応出来ていた、半ばパターン化していたそれとは大幅に異なるせいで、迎撃に精一杯になりつつある。

(……コイツくらい、剣の技量が高い相手は…俺の知る限り居なかった。
…こんなに楽しいんだな、自分と同じ、いやそれ以上の相手と…斬り合う事は)

だがやみのせんしの脳裏に浮かんだのは、そんな考えだった。
彼には『敵』や守るべき人々は居ても、他の時代他の世界の勇者達とは異なり仲間や友は勿論、ライバル…競い合える相手すらこれまで存在しなかったのだ。
だがもし、目前の少女のような剣の使い手が居たのなら──

(……例えあの売女(ローラ姫)だろうと…同じようにされてたらって考えたら…腹が立つぜ)
「…俺は、俺自身の意思でこの道を進むって決めてるんでな。
…死体相手に言うのもなんだが、名残惜しくはあるけどよ……そろそろケリを、付けようぜッ!」

死体を、しかもこれ程の使い手の自我を奪って操り、自由を奪うような類の者への怒りやら気に食わなさやらを抱くも、既に覚悟は定まっていたが故元勇者は感傷を振り払い、この結論に至った。
鍔迫り合いをやめ、距離を一旦取ってからはかいの剣を回収。持ち替える。
何故か相手はそれを待つかのようにした上で、見知らぬ構えを向けてきた。

(……斬り合ってる中で、使えるかもしれねぇって技が…呪文が、特技が浮かんだ。ぶっつけ本番になるが…アイツも知らねぇ技を使おうとしている以上、迎え撃つにはまあやるしかねぇ、だろ!!)

「──バイキルト!」

彼とは別の世界の勇者や、彼の居た世界と限りなく近く、しかし差異のある世界での勇者が覚える攻撃力を倍加させる呪文。
これにより威力を上げながらやみのせんしは、相手が放とうとしている斬撃の嵐を迎え撃たんとしていた。
そして、刀身が稲妻を纏う。
これもまた、別の世界の勇者や限りなく近くしかし差異のある世界での、やみのせんしやアレフの並行同位体といえる存在の勇者が習得する特技いなずま斬り。

本来この特技はデイン系の属性となる筈だが彼等の時代では、他の時代・世界とは異なりデイン系の呪文が無くギラ系の呪文が炎一辺倒の属性でなく電熱属性だった(或いは変化した)という事もあり、この世界線の(元)勇者にはデイン系をすっ飛ばして覚えれる素質があったのだ。

雨霰と見間違うような刃の連撃と、雷を纏いし斬撃がぶつかり合う。
可奈美が振るうは生前、自らを殺す未来を何度も何度も見せそして実際に殺してみせた宇蟲王の放った剣術。故にバイキルトによる攻撃力倍加があろうといなずま斬りでは決して対抗できない技……の筈だった。
しかし何度も視せられたとはいえシビトに、自我のない存在が十全に再現し振るいきれる技では決してない。にも関わらず無理やり使いこなせないまま放ったが為…拮抗はおろか劣勢になり始めている現状を許していた。

「ぐぅ…はぁあ"ッ!!」
(──今、アイツ……!?)

一瞬、剣をぶつけ合う相手の、能面だったそれが崩れ笑みが視えたような……そんな時だった。錯覚か否かを確認する暇もなく、突如現れた闖入者がバルカンとライフルを放って来たのは。



「…動く死体の次は動く鋼鉄の鎧、とでも言う気かよ」

シールドバスターライフルとブレストバルカンを放つMS・ガンダムXの攻撃を、可奈美共々回避する形となるやみのせんし。
急な乱入者に苛立ちと辟易を感じながら、迎撃を試みる彼。可奈美もまた、MSへと攻撃を試みようとする……も。邪魔者はそれだけでは無い。

「…コイツも、仮面ライダーって奴か…次から次に邪魔ばかりしやがって…!」

いつの間にか現れた仮面の戦士、仮面ライダーヴァルバラドが、オカルトヴァルバラバーストを使用し形成した棍棒型の巨大なオーラを三者にぶつけようとしていた。
苛立ちが口に出てしまいながらも、食らうと不味いと判断し回避に動く。
……そしてそれだけでは無い。突如として射撃が降り注ぎ避けつつも方向を視ると、其処に居たのは砲台を付けた竜(ドラゴン)。

「おいおい…ッ、ドラゴンまで出てきやがるとはな…そんなに邪魔がしてぇのかよ…!!」

毒付きつつ攻撃を避け切り払い、エンジェリードカスタムへと形態を変えた仮面の戦士…仮面ライダーヴァルバラドと戦闘する最中だった。
竜…帝竜ジゴワットはエネルギーをチャージし、またMS…ガンダムXも天空からエネルギーのような物を受信する。

『あなたに、力を……』
「ッ!?あの動く鋼鉄の鎧か…!?」

何故か脈絡も無くその場に響いた少女の声に、困惑を隠せないやみのせんし。
もしや戦っていたあのシビトが喋りだしたのでは?と思いそちらを視ると、能面だが心なしかきょとんとした顔を浮かべているかのように見え…そうで無い事は明白であった。
なんだったんだと疑念を浮かべつつ、即座に気を取り直して仮面の戦士に対応し、竜とMSを警戒する。

────やがて、強大なビーム同士の激突が起きた。サテライト・キャノンと超電磁砲がぶつかり合い爆発が発生しエリアは壊滅状態と化す。
エンジェリードカスタムから素の仮面ライダーヴァルバラドに、仮面ライダーヴァルバラドからヴァルバラドにといったように、姿を頻繁に変え不定形な…スライムか何かか?と言いたくなるレジスターを付けた仮面の戦士とやり合っていたやみのせんしは、咄嗟にその場から離れ間一髪難を逃れた。
相手も撤退を選んだ為に、退避は容易だったが巻き込まれていれば良くて瀕死だっただろう。

「…NPC、だよな?アイツら」
(……それでこの惨状を引き起こす程の攻撃力となると…これ以上を引き出せる参加者も居てもおかしくは無さそうだが…ッ!?)
「…一つ問わせて貰おう」
「……誰だ?アンタ」

思案に浸ってる最中、突如として背後から声をかけられた彼は警戒心を最大にし、はかいの剣から手を離さず呪文を唱えれるようにして振り向き応対する。

「我は冥黒王ギギスト。理解したぞ。貴様は殺し合いに乗っている側の存在だと」
「…ならどうするって言うんだよ?悪の王様」
「…問わせて貰うと言ったぞ、堕ちた元勇者よ。その後どうするかは返答次第だ」
「…とっとと用件を言ってくれ」

勇者から堕ちた悪と、人から堕ちた悪。それのせいか互いが悪の存在だという事を彼等は悟り…その上で、一先ずやみのせんしは話を聞く事を選んだ。
尤も対応次第なら即座に相手を殺そうと考えているが、強敵である事も理解しており、また相手もその心積もりだろうと考えた為今は大人しく聞く事とした。

「…レジスターを身に着けた、変形する仮面ライダーを見なかったか?」
「見なかったかも何も、さっきまでソイツと戦ってた所だ、逃げた方向はあっちだぜ」
「……そうか。……ひとつ、提案がある」
「…なんだよ」
「…魔王グリオンを討伐するまでは、我と一時休戦と行こうではないか」
「……そういえば名簿にそんな名前の奴が居たな。…で、元勇者だって理解した上で、俺に魔王を討てと?」
「奴は自由を、尊厳を踏み躙る類の…今のお前が怒りを抱く類の存在だ」
「……人の事を言える立場とは思えねぇけどな。
…とはいえだ、提案って言うなら、対価があるんだろ?それ次第だ」
「呑むと言うのなら、我の力をお前に分け与えてやろう」
「……」

沈黙し考え込むやみのせんしの脳裏に映るは、先程のビーム同士の激突とそれにより壊滅したエリア。

(NPCですらアレがやれる以上、参加者にはそれ以上が出来る化物が大勢居てもおかしくはねぇ……優勝を狙うなら、悪くは無いだろう。
…気に食わねぇが利用できるものは、なんだって使うべき、か)
「……ギギストだっけか?アンタの提案、受け入れてやるよ」
「…フッ、ならば我の力、耐えてみせるがいい」
「耐えれなきゃ?」
「失せるのみだ」

「…デメリットはあると思ってはいたが、やっぱりか。アンタにとっては俺が耐えれても耐えれず消えちまってもどっちにしろ都合がいい…って魂胆なんだろ? 」
「…否定はしない。とはいえ我とて、そうなる事が分かりきっている相手にこの場で、何の意味もなく提案などしない。それなら有無を言わさず行使している所だ。
…耐えてみせるがいい、元勇者」
「…やってやるよ、悪の王様」

決断を果たしたやみのせんしに、ギギストは自らの力を分け与える。

(…グリオンが居なければ成功していただろうキラ・ヤマト同様、耐えてみせたか)
「成功したようだな、では我は……」
「待った、休戦するって言うなら情報くらい共有しても罰は当たらねぇだろうよ」
「……ふむ。一理はある、か」

かくして2人は情報を交換する。

「…そうか。お前があの男を…ステインを殺したと」
「ああ、この手で首を落とした。…納得は行くぜ。アイツなら、アンタみたいな相手は粛清対象だろうよ」

とステインを殺したのが目前の相手だとギギストが知ったり、

「理解したぞ。お前が戦ったというその男の名はアスラン・ザラ…キラ・ヤマトの関係者だ」
「…適当言ってるんじゃねぇよな?」
「我は全ての人間の理解者。この程度は造作もない」
(…胡散臭い割には妙に説得力を感じさせてくれやがる…。とりあえずあの赤いのはアスラン・ザラと仮に置いておくか)

と、かつてやみのせんしと交戦しメンタルをボコボコにして来た赤いMSを動かす相手の名を持ち前の理解力で当てるも、当のやみのせんし本人にあまり気にされていないギギスト…という一幕があったり、

「間違いないだろう、その死体人形の名は衛藤可奈美。刀使だ」
「…エトウカナミに、刀使…か」
「奴には我も手間取った。
…ステインを殺し、衛藤可奈美と戦闘になり生き延びた上で成長してみせたとはな。この時点で、お前には力を与える価値があったと言えるだろう」
「そりゃどうも」

と、対峙したシビトの名が衛藤可奈美だとやみのせんしが知ったり、

「忠告をしておこう。美濃関学院には行っても徒労に終わるだろう。あの竜の砲撃で既に崩壊済みだ」
「…あの威力の攻撃じゃそうもなるか」
(となると…どう動くか考えねぇとな)

という風な様子で会話や情報交換をした末に……2人はひとまず別れる事となる。

「では我は奴を…黒鋼スパナの遺体を取り込んだ相手を探しに行く」
「その前に俺からもひとつ聞かせてくれよ。…もしソイツを、クロガネスパナを俺が見つけたら…殺していいのか?ギギスト」
「──……好きにするがいい。だが、我が確保する方が早いだろう」
「…そうかよ」

暫しの沈黙の後そう言い残し、ギギストは空間転移で消えて行った。



(…さて、どうするか)

ギギストが去った後、行動を思案するやみのせんし…だったが、ここで視界に広がるはクリスタル。
またかよと言いたくなりそうになりつつ、立ちはだかった相手である仮面ライダーカリスに対し構える。
そのまま空中へ浮かび上がり回転キックであるスピニングダンスを見舞おうとするカリスに…彼は覚えたもうひとつの特技を行使し、敢えてキックをその身に受けた。

「…はっ、試してみるもんだな」

サモンライド仕様な都合威力が上昇しているのもあり直撃すればただでは済まない…はずだったが、ギギストにより力を分け与えられた事により向上した能力と、使用した特技大ぼうぎょにより殆どをノーダメージにしてみせるやみのせんし。
そのままカリスアローから放たれた光矢を避けてバイキルトを使用。はやぶさ斬りをそこから始動させて相手に大ダメージを与えた。
その結果カリスは姿を変えジョーカーとなるも…ここでやみのせんしが目を向けたのは色のみが変わったバックル。

(仮面ライダーはベルトみてぇな物があるから変身出来る。なら取っちまえばどうなる?)

激しくなった攻撃を躱しつつも、バックルを半ば無理矢理、力づくで剥ぎ取ると……ジョーカーは消滅、そして剥ぎ取った筈のそれは消え、代わりと言わんばかりにカードが残されていた。

「……ハズレじゃねぇか。コイツだけでどうしろって言うんだよ、使い道が浮かばねぇ…まあドロップした物な以上…持っておくか」

そう呟き、彼はカードを拾う。
カードに描かれていたのはJOKER。
指す単語は道化や切り札、それに番狂わせを引き起こす物・一手であった。



一方、転移した後ギギストはやみのせんしに教えられた方向へと進む事とした。

(──あの金属生命体に取り込まれた黒鋼スパナの亡骸…レジスター毎取り込まれている以上、回収する必要がある)

回収した後どうするか、という所まで考えが回らない。
…自らの後継者と成り得えたとはいえ、死んだと聞かされた或いは放送で知らされた程度なら、惜しむ気持ちもそこそこに所詮それまでだったと割り切っていただろう。
人である事を辞めた冥黒王であり、精神も例え世界が滅ぼうともそれもまた…と意に介さない程度には常人から外れた存在が今のギギストだった。
血痕と改造人間の肉片を目撃した時点でその可能性は考慮していたし、目撃したとしても覚えるのは失望と落胆のみだと彼は思考していたのだが──。

『……理解するぞ。娘の仲間で先輩の娘が、命を落とし、あまつさえ遺体を弄ばれている事実を受け入れがたい心情は。
だが奴らを相手に、感傷に浸る暇はあるまい』
(柊篝にはああ言ったが……我自身はこれとはな。
…あの金属生命体が遺体を取り込む前、視た様子から理解はしている。おそらく運んだのは下手人ではなく、動機はあの有様の遺体をそのまま放置出来なかった…と言ったところだろう。毛布が被せられていたのも、おいそれと視られない為。
……取り込まれ無作為に殺戮を繰り広げるよりはあのまま学院諸共消し飛んでいた方が、まだ良かったのではないか?)

かつて言ったセリフを想起しながらも、らしくもない思考をした末…ギギストはそれを打ち切る。

……それを目にした時、失望も落胆もたしかに彼の中には存在していた。だがそれ以上に感じたものがある。
本来の歴史では自らを超えし後継者となった男の無惨な亡骸を目撃し、しかもそれが目前で取り込まれた事に対し……欠落か、空虚か、綯い交ぜにした物か別の何かか……今なお抱いている感情の正体は、彼自身も理解していないだろう。



一方、シビトと化した可奈美はどさくさに紛れて逃亡を図ったガンダムXを追跡。
二刀を以て大型ビームソードとの鍔迫り合いを行った末、「金翅鳥王旋風」を行使する事でガンダムXを撃破。スクラップへと変えた。
ドロップアイテムを拾った後そこから立ち去ろうとした彼女は……悪鬼滅殺を叫び襲ってきた鬼殺隊の隊士を、追随していた鎌府女学院の刀使をこともなげに斬殺死体へと変えてしまう。
……鬼を狩り竜を狩り荒魂を祓いモンスターを狩る、その為の剣術を持って…彼女はNPCとはいえ人を残虐に殺め、生前の可奈美自身の殺したくないという想いすら含めた全てを踏み躙る。
そして歩みを進める彼女の瞳からは……当人も気付かぬ内に、一筋の涙が溢れていた。

──キノコをきっかけとし精神に起きた綻びが、やみのせんしとの剣戟にて…それまでとは異なり剣戟の中剣を通じて楽しみも伝わって来た事により広がりつつあるシビト・衛藤可奈美。剣を交える事で読心めいた事が出来るのが生前の彼女であるが為である。
だが主催者からすればこれは想定内の事態であり、万一自我が戻った時に備えて2つの枷を施していた。
…自我が戻ると同時にそれまでの全ての記憶が流れ込む処置と、それと同タイミングで身体が自壊するまでのカウントダウンが始まる仕掛けを施しておいたのである。これらが作動するまで、おそらくそう時間はかからないだろう。



一方、ジゴワットは電磁砲を設置しつつ、可奈美とは別の方向へ進む。
破壊を振りまく事が、己を蘇らせた主の望みであるが為。
自我も何もあったものではない有様であった。
最もそれがあったとて、破壊を振りまき恐怖を巻き起こす災厄である事はなんら変わらないが。



そして冥黒王が追おうとしているとは露知らず、ELSはその姿を仮面ライダーヴァルバラドから黒鋼スパナへと変える。
無表情のままに、他者を見つけたら攻撃するという、基本的なNPCの思考ルーチンに沿うのみなその有様を生前の彼が知れば…間違いなく『笑えないジョークだ』と言っていただろう。

【エリア全体の備考】
※E-10は超電磁砲とサテライトキャノンにより壊滅状態となっています。またエリア内の何処か4箇所に1体ずつ、NPCモンスターである電磁砲が設置されています。
※D-11の美濃関学院@刀使ノ巫女は崩壊しました。
※黒鋼スパナの遺体をELSが取り込みました、ELSが取り込む事が可能な参加者の遺体は残り4体です。またレジスターごと遺体を取り込んでいますが撃破時ドロップするか等は後続にお任せします。

【エリアE-10/9月2日午前10時20分】
【やみのせんし@ドラゴンクエスト】
状態:ダメージ(小)、疲労(中)、MP消費(中)、『忍者』『刀使』に興味(小)、決意、シビト及び『魔王』グリオンのような自由意思を奪う類・死者を辱める相手への嫌悪感(大)、斬り合いへの高揚(小)、可奈美に対して若干の哀れみ
服装:邪樹右龍の忍装束姿(覆面+マント)
装備:はかいの剣@ドラゴンクエストIII、邪樹右龍の忍装束@忍者と極道
令呪:残り三画
道具:黒嵐剣漆黒&骸骨忍者伝&聖剣ソードライバー@仮面ライダーアウトサイダーズ、ジャッ君と土豆の木@仮面ライダーセイバー、ピーターファンタジスタ@仮面ライダーセイバー、ジョーカーのラウズカード@仮面ライダー剣
思考
基本:殺し合いに乗る。他ならぬ自分自身の意思で。
1:二度と迷わない。方針は変わらない。だが使えるものは使い、ギギストの云うエターナルや魔王グリオン、ルルーシュのような、俺の掲げた『自由』を奪う力を持つ連中相手なら──
2:過去との決別を証明するため、アスラン・ザラ…だっけな。ソイツは何も起きなければ次会った時に殺す。紛らわしいから?の方もだ。そして休戦したとはいえいずれギギスト…アンタも殺す。
3:拠点を探す。病院をそうするつもりだったが…離れてしまっている以上野比家に向かうか?橋を渡って目指す事も考えれるが…或いはルーラを使ってみるのも…。
4:もう一人の俺(アレフ)についてはどうするか。
5:忍者?聞いたことの無い名前だが、恐らく強い者なのだろうな。
6:エトウカナミ……だったか。次にあのシビトやクロガネスパナ、ついでにあのドラゴン(ジゴワット)、それにキラ・ヤマトとやらを見つけたらその時は終わらせてやる。しかし刀使か。他の連中もアイツと同じ事がやれるのか?
7:俺自身の自由の為に、願いを叶えた後主催者共も殺す。特にケンジャクは。
8:あのドラゴンといいモビルスーツといい、NPCでもバカみてぇな火力してるな。…しかしなんだったんださっき聞こえた幻聴は。
9:……初めてだな。ああして斬り合う事を、楽しいと思ったことは。
10:ライダーの力については過信しない。不覚を取るのはゴメンだ。
参戦時期:竜王の誘いに乗った後
※ステインとの戦闘を経てはやぶさ斬り、しっぷうづきを習得しました。
またシビトと化した衛藤可奈美との戦闘を経てバイキルト(リメイク版ドラクエⅦや剣神ドラゴンクエスト等で習得可能)、いなずま斬り(ドラクエⅢや剣神ドラゴンクエスト等で習得可能)、大ぼうぎょ(ドラクエⅢにて勇者職で習得可能)を習得しました。今後も戦闘の度に新たなる特技や呪文を習得するかもしれません。
※レベルアップにより全ステータスが向上しました。
※冥黒王ギギストにより力を付与され更に全ステータスが向上しています。
※シビトと化した衛藤可奈美の剣術を一通り視ました。再現可能かは後続にお任せします。

【冥黒王ギギスト@仮面ライダーガッチャード】
状態:ダメージ(中)、疲労(中)、賢者の石の49.5%を保有、スパナの死に言いようもない感情(無自覚)。
服装:なし(多分あれで全裸)
装備:なし
令呪:残り三画
道具:ランダムアイテム×0~2(全て錬金術に関係する物)、ホットライン、ゴージャスカグヤファイル@仮面ライダーガッチャード、レジェンドライダーケミーカード(アギト、龍騎、ゴースト)、失効状態のレジェンドライダーケミーカード(ブレイド)、千本桜@BLEACH、ドロップアイテム×1
思考
基本:異世界の力をも取り込み真の王座を得る……と考えていたが、どうする?
00:我は羂索を理解した。このままでいい……と思っていたが…。
01:異界の能力…どれも興味深い物ばかりだ。我の力とするにふさわしき力を選定するには丁度いい。
02:あの三人(デク、キリト、亜里紗)はマルガム共に任せた…が、撃破されていると考えた方が良いか。
03:魔王グリオン…我の知るグリオンとは違うようだが…とりあえず我を狙う事は間違いないだろう。
04:我が同胞、黒鋼スパナ……遺体を取り込んだ奴(ELSスパナ)は確保するとして──
05:キラ・ヤマトは今は関わらないでおきたい。理解した筈だったが…何故ああなった??
06:やみのせんしに我の力を与えてはみたが、やはり耐えてみせるか。さて……考えねばな。
07:所詮はNPC、参加者のエターナル程ではなかったな。
参戦時期:ガエリアの力を取り込んだ直後
備考
※羂索を本人なりに理解したと思っていましたが、理解し直す必要が出てきたと考えています。
※ゴージャスカグヤファイルにはブレイドと電王とゼロワンのカードも付属していましたが、マルガムのような異形へと変化させ撃破されました。
※制限などがどうされてるかは後続にお任せします。
※ELSスパナを追う方向に行きました。
※手に入れたドロップアイテムについては後続にお任せします。

【エリア???/9月2日午前10時20分】
【衛藤可奈美(シビト・非参加者)@刀使ノ巫女】
状態:ダメージ(中)、返り血、精神に生じた綻び(中)、無自覚な動揺(小)
服装:美農関学院の制服(両腕、腹部、胸元に破損)
装備:岡田以蔵の刀(複製)、冨岡義勇の日輪刀(複製)、御刀・千鳥(複製)
道具:不明支給品の複製×1(オリジナルは現在アンクが所持)、アスラソキノコ@ネットミーム×1、ドロップアイテム×1
思考
基本:大道克己との合流及び参加者の殲滅。
00:……????
01:────
備考
※以下の技を「視て」覚えています。
  • 宇蟲王ギラが放った連撃(ただし自我のない現状では使いこなせません)
  • 氷竜と化したキラ・ヤマトの高速での突き上げ
  • 柳瀬舞衣が使った「金翅鳥王旋風」 (ただし威力や蒼炎の再現は出来ません)
  • やみのせんしが使った特技「はやぶさ斬り」「しっぷうづき」、彼が変身した仮面ライダーデザストの技「カラミティストライク」(ただしカラミティストライクは紫緑の風の再現は出来ません)
※アスラソキノコを採取しました。現在精神面に影響が出始めています。
この影響により蘇生主に従い殺戮を繰り広げるシビトの在り方に綻びが生じています。
綻びが大きくなればなるほど自我を取り戻す可能性が出てきますが、もし自我を取り戻した場合運営側が行った対策によりそれまでの記憶が流れ込む+その瞬間から暫く後に自壊するようにされています。
※ソードスキル:勝利のルーン@サガフロンティアを習得しました。
※手に入れたドロップアイテムについてや、詳細な位置は後続にお任せします。位置については少なくともジゴワットやELSスパナとは一緒ではありません。
※撃破や自壊時、複製されてるレジスターをドロップするか否かは後続にお任せします。

【帝竜ジゴワット(NPC)@セブンスドラゴン2020-Ⅱ】
状態:ダメージ(中)疲労(中)
服装:なし
装備:背中の大型電磁砲、両肩部の砲台
道具:なし
思考
基本:大道克己との合流及び参加者・周辺の建物の殲滅。
備考
※エリアH-7/天ノ川学園高校跡地に電磁砲@セブンスドラゴン2020を4台設置しました。
またE-10にも4台設置しています。
※シビトを始めとした同じ大道克己に操られたモノだろうと、射線に居るなら巻き込む形で射撃を行うようになっています。
※詳細な位置は後続にお任せします。少なくともシビト可奈美やELSスパナとは一緒ではありません。

【ELSスパナ(黒鋼スパナに擬態したELS・非参加者)@本ロワオリジナル(仮面ライダーガッチャード+劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-)】
状態:健康
服装:黒鋼スパナのそれと同じ
装備:ヴァルバラド及び仮面ライダーヴァルバラドの装備・使用アイテム一式を逐次再現、黒鋼スパナのレジスター
道具:なし
思考
基本:NPCとして他者を襲う。
備考
※レジスターをドロップするか否か、また元の黒鋼スパナの参戦時期的にはまだなれない、仮面ライダーヴァルバラドの形態である黒鋼やGTへの変身も可能になってるかどうかは後続にお任せします。
※詳細な位置は後続にお任せします。少なくともシビト可奈美やジゴワットとは一緒ではありません。



【NPCモンスター解説】
  • 仮面ライダーエターナル@仮面ライダー サモンライド!
  • 仮面ライダージョーカー@仮面ライダー サモンライド!
  • 仮面ライダーナイト@仮面ライダー サモンライド!
  • 仮面ライダーカリス/ジョーカー@仮面ライダー サモンライド!
サモンライドの連中。エターナルとカリス/ジョーカーは中ボス仕様な為少し大きく、ジョーカーとナイトは雑魚敵としてわらわら出てくる。
またカリスはダメージを与え体力を残り僅かにするとジョーカーへと変化する。

  • ドレッドルーパー弐式@仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク
魔王グリオンが運用するドレッドルーパーの弐式。
基になったドレッド弐式と同性能である。

  • ELSスパナ@本ロワオリジナル
黒鋼スパナの遺体をレジスター諸共ELSが取り込み再現した個体。
生前無為転変による改造人間化と頭部を砕かれる末路を迎えたが故にスパナの遺体は悲惨な有様となっていたが、このロワでは取り込んだ場合損傷等は元に治されるようである。
またヴァルバラドやロワ本編では終ぞ変身できなかった仮面ライダーヴァルバラドへの変身も再現している。人格・性格面の再現は一切せず喋る事も無い。
なお参戦時期的にはまだなれない仮面ライダーヴァルバラドの形態である黒鋼やGTへの変身まで可能になってるかどうかは後続にお任せします。

  • ガンダムX@ネットミーム(カオスパロボシリーズ)
フラッシュシステムに対応しているガンダムタイプのMS。超火力超射程を誇るサテライトキャノンが当機の大きな特徴。大元の出典は機動新世紀ガンダムX。
また、カテゴリーFではないニュータイプならフラッシュシステムを用いてビットMSを遠隔操作し攻撃する事も可能。
本来の仕様とは異なり、カオスパロボでの仕様に併せて会場内に月が視えるように出てようが出ていまいがサテライトキャノンは発射可能となっている。
当然連射は不能、威力射程も本来より大幅に下げられてはいるものの大半の参加者にとっては脅威となる。

なおカオスパロボ仕様故か、サテライトキャノンを発射する為マイクロウェーブを受信する際、周囲に「あなたに、力を…」とティファ・アディール@機動新世紀ガンダムXの声が聴こえるようになっている。
別に彼女を中に着込んでいるとかではなく、あくまでただの幻聴である。
また原典においてはこのMSは複数機開発されていたりする。

【鬼殺隊の隊士@鬼滅の刃】
鬼を狩り悪鬼滅殺を果たす為剣を振るう組織、異常者の集まりこと鬼殺隊に所属する平隊士。
このロワでは誰彼構わずプレイヤーやプレイヤーに従属するNPC等を鬼と認識するようにされており、何が何でも殺そうとするようになっている。

【鎌府女学院の刀使@刀使ノ巫女】
刀使養成学校・伍箇伝の一角、鎌府女学院の制服を着た刀使。
恐らく刀使として基本的な技能を平均的な出力で発揮する。



【ドロップアイテムの解説】
  • ジョーカーのラウズカード@仮面ライダー
ジョーカーからバックルを無理矢理奪い取るとバックルの代わりにドロップするアイテム。
ジョーカーが封印されたカード。
効果はラウズカードアーカイブス』に付属のブックレット曰く、
「ジョーカーを封印したカード。あらゆるカードの能力を得ることができるバトルファイトの切札。」
とあり、また『ラウズカード DXトランプボックス』に付属する解説書には
「あらゆるカードの能力を得ることができるバトルファイトの切り札、ジョーカーを封印したカード。」
ともある。能力については詳細な効果は不明だが、少なくともこれ単体で持っているだけでは何の意味も無いだろう。

  • 強力傷薬@サガフロンティア
使用するとメカ以外のHPを400回復する薬。原作では戦闘中にしか使えないが本ロワでは戦闘せずとも使用可能となっている。



068:これが正しいって 投下順 070:”今”は過去と未来の先にあるのか?
時系列順 073:アナザーオーズ
044:命の冒涜者 冥黒王ギギスト
058:そうじゃないだろ ジゴワット
054:あんなに一緒だったのに/傷は消えず、仄暗く深き悲しみと共に 衛藤可奈美(シビト)
047:そんな〝ヒーロー〟になるための歌 やみのせんし 075:不死鳥のフランメ
GAME RESTART ELSスパナ

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