北朝鮮軍装備大全@ ウィキ
BTR-60PB
最終更新:
songunarmy
-
view

BTR-60PB(画像出典:KCTV)
1950年代後半に開発されたソ連の水陸両用装輪装甲兵員輸送車で、BTR-152の後継。初期のBTR-60Pはオープントップで雨の場合覆いを被せなければならなかったが、BTR-60PAからは完全密閉式に変更され、PBでは旋回砲塔を備え武装が強化された。このPBが生産の主力となり多数が生産され輸出も行われた。ソ連国内の生産終了後もルーマニアでは1990年まで改良型のTAB-71を生産し続けた。
北朝鮮は1960年代後半に輸入した後、69式という名称で国内生産したと主張しているが実際はノックダウン生産を誇張して国内生産としているのか、全くの虚偽なのかは不明。輸入されたのはPB及び防空指揮車のPu12である。メディアの露出は多くなく、現在はBTR-60に類似したM-2010が量産されていることから、そちらが主力となっていると見られる。

1995年に死去した呉振宇(オ・ジヌ)元帥の棺を運ぶBTR-60(画像出典:KCTV)

金日成とBTR-60(画像出典:KCTV)
- スペック(全長~乗員まではBTR-60PBの数値)
全長:7.56m
全幅:2.83m
車体重量:10.3トン
エンジン:GAZ-40P 6気筒ガソリン×2
馬力:180馬力(90馬力×2)
最高速度:80km/h(路上) 10km/h(水上)
武装:KPVT 14.5mm×1、PKT 7.62mm×1
装甲厚:各部5~10mm
乗員:3名+歩兵14名
設計年:1955年
配備期間:1959年~
生産数:25,000輌(ソ連)
運用状況:現役
全幅:2.83m
車体重量:10.3トン
エンジン:GAZ-40P 6気筒ガソリン×2
馬力:180馬力(90馬力×2)
最高速度:80km/h(路上) 10km/h(水上)
武装:KPVT 14.5mm×1、PKT 7.62mm×1
装甲厚:各部5~10mm
乗員:3名+歩兵14名
設計年:1955年
配備期間:1959年~
生産数:25,000輌(ソ連)
運用状況:現役