データ
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≪クラス≫:キャスター
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【真名】:ジュリアス・シーザー 【コスト】:30 【属性】:中立・善
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【筋】:E(10) 【耐】:E(10) 【敏】:D(20) 【魔】:B(40) 【運】:A+(50) 【宝】:A++(50)
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【特徴】:英雄(女王?)
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/ ::.::.::.:| // rん;} に^ }::.::`、 ̄ ローマ
. /::.|::.::.::.:| ゞ'゚´ '^ソ::.::.::.`、 ありとあらゆる政務を投げ捨て
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. i|.:| |::.:|::.::..乂r〉 i ^} :〈_〉::.\::.::`、 個人として参戦したのが此度の私だ!
. i|:.l |::人::.::.\_ ` / / / }::.::.::.::.\::.`、
八乂;:.::.:\::.(⌒ く_..,,/ / ‐┐::`、::.: \:::.、 讃えはせず、友として振る舞うがいい!
\_::.:`⌒ト..._ イ/ニニ ::.::.`、::.::.::\:::.、
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代理AA:カタリナ・クラエス(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…)
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【クラススキル】
◆[[陣地作成]]:B
神官として自らに有利な陣地を作り上げる。
女神の加護をもたらす“守護神殿”のほか、戦術拠点の構築が可能。
◆[[道具作成]]:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
魔術礼装の出来は並程度だが、凄まじい速度で戦略兵器の開発が可能。
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【保有スキル】
◆皇帝特権:×
皇帝特権の応用により帝政起源としての属性を喪失。今の彼/彼女は超個人・シーザーと呼ぶべき存在である。
更に言うなら「ビテュニアの王妃」──かの醜聞を強化・拡大解釈して事が成された。
◆軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
◆鑑識眼:A
人間観察をより狭くしたスキル。人材発掘技能。
対象を鑑定し、将来性を見抜き、如何なる資質を秘めているかを素早く看破する。
◆夜鷹の舌:A+++
魔性の肢体。自らの体を“売る”ことで見返りを得るスキル。交渉技能も含まれる。
このランクなら「対価に国を頂く」という非現実的な取引すら完遂可能。
また副次的な効果として身体・容貌を常に美しく保ち続けられる。
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AA:カシウスの槍(新世紀エヴァンゲリオン)
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【宝具】
◆『暁天招く久遠の星槍(シャレム・シャハル)』
ランク:A++ 種別:対人・対軍・対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
神鉄で出来た最古の槍。或いは、槍に加工された流星。
投擲すると一条の光となり、あらゆる神秘・概念を無視して貫通する。
真名解放することで威力・範囲ともに増大。原初の星光にてあまねく敵軍を滅却する。
[[トバルカイン]]が打ち、ダビデが携え、ポンペイウスが発掘し、カエサルに贈られ、ロンギヌスに渡る槍。
のちに神の子を刺すという因果から、聖人・神性に対する途轍もない特攻効果を持つ。
◆『制する四肢は金牛宮(アーレア・ヤクタ・エスト)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0 最大捕捉:-
第十軍団エクェストリス。「ローマの敵」となった[[キャスター]]と共にルビコンを渡った精鋭たちとの絆。
かの兵士らすべてを“自らの肉体”にて再現するという亜種軍勢召喚。手足の如き「戦友諸君」の具現。
救護、工兵、技師、野営、軍楽など、軍としての役割を個にて同じ練度・速度で成立させるサポート型宝具。
特筆すべきは工兵術の優秀さであり、攻城兵器が瞬く間に作られていく様を見ただけの敵が降伏を
申し出たという逸話さえあるほど。「悪魔の如き」とも例えられる、最高ランクの建設技術である。
基本的には個人による作業となるが、魔力を消費することで意思無き亡霊として兵の召喚も可能。
ただしあくまでも亡霊なので、近接戦闘を任せるのは無謀に近い。
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【Weapon】
◆『暁天招く久遠の星槍』
トバルカインの槍。ランス・オブ・オリジン。自ら光を放ち、決して劣化することのないという至宝。
神の子の血にて聖槍/魔槍へと変質した例の通り、最適化のためあらゆる武器の因子が収斂されている。
キャスターはこの性質を逆手に取り、星槍を無限の形を持つ千変兵装として利用した。
即ち万能攻国兵器ラスト・ディクタトル。エクェストリスの工兵術は主にこれを活かすべく磨かれた。
◇『守護神殿・戦略星砲(フォルム・ユリウム)』
陣地と兵器の一体化。星槍の最大解放のための対国砲台。
魔術的かつ軍事的なこの拠点の機能の多くは星槍強化に傾けられており、ひとたび放たれれば
それは大国一つをまっさらなクレーターに変えるほどの大破壊を引き起こす。
しかし土地の魔力を利用するという性質上連発は不可能。そもそもとして、たった一度の砲撃だけで
霊脈を枯らしてしまう欠点を抱えている。
規模の超大さを考えれば使いどころは更に限られる。まさしく一度きりの切り札だろう。
◇『来た、撃った、帰った(CA.E.S.AR)』
155mm自走榴弾砲。CAmion Equipe d'un Systeme d'ARtillerie。
安く、速く、強い。合理性を追求した現代の騎馬砲兵。ヒットアンドアウェイに優れた兵器。
キャスターは聖杯の知識からこれを量産・改造した。榴弾には星光が分け与える形で搭載されている。
一般車両へのカムフラージュもなされており、その撤退速度も相まって捕捉するのは非常に困難である。
乗員は宝具による亡霊兵。人的コストはゼロに等しい。
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【来歴】
ガイウス・ユリウス・カエサル。英語読みのジュリアス・シーザーの名でも知られる。
古代ローマの政治家にして将軍、そして文筆家。
カエサルの名は帝政ローマ初期の皇帝が帯びる称号にもなっている。
公職を歴任しながら人脈を集め徐々に地盤を固めていき、
軍からの支持が大きいポンペイウス、パトロンでもあったクラッススと第一次三頭政治を結成。
当時強大な政治力を持っていた元老院に対抗できる勢力を形成した。
執政官の任期を終えたカエサルはガリア遠征を行い多大な戦果を上げる。
自ら戦歴を記した『ガリア戦記』は文学史上においても高く評価されている。
カエサルの人気は絶大となり、またクラッススが戦死したことで三頭政治も瓦解し
ポンペイウスと元老院との対立を深め内戦が勃発、ポンペイウスを撃破する。
元老院派を制圧したカエサルは共和政の改革に着手し終身独裁官(ディクタトル)に就任する。
しかし権力集中を恐れた元老院派がそれに抵抗。マルクス・ブルトゥスらに暗殺されることになる。
「[[ブルータス]]、お前もか」は最期の台詞として非常に有名である。
「ローマが生んだ唯一の創造的天才」と評され、指導者に求められる『五つの資質』全てを
有していた人物とも称えられている。
【補足】
[[ジュリアス・シーザー]]はローマ最大の英雄である。無論霊基はトップクラス。軽々に召喚できる存在ではない。
しかし彼は遊びたかった。華の帝政の礎を築いた者として、大真面目に現代観光を望んでいた。
「──だったら、召喚され易くすればいいのでは?」
答えを出してからは早かった。できうる限りの手段を以って、自身の霊基を削ぎ落し──「ビテュニアの王妃」の
醜聞をも利用して、帝政起源の称号を取り外した。
偉大すぎるのも考えもの。しかし削ぎ落せたなら問題あるまい。こうして(たぶん)召喚され易くなったシーザーは、
今か今かと召喚を待ち望むのだった。
【能力】
やりたいこととやるべきことが噛み合ってない人。遊び回りたくて召喚に応じたのに引きこもって内職して
拠点強化しているのが一番強い。個人の才能として軍略もあるので拠点から亡霊兵に指示する形で
戦闘──戦争を仕掛ければ姿を見せることさえなく聖杯戦争を勝ち抜けるだろう。
でも目的が目的なので戦争準備はほどほどにいろんなところに遊びに行く。従わせたくば令呪を使いな!
『夜鷹の舌』によるマスター懐柔もできるので、よっぽど妙な召喚者に当たらなければ遊びまわると思われる。
とはいえ「ほどほど」程度には準備するので強いことは強い。ノリが合うなら頼もしい味方。
宝具は「ローマの敵」としての亜種軍勢召喚と、ローマとは本来無関係な──だからこそ持ち込めた星槍。
【人物】
思慮深く、野心家で、先進的で、判断力に優れ、親しみやすい。人的魅力に溢れる大英雄。
……のはずが、「遊ぶ」という一点に意識が集中しているため賢さは控えめ(或いは意図的に演じている)。
我が道を往くリーダーシップと、遊び好きのノリの良さが性格の中心になっている。要は気の良い陽キャ。
そのくせ世間知らずのお嬢様が如く、現代の娯楽に触れては目を輝かせてなんでも楽しむ。
戦いなんかは極力避けようとして、口八丁で矛を収めさせる。和平のためなら体も差し出す。
必要とあれば殺し合うが、そこまで行くにはまだ早い。我々は会話という手段を持つ知性体なのだから、
血を流すより前にすることがある──と言う。
舌戦で負けないという自負があるからこその言葉ではあるが、平和を愛する心も本物。
手を取り合えるならそれが一番。みんなでドンチャン騒いで遊べる、そんなあり得ない理想を最善とする。
(これは幼少期にガイウス・マリウス他親族が血で血を洗う戦いを繰り返していたことが原因と思われる。)
「ビテュニアの王妃」という醜聞で身を固めることによってローマ属性からの脱却を果たしたわけだが、
それはつまり「ビテュニアの王妃」の醜聞を現在の霊基に刻んだということである。
「王に国を売らせる」ほどの魔性の美──それ即ち傾国の悪女。本人すら自覚できない程度ではあるものの、
確かに悪女としての性格を手に入れてしまっている。
無自覚に情欲を煽り、溺れさせ、すべてを差しださせる布石とする──。
「ローマ全ての女の夫、男の妻」などと揶揄された伝承補正もあり、場合によっては悪の華が開花する──
……かも、しれない。
一人称は「妾」。意志の強そうな女性らしい口調。「せっかく女体化したなら楽しむか」というスタンスから成る
令嬢ごっこの単なる演技。
ただし悪性が開花した時は、その口調は真実のものとなる。
素だとやや尊大/やや理知的な男性口調。一人称は「私」。
「妾のことはジュリちゃんとでも呼んでちょうだい。キャスター、じゃあ華がないでしょ?」
「キャスターに時間を与えたのが運の尽きだ。ここからは、私の独壇場とさせてもらうぞ」
「欲望の坩堝、煌々たる現代都市。欲するが故に発展したその悪徳を、『この妾』は肯定しましょう」
【聖杯への願い】
自分が敷いた栄華の確認。世に溢れる娯楽の体験。
華の帝政は世界に広がり、どう進化していったのかをこの目で確かめる。
つまるところ、本当にただ遊びに来ただけ。
【備考】
意図的かつ不本意にTSしたローマ最大の英雄。ローマ属性は置いて来た。
それはそれとして楽しむし、性的なこともバッチコイなのでマスターは魔性が開花しないように気をつけよう。
なおこのTSシーザーは少なくとも公式のDEBUとは無関係の存在として考えています。
代理AAは「ハゲ→デコ」「豪放磊落な表情」「土木作業→農業」「傾国の魔性、王妃→悪役令嬢」辺りの要素から。
参考サイト:
http://www.carbuncle.jp/inri/longinus.html
http://rome.hideki-osaka.com/caesar2.html
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