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特異点:狂騒氷柩万博 ネヴァ

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 《特異点名》:狂騒氷柩万博 ネヴァ
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 《舞台背景》:
 【事件】特になし
 【時代】18世紀(1739年)
 【地域】サンクトペテルブルク(ロシア)
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 《黒幕》:アンナ・イヴァノヴナ
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 《規模》:中編(長編)
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 《特異性》 ※その特異点が通常の歴史とどのように関わっているかをここに記載する。
 冬のサンクトペテルブルク。
 ネヴァ川の畔では、世界中から芸術家や発明家の類が集められて、当代の女帝アンナの名の下に、
 盛大な博覧会が開かれていた。
 一見、何ら問題のない歴史の一風景に見えるが、
 史実上、この時代のサンクトペテルブルクで博覧会は行われていない。
 そもそも、万国博覧会が始まったのは十九世紀のことである。

 レイシフトしてこの特異点にやってきた参加者たちは、
 万博に参加していた芸術家の中には、違う時代に存在しているはずの人物が混在しており――――
 そして彼らが恐らくサーヴァントであるということに気づくことになる。


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 《黒幕の目的》 ※黒幕である人物の目的。
            何故その人物は、人理に干渉してまで世界に影響をもたらそうとしているのか。

 彼女は、芸術というものを愛しており、聖杯の力を使って、史実上の芸術家をこの地に集結させた。
 目的と言えるものは特になく、彼女は単に、自分を楽しませる芸術家が見てみたかっただけである。

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 《ストーリー開始時点での秘匿情報》※ストーリー開始時点で、読者に対しても秘密にしている事実。
                        必須ではないが、これがあることで物語に複雑さを持たせられる。

 ・時代を渡って呼び出された英霊のうち、芸術家に属する人物は、実は英霊ではなく、
 別の時代に生きていた芸術家本人を、聖杯の力でレイシフトさせて連れてきたものである。
 そのため、宝具やスキルの類も持たなければ、
 特異点や聖杯、サーヴァントに関する知識も十分ではない。
 (その性質上、サーヴァント化しない方がかえって強くなりかねない神代の芸術家は参加させられない)

 例えば、正規サーヴァントと出会った際は必ずステータスを表示するが、
 芸術家と出会ったときに限っては表示しない、という形を取ることによって、
 芸術家がサーヴァントでないことを暗に示すことができる。

 ・アンナ皇帝は、芸術を愛しているように見せかけて、
 その実自分と建築家以外の殆どの芸術家を「道化」と嘲笑っている。
 彼女の真の目的は、自分が作り出す氷の宮殿に、道化に過ぎない芸術家たちを閉じ込め、
 生きたまま氷漬けのオブジェにして飾り付けることであり、
 常人の感性では、それはとても『美しい芸術』とは呼べないが、歪んだ美意識の持ち主である彼女にとっては、
 それはこの上なく美しいものなのだ。
 また、この氷結は、芸術家達が時を渡ってくる前に暮らしていた時代から、彼らを隔離するという意味も持つ。
 芸術家を排することは芸術をこの世から排すること。
 自らが生み出す芸術こそが至高と考えていた彼女は、

 ・万博の最終日に、参加した芸術家は閉会式と称して川の畔の特設会場に集められる。
 彼女はその場所で宝具を起動し、芸術家達を氷の中に封じ込め、その上から聖杯による加工を施して、
 宮殿を永久不滅のものとしようと画策している。

 聖杯による加工が成功した場合、氷漬けにされた芸術家たちは1739年冬のサンクトペテルブルクから
 それ以外の時代に渡ることができなくなる。
 そのため、各時代から囚われた芸術家が消滅し、文化史に影響を及ぼすことによって、
 人理は少なからず損壊を受けることになるだろう。

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 《推奨サーヴァント》:※登場する勢力それぞれに、どのようなサーヴァントが相応しいか、
               ここに記載する。

 ①芸術家
 全ての芸術家が、現地人でなければならないわけではない。
 むしろ、『他の時代の芸術家が、全てサーヴァントである』という誤解を読者に持たせるために、
 主人公が最初に出会う芸術家(この特異点の案内役)を、
 唯一の芸術家サーヴァントにするという手法も考えられる。


 ②探偵・メディア・読心・その他情報収集特化型
 女帝アンナの真の目的を特定するために、情報戦に優れたサーヴァントを置くと、
 物語を平易に薦めやすい。
 ①で示した芸術家ではなく、②の情報収集型サーヴァントを特異点での案内役に置くことで、
 博覧会場を回りながら真実を突き止めるという形で、物語を容易に前に進めていくことができるだろう。

 このさい、読心能力の持ち主を登場させる場合は、
 それがアンナ女帝に読心能力を使用できない理由を考える必要がある。
 (謁見を拒まれている、聖杯の影響で届かない、など)
 この理由を排除することを、物語の目的に設定することができるだろう。


 ③女帝アンナと趣味の合うサーヴァント
 残虐で醜悪な嗜虐趣味の持ち主であれば、女帝アンナの協力者として、
 彼女が目指す凄惨なアイスショーに手助けし、主人公たちに立ち塞がる動きが考えられる。
 特に、侵入者に対して警戒を加えるタイプのサーヴァントがいれば、②のサーヴァントが
 アンナについて調べられない適切な理由になるだろう。


 ④避けた方が良いと思われるもの
 この特異点は、広大な世界を舞台にしたものではなく、万博会場という狭い会場を舞台としたものである。
 そのため、大規模破壊を伴う宝具の担い手などを登場させても、
 適切な活躍の舞台が確保されるかは怪しい。

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 《主要な現地人》: ※現地人キャラクターは、
              もしwiki上にサーヴァントとしてデータがあるならそれに合わせても良いし、
              もしなければ、自分で適切な性格に自由に設定すると良い。

 ・レイシフトによって連れてこられた芸術家
  歴史的に重要であり、かつ、生前時点では戦闘力を持っていなかったと思われる芸術家であることが望ましい。
  (レオナルド・ダ・ヴィンチなどは避けるべきと思われる)
  サーヴァントとしてのデータが存在するか否かは重要ではない。

  彼らが何故、本来自分がいた場所とは違う地域・時代にいるにも関わらず、
  違和感を覚えずに祭典を盛り上げる参加者の一人となっているのかについては、
  ①魔術によって暗示をかけられ、真実を誤認している
  ②芸術活動にしか興味がないため、この状況もすんなりと受け入れられた
  などの理由が考えられる。

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 《ストーリーの一例》
 ※これはあくまでストーリーの一例であり、従う必要は無い。
  また、記載している以外にも分岐は存在しうる。

 ①レイシフトし、特異点にやってきた主人公たちは、
 冬のサンクトペテルブルクが夏のリオのような盛況を見せていることに気づく。
 喧騒に導かれて川沿いへとやってきた主人公達が目にしたのは、建ち並ぶテントの数々、
 奏でられる美しい音楽、そして異彩を放ちながらそれぞれのブースを盛り上げる、
 才気煥発の芸術家たちの姿だった。

 ②いくつかのブースを回りながら、全国各地の催し物を見物した主人公達は、
  そのブースを取り仕切る芸術家たちの中に、
  明らかにこの時代出身ではない人物が混じっていることに気づく。
  主人公達は、特異点の真相を握っているのが彼ら時の旅人であると確信し、彼らに接触を試みる。

 ③未来、あるいは過去からやってきた芸術家と接触する主人公組。
  なんでも彼らは、いつの間にかこの街にやってきていて、
  そしていつの間にか万博を盛り上げる役割を担っていたそうだ。
  不自然すぎる現象に疑念を抱いた主人公たちは、
  この祭典の主催者であるロマノフ皇帝、女帝アンナへと接触を試みる。

  必要があれば、この場面中に、何らかのサーヴァントと接点を作っておいてもよい。
  (終盤での戦力不足に対応するため)

 ④女帝アンナが住まう冬の宮殿の前へとやってきた主人公たちは、その奇妙な出で立ちから、
  アンナに謁見することを許される。
  主人公達は彼女に特異点に関する言及を行い、彼女にその真意を問う。
  アンナは、《黒幕の目的》の欄にあるとおりの、建前の目的を主人公達に話す。
  このとき、主人公組のうち誰か一人が、彼女の真意に疑念を抱くと良い。
  その後は、忙しいなどと適当な理由をつけられて、すぐに宮殿から追い出されてしまう。

 ⑤宮殿を出た主人公組の前に、未知のサーヴァント(以下、α)が現れる。
 αも主人公達と同じく、女帝アンナの目的に疑念を抱いていたらしく、
 協力関係を結んで、彼女の真の目的を暴くことを提案する。

 ⑥αの話に乗る主人公たちは、冬の宮殿への潜入工作を結構する。
  主人公達が陽動を行い、αが侵入を試みる形でだ。
  しかし、アンナに臣従する二人のサーヴァント(以下、β、γ)によって、
  二手に別れた接触はいずれも阻まれてしまい、しかもアンナからの怒りを買ってしまう。
  逃げだした主人公は、数多く並ぶブースのうち、一つに飛び込んで逃げる。
  そのブースの主(サーヴァント。以下、δ)は、主人公達を快く匿ってくれる。

 ⑦異常なほどの厳戒態勢に、女帝アンナへの疑いを強くしていく主人公達。
  しかし主人公たちを探す兵士は万博会場の方々に配置されていて、
  ブースから抜け出すことができずにいた。
  δはいつまで居てもいいと主人公達を慰めるが、主人公たちは日に日に焦りを強めていく。
  やがてしびれを切らした主人公たちは、ブースを飛び出して再びの調査に乗り出そうと試みるが、
  ちょうど同じ時に、βかγかのどちらか、或いはその両方が主人公たちの前に現れる。
  気がつけば、αの姿はどこかに消えていた。
  主人公たちがβ(γ)との戦いに勝つことができたならばAへ、敗北したならば⑧へ進む。

 ⑧奮闘虚しくβ(γ)に敗れた主人公陣営は、地下牢に閉じ込められることになる。
  そして彼らは、地下牢にあざ笑いにやってきた女帝アンナから、彼女の恐ろしき計画の真実を知る。
  アンナはその醜悪な計画に、反逆者である主人公達をも取り込もうという算段らしい。
  主人公たちは脱出を試みるが、不思議な力(サーヴァントの力でもいいし、聖杯の力でもいい)に阻まれて、
  地下牢を抜け出すことはできなかった。

 ⑨主人公達の奮闘虚しく、閉会式は執り行われ、氷の宮殿が起動される。
 芸術家たちは、閉会式場ごと丸ごと氷に飲み込まれ、そこにアンナが聖杯によって最後の仕上げを行おうとする。
 しかし、その前に、地下牢に封じられていたはずの主人公達が立ち塞がる。
 いつの間にか姿を消していたαは、主人公達を裏切ったのではなく、
 いち早く敵の接近を感知し、一人で逃げ出していて、それから主人公達を逃がす瞬間を見計らっていたのだ。
 堅牢な牢屋を破壊できた理由は、α自身の攻撃を根拠にしてもよいし、
 『鉄格子が混じるのは美意識的に許容できないはずだから、必ず凍り付く瞬間に自壊するようにできていて、
  その瞬間を見計らって素早く助けた』などというような特殊な要因を用意しても良い。

 ⑩氷の宮殿に聖杯の魔力が注がれていく。
 その儀式が全て終了してしまったならば、芸術家たちの肉体は全てこの時代に固定されてしまうだろう。
 時間の猶予がないままに、主人公達はアンナ陣営に挑む。
 主人公達は、儀式が完了する前に、βやγを押しのけて、首魁であるアンナを倒さなければならない。
 このさい、③でサーヴァントと出会っていれば、それを味方に付ける動きも可能となる。

 A
 β(γ)を倒した主人公たちは、β(γ)の口からアンナの計画の全貌を知る。
 おぞましい計画の全貌を知り、それを止める必要を確信した主人公達は、
 芸術家たちによる暴動を喚起すると共に、アンナが住まう冬の宮殿へと進軍を始める
 計画を台無しにされたアンナが、冬の宮殿と宝具を融合させることによって巨大な氷の要塞を構築し、
 主人公たちの最後の敵として立ち塞がる。
 このさい、③でサーヴァントと出会っていれば、それを味方に付ける動きも可能となる。

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使用歴

【FGO】幕間の物語【鯖鱒wiki】
(2607~3320)
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