【解説】
真名は“秘説の領域”、
炎の色は薄紅色。
『潜める追っ手』
ノトブルガと契約している“
紅世の王”。低い男性の声で話す。
フレイムヘイズ殺しの性質を持つ自身の力を、意思を表出させる
神器“レオナルドゥスの解放”に与えていた。
御崎市のギリギリ外側で始まった
坂井悠二とノトブルガとの戦いで、ノトブルガが戦闘不能になり悠二にとどめを刺すよう暗に促した直後に、悠二に語りかけてノトブルガがまだ生きて
封絶を維持できている状態にもかかわらず、自身が持つフレイムヘイズ殺しの力でノトブルガを内側からこじ開けて強制的な
顕現を果たそうとした。
それは、
ノトブルガの行為を感情の波の無い言葉で言い当てるのとは裏腹に、契約者を思いやる性格からの行動であったが、悠二の必死の説得によって思い留まった。
【補足】
コミックス第二巻の付属品、
グリモア内小説“
討滅の獄”にて登場。 鎌池和馬氏(代表著作:電撃文庫『とある魔術の禁書目録』)による二次創作。
高橋弥七郎氏による執筆ではないため、本編との関係性には疑問が提されていた。
【由来・元ネタ】
名前の元ネタはキリスト教・ユダヤ教で天界と地上における全ての秘密を知っているとされる天使、ラジエル(Raziel)の別名ラツィエル(Ratziel)だと思われる。
最終更新:2024年03月30日 00:33