【種別】
1.二次創作
2.宝具

【初出】
二次小説『討滅の獄』(非公式)

【解説】
1.
コミックII巻限定版付属冊子“GRIMOIRE”内の短編小説。鎌池和馬氏(代表著作:電撃文庫『とある魔術の禁書目録』)が執筆した。
本編の進行により、公式には含まれないことが確定的になった。

2.
人間側が望めば、どの“紅世の王”とでも契約を結ぶことができる宝具。対象となる“王”が、この世と“紅世”のどちらにいようと関係ない。
中世の『大戦』の後、フレイムヘイズの数が減少していた時期に“探耽求究“ダンタリオン教授が作成した。我学の結晶かどうかは不明。形状も不明。
契約を結ばされた“王”は、自分の意思で契約を解除することができず、契約相手のフレイムヘイズが倒されても解放されることはなく、“紅世”へ帰ることもできないまま消滅する。
強制的にフレイムヘイズを量産することができ、また厄介な“紅世の王”を封じるだけでも存在価値がある。
ただし、『討滅の獄』で生まれたフレイムヘイズには使命感の薄い者が多く、問題が多発した。
その後、『潜める追っ手』ノトブルガによって破壊された。

【由来・元ネタ】
その名の通り、「討ち滅ぼすための獄」という意味である。

【補足】
☆当然としてアニメシリーズには未登場。
高橋弥七郎氏による執筆ではないため、本編との関係性には疑問が提されていた。
☆しかし、XV巻にて教授が引き起こした『強制契約実験』なる事件が明かされた為、本編へと逆輸入されたのかもしれないと推測された。
☆教授と『鬼功の繰り手サーレの因縁自体は、『討滅の獄』発表前からあった。876がまだ本編で明かされていない設定を鎌池和馬氏に譲渡し、その設定を元に二次創作を作ったのでは?とりあえず、『討滅の獄』による強制契約事件が本編の過去にあったと仮定しても、シャナ達が関わったノトブルガのフレイムヘイズ抉じ開け多発事件が正式な設定か否かは全く別の話だ。
☆本編との整合性(カムシンが一度御崎市に戻ってきたこと、ノドブルガがその後どうなったことや、神器についての設定など)が合わなくなるため、公式扱いにするにはやはり以前から疑問ではあった。
☆XVII巻の内容により、公式に含まれないことはほぼ確定となった。ラツィエルシュルス・レルリスペネムエも二次小説だけのキャラクターだった。
☆こんな宝具があったら、アラストールは[仮装舞踏会]の組織力に泣く事になっただろうな。
☆束縛するという点では“螺旋の風琴リャナンシーが捕らわれていた『小夜啼鳥』と一緒だったな。
☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手アシズや『九垓天秤フワワニヌルタソカルジャリウルリクムミチェルノボーグモレクや『両翼』や[宝石の一味]のコヨーテフックスがこの宝具に絡んでいたら面白そうだったのにな。

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最終更新:2024年03月30日 00:39