ヴァナルガンド


2013/10/30のアップデートで追加されたクワガタ型の巨大エネミー。出現はハウンドクラスΩ10から。
2体1組で出現し、2体それぞれが地上モードと空中モードを使い分け、フィールド狭しと暴れ回る難敵。
ミッションクリアには両方とも倒す必要があるが、片方だけしか倒せなくても殲滅数にはカウントされる。


怒り状態はそれぞれで独立。エクスマキナSVVのように片方殲滅で残りが常時怒り状態になったりはせず、かわりに飛行能力を失い攻撃チャンスが増える。
こちらは1体ずつ集中攻撃で倒してしまうのがいいだろう。
インセクターの出現は2体の耐久値の合計で判定される。

攻撃手段

攻撃の多くは第1、2変体は炎属性・燃焼効果だが、第3変体は氷属性・凍結効果に変わる。

毒弾
着弾で毒エリアを生成する弾をばらまく。毒エリア上にいると凄まじい勢いでシールドが削られる。
Σ第3変体ではシールドレベル98の重火力Ver.3.0のシールドゲージが3秒程しか持たない。
突進(前)
予備動作が小さく、若干誘導する突進攻撃。燃焼(凍結)・フラッシュ効果あり。
突進(後)
後方へのヒップアタック。巻貝破壊後のブレマニウスと同様だが、こちらは事前動作が無い。
突進(周回)
属性エフェクトを纏いエリア外周を走り回る。
アサルトダイブ
上空に飛び上がった後属性エフェクトを纏い、斜め下への急降下。燃焼(凍結)効果あり。
正面への攻撃判定が見た目より広く、気持ち早めの回避アクションが必要。1体になると使用しなくなる。
突風
飛び上がる時の羽ばたきに付随 範囲内にいると徐々にシールドが削られていく。1体になると使用しなくなる。
ジャンプ強襲
地中に潜った後にマーカー表示された地点から飛び上がり、ホバリング後に着地。1体になるとホバリングなしで落下。
爆撃
直線状に爆弾を数個投擲し、設置場所に表示されるマーカーにスティールスーツが接近するか一定時間で爆発する。
燃焼(凍結)効果あり、ダウン性能が高い。設置場所を攻撃すると排除できる。
レーザービーム
溜め動作ののち、ビームを照射する。飛行時と地上時で攻撃範囲が異なる。
  • 飛行:正面下から上方向へ振り上げる。ISPF-001のビームライフル照射に近い感じ。
  • 地上:ヴァナルガンド視点で左から右へと高速に振り回す。
    攻撃範囲は変体レベル依存で、真後ろを0°として、第1変体は90°~270°、第2変体は60°~300°、
    第3変体は30°~330°?、
    第3変体(SEED)は60°~300°の方向へ照射する。

部位データ

赤字は武器生産条件
部位を破壊するとアドミラルが発狂し、攻撃パターンが変化する。
上位キーパーツは、上位変体から入手可能。第三変体以上?(要検証)
部位 破壊効果 キーパーツ 備考
攻撃力低下 刃顎大刃顎氷刃顎 左右2箇所
硬翅 弱点露出 硬翅大硬翅/鋼硬翅 左右2箇所
軟翅 墜落・ダウン 軟翅/大軟翅/鋼軟翅 左右2箇所ずつ計4箇所
片側全て破壊で破壊効果発生
墜落後に全て再生する
不明 大角/氷角 左右2箇所
弱点露出 額殻/大額殻/鋼額殻
移動速度低下 鎧足大鎧足/鋼鎧足 左右2箇所
※氷属性のキーパーツは第3変体のみ

変体データ

第1変体

青色と黒色の個体。登場クラスはΩ10~χ1。
確認ステージは砂漠、遺跡、市街地、火山島。
炎属性の攻撃を仕掛けてくる。

第2変体

紫色と金色の個体。登場クラスはχクラスのクライマックスとΔクラス全般。
第1変体同様に炎属性の攻撃をしてくる。

第3変体

白色と薄桃色の個体。ΔクラスのCLIMAXおよびΣクラスで登場。
ステージはS.I.V.A拠点施設、北欧城塞のいずれか。
この変体のみ氷属性の攻撃となり耐性も変わる(後述)。

属性相性

属性 射撃 N射撃 爆発 N爆発 斬撃 N斬撃 打撃 エネ Nエネ ヒート 電撃 ドレイン 殺虫
有効度 × × × × ×
効果 貫通 燃焼 帯電 凍結 スタン フラッシュ フェロモン
有効度 ×
有効度のマークは ◎>○>△>× ◎が最も有効で、右にいくほど効き目が薄い。
 第1、2変体は燃焼△・凍結○、第3変体は燃焼○・凍結△

攻略

エクスマキナSVVと異なり、片方の個体に集中攻撃して数を減らすのが攻略の鉄板。
貫通効果が推奨ではあるが、貫通効果が無くとも高い強化レベルなら、射撃やネクリア射撃でも殲滅には問題ない。

ヴァナルガンド戦で意識したいのは「1体に気を取られすぎない」こと。
同じ2体同時出現するエクスマキナSVVが地上・壁面と明確に役割を分けているのに対し、
ヴァナルガンドは空中・地上の行動パターンを互いに使い分け、フィールドを縦横無尽に移動する。
さらには範囲の広いビームや突撃など広範囲をカバーする攻撃が多いので、目を離した隙に不意打ちを食らいやすい。
集中攻撃中も暇があればレーダーを見てもう一体の位置を確認しておこう。
武器の射程が長ければ、可能な限り2体を一緒に視界の中に入れて戦うことで不意打ちの危険を大幅に減らせる。

特に注意が必要なのが地上版レーザービーム。
威力が非常に高くフィールドの広範囲を薙ぎ払うため、この攻撃が回避できるかが殲滅の鍵を握ると言っていい。
第1~2変体はヴァナルガンドの真後ろが安置。第3変体は距離が近いと真後ろでも当たるが、
ヴァナルガンド視点で6~8時の方向がスタートなので、4~5時に位置取り、照射が始まってから7~8時の方向へ移動すると被弾せずに済む。
しかし常に動き回る相手ゆえ安置が使えるかは確実ではないため、正面から回避できるようになるに越したことは無い。
回避のコツはギリギリを狙うのではなく、気持ち早めに回避アクションを使うこと。
ビームの旋回速度はかなり速いので、多少タイミングが早くても無敵時間中に通り過ぎていく。
自信が無ければ回避強化カートリッジを装備しておくといい。
なお照射時にはSBR-Gのような照射音がするので、視界外で照射された場合、音が聞こえたら連続回避アクションでせめてもの抵抗を。
時折、空中版レーザービームとの複合十字砲火も来る為、要注意。

2体のうち片方(第2変体だと紫、第3変体では白色)は開幕で飛行し、以後も多用する。
飛行中は距離が離れるため武器の威力が減衰するだけでなく、貫通効果のヒット数が減少するため倒しにくくなる。
地上にいる事が多いもう片方を優先して狙っていくといい。
ボス部屋が開いたらすぐそいつの右側面若干後ろ寄り(左側だとレーザーが避けづらい)に陣取り、
なるべく大きく動き回りながらひたすらそいつの尻を集中攻撃しよう。
怒り状態になれば地上の個体も飛行を多用するので、硬翅が壊れる前にフラッシュで気絶させると、
怒り移行の咆哮中も攻撃チャンスにして一気に耐久度を減らせる。
1体倒してしまえばもう片方は飛行しなくなるため、2体目も同じように始末すればいい。
中距離の非貫通の射撃武器を持つなら、飛行中にレーザービームや突風を使用してきた時に軟翅の破壊を狙うのもよい。
首尾よく片側2枚を破壊できれば落下して長時間無抵抗にできるが、耐久力が割と高いので、ネクリアガトリングガンがオススメ。
時折、ハウンド一人をしつこくダイブ連発で追い回す行動パターンに入ることがある。
大体3~4回のダイブで止まるが、そうなると攻撃対象のハウンドが反撃することは難しい。
攻撃の手を緩めて回避に徹する・距離を取るとこのパターンから外れる傾向があるので、
ダイブを連発されたら無理に反撃せず、一旦様子を見たほうが得策か。

補助武器はフラッシュグレネードによる足止め、凍結グレネードによるダメージ上昇が候補。
ただしフラッシュは地上にいる間しか効かず、フラッシュ値の蓄積もしないのに注意。
また、破壊した部位の数が増えるにつれて、ダメージの倍率が上昇する模様?(要検証)
なお、部位破壊は爆発効果よりも貫通効果の武器の方がやりやすい。

第3変体は凍結耐性が高く、代わりに燃焼耐性が低いので燃焼ダメージは狙えるが、
これだけで倒せるような相手でもない。
フラッシュで気絶させて貫通の射撃武器で一気に倒すのがベストか。

全変体共通して、飛行中に片側2枚の軟翅を破壊すると落下してダウンするので、出現直後に飛ぶ個体の軟翅を
アサルトライフルなどの中距離に対応できる射撃武器を使い破壊すれば死角からの攻撃のリスクが大きく減る。
ただし飛行中の個体の行動パターンにも寄る部分が大きいので、連続して爆撃を行うようであれば
大人しく地上にいる方に攻撃を集中させた方が速い。狙うなら空中でレーザーや突風攻撃をしている時に。
ちなみに回線やラグの影響で、ホスト以外の画面では落下時にOZ発動中のように動きが完全に止まってしまうことがある。


キーパーツを狙うときは、「顎」と「角」を間違えないように注意。
ややこしいが正面に伸びているのが「顎」、頭の上に生えているのが「角」である

突撃

射撃属性で貫通効果を持つSAC-Pが有効候補。距離減衰が激しいため地上にいる間に接射しよう。
同じく射撃&貫通のレールガン、特にLUV9-Xは、帯電中の挙動次第ではSAC-Pを上回る活躍を見せる。
ビームカッターは熟練度50程度で上記2種に並ぶ武器に成長する。種類は問わないが、最適なのはKMYC-X
射撃属性も通じるので、地上にいる際はサブマシンガン・ショットガンで対抗出来る。
その他の武器(アサルトライフル除く)は属性相性が悪く殲滅はかなり難しい。


重火力

足回りの劣悪さがネックになる。ダイブやレーザーをよけにくいのが辛い。
装甲は厚いとはいえ各種状態異常は防げず、レーザーの直撃には耐えられるが残ったHPもスリップダメージですぐなくなるのがオチ。
有効な武器はそれなりにあるが、適性は突撃・高機動には劣るか。

最有力はNAGATOだが、同じく貫通効果を持つAKID-XPも有効。(地上にいる際は強化レベルが高ければMUTSUAKID-SSも可、余裕があれば弱点付近に射撃系の設置ガンも設置しよう)
爆発属性の武器はダメージはあまり期待できないが、頭に撃ちこめばダウンさせ攻撃機会を生み出すことができる。
MDKS-FLロケットランチャーはダウンのほか、フラッシュグレネードとの併用で素早く気絶させられる。
迫撃砲なら頻繁にダウンさせられるほか、高い火力により多少はゴリ押しが可能。
ミサイルランチャーは破壊済の部位もロックしてしまう上、ヴァナルガンドの激しい動きにホーミングが付いていけないので非推奨。
ネクリアビームライフルは使用厳禁。低熟練度のハンドバルカン未満のダメージしか入らない。

高機動

貫通効果持ちのR.TMS-XPが高機動の最有効候補。貫通性能に調整は入ったが十分通用する性能。
スナイパーライフルも有効だが、所持弾数が少ないので補給は必須。
突撃同様に地上限定ならマシンピストル・軽ショットガンも有効だが、シールドの低さゆえリスクは非常に高い。

特技

カービンライフル,回復ポッド,補給ポッド,P系のTKUC-AWを含むハンドガン(TKUC-EXを除く)
の熟練度や強化レベルが高くない場合は他スーツに乗り換えたほうがいいだろう。
基本的にVer2.0でポッドを自身に展開し、カービンライフルorハンドガンで弱点や軟翅を叩きながら、
貫通射撃系の武器を持つ味方の支援に回ることになる。
P系のTKUC-AWの場合は近距離~密着の間合いで弱点に連打すれば他スーツに劣らない大ダメージを狙うことができるが、
有効射程が短いので、できれば後方から弱点を直接叩こう。


格闘

打撃・斬撃共に有効ではない。ヴァキシマサムライブリンガー共に通用しないのでこいつと戦う前は必ず他のスーツに着替えること。

ヴァキシマ

斬撃耐性が高いので使用厳禁。

履歴

2013/10/30 追加
2013/11/06 行動パターンの調整
2013/12/11 耐久値低下、行動パターンの調整(第1~2変体)

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最終更新:2020年03月28日 09:47