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インクレディブル・ハルク(実写映画) - (2022/08/28 (日) 23:51:30) の編集履歴(バックアップ)


インクレディブル・ハルク(実写映画)

(映画、マーベル)

公開:(米)2008年6月13日 / (日)2008年8月1日
監督:ルイ・レテリエ

概要

『インクレディブル・ハルク』(原題:"The Incredible Hulk")は2008年のアメリカ映画。マーベルコミックのスーパーヒーロー、ハルクが主人公。マーベル・シネマティック・ユニバースに属する。
2003年に公開されたアン・リー監督、エリック・バナ主演の『ハルク』とはつながりはなく、最初からストーリーを設定しなおす「リブート」された作品。

ストーリー

超人兵士計画を再現するため、自らの肉体で人体実験を行ったブルース・バナー博士。しかし実験は失敗し、超人的な怪力を持つ緑色の怪物「ハルク」に変身してしまう。
サンダーボルト・ロス将軍は、歴戦の兵士エミル・ブロンスキーを含む精鋭部隊を送り、ブルース・バナー博士を倒そうとするが、返り討ちとなり部隊は壊滅。
エミル・ブロンスキーはブルース・バナーの血液を自らに注入し、同じ能力を持つ怪物「アボミネーション」へと変身する。

登場人物

登場人物

ブルース・バナー / ハルク エドワード・ノートン 天才科学者。実験に失敗し、緑色の怪物ハルクに変身する。
ベティ・ロス リヴ・タイラー ブルースの元恋人。
エミル・ブロンスキー / アボミネーション ティム・ロス 歴戦の傭兵。輸血によりハルクと同等の力を持つアボミネーションへと変身する。
サンダーボルト・ロス将軍 ウィリアム・ハート ベティの父で頑固な軍人。

原作コミックでの各キャラクターの詳細はそれぞれハルクベティ・ロスアボミネーションサンダーボルト・ロスを参照。

結末とその後への影響

ハルクは逃亡し、怒りのコントロールを修行しながら隠遁生活を選ぶ
アボミネーションは厳重な刑務所に投獄される
ハルクの血液が混入した飲料をサミュエル・スターンズという男が飲んで頭が巨大化する。原作ではリーダーというヴィランになるが、現状この伏線は回収されていない。

その他

本作はマーベル・シネマティック・ユニバースに属し、他作品と連動しながら2012年の『アベンジャーズ』へとつながっていくが、ブルース・バナー役のエドワード・ノートンは本作で降板。『アベンジャーズ』ではマーク・ラファロが演じている。

劇中でエミル・ブロンスキーが使用する血清のラベルには"STARK INDUSTRIES""WEAPONS PLUS""DR.REINSTEIN"の表記がある。

マーベル・シネマティック・ユニバースの中で唯一ユニバーサル・スタジオから配給されている。当時はハルクの映画配給権をユニバーサルが持っており、そのためハルクに関わるキャラクターを主体とする映画をマーベル・スタジオで作ることができなかった。