アボミネーション(Abomination)
概要
ハルクの敵として登場。海兵隊員エミル・ブロンスキーがスーパー・ソルジャー血清で肉体を強化した上に
ハルクの血液を投与され、
ハルク同様怪力と怪物のような姿になってしまう。
能力
怪物のような姿に変身し、超人的な身体能力を得る。
また歴戦の兵士としての戦闘の技術や格闘能力を持つ。
経歴
ロシア生まれの英国育ち、イギリス海兵隊員。
サンダーボルト・ロス将軍に呼ばれて派遣され
ブルース・バナー(ハルク)の捕獲作戦に参加する。ブラジルに隠れていたバナーを襲撃するが、最初はバナーの能力について詳しく聞かされておらず、
ハルク化したバナーに撃退されてしまう。
ハルクに勝つため
キャプテン・アメリカに使用したものと同様の超人血清を首の左右と骨髄に注入(
ドクター・アースキンの名義がある血清だが、バナーによる複製品の可能性もある)。超人的な身体能力を取得し、大学で再び捕獲作戦に参加するが、
ハルクの蹴りを正面から受け瀕死の重症を負う。
血清による驚異的な回復力で全快すると、ロスの手引きでさらに血清を投与。脊椎などに変異の兆候が現れる。
意地になったブロンスキーはバナーの血液サンプルを持っていた
サミュエル・スターンズ博士を脅して血液を投与させるが、先の注射との複合作用により怪物のような姿
アボミネーションとなってしまう。
ハルクと決着をつけるためニューヨークのハーレムで大暴れするが、
ハルクに敗北。逆に
サンダーボルト・ロス将軍率いる部隊に捕縛される。
3分間のショートドラマである本作では、ハーレムでの一件のあと
S.H.E.L.D.の理事会が
フィル・コールソンにブロンスキーを「チーム」に編成するように指示を出したことが明らかになる。
しかしこれはコールソンとシットウェルの機転によって防がれた。
この時点でブロンスキーは
サンダーボルト・ロスの保護下にあると言及される。
最終更新:2022年08月31日 02:45