シャーナ(Shanna) / シャーナ・オハラ・プランダー(Shanna O'Hara Plunder)
初出: Shanna, The She-Devil #1 (1972年12月)
属性: 人間(あるいは遺伝子操作を受けた人間)、女性、アメリカ国籍、
サヴェッジランド在住
概要
サヴェッジランドの密林の王、
ケイザーの妻。シャーナ・ザ・シーデビル(Shanna the She-Devil)の二つ名を持つ。
ぶっちゃけて言うと、何人かいる「
女ターザン」の一人。
シャーナは赤毛で描かれたこともあったが、ブロンドである。
父親はアフリカのザイールでダイアモンド掘りをしており、家族で一緒に連れられていかれ、アフリカで動物と一緒に遊んで育った。しかしある日、父親が動物を銃で撃とうとして、誤って母親を撃ち殺してしまったため、銃を憎むようになった。
父親の元から離れ、親戚などのいるアメリカへ行き、大学を出て動物園で働いていたが、可愛がっていた豹が殺されてしまう。この豹の2頭の子どもを自然に返すためアフリカに渡る。そしてアメリカに戻らず、アフリカのジャングルで暮らすことを決心、敬意を表すため殺された豹の毛皮をまとい、2頭の豹を連れていた。
後に、生け贄として、南極の
ケイザーのところに連れて行かれるが、次第に愛し合うようになり、マシューという男の子もできた。
別リアリティー
フランク・チョーが描いたバージョン。遺伝子操作を受けており、金髪に毛皮のビキニ姿。「コミックスでシャーナを知った」として、そこからシャーナを名乗ったとされている。
コミックスの経緯
1970年代にロマンス系のコミックスが衰退していく中、
スタン・リーが、女性主人公の3作品をタイトルのみ決めて、制作するように言ったが、その一つ(他は、「キャット(後に、
ティグラと
ヘルキャットへつながる)」、「ナイトナース(女性看護師三人の社会派/犯罪もの、のちに
ナイトナースにつながる」)。
全5冊のミニシリーズだった。
トリビア
最終更新:2023年01月04日 09:15