エリック・セルヴィグ博士


本名:Erik Selvig
初登場:『マイティ・ソー』(2011年)
演:ステラン・スカルスガルド

概要

カルバー大学の天文物理学者。教え子はジェーン・フォスターなど。またジェーンの父は同僚だった。
ソーと出会ったことから奇妙な運命に巻き込まれていく。

経歴

マイティ・ソー』(2011年)

教え子のジェーン・フォスター、助手のダーシー・ルイスと3人でニューメキシコに赴き、大気の乱れを観測しているところにソーが落下。車で轢いてしまう。
このときは自らの理論を証明しようと躍起になるジェーンに対し抑え役の存在だった。
SHIELDが現れてジェーンたちの研究設備とデータを押収した後「知り合いの科学者にガンマ線研究の第一人者がいたが、彼のところにSHIELDが現れてから行方不明だ」というが、これは同じカルバー大学ブルース・バナーのこと。
また『ムジョルニア』『ソー』『ビフロスト』といった言葉から北欧神話との関連に気づいたのもエリックである。

ソーがSHIELDに監禁されると「彼はドナルド・ブレイクという科学者で研究の仲間」と偽って引き取る。その帰りに2人してバーに行きソーに人生のアドバイスを与えると、酒を飲み交わして意気投合した。

アベンジャーズ』(2012年)

SHIELDに協力し、四次元キューブの研究に従事していた。しかしその膨大なエネルギーを抑えることができず時空の扉が開かれ、ロキが出現する。
ホークアイと共にロキの杖の力で洗脳され、四次元キューブ強奪に協力してしまう。
さらにはロキに命じられるままに四次元キューブの研究を続け、さらに巨大な時空の扉を開くための装置を開発。
スタークタワーの膨大な電力を使って装置を完成させ、ニューヨーク上空に巨大な時空の扉を開き、チタウリを招き入れてしまった。
しかしヒーローとチタウリの大乱闘の最中に頭を打って正気を取り戻し、ブラック・ウィドウに洗脳されながらも装置に安全装置を仕込み、ロキの杖を使えば停止できることを伝えた。
事件のあと、四次元キューブを持ってソーとロキが帰還するのを手伝った。
最終更新:2022年10月11日 00:27