グルート(Groot)
(キャラクター、MCU)
概要
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーで植物型知的生命体。種族名は「フローラ・コロッサス(Flora Colossus)」で「X」(原作設定ならばPLANET X)の出身。
樹木の体を持ち、枝や根で形成された四肢や体を自在に伸ばして怪力を発揮する。また体が破壊されても一部が残っていれば挿木のようにして再生が可能。ただしあまり小さくなると幼児退行してしまい、再び成体になるには時間がかかる。
花を咲かせることも可能で、通りすがりの子供に小さな花を一輪プレゼントする優しい面も。
独特の言語体系を持ち他者には"I'M GROOT"(私は
グルート)と自己紹介しているようにしか聞こえないが、慣れてくるとその中の意味や内容を理解できるようになる。
ザンダー星での説明によると「
ロケットの用心棒兼観葉植物」とのこと。
動画配信サイトのディズニー+ではスピンオフCGアニメーションも配信されている。
ストーリー
相棒のロケットと2人で
ザンダー星にいるところで
ラヴェジャーズによって賞金首となった
スター・ロード(ピーター・クイル)と遭遇。ピーターの持つ『オーブ』を狙う
ガモーラと三つ巴の戦いになり、
ザンダーの警備部隊に逮捕され4人揃って刑務所に収監される。
刑務所では
ドラックスと出会い、紆余曲折あって5人で脱獄。オーブで一山稼ごうと一緒に行動することになる。
ザンダー星を守るための戦いでクリーの宇宙戦艦ダーク・アスターにピーター、ガモーラ、ドラックスと共に侵入。ロケットが操る戦闘機の体当たりにより墜落する戦艦の中で枝を籠のように伸ばし、4人の仲間を救うが
グルート自身は粉々になってしまった。
ロケットは号泣したがそれでも飛び散った枝を拾い鉢植えとして持ち帰ると、小さな挿木として復活を遂げる。
身長十数センチの「ベイビー・グルート」に成長。前回のグルートの記憶はなく、精神も幼児に退行している。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々に大切に育てられているが戦闘などでは自由に行動。体は小さいが人間1人ぐらいは圧倒できるほどの力はある。
なかなか言葉を理解しないが、ストーリー終盤ではエゴのコアに時限爆弾を設置するなど活躍。
ミッドクレジットシーン
さらに成長し普通の人間並の身長となった
グルートは反抗期となり、ゲームばかりして
クイルに説教される。しかし聞く耳は持っていないようである。
その他
グルートを演じたヴィン・ディーゼルは
グルートのコンセプトアートを見た瞬間「最高のコンセプトアートだ」と思ったものの、木の役を演じることには困惑。
メンバー5人のコンセプトアートを持ち帰り娘に見せ「お父さんに演じて欲しいのは誰?」と聞いたところ娘が
グルートを指差し、迷いが消えたという。
最終更新:2023年08月18日 04:18