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ガモーラ（MCU） Gamora


初登場：『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014年7月21日公開）
演：ゾーイ・サルダナ
コミック版はガモーラを参照

概要

生きる兵器として肉体改造・訓練を受けた女。
サノスに目の前で両親を殺され、養女として育てられ肉体改造された。
骨格と目と循環器系が移植により強化、また神経系や回復力も強化されている。
戦闘では剣の使い手。

ストーリー

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014年7月）

サノスと手を組んだロナンのもとに義姉妹のネビュラと共に派遣され働いていた。
スター・ロードを名乗る盗賊が廃墟の惑星モラグからオーブを盗むと、ロナンはこれを奪い取れとネビュラに指示。
しかしガモーラは自分が行くと主張してザンダー星に向かった。
ここでスター・ロード（ピーター・クイル）を襲撃するが、彼を賞金首として狙うならず者ロケットとグルートの２人組も現れ三つ巴の戦いに。そうこうしている間にザンダー軍に包囲され逮捕されてしまった。
刑務所ではロナンに妻と娘を殺され復讐を期す屈強な男ドラックスと出会う。
ガモーラとしてはオーブを売った金で自由になりサノスやロナンの支配から逃れようとしていたため、同じくひと儲けを企むロケット、グルート、ピーターと手を組むことを承諾。過去２２の刑務所を脱獄を経験したロケットの計画を中心に脱獄計画を練る。なりゆきでドラックスも加えて脱獄に成功した５人は宇宙に浮かぶ巨大な「天人」（セレスティアルズ）の頭部ノーウェアに逃れることになった。
ノーウェアではピーターとよい雰囲気になりかけるが、キスしかけたところで「その手には乗らない」とピーターの喉元にナイフをつきつける。
その後、宇宙から奇妙な物を集める蒐集家コレクターにオーブを売却しようとするが、彼からオーブの中に「インフィニティ・ストーン」が入っていて、それが宇宙をゆるがすほどの強大なパワーを持っていることを知らされる。
そんな中でロナン率いるクリー軍が現れ戦闘になり、オーブを持って脱出ポッドで逃げようとしたところをネビュラが撃墜。宇宙空間に漂っているところをピーターに命懸けで救出され、宇宙海賊ラヴェジャーズの母船に担ぎ込まれる。
ここでロナンがオーブの力を使ってザンダー星を滅ぼそうとしていることを伝え、オーブを奪うためラヴェジャーズと協力することに。
またピーター、ドラックス、グルート、ロケットと５人でチームを組み、ロナンに立ち向かうことを約束した。
ザンダー星の戦いではピーターらと共にクリーの旗艦ダーク・アスターに乗り込むが、そこでネビュラと一騎打ちとなる。ネビュラがダーク・アスターから落下しそうになったところに手を伸ばして助けようとするが、ネビュラは自ら手首を切断し落ちていった。
一方、ドラックスがロナンに捕まり危機一髪のタイミングでロケットが戦闘機で特攻を仕掛け救出すると、ダーク・アスターが墜落。グルートが枝を籠のように広げて囲い、衝撃から仲間を守りグルート自身は粉々になってしまった。
地上ではピーターがロナンにダンスバトルを挑み気を引いている間にロケットがハロドン・エンフォーサーを修理し、ハンマーを破壊。飛び出したインフィニティ・ストーンをピーターが素手で掴み、その膨大なエネルギーに苦しんでいるところにガモーラが手をつないぎ、仲間がそれに続いて手を繋ぐことでエネルギーを拡散させて凌ぎ、さらにエネルギーをロナンに向け放出することで粉砕。ロナンを倒すことに成功した。
ロケットは粉々になったグルートの枝を拾って号泣するが、鉢植えに挿し木することでグルートは復活する。
ザンダー星を救ったことで前科を帳消しにされ、小型宇宙艇ミラノ号で一同は再び宇宙に旅立っていった。

その他

凶暴な女に見えるがロナンの陰謀によりザンダー星で大勢の犠牲者が出ることを知り、彼を止めることを主張したのはガモーラである。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』（2017年5月）

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがソヴリンのバッテリー防衛任務に成功したことで報酬として拘束されていたネビュラを引き取り、姉妹の再会を果たす。ガモーラは当初ザンダーに引き渡し賞金を手に入れるはずだったが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがソヴリンに追われる身となってしまいミラノ号が惑星ベアハートに不時着。そこでピーターの父エゴと出会い、ピーター、ドラックス、ガモーラはエゴの惑星へと向かうことになる。
このときエゴを信用できないというピーターに対し、ガモーラは「あなたが話してくれたザードゥ・ハッセルフラウお話が好き」などと話して説得。これはデビッド・ハッセルホフの間違いであり、父親がいなかったピーターが幼い頃友達に「自分の父はデビッド・ハッセルホフだ」と嘘を言っていたことを指し、要するにピーターは父親を求めていたのだから同行すべきだと伝えたいのだが、それでも疑いが晴れないピーターに「もしも嘘だったら殺して終えばいい」と告げる。
エゴの惑星に向かう宇宙船ではマンティスが人の感情を読み取るエンパス能力の持ち主であることを明かしピーターに触れると、ピーターのガモーラへの愛情を本人の目の前で暴露してしまう。
さらにマンティスがガモーラに触れようとすると「もしも私に触れたらアゴを砕かれる感覚を味わうことになる」と脅してやめさせた。
エゴの惑星ではピーターに誘われ、「私が踊ったと他の人に話したら殺す」と釘を刺しつつも2人で踊る。しかし、今度はガモーラがエゴとマンティスに疑いを持ち始めたため口論となり、ピーターの「俺はようやく家族をみつけたんだ！」という言葉に「私たちがそうなんだと思っていた」と言い放つ。
ピーターと別れて1人黄昏ていたところにMシップに乗ってネビュラが飛来。機銃掃射を受けるが洞窟に逃げ込み、Mシップを墜落させる。炎に巻かれたネビュラを救出するが尚も白兵戦となり、ネビュラは「欲しかったのは勝利ではなく姉さんだったのに」と本音を吐き出す。
洞窟の奥で無数の白骨を発見したガモーラは危険を察知し、ピーターのもとへ。
エゴとの決戦となり、地割れに落下したところを今度はネビュラに救出される。
決戦のあと、ガモーラはネビュラに残って手を貸して欲しいと提案したがネビュラはサノスを殺せば全て解決すると固辞。ガモーラがネビュラを抱きしめ「あんたはずっと私の妹」と伝えるとネビュラもハグを返し1人で立ち去った。
エゴとの戦いでピーターを救出し命を落としたヨンドゥの葬儀では集結したラヴェジャーズの各クランから放たれる美しい花火を眺めつつ、ピーターに寄り添い続けるのだった。







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最終更新：2025年01月11日 18:00