メイ・パーカー (May Reilly Parker)、メイおばさん(aunt May)
概要
スパイダーマンことピーター・パーカーの叔母。ピーターの父方の家系である。
ピーターの両親の死後、夫の
ベンと二人でピーターを高校生まで育てた。
スパイダーマンの初登場話でベンが死亡してからはは女手1つでピーターを育て、ピーターが
メリー・ジェーン・ワトソンと結婚するまで唯一人の家族だった。
ピーター・パーカーにとっては彼こそがスパイダーマンであるという事実を隠し続けるため、時には約束を反故にしたり悪者を追いかけながら電話に出なくてはならなかったりと悩みの種の1つとなることもあるが、最愛の叔母であり、メイもまたベンの死後は1人で子育てという重責を負っていたと言える。
シビル・ウォーでピーターの正体が世間に明らかにされると、
キングピンが雇った殺し屋に撃たれて瀕死の重傷を追う。ピーターは叔母の死を避けるためあらゆる可能性を求めて奔走することになる。(『
ワン・モア・デイ』)
夫のベンが死んでから50年続くシリーズだけあって、彼女自身の恋愛模様もしっかり描かれている。
ドクター・オクトパスことオットー・オクタヴィアスと結婚しかけたり、J・ジョナ・ジェイムソンの父、J・ジョナ・ジェイムソン・シニアと二人でベッドにいるところをピーターに目撃されるというハプニングもあった。
アルティメット・スパイダーマン
オリジナル世界ではいかにも老人といった姿で描かれるメイおばさんだが、"
Ultimate Spider-Man"の世界では幾分若く、気が強く、自立した女性として描かれる。
姿勢もシャンとしており、仕事も持ち、デイリー・ビューグルでピーターが首を言い渡されると電話でJJJにクレームをつけるほど。
若い頃はヒッピーで、逮捕経験もあったらしい。
シリーズの後期では、いろんな偶然が重なってピーターとメイの住む家に次々と若手ヒーローが居候になり、メイはヒーローチームの指導者のような立場になってしまった。
トリビア
- 2014年のスパイダーマン映画のあとスピンオフがいろいろ考えられたが、その中に「メイおばさんの単独映画」があった。
- ギャラクタスのヘラルド「ゴールデン・オールディーズ」になり、フランクリン・リチャーズとともに地球を救ったことがある。「これはジョークでもWhat Ifでもない」とされているが、「編集アシスタントの考えた作品」であり一種のジョークである。
- ペット・アベンジャーズではMs.ライオンを飼っていることになっている。
最終更新:2024年02月19日 04:08