ダメージ・コントロール(Damage Control)
概要
ヒーローと
ヴィランの戦いで破壊された建築物や都市を復旧させている会社。
ニューヨークではヒーローとヴィランの戦いによる損失には補助金が出ることになっており、それが主な収入源となっている。
ブルドックがトレードマークで、それをあしらったユニフォームも存在するが、ほとんどの社員はこれを着ていない。
特にストーリーに絡まなくても、戦闘の後のシーンなどにチラっとカメオ出演していることがよくある。
スーパーパワーを持った社員を集めた部署もある。
メンバー
- アン・マリー・ホーグ (Anne Marie Hoag): ダメージ・コントロール社の女オーナー。
- ロビン・シャペル(Robin Chapel):有能な女性で、プロジェクト・リーダー的立場。
- レニー・バリンガー(Lenny Ballinger): 建設長。復旧工事の現場を指揮する。
- アルバート・クリアリー(Albert Cleary):ダメージ・コントロールのCFO、財務部長。
- ジョン・ポーター:交渉術に長けている男。ロビン・シャペルのライバルだったが、後に恋人関係になる。
- バート・ロザム:ロビン・シャペルのアシスタントで、なんでもこなす使い走り。いつも破れたジーンズを履いている。
- ユージーン(ジーン):ストラッシャー:天才的な技術担当。アーマーを開発してスーパーヴィランになり、刑務所に入っていたが、ワールド・ウォー・ハルクの後に出所した。
- ハーキュリーズ:社会貢献活動を言い渡された際に、ダメージ・コントロールで働く。その後、コンストリクターに過剰防衛の件で裁判を起こされ敗訴し、多額の賠償金を支払わねばならなくなった時に、ダメージ/コントロールで働いた。建設および破壊を担当。
- ロビー・ボールドウィン:インターンとしてダメージ・コントロールに入社したが、(スピードボールとなって活動するため)ちょくちょくいなくなるので、クビにされた。
ほか
資金
- 当初、会社の株式はウィルソン・フィスク(キングピン)とトニー・スターク(アイアンマン)の二人の実業家が半々で所有。トニー・スタークは「実業家」ウィルソン・フィスクの裏の顔を知っており、何か悪事を企んでいるのではと警戒して出資を決めた。
- 当初、アン・マリー・ホーグ が経営を執っていたが、彼女が政府の職に就くため、ロビン・シャペルに経営を執行させることにした。ロビン・シャペルの経営能力にまだ疑問があったウィルソン・フィスクとトニー・スタークは株を売る。トニー・スタークはウィルソン・フィスクとあまり関わる気がなかったため手を引くが、ウィルソン・フィスクはカールトン社に株を売却する。カールトン社は利益優先に方針を切り替えたが、従業員の反発などに遭い会社から手を引く。
- アン・マリー・ホーグは知人であった当時のS.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーと話を付け、S.H.I.E.L.D.から金を借りることに成功する。
- 一連の結果、ウィルソン・フィスクは株を売り抜くことに成功し、大儲けする。
- この後、いずれかの時点で上場を行う。この結果、一部の株主の後押しでウォルター・デクラン(Walter Declun)がCEOに就任する。
映画
スパイダーマン:ホームカミングで登場。復旧工事を独占したことで
ヴァルチャー誕生の原因なった。
その他
マーベルの子供用オフィシャルサイト"Marvel Kids"では、ダメージ・コントロール社をテーマにしたブラウザゲームを無料で遊ぶことができる。
→既に削除された模様。
一時、「ダメージ・コントロール」のテレビドラマが制作されるとの発表があったが、結局制作はされなかった。
フラトリオン・ビルディングの中は一部が異次元になっており、外見以上に広い。
最終更新:2022年09月05日 11:55