ハリー・オズボーン / Harold"Harry" Osborn
概要
本名:ハロルド・セオポリス・"ハリー"・ライマン(Harold Theopolis "Harry" Lyman)、法的にオズボーン姓から母方のライマン姓に変えているが、「ハリー・オズボーン」で通用する。
スパイダーマンことピーター・パーカーの親友であり、
グリーンゴブリンこと
ノーマン・オズボーンの息子。
父ノーマンは会社の社長でほとんど家に帰らず、高価なプレゼントを与えれば愛情を示したことになると考える典型的な仕事人間だった。
大学でピーターと初めて出会った頃はピーターをからかう役回りだったが、グリーンゴブリンとなり性格が急変した父に対して思い悩むうちに、両親を亡くしたピーターの家庭事情などを知り、友情を深めていく。
父に対するコンプレックスが非常に強く、麻薬中毒になるなど精神的に脆い部分を持つ。
ピーターの友人として
高校生時代ピーターに片思いしていた
リズ・アランと後に結婚したが、破局。
二代目グリーンゴブリン
父ノーマンの装備を着用し、二代目
グリーンゴブリンとなる。
後にはゴブリン血清も服用し、スーパーパワーを得ている。現在もこの能力を保持しているかは不明。
アメリカン・サン
"
Dark Reign"の展開で父ノーマンは自ら開発したアーマーを着せハリーを「アメリカン・サン(American Son)」として
ダーク・アベンジャーズに組み込もうとする。しかしノーマンの陰謀に気づいたハリーはアメリカン・サンのアーマーを着用するもスパイダーマンに味方した。
2015年の展開では母の姓に改名し、ハリー・ライマン(Harry Lyman)としてパーカー・インダストリーでパーカーの右腕として企業運営の手腕を振るう。
トリビア
- 麻薬中毒(ハリーはLSDを使用した)の回(Amazing Spider-Man #96~#98, 1971年5月~7月)は、コミックス・コード承認の印が押されていない。これは当時、当局がコミックスで違法薬物を扱うことを禁止していたため。しかしスタン・リーは麻薬問題の重要性を考慮し、禁止を無視して出版した。
実写映画
実写映画では2002年〜2007年のサム・ライミ監督版"スパイダーマン"3部作に登場。ジェームズ・フランコが演じた。
"スパイダーマン3"では父ノーマンの装備を改造し、ニュー・ゴブリンとなった。
また2012年の"アメージング・スパイダーマン"にも登場。こちらでは父ではなくハリーがグリーン・ゴブリンとなる。
最終更新:2023年10月10日 03:57