Dark Reign(ダーク・レイン)
期間: 2008年〜2009年
概要
関連タイトル
"Dark Reign"という単独タイトルのコミックは存在しないが、この期間のマーベル・ユニバースはほとんどのコミックが影響を受けており、単なるクロスオーバーを超えた状況を作り出している。
オズボーンの主な動きは"
Dark Avengers"で描かれるので、これがメインタイトルに近い。
"Dark Reign: Files"
"Dark Reign: The Cabal":
ヴィランの秘密結社、
カバルの結成を描く。
"Dark Reign: Made Men"
"Dark Reign: New Nation"
"Dark Reign: Goblin Legacy"
"Marvel Spotlight : Dark Reign"
"
M.O.D.O.K.: Reign Delay"
期間限定シリーズ
"All-New Savage She-Hulk"
"Captain America : Reborn"全6話。
"Dark Avengers : Ares"
"Dark Reign: Elektra"全5話。
"Dark Reign:
Fantastic Four"全5話。
"Dark Reign: Hawkeye":ダーク・アベンジャーズの「
ホークアイ」こと
ブルズアイを主人公としたシリーズ。
”Dark Reign: Lethal Legion”:オズボーンに対抗する組織リーサル・
リージョンと
グリムリーパーの行動。
"Dark Reign: Mister Negative":カバルの一員
フードvsスパイダーマンの敵ミスター・ネガティブ。ギャング間の抗争。
"Dark Reign: The Hood":カバルの一員フードの行動。全5話。
"Dark Reign: The Sinister Spider-Man":ダーク・アベンジャーズでスパイダーマンを名乗ったマック・ガーガン(元
スコーピオン)の行動。
"Dark Reign:
Young Avengers":
ヤング・アベンジャーズに起きた出来事。全5話
"Dark Reign: Zodiac"
"Dark X-Men : The Beginning & Dark X-Men"
"Doctor Voodoo : Avenger of the Supernatural"
"New Avengers The Reunion"
"Skrull Kill Krew"
"The Torch":オリジナルのヒューマントーチ(アンドロイド)と相棒トロの活躍。
"Timestorm 2009–2099"
"Strange"(全4話)
”X-Men vs Agents of Atlas”(全2話)
”Dark Reign: The List”:各キャラクターの行動を描くワンショット。
"
Dark Reign: The List - Wolverine":ウエポン・プラス計画を手に入れようとするノーマン・オズボーンと、阻止するため研究所に潜入するウルヴァリン、ノーヴァー、
ファントメックス。
"
Dark Reign: The List - Punisher":ノーマン・オズボーンは反抗勢力の
パニッシャーを抹殺するため、H.A.M.M.E.R.の総力をあげて攻撃。さらにはウルヴァリンの息子、
ダケンを送り込む。
あらすじ
【以下の記述にはネタバレがあります。今後、翻訳版出版の可能性もあるので要注意】
Secret Invasion、S.H.I.E.L.D.長官就任
カバルの結成
H.A.M.M.E.R.の編成とダーク・アベンジャーズ結成
ノーマン・オズボーンはS.H.I.E.L.D.を自分に忠実な者だけで再編。名称を
H.A.M.M.E.R.に改めた。S.H.I.E.L.D.がアベンジャーズに融資していたため、本拠地を含め全ての装備はオズボーンの所有物となり、アベンジャーズは
超人登録法制定以来政府の公認機関であったため、結果としてアベンジャーズの全権も握ることとなった。
オズボーンはトニー・スタークの倉庫から
アーマーを盗んで自らアイアンマンのような姿のヒーロー「
アイアンパトリオット」を名乗り、再編したアベンジャーズ(
ダーク・アベンジャーズ)を結成した。
ダークX-MEN結成とユートピア建国
オズボーンはミュータント界へ支配の手を伸ばす。
サイクロップスはじめ
X-MENが身を寄せていたサンフランシスコで、大規模なミュータント排斥運動が発生。やがて巨大な暴動へと発展した。
H.A.M.M.E.R.はX-MENの頭脳とも言うべき存在、
プロフェッサーXと
ビーストをとらえた上、変身能力を持つ
ミスティークをプロフェッサーXに仕立て上げ、異世界(
エイジ・オブ・アポカリプスの世界)から現れたビースト(
ダーク・ビースト)を擁立。さらに、カバルの一員だったエマ・フロストを中心に、自分に従うミュータントたちを集めて新たなX-MEN(
ダークX-MEN)を編成した。
このダークX-MENに暴動を鎮圧させ、記者会見を開き、人類とミュータントの親善のシンボルとすることでミュータントたちの間にも自分の権限を広めようとする。しかし
サイクロップスの綿密な策略に敗れ、却ってミュータントの独立国家
ユートピアの建国という事態を招いてしまう。
実際にはオズボーンの権益はミュータントたちに遠く及ばなくなってしまったが、人類に対しては反乱分子のミュータントを追い出し、一部のミュータント(ダークX-MEN)と友好を結ぶことができたとアピール。
表向きはミュータント問題を解決してみせたことにした。
セントリーの懐柔、そしてアスガード侵攻
オズボーンは地球上で最強のヒーロー、
セントリーをダーク・アベンジャーズの一員としていたが、更に複人格のボイドまでも懐柔させることに成功。
地球上で最強の力を手に入れ、更に神の国アスガードへと手を伸ばそうとする。
最終更新:2023年02月26日 08:06