バロン・ジーモ(Baron Zemo)
概要
バロン・ハインリッヒ・ジーモ(Baron Heinrich Zemo)
概要
ナチスでは殺人光線など数々の兵器を開発。
しかし国民からは嫌われていたため、いつも素顔を隠す覆面を着用して研究していた。
第二次大戦末期に"アドヒーシブ-X"(Adhesive-X)という強力瞬間接着材を使った兵器を開発中、
キャプテン・アメリカの襲撃に合い、コンテナをシールドで破壊された。このときアドヒーシブ-Xを頭から被ってしまい、覆面がはがれなくなってしまった。
爆撃機に乗って脱出する際、
キャプテン・アメリカと
バッキーが追撃。キャプテン・アメリカは爆撃機から洋上に落下して凍結、20年後アベンジャーズに発見されるまで仮死状態になっていた。バッキーは爆撃機の爆発に巻き込まれ死亡(後に
実は生きていてウィンター・ソルジャーとなっていたことがわかる)。
ただし、全て後づけ設定であり、実際のコミック初登場は前述の通り1964年の
アベンジャーズ誌上。
キャプテン・アメリカに最後の決戦を挑んだ際、彼の盾の輝きに目がくらみ光線銃を誤射。
発生した岩雪崩にまきこまれ、ジーモは命を落としてしまった。
バロン・ヘルムト・ジーモ(Baron Helmut Zemo)
別名:ヘルムト・J・ジーモ(Helmut J. Zemo)、バロン・ジーモ13世(13th Baron Zemo)
※ヘルムート表記もあり。
概要
ハインリッヒの息子で、その野望を引き継いだ。後の
サンダーボルツの発起人。
コンパウンドXという薬品により肉体の老化を遅らせている。
父の残した資料を基に、失われたアドヒーシブ-Xを再現するなど科学者としても優秀だが、
むしろ戦略・戦術や交渉に秀でた策略家であり、会話をもって敵を(あるいは味方も)欺き、翻弄することがある。
また各種武器の取り扱いにも長けており、
フィクサーの開発した装備を携えて自ら前線に立って戦うことも多い。
当初はフェニックスを名乗り、父の復讐を果たすべく
キャプテン・アメリカに挑むも敗北。
自ら製造したアドヒーシブ-Xのタンクに落下し顔面がただれたため、父と同じ覆面を被った。
覆面上部に付けているヘッドバンドは
テレパシー攻撃を防ぐ効果がある。
最終更新:2023年07月17日 05:12