バッキー・バーンズ (James Buchanan "Bucky" Barnes)
概要
キャップの
サイドキックになったのは、キャップが一兵士として軍の宿営所にいて、キャップのスーツに戻ろうとしたとき、偶然、少年兵のバッキーが宿営所を覗き、キャップの正体を見てしまったため、口止めにヒーローにしてもらった。
キャプテン・アメリカと共に爆弾を積んだ
バロン・ジーモの飛行機を止めようとしたが、空中で爆発に巻き込まれ、死亡した(ということになっていた)。
復活とウィンター・ソルジャー
キャラクターが死んでもすぐに生き返るアメコミの世界にあって、長らく
グウェン・ステイシーや
ベンおじさんと「マーベルの三大生き返らないキャラクター」とされていた。またマーベルの世界では、皆(特にキャップ)が少年の
サイドキックをとらない理由として「バッキーのように危険な目に遭わせたくない」ということが挙げられていた。
2005年に「明確に死んだところを描いていないキャラクターは、死んでいない」という理屈で、復活を果たす。
後づけ設定として、バッキーはソ連の潜水艦に救出されたことになった。
この設定では、WWII以降は冷凍保存され、任務のある時だけ解凍されて行動するソ連〜ロシアの暗殺者「ウィンター・ソルジャー」として活動していたとされた。そのためWWIIよりも大人にはなったが、まだ若々しい肉体を保っている。
キャプテン・アメリカ襲名
シビル・ウォーの直後、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズが死亡(と思われていた)すると、新たなアメリカンヒーローのシンボルとしてキャプテン・アメリカの名を受け継ぐ。
銃を使うのがスティーブとの大きな違い。
シージ
フィア・イット・セルフ、再びウィンター・ソルジャーへ
クロスオーバー"
Fear Itself"では、
レッドスカルの娘
シンとの戦いで瀕死の重傷を追う。
アベンジャーズのメンバーはバッキーが死んだと思い込んでいたが、実は
ニック・フューリーによって治療され、一命をとりとめた。
バッキーはそのまま表向きには死んだことにしてキャプテン・アメリカの名を捨て、再び暗殺者ウィンター・ソルジャーとして生きることにした。
能力
訓練により獲得した格闘戦や銃火器の扱い、暗殺術。
ナイフの達人でもある。
左腕は飛行機爆発の時に破壊され、義手となっている。この義手は放電や怪力などの能力を持つ。
義手の肩にソ連のマークである赤い星が描かれており、顔を出さないときなど、義手の星を描いて誰か分かるようにしている。
その他のバッキー
オリジナルバッキーの「死」以後、何人かがバッキーを名乗った。
フレッド・デービス(Fred Davis)
第二次世界大戦後期〜大戦後のバッキー。
ジャック・モンロー(Jack Monroe)
1950年代のバッキー。
ノーマッドというヒーローとしても活動したが、ウィンターソルジャーとなったオリジナルバッキー に暗殺される。
レマー・ホスキンス(Lemar Hoskins)
他
最終更新:2022年04月09日 08:32