人魔戦争(じんませんそう)

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登場作品

ヴェスペリア

物語の10年前にテムザ山を中心に起きた人と魔物との大規模な戦いを指すが、真相は謎に包まれている。各地で魔物の群勢が結界を突破して街に攻め入り、多くの人々が死亡、あるいは家族や親友を失う等大きな爪痕を残した。この戦争の遺族が主に集まって作ったギルドが魔狩りの剣である。

+ ネタバレ
真相は、「暗きもの」を筆頭とする始祖の隷長の急進派が太古の盟約を破って、魔導器文明を復活させ、世界に害を為す「ヘルメス式魔導器」までも使用し始めた人間を滅ぼすべく仕掛けた戦いだった。
人間側についた当時の始祖の隷長の長・エルシフルとデュークによって「暗きもの」が倒されたため、戦争は人間側の勝利で終結したが、戦地に赴いて生き残った者は殆どいない。また、戦いの真相については徹底的な隠蔽が行われた為、エルシフルとデュークの功績は知られておらず、帝国騎士団隊長主席シュヴァーンが戦争を勝利に導いた英雄とされている。

上記の通り、人間側の被害も甚大だったが、始祖の隷長側も、当時の盟主・エルシフルの「武力行使は魔導器の破壊のみにとどめる」という裁定を急進派が無視した為、始祖の隷長間で人間に与するか魔物に与するかで対立が発生、多くの始祖の隷長が同士討ちで犠牲となる等大打撃を受けた。さらに、物語開始時点での始祖の隷長減少によるエアル濃度の上昇を招いた。


関連リンク

関連項目


最終更新:2020年09月23日 18:03