命の価値 ◆y6S7Lth9N6
フォークリフトの運転席で、黒いタキシードにテンガロンハットという珍妙な格好の男はボーッとしながら道なりに進んだ。
夜明けが近づいてきたとはいえ、周囲はまだ暗い。ライトも点けず、スピードも出せずトロトロと進んでいた。
そう運転しているヴァンに、後部座席から女性の声が響く。
「遅すぎる。もっとスピードを出せ」
へいへい、とヴァンは適当に応えてアクセルを踏んだ。
僅かにフォークリフトが加速するが、お姫様の期待には答えられなかったらしい。
白い奇妙な形のドレスを纏い、偉そうにふんぞり返った女性だ。
名前はC.C.と言うのだが、残念なことにヴァンは彼女の名前を覚えていない。
この男、ある理由から女性の名前を覚えにくくなっているのだ。
「地図によれば別れ道だ。そうだな……東に曲がるか」
「なにか用があるのか?」
「いや。特にないが……このまま進んでも森しかないからな。ルルーシュがいつまでも森にいるとは思えない」
C.C.が結論をつける。ヴァンにはどこかへ向かいたい、という欲求は今のところないために素直に従った。
カギ爪の男がいると言うなら別だが、あの男の姿はない。
ミハエルから搾り出せばつかめるかどうかすらも怪しい。
ヴァンがとりあえず運転を続けることを決めたとき、それは聞こえた。
夜明けが近づいてきたとはいえ、周囲はまだ暗い。ライトも点けず、スピードも出せずトロトロと進んでいた。
そう運転しているヴァンに、後部座席から女性の声が響く。
「遅すぎる。もっとスピードを出せ」
へいへい、とヴァンは適当に応えてアクセルを踏んだ。
僅かにフォークリフトが加速するが、お姫様の期待には答えられなかったらしい。
白い奇妙な形のドレスを纏い、偉そうにふんぞり返った女性だ。
名前はC.C.と言うのだが、残念なことにヴァンは彼女の名前を覚えていない。
この男、ある理由から女性の名前を覚えにくくなっているのだ。
「地図によれば別れ道だ。そうだな……東に曲がるか」
「なにか用があるのか?」
「いや。特にないが……このまま進んでも森しかないからな。ルルーシュがいつまでも森にいるとは思えない」
C.C.が結論をつける。ヴァンにはどこかへ向かいたい、という欲求は今のところないために素直に従った。
カギ爪の男がいると言うなら別だが、あの男の姿はない。
ミハエルから搾り出せばつかめるかどうかすらも怪しい。
ヴァンがとりあえず運転を続けることを決めたとき、それは聞こえた。
「う……あ……あぁ……」
女の泣き声だ。ヴァンが気づかないはずがない、とC.C.はあたりをつけて見回す。
フォークリフトが道なりに進み、前方数百メートル先にセーラー服に身を包んだ少女がうずくまっているのをC.C.は発見した。
暗闇で街灯もないのに、よく気づいたと思う。このまま進めば遭遇するのだろう。
C.C.はヴァンが車を進めて少女のところで止めるのだろう、と考えた。
泣いている、というのは厄介だが情報は得れる。周囲に危険人物がいるか探った。
邪魔なら捨てておけばいい。そう考えているC.C.の前で、
「おい、ヴァン!」
「あ?」
ヴァンの運転するフォークリフトは少女をスルーして右へ曲がった。
女の泣き声だ。ヴァンが気づかないはずがない、とC.C.はあたりをつけて見回す。
フォークリフトが道なりに進み、前方数百メートル先にセーラー服に身を包んだ少女がうずくまっているのをC.C.は発見した。
暗闇で街灯もないのに、よく気づいたと思う。このまま進めば遭遇するのだろう。
C.C.はヴァンが車を進めて少女のところで止めるのだろう、と考えた。
泣いている、というのは厄介だが情報は得れる。周囲に危険人物がいるか探った。
邪魔なら捨てておけばいい。そう考えているC.C.の前で、
「おい、ヴァン!」
「あ?」
ヴァンの運転するフォークリフトは少女をスルーして右へ曲がった。
「お前はなにを考えている」
「右に曲がれ、っていっただろう」
「バカ、状況を考えろ」
C.C.が冷たい視線をヴァンに向ける。ヴァンはムスッ、としながらも止めたフォークリフトから離れ、先をいくC.C.の後を追った。
C.C.が近づくと、ミディアムボブの髪型の少女が顔をあげる。
丸い大きな瞳に涙を溜めた、幼い印象の少女だ。
十代半ばの少女に相応の発育の身体はセーラー服に包まれている。
C.C.を綺麗だと評するなら、彼女は可愛いと評されるのだろう。
C.C.は彼女に近づく。泣いているのは厄介だが、情報は欲しいのだ。相手をしないわけにはいかない。
「ぅ……ぅ……あ、あなたは……?」
「警戒するな。ここでなにがあったか、教えて欲しい。私はC.C.だ。そこにいる男はヴァン」
C.C.が説明すると、ヴァンは「どうも」とだけ言って頭を下げた。
少女の瞳には僅かな警戒が浮かんでいるが、それも仕方がない。
彼女は「私は竜宮レナです」とだけ小さくつぶやいた。
「それでは、レナ。私たちはライトを点けなくてもお前を見つけれた。こんな目立つところに長居してもいいことはない。
あの車で話を進めようか」
「え……? けど……」
レナは名残惜しそうに人形の下半身を抱きしめる。
その行為には理解できないが、彼女にとっては大事な物なのだろうとC.C.は判断した。
するとヴァンがなにかに気づいたように、C.C.を後ろから追い越す。
C.C.とレナが顔を向けると、ヴァンが海の方向へ指を指した。
「なあ、あれはなんだ?」
ヴァンの導き通り視線を向けると、海上に赤く輝いて浮かぶ宝石が存在してた。
「右に曲がれ、っていっただろう」
「バカ、状況を考えろ」
C.C.が冷たい視線をヴァンに向ける。ヴァンはムスッ、としながらも止めたフォークリフトから離れ、先をいくC.C.の後を追った。
C.C.が近づくと、ミディアムボブの髪型の少女が顔をあげる。
丸い大きな瞳に涙を溜めた、幼い印象の少女だ。
十代半ばの少女に相応の発育の身体はセーラー服に包まれている。
C.C.を綺麗だと評するなら、彼女は可愛いと評されるのだろう。
C.C.は彼女に近づく。泣いているのは厄介だが、情報は欲しいのだ。相手をしないわけにはいかない。
「ぅ……ぅ……あ、あなたは……?」
「警戒するな。ここでなにがあったか、教えて欲しい。私はC.C.だ。そこにいる男はヴァン」
C.C.が説明すると、ヴァンは「どうも」とだけ言って頭を下げた。
少女の瞳には僅かな警戒が浮かんでいるが、それも仕方がない。
彼女は「私は竜宮レナです」とだけ小さくつぶやいた。
「それでは、レナ。私たちはライトを点けなくてもお前を見つけれた。こんな目立つところに長居してもいいことはない。
あの車で話を進めようか」
「え……? けど……」
レナは名残惜しそうに人形の下半身を抱きしめる。
その行為には理解できないが、彼女にとっては大事な物なのだろうとC.C.は判断した。
するとヴァンがなにかに気づいたように、C.C.を後ろから追い越す。
C.C.とレナが顔を向けると、ヴァンが海の方向へ指を指した。
「なあ、あれはなんだ?」
ヴァンの導き通り視線を向けると、海上に赤く輝いて浮かぶ宝石が存在してた。
□
レナは後部座席で揺られながら、同行することになったヴァンとC.C.に今までの出来事を説明していた。
真紅が残したと思われる赤い宝石は、ヴァンが鞭のような武器を使って回収してくれた。
レナをすぐに殺さなかったことから、殺し合いには乗り気でないとレナは判断をする。
真紅の形見と言うべき下半身と宝石を抱きながら、レナは現状を説明し終えた。
「これが、レナが今まで出会った出来事です」
いつもの活発さはなりを潜め、C.C.たちに説明を終えた。
C.C.の様子を伺うと、特に感情が浮かんではいない。話を聞いていたはずのヴァンも無反応だ。
「それで、後藤という奴で覚えていることはそれだけか?」
C.C.の冷たささえ感じる声がレナに向けられる。
綺麗な外見に伴い、鈴を転がすような声が余計冷たい印象をレナへもたらせた。
(真紅ちゃんが……人が死んだのに……)
二人とも反応が薄すぎるのである。後藤というバケモノも理解できなかったが、目の前の二人の反応も理解ができない。
レナは真紅と過ごしてきたため思い入れが強い、という部分を除いても人死に対する反応が二人はあまりにも平然としすぎている。
死体を見ていないとはいえ、二人はあまりにもドライすぎた。まるで誰か殺したかのように。
レナの警戒心が膨れ上がる。これは彼女の世界に起こっている奇病のせいではない。
単純に平和な日常を過ごしてきた(と、いっても彼女たちの場合は特殊だが)レナの常識と、人死が珍しくない世界にいた二人では死に対する認識が違うのだ。
さらにいうなら、レナの知るところではないがC.C.は悠久とも言える時を過ごし死による別離は珍しくなかったし、死が訪れない自身に死を望んでいることもある。
ヴァンの方はもともと甘いところがあるとはいえ、復讐鬼だ。
どうしても人死にに対する反応が違ってくる。
だからだろう、どうしてもレナは問わずにいられなかった。
「……どうして……そんなに平然としていられるの……?」
C.C.の顔に疑問符が浮かんでいる。ヴァンは相変わらず運転に集中していた。
レナの瞳から涙がこぼれ落ち、スカートの裾を強く握る。
そこで始めてヴァンがうろたえる様子を見せたが、レナの涙は止まらない。
「お、おい。なに泣かせてんだよ、お前」
「うるさい。静かにしろ、ヴァン」
ヴァンの言葉をC.C.があっさり切り捨て、押し黙る。C.C.はそれ以上しゃべらない。
レナの口が開き、想いを吐露した。
真紅が残したと思われる赤い宝石は、ヴァンが鞭のような武器を使って回収してくれた。
レナをすぐに殺さなかったことから、殺し合いには乗り気でないとレナは判断をする。
真紅の形見と言うべき下半身と宝石を抱きながら、レナは現状を説明し終えた。
「これが、レナが今まで出会った出来事です」
いつもの活発さはなりを潜め、C.C.たちに説明を終えた。
C.C.の様子を伺うと、特に感情が浮かんではいない。話を聞いていたはずのヴァンも無反応だ。
「それで、後藤という奴で覚えていることはそれだけか?」
C.C.の冷たささえ感じる声がレナに向けられる。
綺麗な外見に伴い、鈴を転がすような声が余計冷たい印象をレナへもたらせた。
(真紅ちゃんが……人が死んだのに……)
二人とも反応が薄すぎるのである。後藤というバケモノも理解できなかったが、目の前の二人の反応も理解ができない。
レナは真紅と過ごしてきたため思い入れが強い、という部分を除いても人死に対する反応が二人はあまりにも平然としすぎている。
死体を見ていないとはいえ、二人はあまりにもドライすぎた。まるで誰か殺したかのように。
レナの警戒心が膨れ上がる。これは彼女の世界に起こっている奇病のせいではない。
単純に平和な日常を過ごしてきた(と、いっても彼女たちの場合は特殊だが)レナの常識と、人死が珍しくない世界にいた二人では死に対する認識が違うのだ。
さらにいうなら、レナの知るところではないがC.C.は悠久とも言える時を過ごし死による別離は珍しくなかったし、死が訪れない自身に死を望んでいることもある。
ヴァンの方はもともと甘いところがあるとはいえ、復讐鬼だ。
どうしても人死にに対する反応が違ってくる。
だからだろう、どうしてもレナは問わずにいられなかった。
「……どうして……そんなに平然としていられるの……?」
C.C.の顔に疑問符が浮かんでいる。ヴァンは相変わらず運転に集中していた。
レナの瞳から涙がこぼれ落ち、スカートの裾を強く握る。
そこで始めてヴァンがうろたえる様子を見せたが、レナの涙は止まらない。
「お、おい。なに泣かせてんだよ、お前」
「うるさい。静かにしろ、ヴァン」
ヴァンの言葉をC.C.があっさり切り捨て、押し黙る。C.C.はそれ以上しゃべらない。
レナの口が開き、想いを吐露した。
「おかしいよ! C.C.さんも、ヴァンさんも! 真紅ちゃんが死んじゃったのに、聞くのは後藤って奴のことばかり!
人が一人死んでいるんだよ……真紅ちゃんはさっきまでおしゃべりしてたのに……写真までとって……」
人が一人死んでいるんだよ……真紅ちゃんはさっきまでおしゃべりしてたのに……写真までとって……」
レナの言葉がしゃっくりで中断され、嗚咽が漏れた。
吐き出すものを吐き出さなければ頭がどうにかなりそうだった。
C.C.はただその様子を黙って見届けている。ヴァンは気まずそうにしているがレナは気づかない。
気まずい空気のまま、車内にはレナの泣き声だけが響いていた。
吐き出すものを吐き出さなければ頭がどうにかなりそうだった。
C.C.はただその様子を黙って見届けている。ヴァンは気まずそうにしているがレナは気づかない。
気まずい空気のまま、車内にはレナの泣き声だけが響いていた。
最悪の雰囲気で進む車内の中、ヴァンは思わずため息をついた。
腹が減っていたからC.C.のくれたピザに飛びついた。それは運の尽きだったかなあ、と現状を分析する。
ヴァンにとってはC.C.は偉そうな女で、レナはいきなり泣き出して理解が追いつかない相手であった。
正直逃げたくてたまらない。
基本適当なくせに、妙に律儀なヴァンはそれでもピザをもらったぶんは働こうと運転を続ける。
C.C.の目的からすれば、ルルーシュに再会するまではこき使われる運命であろう。
正直そんなのゴメンである。ヴァンの目的はあくまでカギ爪の男への復讐だ。
確か衛星から降り立ち、地球へ落下したところまでは覚えている。その後カギ爪の男やレイはどうなったか。
まあ、レイに関しては本人に再会したときにでも聞けばいい。素直に告げるとは思ってはいないが。
肝心のカギ爪の男はミハエルか、自分を連れてきたV.V.という奴にでも尋ねるくらいしかないか。
なんとも、復讐とはままならないものだ。
ヴァンが天を仰いでテンガロンハットを深く被る。チリン、と鈴のような音をリングが鳴らし、横目でレナを見た。
目を真っ赤に腫らしてそっぽを向いている。C.C.は特に気をかけるわけでもない。
ヴァンははあ、ともう一度ため息を付いて口を開いた。
「えーと、お前さん……確か名前は……」
「レナだ、ヴァン」
「そうそう。あんた……なんで怒っているかわからないけど……その、すみません」
妙なタイミングで謝るヴァンの行為は、レナの不信を加速させる行為以外なにものでもなかった。
C.C.の絶対零度の視線がヴァンを貫いているが、なにを怒っているのかヴァンには心当たりがない。
ただまあ、やることはやった。後は知るか、という気分である。
ヴァンという男、一言で言えば「バカ」であった。
腹が減っていたからC.C.のくれたピザに飛びついた。それは運の尽きだったかなあ、と現状を分析する。
ヴァンにとってはC.C.は偉そうな女で、レナはいきなり泣き出して理解が追いつかない相手であった。
正直逃げたくてたまらない。
基本適当なくせに、妙に律儀なヴァンはそれでもピザをもらったぶんは働こうと運転を続ける。
C.C.の目的からすれば、ルルーシュに再会するまではこき使われる運命であろう。
正直そんなのゴメンである。ヴァンの目的はあくまでカギ爪の男への復讐だ。
確か衛星から降り立ち、地球へ落下したところまでは覚えている。その後カギ爪の男やレイはどうなったか。
まあ、レイに関しては本人に再会したときにでも聞けばいい。素直に告げるとは思ってはいないが。
肝心のカギ爪の男はミハエルか、自分を連れてきたV.V.という奴にでも尋ねるくらいしかないか。
なんとも、復讐とはままならないものだ。
ヴァンが天を仰いでテンガロンハットを深く被る。チリン、と鈴のような音をリングが鳴らし、横目でレナを見た。
目を真っ赤に腫らしてそっぽを向いている。C.C.は特に気をかけるわけでもない。
ヴァンははあ、ともう一度ため息を付いて口を開いた。
「えーと、お前さん……確か名前は……」
「レナだ、ヴァン」
「そうそう。あんた……なんで怒っているかわからないけど……その、すみません」
妙なタイミングで謝るヴァンの行為は、レナの不信を加速させる行為以外なにものでもなかった。
C.C.の絶対零度の視線がヴァンを貫いているが、なにを怒っているのかヴァンには心当たりがない。
ただまあ、やることはやった。後は知るか、という気分である。
ヴァンという男、一言で言えば「バカ」であった。
最悪な雰囲気のまま、フォークリフトがいく。
次々移り変わる風景も、肌を撫でる風の感触もこの空気を吹き飛ばすには足りない。
ひとえに、三人はタイミングが悪かった。
レナと出会うのが真紅が生きているときであれば、真紅の死に整理がついたときなら、また別の付き合いもあっただろう。
C.C.はメンタルケアなど興味がないタイプだし、ヴァンはそういう他人の心理の機微に疎い。
このチームが雰囲気最悪になるのは当然の流れだ。関係を修復もできない、する暇もなく招かねざる客は現れる。
フォークリフトが動きを止めて、C.C.が怪訝な表情を浮かべた。レナも風景に向けていた視線をやめて、運転席を見る。
「見つけた……」
ヴァンが静かにつぶやき、運転席から跳躍する。
人間とは思えない脚力に感心しながらも、二人の女性はヴァンが降り立った先を見た。
白と青の法衣に似た衣装を着る金髪の少年が、整った顔立ちを歪ませてヴァンを睨んでいる。
隣にいる黒髪黒目の大人しそうな青年は黙って佇んでいた。
ヴァンが刀を抜刀し、切っ先を金髪の青年へ向ける。
次々移り変わる風景も、肌を撫でる風の感触もこの空気を吹き飛ばすには足りない。
ひとえに、三人はタイミングが悪かった。
レナと出会うのが真紅が生きているときであれば、真紅の死に整理がついたときなら、また別の付き合いもあっただろう。
C.C.はメンタルケアなど興味がないタイプだし、ヴァンはそういう他人の心理の機微に疎い。
このチームが雰囲気最悪になるのは当然の流れだ。関係を修復もできない、する暇もなく招かねざる客は現れる。
フォークリフトが動きを止めて、C.C.が怪訝な表情を浮かべた。レナも風景に向けていた視線をやめて、運転席を見る。
「見つけた……」
ヴァンが静かにつぶやき、運転席から跳躍する。
人間とは思えない脚力に感心しながらも、二人の女性はヴァンが降り立った先を見た。
白と青の法衣に似た衣装を着る金髪の少年が、整った顔立ちを歪ませてヴァンを睨んでいる。
隣にいる黒髪黒目の大人しそうな青年は黙って佇んでいた。
ヴァンが刀を抜刀し、切っ先を金髪の青年へ向ける。
「バカ兄貴、カギ爪の男の居場所を知っているならとっとと吐きやがれ!」
「お前に兄といわれるいわれはないし、知っていても同志の居場所を教える気はない、ヴァン!」
「お前に兄といわれるいわれはないし、知っていても同志の居場所を教える気はない、ヴァン!」
互いに苛立った視線を交わし罵り合う。
C.C.はレナの不信感が増しているのを察しながら、ブリッツスタッフを取り出した。
C.C.はレナの不信感が増しているのを察しながら、ブリッツスタッフを取り出した。
□
「あのシャドームーン……もう追ってこないかも……」
「油断は禁物です。あと三十分ほどフライングボートで先に進んでから休みましょう、東條さん」
ミハエルの言葉に東條は素直に頷いた。この殺し合いの現場に来ての始めての理解者だ。
互いに互いを信頼し、同じ夢に向かう連帯感に包まれていた。
もともと、ミハエルも東條も誰かに依存して生きてきた。
育ちや生まれの不遇さも手伝ってか、強いカリスマ性をもつ誰かを指針に生きる二人はよく似ている。
ゆえに二人が意気投合するのも無理からぬことであった。
「二時間変身はできない……か。変な制限が加えられているね」
「正確には変身で一時間、ファイナルベントでもう一時間制限が加えられる。私に支給されたナイトのデッキには説明書が付随されていたが、東條さんにはその説明がないとは危うかった。
早く合流出きてよかったよ」
「それはこっちの台詞……」
フフ、と二人が微笑みあう。その姿はまるで旧来の友のようだった。
出会って数時間というのが信じられないくらいである。
「なら、変身できるまであと三十分くらいかな」
「放送を挟んでしまうか。東條さん、放送に流れる名前を決して忘れないようにしよう」
「うん。彼らはみんな、僕たちの心の中に生き続けるんだね」
東條の言葉にミハエルは神妙に頷いた。死んでいった彼らは同じ夢をみる同志。
心の中で生きる彼らを連れて、同志のもとへ帰ることこそ彼らに報いることだとミハエルは信じている。
ゆえに、フライングボートを進ませていたミハエルの表情がより一層歪んだ。
トロトロと走るフォークリフト。その運転席に座る黒いタキシードに、テンガロンハットを被る独特のファッションの男。
「あいつは……ッ!」
「どうしたの? ミハエルくん」
「ヴァン……東條さん、我々の夢を邪魔する敵ですッ!」
東條が顔を引き締め、ミハエルはフライングボードを止めた。
カードデッキはまだ使えない。仕込み杖の刃を剥き出しにして、ミハエルは跳躍する。
刀に擬態した銃を東條が構えて援護する姿勢をみせてくれた。
東條の行為に喜ばしいものを覚えながら、ミハエルは同じく跳躍してきたヴァンへ刃を向ける。
シャドームーン戦の疲労と怪我があるため無理はしない。
まずはカードデッキが使える時間をかせぐか、とミハエルは思考しながら言葉を荒くする。
「油断は禁物です。あと三十分ほどフライングボートで先に進んでから休みましょう、東條さん」
ミハエルの言葉に東條は素直に頷いた。この殺し合いの現場に来ての始めての理解者だ。
互いに互いを信頼し、同じ夢に向かう連帯感に包まれていた。
もともと、ミハエルも東條も誰かに依存して生きてきた。
育ちや生まれの不遇さも手伝ってか、強いカリスマ性をもつ誰かを指針に生きる二人はよく似ている。
ゆえに二人が意気投合するのも無理からぬことであった。
「二時間変身はできない……か。変な制限が加えられているね」
「正確には変身で一時間、ファイナルベントでもう一時間制限が加えられる。私に支給されたナイトのデッキには説明書が付随されていたが、東條さんにはその説明がないとは危うかった。
早く合流出きてよかったよ」
「それはこっちの台詞……」
フフ、と二人が微笑みあう。その姿はまるで旧来の友のようだった。
出会って数時間というのが信じられないくらいである。
「なら、変身できるまであと三十分くらいかな」
「放送を挟んでしまうか。東條さん、放送に流れる名前を決して忘れないようにしよう」
「うん。彼らはみんな、僕たちの心の中に生き続けるんだね」
東條の言葉にミハエルは神妙に頷いた。死んでいった彼らは同じ夢をみる同志。
心の中で生きる彼らを連れて、同志のもとへ帰ることこそ彼らに報いることだとミハエルは信じている。
ゆえに、フライングボートを進ませていたミハエルの表情がより一層歪んだ。
トロトロと走るフォークリフト。その運転席に座る黒いタキシードに、テンガロンハットを被る独特のファッションの男。
「あいつは……ッ!」
「どうしたの? ミハエルくん」
「ヴァン……東條さん、我々の夢を邪魔する敵ですッ!」
東條が顔を引き締め、ミハエルはフライングボードを止めた。
カードデッキはまだ使えない。仕込み杖の刃を剥き出しにして、ミハエルは跳躍する。
刀に擬態した銃を東條が構えて援護する姿勢をみせてくれた。
東條の行為に喜ばしいものを覚えながら、ミハエルは同じく跳躍してきたヴァンへ刃を向ける。
シャドームーン戦の疲労と怪我があるため無理はしない。
まずはカードデッキが使える時間をかせぐか、とミハエルは思考しながら言葉を荒くする。
「バカ兄貴、カギ爪の男の居場所を知っているならとっとと吐きやがれ!」
「お前に兄といわれるいわれはないし、知っていても同志の居場所を教える気はない、ヴァン!」
「お前に兄といわれるいわれはないし、知っていても同志の居場所を教える気はない、ヴァン!」
放送も近いのに、とミハエルが奥歯を噛んだ。
ヴァンの向ける怒りの視線を受け止めながら、ミハエルは嫌な奴に再会したと吐き捨てたくなった。
ヴァンの向ける怒りの視線を受け止めながら、ミハエルは嫌な奴に再会したと吐き捨てたくなった。
(自分から殺し合おうとしている……?)
レナは眼前の光景にヴァンたちに対する不信を募らせていった。
レナを殺さなかったことからヴァンたちは殺し合いに乗っていないと判断したのだが、それは間違いなのではないだろうか。
現に今、ヴァンは刀を金髪の青年に向けて殺意を向けている。
C.C.もそれを止めるわけでもなく、フォローするように動いていた。
普通ならC.C.の動きは援護だと判断出来なかっただろう。レナたちの間には『部活』といった遊びがある。
部活の内容はたいがい戦いとは無縁の遊びだが、サバイバルゲームのような種目だって存在する。
そのときのレナが誰かを援護する動きに、今のC.C.の立ち回りは似ていたのだ。
「だいたい、アナタ方もなんでこんなバカで乱暴で無鉄砲な考えなしと行動をともにしているのですか!?」
「まあ、少なくともお前みたいな甘ちゃん坊やよりは使えそうだからな。死にたくなければ持っている情報を吐くといい」
「くっ……これだから……ッ!」
C.C.がミハエルを煽るように杖を構えている。レナはますます嫌悪感をあらわにしてC.C.たちと距離をとった。
C.C.はヴァンを止めることもなく、むしろ乗り気のように見える。
真紅の命を奪った、この理不尽な殺し合いにだ。
(駄目だ、冷静にならなくちゃ……。圭一くんならこんなときどうするのかな……)
レナはこみ上げる嫌悪感を飲み下し、真紅のローザミスティカを握って現状を冷静に見極めようと周囲を見渡す。
再度繰り返すがレナがヴァンたちを信用しないのは、疑心暗鬼を加速する奇病が発生したためではない。
ヴァンが元来の世界の敵で出会ったこと。C.C.が人死に対しドライであること。
真紅という心を許した相手が死んだ直後と、最悪の条件が重なっただけだ。
放送の時は迫る。あがる名前に彼女の知り合いは多くいた。
今の余裕のない彼女は、その放送でどう動くのか。
レナは眼前の光景にヴァンたちに対する不信を募らせていった。
レナを殺さなかったことからヴァンたちは殺し合いに乗っていないと判断したのだが、それは間違いなのではないだろうか。
現に今、ヴァンは刀を金髪の青年に向けて殺意を向けている。
C.C.もそれを止めるわけでもなく、フォローするように動いていた。
普通ならC.C.の動きは援護だと判断出来なかっただろう。レナたちの間には『部活』といった遊びがある。
部活の内容はたいがい戦いとは無縁の遊びだが、サバイバルゲームのような種目だって存在する。
そのときのレナが誰かを援護する動きに、今のC.C.の立ち回りは似ていたのだ。
「だいたい、アナタ方もなんでこんなバカで乱暴で無鉄砲な考えなしと行動をともにしているのですか!?」
「まあ、少なくともお前みたいな甘ちゃん坊やよりは使えそうだからな。死にたくなければ持っている情報を吐くといい」
「くっ……これだから……ッ!」
C.C.がミハエルを煽るように杖を構えている。レナはますます嫌悪感をあらわにしてC.C.たちと距離をとった。
C.C.はヴァンを止めることもなく、むしろ乗り気のように見える。
真紅の命を奪った、この理不尽な殺し合いにだ。
(駄目だ、冷静にならなくちゃ……。圭一くんならこんなときどうするのかな……)
レナはこみ上げる嫌悪感を飲み下し、真紅のローザミスティカを握って現状を冷静に見極めようと周囲を見渡す。
再度繰り返すがレナがヴァンたちを信用しないのは、疑心暗鬼を加速する奇病が発生したためではない。
ヴァンが元来の世界の敵で出会ったこと。C.C.が人死に対しドライであること。
真紅という心を許した相手が死んだ直後と、最悪の条件が重なっただけだ。
放送の時は迫る。あがる名前に彼女の知り合いは多くいた。
今の余裕のない彼女は、その放送でどう動くのか。
一触即発の状況が余計彼女を追い詰めていた。
「まあ、少なくともお前みたいな甘ちゃん坊やよりは使えそうだからな。死にたくなければ持っている情報を吐くといい」
「くっ……これだから……ッ!」
C.C.は挑発的な物言いをしながらも、視線はミハエルに向けていなかった。
この言葉を発したのは理由がある。後ろにいるレナであった。
彼女はC.C.たちを信頼していない。そのことについてレナを責める気はC.C.にはなかった。
だが、レナを保護する気もC.C.にはない。
倫理観が強く殺人を忌避している状態では足手まといになる可能性が多い。
C.C.たちを嫌っているなら早く離れて欲しい。彼女が心中を吐露したときなにもフォローしていなかったのは、レナの離脱を確定事項と決めたからだ。
どの道、C.C.もルルーシュも血に染まった道をいかねばならない。ヴァンも似たようなものだろう。
中途半端な倫理観を振りかざすなら、離れた方が互いのためだ。
一人になったレナが殺人者に殺されるかも知れないが、そんなのは運だ。C.C.の責任ではない。
C.C.はレナへの意識を離し、ミハエルの後方で銃を構えている黒髪青年を見つめる。
刀に偽装しているが銃口があることをC.C.は目ざとく見つけていた。
当面の相手はあいつか、と杖を構えてC.C.はため息をついた。
C.C.とて殺し合うのは趣味じゃない。ヴァンにとって相手をしないとならないとは、厄介ごとを持ち込む男だ。
放送を前にしながら、C.C.はただ目の前の敵から視線を外さずにいた。
「くっ……これだから……ッ!」
C.C.は挑発的な物言いをしながらも、視線はミハエルに向けていなかった。
この言葉を発したのは理由がある。後ろにいるレナであった。
彼女はC.C.たちを信頼していない。そのことについてレナを責める気はC.C.にはなかった。
だが、レナを保護する気もC.C.にはない。
倫理観が強く殺人を忌避している状態では足手まといになる可能性が多い。
C.C.たちを嫌っているなら早く離れて欲しい。彼女が心中を吐露したときなにもフォローしていなかったのは、レナの離脱を確定事項と決めたからだ。
どの道、C.C.もルルーシュも血に染まった道をいかねばならない。ヴァンも似たようなものだろう。
中途半端な倫理観を振りかざすなら、離れた方が互いのためだ。
一人になったレナが殺人者に殺されるかも知れないが、そんなのは運だ。C.C.の責任ではない。
C.C.はレナへの意識を離し、ミハエルの後方で銃を構えている黒髪青年を見つめる。
刀に偽装しているが銃口があることをC.C.は目ざとく見つけていた。
当面の相手はあいつか、と杖を構えてC.C.はため息をついた。
C.C.とて殺し合うのは趣味じゃない。ヴァンにとって相手をしないとならないとは、厄介ごとを持ち込む男だ。
放送を前にしながら、C.C.はただ目の前の敵から視線を外さずにいた。
五人の思惑は交差する。
それぞれ自分のために、あるいは他人のために殺し合いという場に立ち会っていた。
そこにあるのは様々な欲望だ。
欲望を欲望と気づかぬもの、欲望だと本能でさとるもの、欲望を冷たく突き放すもの、他者の欲望に理解が追いつかぬもの。
渦巻く感情を前に、放送が訪れるのはあと――――。
それぞれ自分のために、あるいは他人のために殺し合いという場に立ち会っていた。
そこにあるのは様々な欲望だ。
欲望を欲望と気づかぬもの、欲望だと本能でさとるもの、欲望を冷たく突き放すもの、他者の欲望に理解が追いつかぬもの。
渦巻く感情を前に、放送が訪れるのはあと――――。
【一日目 早朝/F-2 西部】
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に(ゲーム)】
[装備]:無し
[所持品]:支給品一式、インスタントカメラ(数枚消費)@現実、サタンサーベル@仮面ライダーBLACK
空飛ぶホウキ@ヴィオラートのアトリエ、真紅の下半身@ローゼンメイデン、真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン
フォークリフト@ガン×ソード(後部座席)
[状態]:健康、悲しみ
[思考・行動]
1:この場からどう動けばいいか考える。
2:圭一、魅音、詩音、沙都子、悟史と合流する。
3:翠星石と蒼星石も探す。
4:ヴァン、C.C.、ミハエル、東條、水銀燈、後藤を警戒。
[装備]:無し
[所持品]:支給品一式、インスタントカメラ(数枚消費)@現実、サタンサーベル@仮面ライダーBLACK
空飛ぶホウキ@ヴィオラートのアトリエ、真紅の下半身@ローゼンメイデン、真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン
フォークリフト@ガン×ソード(後部座席)
[状態]:健康、悲しみ
[思考・行動]
1:この場からどう動けばいいか考える。
2:圭一、魅音、詩音、沙都子、悟史と合流する。
3:翠星石と蒼星石も探す。
4:ヴァン、C.C.、ミハエル、東條、水銀燈、後藤を警戒。
[備考]
※この会場の西端と東端、北端と南端は繋がっています。
どこかの端からエリア外に出ると、逆の端の対応する位置へとワープします。
※この会場の西端と東端、北端と南端は繋がっています。
どこかの端からエリア外に出ると、逆の端の対応する位置へとワープします。
【ヴァン@ガン×ソード】
[装備]:薄刃乃太刀@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-、菊一文字則宗@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
[所持品]:支給品一式、調味料一式@ガン×ソード
[状態]:健康
[思考・行動]
1:ミハエルをとっちめてカギ爪の男の居場所を吐かせる。
2:カギ爪の男に復讐を果たすためさっさと脱出する。
3:レイが気にならない事もない。
[備考]
※23話「みんなのうた」のミハエル戦終了後より参戦。
※ヴァンはまだC.C.、竜宮レナの名前を覚えていません。
[装備]:薄刃乃太刀@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-、菊一文字則宗@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
[所持品]:支給品一式、調味料一式@ガン×ソード
[状態]:健康
[思考・行動]
1:ミハエルをとっちめてカギ爪の男の居場所を吐かせる。
2:カギ爪の男に復讐を果たすためさっさと脱出する。
3:レイが気にならない事もない。
[備考]
※23話「みんなのうた」のミハエル戦終了後より参戦。
※ヴァンはまだC.C.、竜宮レナの名前を覚えていません。
【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ R2】
[装備]:ブリッツスタッフ(アイテム効果:炎・中ダメージ、MP消費小 品質:最高魔力)@ヴィオラートのアトリエ
[所持品]:支給品一式、エアドロップ(アイテム効果:水中呼吸が出来る)×3@ヴィオラートのアトリエ、ピザ@コードギアス 反逆のルルーシュ R2
[状態]:健康
[思考・行動]
1:生還し、不老不死のコードをルルーシュに譲渡することで自身の存在を永遠に終わらせる。
2:ルルーシュと合流する。
3:利用出来る者は利用するが、積極的に殺し合いに乗るつもりはない。
4:後でピザを食べる。
5:後藤は警戒する。
[備考]
※TURN11「想いの力」終了後、日本に戻る前から参戦。
※不死でなくなっていることに気付いていません。
[装備]:ブリッツスタッフ(アイテム効果:炎・中ダメージ、MP消費小 品質:最高魔力)@ヴィオラートのアトリエ
[所持品]:支給品一式、エアドロップ(アイテム効果:水中呼吸が出来る)×3@ヴィオラートのアトリエ、ピザ@コードギアス 反逆のルルーシュ R2
[状態]:健康
[思考・行動]
1:生還し、不老不死のコードをルルーシュに譲渡することで自身の存在を永遠に終わらせる。
2:ルルーシュと合流する。
3:利用出来る者は利用するが、積極的に殺し合いに乗るつもりはない。
4:後でピザを食べる。
5:後藤は警戒する。
[備考]
※TURN11「想いの力」終了後、日本に戻る前から参戦。
※不死でなくなっていることに気付いていません。
【ミハエル・ギャレット@ガンソード】
[装備]:フライングボード@ヴィオラートのアトリエ
[所持品]:支給品一式、カギ爪@ガンソード、ナイトのデッキ@仮面ライダー龍騎、仕込み杖@るろうに剣心
[状態]:疲労(大)、全身打撲、三十分変身不可
[思考・行動]
1:カードデッキが使えるようになるまで時間を稼ぐ。
2:夢の障害となるヴァンを倒す。無理なら退く。
3:同志の下に帰る。
4:東條と共に1人でも多くの人を『救う』、だが無茶はしない。
[装備]:フライングボード@ヴィオラートのアトリエ
[所持品]:支給品一式、カギ爪@ガンソード、ナイトのデッキ@仮面ライダー龍騎、仕込み杖@るろうに剣心
[状態]:疲労(大)、全身打撲、三十分変身不可
[思考・行動]
1:カードデッキが使えるようになるまで時間を稼ぐ。
2:夢の障害となるヴァンを倒す。無理なら退く。
3:同志の下に帰る。
4:東條と共に1人でも多くの人を『救う』、だが無茶はしない。
【東條悟@仮面ライダー龍騎(実写)】
[装備]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード
[支給品]:支給品一式×2(一つは沙都子の物)、タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎、予備弾倉、ランダム支給品(確認済み)(1~3)
[状態]:疲労(大)、全身打撲、三十分変身不可
[思考・行動]
1:全ての人を『救う』ことにベストを尽くして英雄になる。
2:ミハエルの援護をする。
※TV本編死亡後よりの参戦です
[装備]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード
[支給品]:支給品一式×2(一つは沙都子の物)、タイガのデッキ@仮面ライダー龍騎、予備弾倉、ランダム支給品(確認済み)(1~3)
[状態]:疲労(大)、全身打撲、三十分変身不可
[思考・行動]
1:全ての人を『救う』ことにベストを尽くして英雄になる。
2:ミハエルの援護をする。
※TV本編死亡後よりの参戦です
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060:相乗りヘブン | ヴァン | 084:価値ある命 |
C.C. | ||
055:少女と獣 | 竜宮レナ | |
070:Blood bath(後編) | ミハエル・ギャレット | |
東條悟 |